JP2004327316A - コネクタ - Google Patents

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electrodes
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jack
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Takeshi Konno
剛 今野
Yoshinori Ota
好紀 太田
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】嵌合初期から接地端子同士の接続が得られ、ループ回路等が生ずることがなく、雑音の発生を抑えることが可能なコネクタを提供する。
【解決手段】3極プラグ部2と電源用端子部3とを備えたコネクタである。3極プラグ部2の基端部側の2つの電極5,6が、縦割り型とされており、その一方6が接地電極である。縦割り型とされた2つの電極5,6は、挿入方向においてプラグの周面に臨む電極が変わることはなく、ジャック8へ挿入した際に、縦割りとされた一方の電極6のみが常にこれに対応する接点と接触することになる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばCDプレーヤやMDプレーヤ等において、電子機器本体とリモコン等とを接続するために使用されるコネクタに関するものであり、特に、例えば3極プラグ部と電源用端子部とが一体化された多極コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
各種音響映像機器、パソコン、テレビゲーム、通信機器等の電子機器類間を接続するために、DINコネクタやDサブコネクタ等の多極コネクタが広く用いられている。
【0003】
図3は、従来の多極コネクタ(9極コネクタ)及びジャックの一例を示すものである。この多極コネクタ101は、3極プラグ部102と、電源用端子部103とから構成されており、3極プラグ部102において、例えばオーディオ信号の授受が行われる。電源用端子部103は、電子機器本体の電源からの電力を例えばリモコンに供給するものであり、リモコンの操作情報等もこの電源用端子部103を介して電子機器本体側に伝達される。
【0004】
3極プラグ部102には、通常、先端から順に3つの電極が設けられており、例えば先端電極104、第1のリング電極105、第2のリング電極106とから構成され、これらが絶縁体107によって電気的に分離されている。ここで、例えば、先端電極104はオーディオ信号の右チャンネル(R−ch)用、第1のリング電極105はオーディオ信号の左チャンネル(L−ch)用、第2のリング電極106は接地(GND)用である。
【0005】
ジャック108には、前記3極プラグ部102の各電極に対応して接点が設けられており、これらに3極プラグ部102の各電極が接触することで電気的な導通が図られる。例えば、先端電極104に対応してR−ch用接点109が、第1のリング電極105に対応してL−ch用接点110が、第2のリング電極106に対応してGND接点111が設けられている。
【0006】
多極コネクタとしては、その他、例えば特許文献1に記載されるような多極(6極)プラグ等も知られている。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−134237号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなリング電極を先端から順に配列したいわゆる縦配列構造を採用した場合、プラグをジャックに嵌合する際に、関係のない端子が接点と接触し、雑音等の発生の原因となっている。特に、3極プラグのGND端子やジャックのGND接点が他の端子(接点)と接触すると、ループ回路が形成され、雑音が発生する。
【0009】
具体的には、3極プラグ部102をジャック108に挿入した場合、図3に示すように、挿入に伴って、3極プラグ部102の第1のリング電極105がジャック108のGND接点111と接触し、さらに押し込むことで3極プラグ部102のGND端子(第2のリング電極106)がはじめてジャック108のGND接点111と接触する。3極プラグ部102の第1のリング電極105がジャック108のGND接点111と接触すると、ループ回路が形成され、雑音が発生することになる。したがって、コネクタ101の装着、あるいは引き抜きのたびに雑音が発生することになり、使用者に不快感を与えることになる。
【0010】
本発明は、このような従来のものの有する欠点を解消するために提案されたものであり、嵌合初期から接地端子同士の接続が得られ、ループ回路等が生ずることがなく、雑音の発生を抑えることが可能なコネクタを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明のコネクタは、3極プラグ部と電源用端子部とを備えたコネクタにおいて、前記3極プラグ部の基端部側の少なくとも2つの電極が、縦割り型とされていることを特徴とするものである。また、ここで、前記縦割り型の電極のうちの一方は接地電極である。
【0012】
リング電極を先端から順に配列したいわゆる縦配列構造のコネクタでは、挿入方向において複数の電極が配列されており、挿入位置によりプラグの周面に臨む電極が異なり、したがってジャック側の所定の接点に接する電極が異なることになる。これに対して、本発明のコネクタにおいては、基端部側の2つの電極が、縦割り型とされているので、挿入方向においてプラグの周面に臨む電極が変わることはなく、ジャックへ挿入した際に、縦割りとされた一方の電極のみが常にこれに対応する接点と接触することになる。したがって、例えば3極プラグ部やこれが装着されるジャックのGND端子(接点)が他の端子(接点)と接触することはなく、雑音の発生が解消される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用したコネクタについて、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明を適用した多極コネクタ(9極コネクタ)の一例を示すものである。この多極コネクタ1は、3極プラグ部2と、電源用端子部3とから構成されており、3極プラグ部2において、例えばオーディオ信号の授受が行われる。電源用端子部3は、電子機器本体の電源からの電力を例えばリモコンに供給するものであり、リモコンの操作情報等もこの電源用端子部3を介して電子機器本体側に伝達される。
【0015】
3極プラグ部2には、通常、先端から順に3つの電極が設けられており、例えば先端電極4と、縦割りされた2つの電極、すなわち第1の縦割り電極5、第2の縦割り電極6とから構成され、これらが絶縁体7によって電気的に分離されている。ここで、例えば、先端電極4はオーディオ信号の右チャンネル(R−ch)用、第1の縦割り電極5はオーディオ信号の左チャンネル(L−ch)用、第2の縦割り電極6は接地(GND)用である。
【0016】
ここで、第1の縦割り電極5と第2の縦割り電極6とは、3極プラグ部2の周面に設けられたスリーブ状の電極を縦に2つ割りにした形状を有し、円弧状の断面を有する略々半円筒形状を有する電極である。なお、縦割り型とする電極の数は、本例のように2つに限らず、縦割りにより3以上の複数の電極に分割するようにしてもよい。
【0017】
このような縦割り電極を採用した場合、3極プラグ部2が装着されるジャック内で自由に回転することができると、対応する接点に第1の縦割り電極5と第2の縦割り電極6のいずれもが接触する可能性が生じ、ループ回路が発生する虞れがある。しかしながら、本実施形態のコネクタ1では、この3極プラグ部2が電源用端子部3と一体化されているので、このような不都合が解消される。
【0018】
すなわち、3極プラグ部2と電源用端子部3と一体化した場合、3極プラグ部2は自由に回転することができず、電源用端子部3の取り付け方向によって3極プラグ2のジャックへの取り付け方向も決まる。本例の場合、図1に示した通り、縦割り電極のうちの第1の縦割り電極5は図中上側に、第2の縦割り電極6は図中下側に位置し、その方向は変わることはない。電源用端子部3によって、これら第1の縦割り電極5及び第2の縦割り電極6のジャックへ挿入の際の方向は一義的に決まる。
【0019】
なお、前記先端電極4と縦割りされた2つの電極、すなわち第1の縦割り電極5及び第2の縦割り電極6との間、及び縦割りされた第1の縦割り電極5及び第2の縦割り電極6の間は、それぞれ絶縁体7により電気的に分離されている。
【0020】
一方、ジャック8には、前記3極プラグ部2の各電極に対応して接点が設けられており、これらに3極プラグ部2の各電極が接触することで電気的な導通が図られる。例えば、先端電極4に対応してR−ch用接点9が、第1の縦割り電極5に対応してL−ch用接点10が、第2の縦割り電極6に対応してGND用接点11が設けられている。さらに、前記電源用端子部3に対応した接続部12も設けられている。
【0021】
前記ジャック8にコネクタ1を装着する場合、接続部12に電源用端子部3が接続されるとともに、3極プラグ部2がジャック8へと挿入される。このとき、電源用端子部3の接続部12への接続に伴い、3極プラグ部2は一定の方向でジャック8に挿入され、第1の縦割り電極5は図中上側、第2の縦割り電極6は図中下側に配置されて挿入される。
【0022】
したがって、ジャック8への3極プラグ部2の挿入時には、ジャック8のL−ch用接点10には第1の縦割り電極5が常に接触し、GND用接点11には接地電極である第2の縦割り電極6が常に接触する。
【0023】
このように、本発明のコネクタ1では、ジャック8への嵌合初期からGND用接点11に対してGND端子である第2の縦割り電極6の接続が得られ、この結果、ループ回路等が生ずることがなく、雑音発生を確実に抑えることができる。
【0024】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、嵌合初期から接地端子同士の接続が得られ、ループ回路等が生ずることがなく、雑音の発生を抑えることが可能なコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したコネクタの要部概略側面図である。
【図2】本発明を適用したコネクタのジャックへの装着状態を示す断面図である。
【図3】従来のコネクタのジャックへの装着状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 コネクタ
2 3極プラグ部
3 電源用端子部
4 先端電極
5 第1の縦割り電極
6 第2の縦割り電極
7 絶縁体
8 ジャック
9 R−ch用接点
10 L−ch用接点
11 GND用接点

Claims (3)

  1. 3極プラグ部と電源用端子部とを備えたコネクタにおいて、
    前記3極プラグ部の基端部側の少なくとも2つの電極が、縦割り型とされていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記縦割り型の電極のうちの1の電極は接地電極であり、他の1の電極は音声信号用電極であることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記電源用端子部との一体化により、前記縦割り型の電極の配置が一義的に決まることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
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