JPH1194616A - 空気流量測定装置の取付手段 - Google Patents

空気流量測定装置の取付手段

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Publication number
JPH1194616A
JPH1194616A JP9256427A JP25642797A JPH1194616A JP H1194616 A JPH1194616 A JP H1194616A JP 9256427 A JP9256427 A JP 9256427A JP 25642797 A JP25642797 A JP 25642797A JP H1194616 A JPH1194616 A JP H1194616A
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JP
Japan
Prior art keywords
measuring device
drive circuit
circuit module
air flow
flow measuring
Prior art date
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Pending
Application number
JP9256427A
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English (en)
Inventor
Takayuki Saito
孝行 斉藤
Chihiro Kobayashi
千尋 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Car Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Car Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH1194616A publication Critical patent/JPH1194616A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内燃機関における部品点数低減,車両への組み
付け工数低減によるシステムコスト低減と共に吸入空気
流量の計測精度向上を図る。 【解決手段】吸気通路が有する駆動回路モジュールの挿
入穴壁面及び駆動回路モジュール側に凹凸を設け駆動回
路モジュール及び吸気通路の構成部材のみで取付可能と
し、駆動回路モジュールの挿入穴にキー溝を設け、駆動
回路モジュール側にはキー溝に嵌合する突起を配し圧入
する構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関の吸入空気
通路を流れる吸入空気流量を測定する空気流量測定装置
に係り、特に空気流量測定装置の取付手段に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の空気流量測定装置の取付には特開
平8−505345 号公報に見られるように取付ねじ及び締め
付け工具を必要とした。また空気流量測定装置に限らず
取付精度による特性影響の少ない吸気温度センサ等につ
いては特開平7−77461号公報に見られるようにねじを用
いないで機械的に組み込む手法も考案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電子制御燃料噴射シス
テムを用いた自動車のエンジンルーム内部には様々なセ
ンサや制御機器が所狭しと配置されており部品点数の低
減や車輌への部品組み付け工数低減等が望まれている。
また空気流量測定装置においては低コスト化により駆動
回路モジュールと副通路の一体化が主流となっているた
め駆動回路モジュールの取付ばらつきが副通路のばらつ
きとなり計測精度へ大きく影響している。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に以下の方策を講じた。まず、吸気通路が有する駆動回
路モジュールの挿入穴壁面及び駆動回路モジュール側に
凹凸を設け駆動回路モジュール及び吸気通路の構成部材
のみで取付固定が可能な構成とした。このことにより駆
動回路モジュールのワンタッチ取付が可能となり、取付
ねじや工具を使用した取付工程が廃止できる。
【0005】また駆動回路モジュールの挿入穴にキー溝
を設け、駆動回路モジュール側にはキー溝に嵌合する突
起を配し圧入する構造とした。このキー溝とピンの構造
により従来のねじ取付より更に取付精度の向上が可能に
なる。
【0006】以上の構成により、空気流量測定装置を吸
気通路へワンタッチ装着でき、従来のねじ止め構造より
高い取付精度が得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を発熱抵抗体
式空気流量測定装置を例にとり以下の図を用いて説明す
る。
【0008】図1は本発明の取付実施例を示す断面図で
ある。発熱抵抗体式空気流量測定装置の構成部品として
は駆動回路を構成する回路基板1を内蔵するハウジング
部材2及び非導電性部材により形成される副空気通路構
成部材3等があり、副空気通路構成部材3の中には空気
流量検出のための発熱抵抗体4,吸入空気温度を補償す
るための感温抵抗体5が導電性部材により構成された支
持体6を介して回路基板1と電気的に接続されるように
配置され、ハウジング,回路基板,副空気通路,発熱抵
抗体,感温抵抗体等、これらを発熱抵抗体式空気流量測
定装置の一体のモジュールとして構成されている。
【0009】また、吸気管路を構成する主空気通路構成
部材7の壁面には穴8があけられており、この穴8より
前記発熱抵抗体式空気流量測定装置の副空気通路部分を
外部より挿入する。この時副空気通路構成部材3と主空
気通路構成部材7の間にシール材9を取り付けて、気密
性を保っている。
【0010】従来の発熱抵抗体式空気流量測定装置では
挿入後に2箇所または3箇所のねじ止めによりモジュー
ルを固定するが、本発明においてはモジュール構成部材
の一部に凸部10を、穴8の壁面に凹部11を設けロッ
ク機構としている。また例えば凸部10を丸形、凹部1
1を角形の異形状にし、凸部10全体が凹部11の中に
入り込まない形状にすることで上下方向のロックが確実
に行える。この構成によりモジュールのワンタッチ取付
が可能となり、取付ねじや専用工具を使用した取付工程
が廃止できるメリットがある。
【0011】図2はロック機構の一実施例を示す断面図
である。ロック機構を構成する凸部10は凹部11に対
して長さや幅、或いは径寸法を大きく取っている。この
構成により上下方向の他に回転方向のロックも確実に行
える。
【0012】図3はロック機構の一実施例を示す断面図
である。モジュールを構成する一部材におねじ12を配
し、穴8の壁面にはめねじ13を配している。この構成
によりモジュールを穴8へ直接ねじ込むことができ、従
来の取付ねじや専用工具を使用した取付工程なしで主空
気通路構成部材7にモジュールを取り付けることができ
る。
【0013】図4(a)及び(b)はモジュールの位置
決め機構の一実施例を示す断面図である。前記したロッ
ク機構でモジュールの位置精度確保が困難な場合、穴8
の壁面にキー溝14を設け、モジュール側にはキー溝1
4に嵌合する突起15を設ける。このキー溝14及び突
起15はシール材9より外側に設け、気密性を確保する
と同時にモジュール取付後の実車使用時において万一突
起15が欠損した場合の落下防止策とする。またキー溝
14と突起15の幅寸法は圧入寸法とし、より取り付け
精度を向上させている。この場合、例えばキー溝14に
接触する突起15の一部分を鋭角にした三角断面等に形
成し、キー溝14との接触部分を潰れやすくし、弱い力
で精度良く挿入できるように構成した。
【0014】
【発明の効果】本発明により、従来まで発熱抵抗体式空
気流量測定装置を吸気通路部材へ取り付ける際に必要と
した取付ねじ,専用工具及びねじ締め工程が廃止できる
と共に従来までねじ穴の公差分ばらついていたモジュー
ル取付誤差を位置決めピンにより更に小さくできる効果
がある。このため低コストで計測精度の高い発熱抵抗体
式空気流量測定装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である空気流量測定装置の取付
を示す断面図。
【図2】本発明のロック機構の一実施例を示す断面図。
【図3】本発明のロック機構の一実施例を示す断面図。
【図4】本発明のモジュールの位置決め機構の一実施例
を示す断面図。
【符号の説明】
1…回路基板、2…ハウジング部材、3…副空気通路構
成部材、4…発熱抵抗体、5…感温抵抗体、6…支持
体、7…主空気通路構成部材、8…穴、9…シール材、
10…凸部、11…凹部、12…おねじ、13…めね
じ、14…キー溝、15…突起。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関に用いられエンジンに吸入される
    空気流量を計測するための空気流量測定装置の取付手段
    であって、コネクタ,回路基板,ハウジング,流量検出
    部,副通路等を一体化して駆動回路モジュール構造とし
    た空気流量測定装置と主通路構成部材との取付方法にお
    いて、ねじ等の固定用部材を必要とせずにモジュール構
    成部材及び主通路構成部材各々に取付機構を形成し、空
    気流量測定装置と主通路構成部材との固定取付が可能な
    ことを特徴とした空気流量測定装置の取付手段。
  2. 【請求項2】請求項1において、吸気通路が有する前記
    駆動回路モジュールの挿入穴壁面に凹凸部を設け、駆動
    回路モジュールが挿入完了となる位置まで挿入された時
    に前記凹凸部と嵌合する位置及び形状で駆動回路モジュ
    ール側にも凹凸部を配し、駆動回路モジュールと主通路
    構成部材を固定取付可能なことを特徴とした空気流量測
    定装置の取付手段。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の凹凸部は凹部凸部それぞ
    れを異形状にし、凹部に凸部全体が入り込まないことを
    特徴とする空気流量測定装置の取付手段。
  4. 【請求項4】請求項2に記載の凹凸部は凹部に対して凸
    部を大きく構成し、凹部に凸部全体が入り込まないこと
    を特徴とする空気流量測定装置の取付手段。
  5. 【請求項5】請求項1において吸気通路が有する前記駆
    動回路モジュールの挿入穴及び駆動回路モジュール本体
    にねじ山を形成し、駆動回路モジュールを吸気通路へね
    じ込み可能とした空気流量測定装置の取付手段。
  6. 【請求項6】請求項2において駆動回路モジュール挿入
    時の回転等を抑え、取付精度を向上させる目的で駆動回
    路モジュールの挿入穴にキー溝を設け、駆動回路モジュ
    ール側には前記キー溝に嵌合する突起を配したことを特
    徴とする空気流量測定装置の取付手段。
  7. 【請求項7】請求項6に記載のキー溝及び突起を気密性
    確保及び前記突起部欠損時の落下防止のため吸気通路と
    駆動回路モジュールとのシール部材より外側に配置した
    ことを特徴とした空気流量測定装置の取付手段。
  8. 【請求項8】請求項6に記載のキー溝及び突起を圧入寸
    法とし、キー溝と接触する部分のピン形状を潰れやすい
    鋭角等に形成することで弱い力でもピン自体を潰しなが
    ら挿入でき、高い取付精度が得られることを特徴とした
    空気流量測定装置の取付手段。
JP9256427A 1997-09-22 1997-09-22 空気流量測定装置の取付手段 Pending JPH1194616A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009528548A (ja) * 2006-03-03 2009-08-06 マン ウント フンメル ゲーエムベーハー 流動管路における空気流量計の配置構成

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009528548A (ja) * 2006-03-03 2009-08-06 マン ウント フンメル ゲーエムベーハー 流動管路における空気流量計の配置構成

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