JPH019341Y2 - - Google Patents

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JPH019341Y2
JPH019341Y2 JP1983013566U JP1356683U JPH019341Y2 JP H019341 Y2 JPH019341 Y2 JP H019341Y2 JP 1983013566 U JP1983013566 U JP 1983013566U JP 1356683 U JP1356683 U JP 1356683U JP H019341 Y2 JPH019341 Y2 JP H019341Y2
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JP
Japan
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terminal
center pin
base body
power
power jack
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JP1983013566U
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JPS59119584U (ja
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、構成部品の点数を減少させて超小
型化にも対応できるようにした低コストの電源ジ
ヤツクに係り、特にカシメ工程等を不要にして、
組立て工程の簡略化と信頼性を向上させた電源ジ
ヤツクに関する。
電源ジヤツクは、各種の電子機器に取付けられ
て、主として内部電源と外部電源との切換えのた
めに使用される。
第1図は、電源ジヤツクの構成と動作を説明す
る回路図である。図面において、Sはスリーブ端
子、Bはブレイク端子、Pはセンターピンを示
す。
電源ジヤツクは、内部電源を使用するとき、す
なわちプラグが挿入されない状態では、この第1
図に示されるようにスリーブ端子Sとブレイク端
子Bとが接触状態に保たれて、電子機器に内蔵さ
れる電源回路の接続を保持している。
これに対して、外部電源を使用するときは、プ
ラグの挿入によりスリーブ端子Sが上方へ移動さ
れて、ブレイク端子Bと非接触状態にされる。そ
して、プラグの例えば+電位の外部導体がスリー
ブ端子Sと接触し、−電位の内部導体がセンター
ピンPと接触して、外部電源が給電される。
第2図1〜3は、従来の電源ジヤツクの構造を
示す図で、図1は側面図、図(2)は正面図、図3は
図2のA−A線の断面図である。図面において、
1はベース本体、2はベースカバー、3はセンタ
ーピン、4は端子部、5はスリーブ端子(チツプ
バネ)、6はブレイク端子を示す。
従来の電源ジヤツクは、この第2図1〜3に示
すような構造をしており、第1図で説明したよう
な動作を行う。
第2図1〜3に示す電源ジヤツクの組立て作業
は、次のとおりである。
まず、第2図1と3に示されるベース本体1
へ、図面の左方すなわち電源ジヤツクの非挿入側
である後部から、スリーブ端子5とブレイク端子
6を組込む。
次に、センターピン3がベース本体1にインサ
ート成形されているときは、同じく左方すなわち
後部からベースカバー2と端子部4とをかん合さ
せる。なお、センターピン3がインサート成形さ
れていないときは、予め右方からベース本体1へ
センターピン3を挿入してから、同様な作業を行
う。
そして、最後に、センターピン3の一端をカシ
メて、これらの部材1〜6を一体的に固定する。
このように、従来の電源ジヤツクは、その組立
てにカシメ工程を必要とする上に、構成部品の点
数も多いので、作業内容によつて製品の品質が左
右され、またセンターピン3がベース本体1にイ
ンサート成形されていないときは、作業性が著し
く悪くなる。さらに、端子部4とセンターピン3
とがカシメによつて電気的に接続されているた
め、電源プラグの脱着や経時変化等によつて接続
状態が変化し、信頼性が低下する等の不都合があ
つた。
そこで、この考案では、従来の電源ジヤツクに
おけるこれらの不都合を解決し、最少の部品点数
で簡単かつ迅速に組立て作業ができ、しかも製品
の品質が高く、経時変化等に対しても信頼性が低
下しない低コストの電源ジヤツクを提供すること
を目的とする。
そのために、この考案の電源ジヤツクにおいて
は、ブレイク端子とスリーブ端子とセンターピン
とをベース本体の後部から挿入するように構成し
ており、センターピンをL字型に形成してその一
端を端子部とするとともに、ベース本体の後部に
センターピンの端子部を固定する弾力性の保持部
を設けている。
第3図1〜5は、この考案の電源ジヤツクの一
実施例を示す図で、図1は正面図、図2は図1の
右側面図、図3は背面図、図4は底面図、図5は
図1のB−B線の断面図である。図面において、
7はベース本体で、7Aはその取付け用脚部、7
Bはスリーブ端子の舌片の受け孔、7Cはセンタ
ーピンの端子部の保持部、7Dはブレイク端子の
受け溝、8はブレイク端子で、8Aはその接点
部、9はスリーブ端子で、9Aはその接点部、9
Bは係止用舌片、10はL字型のセンターピン
で、10Aはその端子部を示す。
この考案の電源ジヤツクは、ブレイク端子8
と、スリーブ端子9と、L字型のセンターピン1
0、およびベース本体7の僅か4個の部品で構成
される。
そして、その組立て作業は、ベース本体7の後
部である電源プラグの挿入側と対向する側、すな
わち第3図2と4と5の右方から、まずブレイク
端子8を挿入する。次に、同じ方向からスリーブ
端子9を挿入する。最後に、同じ方向からL字型
のセンターピン10をベース本体7へ挿入し、そ
の下端の端子部10Aをベース本体7に設けられ
た弾力性の保持部7Cへ圧入することで、組立て
作業が完了する。
次の第4図1と2は、第3図1〜5に示したブ
レイク端子8の詳細な構成を示す図であり、図1
は上方から見た図、図2は図1の右方から見た側
面図である。図面における符号は、第3図と同様
である。
また第5図1と2は、同じくスリーブ端子9の
詳細な構成を示す図であり、図1は第3図4に対
応する底面図、図2は図1の下方から見た図で、
第3図3の背面図と対応している。図面における
符号は、第3図と同様である。
以上に詳細に説明したように、この考案の電源
ジヤツクは、その構成部品の点数が従来のものに
比べて最少の4個であり、しかもその組立て作業
も極めて単純である。
したがつて、この考案の電源ジヤツクによれ
ば、超小型化にも充分に対応することが可能とな
り、安定した高品質のものを得ることができる。
さらに、センターピン10の端子部を、L字型
に形成されたセンターピン10の一端10Aで構
成しているので、カシメ等による接続部が存在し
ない。そのため、電源ブラグの脱着に対しても、
機械的に強固であり、また経時変化等に対しても
電気的に安定した良好な接続状態が保たれること
になり、電源ジヤツクの信頼性が著しく向上され
る。
その上、部品点数の減少と組立て工程の簡略化
により、コストダウンも達成される、等の多くの
優れた実用的効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は電源ジヤツクの構成と動作を説明する
回路図、第2図1〜3は従来の電源ジヤツクの構
造を示す図、第3図1〜5はこの考案の電源ジヤ
ツクの一実施例を示す図、第4図1と2は第3図
1〜5に示したブレイク端子の詳細な構成を示す
図、第5図1と2は同じくスリーブ端子の詳細な
構成を示す図である。 図面において、7はベース本体、8はブレイク
端子、9はスリーブ端子、10はL字型のセンタ
ーピンを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブレイク端子と、スリーブ端子と、センターピ
    ンと、絶縁性のベース本体とからなる電源ジヤツ
    クにおいて、前記ブレイク端子とスリーブ端子と
    センターピンとは前記ベース本体の後部から挿入
    されてなり、前記センターピンはL字型に形成さ
    れてその一端が端子部とされ、かつ前記ベース本
    体の後部に前記センターピンの端子部を固定する
    弾力性の保持部を有することを特徴とする電源ジ
    ヤツク。
JP1983013566U 1983-02-01 1983-02-01 電源ジヤツク Granted JPS59119584U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983013566U JPS59119584U (ja) 1983-02-01 1983-02-01 電源ジヤツク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983013566U JPS59119584U (ja) 1983-02-01 1983-02-01 電源ジヤツク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59119584U JPS59119584U (ja) 1984-08-11
JPH019341Y2 true JPH019341Y2 (ja) 1989-03-14

Family

ID=30144952

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983013566U Granted JPS59119584U (ja) 1983-02-01 1983-02-01 電源ジヤツク

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JP (1) JPS59119584U (ja)

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JPS59119584U (ja) 1984-08-11

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