JP2551276Y2 - ジャック - Google Patents

ジャック

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JP2551276Y2
JP2551276Y2 JP1990107047U JP10704790U JP2551276Y2 JP 2551276 Y2 JP2551276 Y2 JP 2551276Y2 JP 1990107047 U JP1990107047 U JP 1990107047U JP 10704790 U JP10704790 U JP 10704790U JP 2551276 Y2 JP2551276 Y2 JP 2551276Y2
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JP
Japan
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plug
spring contact
sleeve
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sleeve spring
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JP1990107047U
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JPH0463579U (ja
Inventor
一弘 石川
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飯塚電気工業株式会社
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えばヘッドホンステレオ装置等に使用し
て有用なジャックに関するものである。
[従来の技術] 最近、普及の著しいヘッドホンステレオでは、リモコ
ン操作ができるようにするため、ステレオ回路の3極に
リモコン操作系回路分の1極を付加した4極のプラグジ
ャックが採用され始めている。
このような4極のプラグジャックとしては、例えばほ
ぼ円筒状をなすジャック本体内面にチップばね接点、第
1のリングばね接点、第2のリングばね接点及びスリー
ブばね接片を順次に備えた4極ジャックに対し、ピン状
の4極プラグを挿入し、そのプラグチップ、第1のプラ
グリング、第2のプラグリング及びプラグスリーブをそ
れぞれ4極ジャックのチップばね接点、第1のリングば
ね接点、第2のリングばね接点及びスリーブばね接片に
接触させるようにしたものが一般的である。
[考案が解決しようとする課題] ところが、従来市販されている一般的な4極ジャック
に4極プラグを挿入又は抜き出す際は、4極ジャックの
スリーブばね接片にプラグチップ、第1のプラグリン
グ、第2のプラグリングが通過接触するため、その度毎
にノイズを発生して不快音を与えるという問題がある。
本考案の目的は、このようなノイズの発生を防止する
ジャックを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上述の目的を達成するために、本考案に係るジャック
においては、先端から順にプラグチップ、プラグリン
グ、プラグスリーブから成る導電体を有するプラグの各
導電体とそれぞれ接触するばね接片を有するジャックに
おいて、前記プラグのプラグスリーブに接触するスリー
ブばね接片をプラグの非挿入時には電気的に開離してい
る第1のスリーブばね接片と第2のスリーブばね接片と
に分割し、前記プラグの挿入時に前記プラグスリーブに
前記第1のスリーブばね接片の一端を接触させ、前記プ
ラグが十分に挿入されている場合に前記第1のスリーブ
ばね接片の他端を前記プラグチップに押圧されたセパレ
ータにより前記第2のスリーブばね接片に接触させるこ
とを特徴とする。
[作用] 上述の構成を有するジャックは、通常の状態では第1
のスリーブばね接片と第2のスリーブばね接片は開放し
た状態にあるが、プラグが挿入された時は、他の接点が
接触を完了した後に、プラグチップによりセパレータが
押圧されて第1のスリーブばね接片と第2のスリーブば
ね接片とが接触する。
[実施例] 本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図は本考案をヘッドホンステレオ用の4極ジャッ
クに適用した実施例を示し、ほぼ円筒状の絶縁体から成
るジャック本体1の片側には、ステレオ回路用の3極、
即ちチップばね接点2、第1のリングばね接点3、第2
のリングばね接点4が設けられている。また、その反対
側に設けられるリモコン操作系回路のスリーブばね接片
は、第2図に示すような導電金属板から成る第1のスリ
ーブばね接片5とばね接片6との2ピースに分割されて
いる。
第1のスリーブばね接片5は枠部5aとその内側に切り
起されたばね部5bと、下方に延在されプラグスリーブに
接触する接点部5cとを有し、接点部5cと枠部5aとを連結
する連結部5dはばね部5bと「く」の字状に形成されてい
る。また、ばね部5bの自由端部には取付部5eが設けら
れ、この取付部5eに第2のスリーブばね接片6に対する
駆動用の絶縁体から成るセパレータ7が取り付けられて
いる。一方、第2のスリーブばね接片6は枠部6aの内側
に切り起されたばね片6bの先端に弯曲した接点部6cを有
し、枠部6aには外部に突出する接続端子6dが形成されて
いる。第2のスリーブばね接片6は第1図に示すように
第1のスリーブばね接片5の外側に固定的に配置され、
通常の状態つまりプラグ11が挿入されていない状態で
は、第1のスリーブばね接片5は第1図に実線で示すよ
うに第2のスリーブばね接片6とは接触しないように配
置されている。この状態は、第1のスリーブばね接片5
の接点部5c及びセパレータ7はプラグ11が挿入されるジ
ャック本体1の挿入孔8内にはみ出ている。
第3図に示すようにプラグ11が挿入されると、チップ
ばね接点2、第1のリングばね接点3及び第2のリング
ばね接点4は、それぞれプラグチップ12、第1のプラグ
リング13及び第2のプラグリング14に接触してステレオ
回路を閉成する。また、第1のスリーブばね接片5の接
点部5cはプラグスリーブ15に接触し、同時にセパレータ
7はプラグチップ12に押圧されて第1図に点線で示すよ
うに外側へ押し込まれ、その結果として、第2のスリー
ブばね接片6の接点部6cが第1のスリーブばね接片5の
ばね部5bと弾性的に接触し、第2のスリーブばね接片6
は第1のスリーブばね接片5を介してプラグスリーブ15
と接続される。
この第1のスリーブばね接片5と第2のスリーブばね
接片6とは、プラグチップ12とチップばね接点2、第1
のプラグリング13と第1のリングばね接点3、第2のプ
ラグリング14と第2のリングばね接点4とが接触を完了
した後に接触するので、第1のスリーブばね接片5の接
点部5cをプラグチップ12、第1のプラグリング13、第2
のプラグリング14が接触しながら通過してもノイズを発
生することはない。
逆に、プラグ11を抜き取る過程においても、最初に第
1のスリーブばね接片5と第2のスリーブばね接片6が
開離するから、その後に第2のプラグリング14、第1の
プラグリング13、プラグチップ12が第1のスリーブばね
接片5の接点部5cと接触してもノイズは生じ得ない。
第4図(a)、(b)はそれぞれ本考案に係る4極ジ
ャックと従来の4極ジャックとの構成要素を比較したも
ので、ステレオ回路の3極即ちチップばね接点2、第1
のリングばね接点3及び第2のリングばね接点4は両者
とも同じであるが、スリーブばね接片の構成は異なって
いる。本考案の場合には、(a)に示すようにスリーブ
ばね接片が第1のスリーブばね接片5と第2のスリーブ
ばね接片6の2ピースから成り、かつセパレータ7を具
備しているのに対し、従来例は(b)に示すようにスリ
ーブばね接片10が1ピースであるため、プラグ11を出し
入れする際に、スリーブばね接片10にプラグチップ12、
第1のプラグリング13及び第2のプラグリング14が接触
して、その度ごとにノイズを発生することになる。
なお、第2図に示す第1のスリーブばね接片5、第2
のスリーブばね接片6及びセパレータ7の形状には、実
施例以外にも種々な変形があり得ることは云うまでもな
い。また、実施例はヘッドホンステレオ用の4極ジャッ
クの場合を説明したが、その他の諸種の4極ジャック又
は4極以上の多極ジャックにも適用できることは勿論で
ある。
[考案の効果] 以上説明したように本考案に係るジャックは、プラグ
を出し入れする際に、スリーブばね接片にプラグの各接
点が接触しないように工夫されているので、従来のよう
な接点の接触によるノイズの発生を未然に防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】 図面は本考案に係るジャックの実施例を示し、第1図は
断面図、第2図はスリーブばね接片の斜視図、第3図は
プラグを挿入した状態の断面図、第4図(a)、(b)
はそれぞれ本考案と従来例の構成要素の比較説明図であ
る。 符号1はジャック本体、2はチップばね接点、3は第1
のリングばね接点、4は第2のリングばね接点、5は第
1のスリーブばね接片、6は第2のスリーブばね接片、
7はセパレータ、11はプラグ、12はプラグチップ、13は
第1のプラグリング、14は第2のプラグリング、15はプ
ラグスリーブである。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端から順にプラグチップ、プラグリン
    グ、プラグスリーブから成る導電体を有するプラグの各
    導電体とそれぞれ接触するばね接片を有するジャックに
    おいて、前記プラグのプラグスリーブに接触するスリー
    ブばね接片をプラグの非挿入時には電気的に開離してい
    る第1のスリーブばね接片と第2のスリーブばね接片と
    に分割し、前記プラグの挿入時に前記プラグスリーブに
    前記第1のスリーブばね接片の一端を接触させ、前記プ
    ラグが十分に挿入されている場合に前記第1のスリーブ
    ばね接片の他端を前記プラグチップに押圧されたセパレ
    ータにより前記第2のスリーブばね接片に接触させるこ
    とを特徴とするジャック。
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JP2007250402A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Hosiden Corp ジャック

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5927030Y2 (ja) * 1981-03-26 1984-08-06 昭和無線工業株式会社 ジヤツク
JPS60152271U (ja) * 1984-03-21 1985-10-09 エスエムケイ株式会社 ジヤツク

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JP4505424B2 (ja) * 2006-03-17 2010-07-21 ホシデン株式会社 ジャック

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