JPH051833U - 吸気温センサの取付構造 - Google Patents
吸気温センサの取付構造Info
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- JPH051833U JPH051833U JP5782691U JP5782691U JPH051833U JP H051833 U JPH051833 U JP H051833U JP 5782691 U JP5782691 U JP 5782691U JP 5782691 U JP5782691 U JP 5782691U JP H051833 U JPH051833 U JP H051833U
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- Japan
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- temperature sensor
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- air cleaner
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 正確な吸入空気温度を常時検出できる吸気温
センサの取付構造を提供する。 【構成】 エアクリーナ12とインテークマニホールドパ
イプ16とを接合する接合部(嵌合部19)に、接合部の内
側に感温部24d を位置して吸気温センサ24を取付けた。
エアクリーナ12とインテークマニホールドパイプ16との
接合部の内側には吸入空気が常に流れていることによ
り、吸気温センサ24の感温部24d が、流れた状態の吸入
空気の温度を検出する。このため、吸入空気温度を常に
正確に検出することができる。
センサの取付構造を提供する。 【構成】 エアクリーナ12とインテークマニホールドパ
イプ16とを接合する接合部(嵌合部19)に、接合部の内
側に感温部24d を位置して吸気温センサ24を取付けた。
エアクリーナ12とインテークマニホールドパイプ16との
接合部の内側には吸入空気が常に流れていることによ
り、吸気温センサ24の感温部24d が、流れた状態の吸入
空気の温度を検出する。このため、吸入空気温度を常に
正確に検出することができる。
Description
【0001】
本考案は、エンジンの空燃比制御に用いられる吸気温センサの取付構造に関す るものである。
【0002】
エンジンの空燃比制御に用いられる吸気温センサ(吸入空気温度センサ)の取 付構造の従来の一例として図9ないし図12に示すものがある。図において、1は エアクリーナ、2はシリンダブロックであり、シリンダブロック2にはインテー クマニホールド3が接続され、このインテークマニホールド3には、スロットル ボディ4を介してインテークマニホールドパイプ5が接続されている。エアクリ ーナ1には、筒部6が設けられており、この筒部6及び前記インテークマニホー ルドパイプ5に一端部7a及び他端部7bをそれぞれ嵌合してエアクリーナアウトレ ットホース7が設けられ、これによりエアクリーナ1とインテークマニホールド 3とが接合されており、エアクリーナアウトレットホース7等を介してエアクリ ーナ1からシリンダブロック2側に常時空気が供給され得るようになっている。
【0003】 エアクリーナ1にはグロメット8を介して吸気温センサ9が取付けられており 、エアクリーナ1内の温度を検出するようになっている(実開昭58-20342号公報 参照)。なお、エアクリーナ1に接続されるエアクリーナアウトレットホース7 は、エアクリーナ1及びエアクリーナアウトレットホース7のそれぞれに設けた 位置決めマーク10,11に従って位置合わせした上で、エアクリーナ1に固定され ている。
【0004】
ところで、エアクリーナでは空気が滞留することがある。このため、上述した ような部位に吸気温センサ9を取付けていた場合、吸気温センサ9が検出する温 度が吸入空気温度と異なったものになる虞があり、何らかの補正手段が必要とな ることがあった。
【0005】 本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、補正手段等を必要とすることな く、正確な吸入空気温度を常時検出できる吸気温センサの取付構造を提供するこ とを目的とする。
【0006】
本考案は、上記目的を達成するために、エアクリーナとインテークマニホール ドパイプとを接合する接合部に、該接合部の内側に感温部を位置させて吸気温セ ンサを取付けたことを特徴とする。
【0007】
このような構成とすれば、エアクリーナとインテークマニホールドパイプとの 接合部の内側には吸入空気が常に流れていることにより、吸気温センサの感温部 が、流れた状態の吸入空気の温度を検出する。
【0008】
以下、本考案の一実施例である吸気温センサの取付構造を図1ないし図5に基 づいて説明する。図において、12はエアクリーナ、13はシリンダブロックであり 、シリンダブロック13にはインテークマニホールド14が設けられ、このインテー クマニホールド14には、スロットルボディ15を介してインテークマニホールドパ イプ16が接続されている。
【0009】 エアクリーナ12には、高さ寸法がcの筒部17が設けられており、この筒部17及 び前記インテークマニホールドパイプ16に一端部18a 及び他端部18b をそれぞれ 嵌合してエアクリーナアウトレットホース18が設けられており、エアクリーナ12 とインテークマニホールド14とを接合するようになっている。そして、エアクリ ーナアウトレットホース18等を介してエアクリーナ12からシリンダブロック13側 に常時空気が供給され得るようになっている。なお、本実施例では上述のように 構成された、筒部17とエアクリーナアウトレットホース18の一端部18との嵌合部 19が、エアクリーナとインテークマニホールドパイプとの接合部を構成している 。
【0010】 前記筒部17には切欠部20が形成されている。切欠部20は幅寸法がeで、その最 深部は半円形になっており、その中心部Cは筒部17の基部17a から寸法b(b< c)に位置され、かつ半円形部の、基部17a に最も近い部分は基部17a から寸法 a(a<b<c)に設定されている。なお、切欠部20の各部の寸法を調整するこ とによってエアクリーナアウトレットホース18の、筒部17への差込み量を適宜設 定することができる。
【0011】 エアクリーナアウトレットホース18の一端部18a 側にはボス部21が形成されて いる。このボス部21には直径d(e>d)の貫通孔22が形成され、その中心部は 先端18c から長さbの位置になるように設定されている。ボス部21の内部には、 さらに貫通孔22に連通する環状の中空部23が形成され、後述する吸気温センサ24 の環状凸部24a を嵌挿し得るようになっている。
【0012】 前記切欠部20に貫通孔22を一致させて筒部17にエアクリーナアウトレットホー ス18の一端部18a が嵌込まれている。この嵌込部25には、直径がdより長い基部 24b と、基部24b に接続した、直径が略dの軸部24c と、軸部24c に形成されて 前記中空部23に気密的に嵌挿可能な前記環状凸部24a と、軸部24c の先端部に取 付けられた感温部24d とからなる前記吸気温センサ24が、軸部24c を切欠部20及 び貫通孔22に挿入して設けられている。軸部24c 及び感温部24d の長さ寸法は、 筒部17の肉厚及びボス部21の高さ寸法を合わせた長さ寸法fより大きく設定され ると共に、感温部24d が、筒部17内に十分突出するように設定されている。
【0013】 このように構成された吸気温センサ取付構造では、吸気温センサ24の感温部24 d が、吸入空気が常に流れている筒部17内部に位置することにより、吸気温セン サ24が吸入空気温度を常に正確に検出することになる。なお、上述の位置に吸気 温センサ24を設けていることにより、吸気温センサ24がエンジン温度やエンジン ルームの雰囲気温度に影響されて吸入空気温度として誤った温度を検出するよう なことを避けることができる。
【0014】 なお、上述した従来例では、吸気温センサ24の取付のためにグロメットを用い ているが、本実施例では、エアクリーナアウトレットホース18に形成したボス部 21の貫通孔22及び中空部23に嵌挿して吸気温センサ24を取付けているので、グロ メットを省略した分だけ部品の削減を図れ、かつこれに伴ってコストの低減化及 び取付工数の低減化を図れることになる。
【0015】 エアクリーナ12にエアクリーナアウトレットホース18を組付けるのに際し、筒 部17の切欠部20に対しボス部21あるいはボス部21の貫通孔22が位置決め機能を果 たすこととなり、このためエアクリーナアウトレットホース18をエアクリーナ12 に適正に組付けることができるようになる。このため、位置決めマークを設け、 この位置決めマークを用いて位置合わせするようにした、図9ないし図12に示す ものに比べ、位置決めマークを取立てて設けなくて済むことになり、その分だけ 、生産工数を圧縮することができる。
【0016】 なお、上記実施例ではエアクリーナ12とエアインテークマニホールドパイプ16 との嵌合部19がエアクリーナとインテークマニホールドパイプとの接合部である 場合を例にしたが、これに替えて、図6ないし図8に示すような構成のものであ ってもよい。すなわち、このものでは、ISC(アイドル回転数制御装置)用エ アパイプ26の一端部26a を、ボス部21の貫通孔22及び中空部23に嵌挿して接続す ると共に、その他端部26b をインテークマニホールド14側に接続し、このISC 用エアパイプ26の一端側26a の、ボス部21の外側の部分に、図示しない吸気温セ ンサを取付けるようにしている。このものでも、吸気温センサが吸入空気温度を 常に正確に検出することになる。
【0017】 また、ブリーザパイプを設けるようにしたタイプのエンジンでは、ブリーザパ イプの、エアクリーナとの接続部近傍に吸気温センサを取付けるようにしてもよ い。
【0018】
本考案は、以上説明したように構成した吸気温センサの取付構造であるから、 吸気温センサの感温部が、流れた状態にある吸入空気の温度を検出するので、吸 入空気温度を常に正確に検出することができる。
【図1】本考案に係る吸気温センサの取付構造を示す断
面図である。
面図である。
【図2】同吸気温センサが用いられる空気吸入系統を模
式的に示す図である。
式的に示す図である。
【図3】同吸気温センサの取付構造を示す正面図であ
る。
る。
【図4】図1のボス部を示す断面図である。
【図5】図1の吸気温センサを示す正面図である。
【図6】他の実施例の吸気温センサの取付構造が用いら
れる空気吸入系統を模式的に示す図である。
れる空気吸入系統を模式的に示す図である。
【図7】図6のISC用エアパイプの接続部を示す断面
図である。
図である。
【図8】図7のE矢視の図である。
【図9】従来の吸気温センサの取付構造の一例が用いら
れる空気吸入系統を模式的に示す図である。
れる空気吸入系統を模式的に示す図である。
【図10】図9のX部の断面図である。
【図11】図10のF矢視の図である。
【図12】図9のエアクリーナへのエアクリーナアウト
レットホースの取付例を示す図である。
レットホースの取付例を示す図である。
12 エアクリーナ 16 インテークマニホールドパイプ 19 嵌合部 24 吸気温センサ 24d 感温部
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 エアクリーナとインテークマニホールド
パイプとを接合する接合部に、該接合部の内側に感温部
を位置させて吸気温センサを取付けたことを特徴とする
吸気温センサの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991057826U JP2551615Y2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 吸気温センサの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991057826U JP2551615Y2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 吸気温センサの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH051833U true JPH051833U (ja) | 1993-01-14 |
JP2551615Y2 JP2551615Y2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=13066732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991057826U Expired - Lifetime JP2551615Y2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 吸気温センサの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2551615Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019206955A (ja) * | 2018-05-30 | 2019-12-05 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両の吸気構造 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4982804A (ja) * | 1972-12-18 | 1974-08-09 | ||
JPS56114560A (en) * | 1980-02-14 | 1981-09-09 | Kawasaki Steel Corp | Ultrasonic treatment for unsolidified ingot in horizontal conditinous casting |
JPS5793632A (en) * | 1980-12-02 | 1982-06-10 | Aisan Ind Co Ltd | Air temperature detector of internal combustion engine |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP1991057826U patent/JP2551615Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4982804A (ja) * | 1972-12-18 | 1974-08-09 | ||
JPS56114560A (en) * | 1980-02-14 | 1981-09-09 | Kawasaki Steel Corp | Ultrasonic treatment for unsolidified ingot in horizontal conditinous casting |
JPS5793632A (en) * | 1980-12-02 | 1982-06-10 | Aisan Ind Co Ltd | Air temperature detector of internal combustion engine |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019206955A (ja) * | 2018-05-30 | 2019-12-05 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両の吸気構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2551615Y2 (ja) | 1997-10-27 |
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