JP2587548Y2 - 熱式流量計 - Google Patents

熱式流量計

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JP2587548Y2
JP2587548Y2 JP1993013719U JP1371993U JP2587548Y2 JP 2587548 Y2 JP2587548 Y2 JP 2587548Y2 JP 1993013719 U JP1993013719 U JP 1993013719U JP 1371993 U JP1371993 U JP 1371993U JP 2587548 Y2 JP2587548 Y2 JP 2587548Y2
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JP
Japan
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support
sensor
flow meter
intake passage
shoulder
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JP1993013719U
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English (en)
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JPH0672025U (ja
Inventor
徹 菊地
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、熱式空気流量計に関す
るもので、特に、内燃機関の吸入空気量を検出する熱式
空気流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の内燃機関用熱式空気流量計におい
ては、吸気通路に発熱体を置いて、これを一定温度例え
ば100℃に保持するように電流制御することにより、
発熱体が冷却される分の必要熱量変化を抵抗値変化とし
て捉え空気流量を検出するものである。
【0003】従来の熱式流量計においては、吸気通路に
例えば図3に示すようなセンサ1が取付けられる。セン
サ1は、吸気通路を構成するハウジングのセンサ取付用
挿入孔に取付けられる。このとき吸気通路に温度補償抵
抗体2とその下流側の発熱抵抗体3とが支持ピン4、5
によりそれぞれ支持されている。支持ピン4と5は円筒
状の支持体6に固定され、支持体6の付根部6aに接続
される大径の肩部7にOリング9が取付けられ、このO
リング9と前記ハウジングのセンサ取付用挿入孔内壁と
の密着によりハウジング内の吸気通路内が気密に保たれ
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
熱式空気流量計によると、ハウジングのセンサ取付用挿
入孔に嵌合されるセンサ1の支持体6の付根部6aに装
着されるOリング9が支持体6から脱落しやすいという
問題がある。これは、ハウジングに形成されるセンサ取
付用挿入孔の開口端部からセンサ1の支持体6を挿入し
嵌め込むとき、Oリング9が重力により脱落することに
よるものである。センサよりOリング9が脱落すると、
吸気通路が外部と連通状態となり、吸気通路内の気密が
保たれないので空気流量の正確な計測が困難となる。
【0005】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたもので、熱式流量計のハウジングにセンサを
組み付けるとき、Oリング等の気密用のシールリングの
脱落を防止し、センサ取付部の気密を確保するようにし
た熱式流量計を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本考案による熱式流量計は、吸気通路と、この吸気通
路と外部とを連通するセンサ取付用挿入孔とを有するハ
ウジングと、前記センサ取付用挿入孔に嵌合可能な支持
体、この支持体に取付けられるとともに前記支持体嵌合
時に前記吸気通路に位置するセンサ部、前記支持体の付
根部に形成される肩部、および、前記支持体の外周にお
いて前記支持体軸方向に平行に延びる複数本の突起を有
するセンサとを備え、前記肩部と前記突起の前記肩部側
の端部との間に隙間を形成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】本考案の熱式流量計の構成によると、センサの
係止部に嵌合されるシールリングが支持体の外周の突起
により係止されるから、ハウジングのセンサ取付用挿入
孔にセンサを組み付けるときシールリングが脱落するの
が防止される。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。本考案の実施例を図1および図2に示す。図2に
示すように、ハウジング10の内部に吸気通路12が形
成されている。吸気通路12とハウジング外部とを連通
するセンサ取付用挿入孔16がハウジング壁体18に形
成されている。このセンサ取付用挿入孔16にセンサ2
0が嵌合され、ねじ21等によりセンサ20がハウジン
グ壁体18に固定されている。
【0009】センサ20は、図1に示すように、支持体
6と、支持体嵌合時に前記吸気通路12に位置するセン
サ部22と、肩部7と、図示しないOリングを係止する
ための支持体6の外周に支持体軸方向に平行に延びるよ
うに形成した突起30、32、34、36(突起36は
図示せず)とからなる。突起30と突起32は、支持体
6の円筒横断面直径方向の一方側と他方側に形成され、
この直径方向に対し直交する方向に突起34と突起36
が支持体軸方向に延びるように形成されている。突起3
0、32、34、36の一方側の端部30b、32b、
34b、36b(36bは図示せず)は、肩部7との間
にOリングが嵌合されるだけの隙間δが形成される位置
で止まっている。この端部30b、32b、34b、3
6b(36bは図示せず)と肩部7との間の支持体6の
外周部に図示しないOリングが嵌合可能である。支持体
6は、横断面円筒状の形状をしており、その上端6bに
センサ部22が取り付けられる。
【0010】センサ部22は、支持体6に固定される2
本の平行棒からなる支持ピン4、4が固定され、この支
持ピン4、4に温度補償抵抗体2のリード線26が固定
されている。一方、温度補償抵抗体2の吸気通路中の下
流側の位置に発熱抵抗体3のリード線28が2本の平行
な支持ピン5、5に固定されている。肩部7は、支持体
6の付根部6aに固定され、図2に示すハウジング10
のハウジング壁体18の外壁に押え板23を介して当接
する。
【0011】
【0012】
【0013】突起30、32、34、36の端部30
b、32b、34b、36bと肩部7との間にOリング
が係止されるので、流量計のハウジング10のセンサ取
付用挿入孔16にセンサ20を取り付けるときOリング
が支持体6から抜け落ちせず、支持体6の位置ずれも防
止でき、センサ取付時の組付作業性が向上する。また、
上記の突起30、32、34、36は、センサ取付用挿
入孔16の内壁と支持体6の外壁との隙間の大きさを規
制することにより、センサ取付用挿入孔16に対するセ
ンサの支持体6の位置を安定に保つ効果があり、流量測
定精度が向上する。
【0014】なお、本考案のセンサのOリングを係止す
る手段としては、前述の突起の形状に限らずその他の形
状によっても同様の作用効果が果たせる。また本考案で
は、Oリングに代えて他のシールリングを用いることも
できる。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の熱式流量
計によれば、ハウジングのセンサ取付用挿入孔にセンサ
を取り付けるとき、センサ支持体の位置ずれを防止し、
またシールリングの脱落を防止することができるという
効果がある。また本考案の熱式流量計によれば、シール
リングの抜け落ちが防止されるため、使用時の空気、水
等が外部からバイパス通路内に侵入するのが防止される
ので、精度の良い流量測定が行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例による熱式流量計のセンサ部を
示す部分側面図である。
【図2】本考案の実施例による熱式流量計を示す断面図
である。
【図3】従来例による熱式流量計のセンサ部を示す側面
図である。
【符号の説明】
2 温度補償抵抗体(センサ部) 3 発熱抵抗体(センサ部) 6 支持体 6a 付根部 7 肩部 9 Oリング 12 吸気通路 16 センサ取付用挿入孔 20 センサ 22 センサ部 30、32、34 突起 30b、32b、34b 端部(係止部)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気通路と、この吸気通路と外部とを連
    通するセンサ取付用挿入孔とを有するハウジングと、 前記センサ取付用挿入孔に嵌合可能な支持体、この支持
    体に取付けられるとともに前記支持体嵌合時に前記吸気
    通路に位置するセンサ部、前記支持体の付根部に形成さ
    れる肩部、および、前記支持体の外周において前記支持
    体軸方向に平行に延びる複数本の突起を有するセンサと
    を備え、 前記肩部と前記突起の前記肩部側の端部との間に隙間を
    形成したことを特徴とする熱式流量計。
JP1993013719U 1993-03-24 1993-03-24 熱式流量計 Expired - Lifetime JP2587548Y2 (ja)

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JP1993013719U JP2587548Y2 (ja) 1993-03-24 1993-03-24 熱式流量計

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Publication Number Publication Date
JPH0672025U JPH0672025U (ja) 1994-10-07
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