JP2551021Y2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP2551021Y2
JP2551021Y2 JP1991083455U JP8345591U JP2551021Y2 JP 2551021 Y2 JP2551021 Y2 JP 2551021Y2 JP 1991083455 U JP1991083455 U JP 1991083455U JP 8345591 U JP8345591 U JP 8345591U JP 2551021 Y2 JP2551021 Y2 JP 2551021Y2
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忠利 菅
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例として、洗濯槽を内設するフレ−
ムと、この洗濯槽の前面側に設けられた衣類の投入口
と、この投入口を開閉するドアとを備え、前記ドアに回
動自在なレバ−を設け、このレバ−を回動させることに
より、レバ−の一端をフレ−ムの裏側に係合させて、ド
アを閉成状態に保持するようにした洗濯機が、実開昭5
6−122485号公報(D06F39/14)に示さ
れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来例にあっては、洗
濯槽内の水位が衣類投入口よりも上方にある時に、知ら
ずにドアを開けると水が機外に溢れ出る問題がある。
【0004】本考案は、洗濯機の改良に関し、斯かる問
題点を解消するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の洗濯機は、外槽
を内設するフレームと、該フレームの前面に設けられた
運転開始指示手段及び運転一時停止指示手段と、前記外
槽内に回転自在に支持された横軸型のドラムと、該ドラ
ムを回転駆動する駆動モータと、前記外槽の前面側に設
けられた衣類の投入口と、この投入口を開閉するドア
と、前記外槽内における、前記衣類投入口から液が溢れ
だす液位を検出して検出信号を出力する液位検出手段
と、前記ドアを閉成状態に保持する保持手段と、この保
持手段による保持状態の解除を阻止する阻止手段と、前
記運転開始指示手段から運転開始指示があった場合、前
記駆動モータを駆動して所望の運転を開始させると共に
前記保持手段による保持状態の解除を阻止するように前
記阻止手段を制御し、また運転中に前記運転一時停止指
示手段から一時停止指示があった場合、前記駆動モータ
を一時停止させると共に前記液位検出手段からの検出信
号を受けているときのみ前記保持手段による保持状態の
解除を継続して阻止するように前記阻止手段を制御する
制御手段とを具備したものである。
【0006】
【作用】即ち、位検出手段により、運転一時停止手段
により運転を一時停止させたときに、衣類投入口から溢
れだす液位を検出すると、ドアを開けることができなく
する。
【0007】
【実施例】本考案の実施例を各図面に基づいて説明す
る。
【0008】図2乃至図4において、1はフレーム、2
はこのフレーム1内に、スプリング3・・によって弾性
的に支持された外槽、4はこの外槽2内に回転自在に支
持された横軸型のドラムで、周囲に多数の透孔を有して
いる。5は前記ドラム4の回転軸に固定された駆動プ−
リ、6は前記外槽2の外底部に固定された駆動モータで
あり、前記駆動プ−リ5に小プ−リ8、ベルト9を介し
て連結されている。10は前記外槽2の底部一角に形成
されたエア−トラップであり、圧力伝達ホース11を介
して、水位センサ−12に接続されている。
【0009】13は前記フレ−ム1の前面に設けられた
プログラムのスタ−トキ−、14は同じくプログラムの
一時停止キ−である。
【0010】15は前記ドラム4の前面中央部に設けら
れた衣類の投入口A、16は前記外槽の前面中央部に前
記投入口A13と対向して設けられた投入口B、17は
前記フレ−ム1の前面中央部に前記投入口B14と対向
して設けられた投入口C、18は前記投入口B16を開
閉すべくその一端側が投入口C17の口縁に枢支された
ドア、19はこのドア18の他端側に設けられた施錠機
構であり、これを図5及び図6に基づいて説明する。
【0011】20は前記ドア18に設けられたレバ−で
あり、端部21に円筒状の回動軸22を有し、この回動
軸22をドア18に設けられた軸受け部23に挿入する
ことにより、ドア18に対し回動自在に取り付けられて
いる。24は前記回動軸22の後端部から直角方向に延
びる係止片、25はこの係止片24の端部に設けられた
透孔、26はフレ−ム1の裏面側に固定されたコ字状の
受け金であり、前記レバ−20を施錠位置(図6中実線
の状態)に回動させたときに、前記係止片24が潜り込
んで、係止片24が受け金26と当接する状態となり、
ドア18の開放が阻止される。
【0012】27は前記回動軸内を貫通するロック体で
あり、回動軸22の回動に対し、軸方向には移動可能
に、回動方向には回動軸22と係合するよう支持されて
いる。28はこのロック体27の後端部から前記係止片
24の裏面側にそって延びる施錠片、29はこの施錠片
28の端部に設けられた施錠突起であり、通常は前記透
孔25を貫通して係止片24の上部に突出する。
【0013】前記透孔25は図6の通り、レバ−20を
施錠位置に回動させた状態において、前記受け金26と
当接しない位置であって、非施錠位置(図6中点線の状
態)への回動方向とは反対側の端部寄りに設けられてい
る。従って、施錠状態にあっては、前記施錠突起29が
透孔25から突出しているために、レバ−20を非施錠
位置に回動させようとしても、前記施錠突起29が受け
金26に当接して、その回動が阻止される。
【0014】30は前記ロック体27の前端部に設けら
れた押釦部、31はこの押釦部30を常時前方へ付勢す
るスプリングであり、このスプリング31の付勢によ
り、前記ロック体27を前方へ移動させ、前記施錠突起
29を透孔25内に貫通させている。従って、前記押釦
部30をスプリング31の付勢に抗して押し下げると、
前記施錠突起29が沈んで透孔25から突出しなくなる
ので、施錠突起29と受け金26との当接状態が解除さ
れ、レバ−20を非施錠位置に回動させることができ
る。
【0015】32は前記受け金26内において前記施錠
片28の下方に潜り込む位置と潜り込まない位置とに移
動可能に支持された阻止体、33はこの阻止体32を前
記潜り込まない位置に移動させるよう付勢するバネ、3
4は前記阻止体32を前記バネ33の付勢に抗して前記
潜り込む位置まで引っ張り操作するプランジャ−装置で
ある。
【0016】図7は本実施例におけるマイクロコンピュ
−タ35(以下マイコンと称す)を中心とした制御機構
を示し、前記マイコン35は、各種入力キー群から構成
される入力キー回路36、前記水位センサー12等から
の情報に基づいて、前記駆動モ−タ6、給水電磁弁3
7、排水電磁弁38、蒸気電磁弁39、前記プランジャ
−装置34、報知装置40等の動作を制御する。
【0017】前記マイコン35の構成は周知であるの
で、図4に基づいて説明する。
【0018】前記マイコン35は、CPU41(cen
tral processingunit)、RAM4
2(random access memory)、R
OM43(read only memory)、タイ
マ−44、システムバス45及び入出力ポ−ト46、4
7から構成される。
【0019】前記CPU41は、制御部48と演算部4
9とから構成され、前記制御部48は、命令の取り出し
及び実行を行い、前記演算部49は、命令の実行段階に
おいて、制御部48からの制御信号によって入力機器や
メモリから与えられるデ−タに対し、二進加算、論理演
算、増減、比較等の演算処理を行う。前記RAM42
は、機器に関するデータを記憶するためのものであり、
前記ROM43は、予め機器を動かすための手段や判断
のための条件の設定、各種情報の処理をするためのルー
ル等を読み込ませておくものである。
【0020】前記水位センサ−12は、従来周知の構造
であるので、その詳細な説明は省略するが、要するに、
前記外槽2内の水位変化によるエア−トラップ10内の
圧力変化に応動して、磁性体をコイル内に出入りさせて
該コイルのインダクタンスを変化させ、更に、このコイ
ルのインダクタンス変化を発振回路の発振周波数変化と
して取り出し、前記マイコン35に入力するものであ
る。
【0021】図9は、この水位センサ−12の具体的回
路を示している。
【0022】即ち、コイル50がコンデンサ51、52
と共に発振回路53を構成しており、前記コイル50の
インダクタンス変化により発振周波数が変化する。この
信号はバッファアンプ54で整形増幅され、パルス信号
として、前記マイコン35に入力される。
【0023】前記マイコン35は、このパルス信号の発
振周波数を判別することにより、槽内の水位を連続的且
つ広範囲に検出する。実施例では、前記ドラム4の下端
を0度とし、ドラム4の軸中心部を9度とし、ドラムの
下端から軸中心部までを10段階の水位に分けている。
【0024】また、この水位センサー12としては、こ
れもよく知られている半導体圧力センサーを使用しても
よい。
【0025】この圧力センサーは、半導体のピエゾ拡散
抵抗効果を利用したシリコンダイヤフラム方式で、シリ
コンダイヤフラム上に形成したピエゾ拡散抵抗を歪ゲー
ジとし、圧力によるダイヤフラムの変位を電気信号に変
換するものである。
【0026】而して、図1の通り、本考案の洗濯機は、
洗い工程−中間脱水−すすぎ工程−最終脱水工程からな
るプログラムを、前記マイコン35の制御の下に逐次実
行する(S1)。前記洗い又はすすぎ工程では、前記ド
ラム4(駆動モータ6)は、休止時間を挟んで低速で反
転され、脱水工程では、前記ドラム4は高速で回転され
る。
【0027】運転が開始されると、前記プランジャ−装
置34が駆動されて、前記ドア18が開放できないよう
にロックされる(S2)。
【0028】プログラムの実行中に衣類を取り出したい
場合、使用者は、一時停止キ−14を操作してプログラ
ムを一時停止させるが(S3)、この時、前記マイコン
35は、外槽内の水位が前記投入口B16よりも上方で
ある水位、具体的には5度の水位を規定水位として前記
ROM43に記憶しておき、前記水位センサ−12から
の信号に基づいて、水位を判断した結果、現在の水位が
この規定水位よりも下方である場合に前記プランジャ−
装置34をOFFにして(S4)、前記ドア18が開放
できるようする。その後、使用者は、衣類を取り出して
ドを閉め(S5)、プログラムを再開させてたいなら
ば、再びスタ−トキ−13を操作する(S6)。
【0029】一方、現在の水位が規定水位以上である場
合には、うっかりドアを開けると水が溢れ出るので、前
記プランジャ−装置34の駆動を続行し、ドアの開放作
業を阻止する。従って、機器は、スタ−トキ−13が操
作されるまで待機することになる(S7)。
【0030】
【考案の効果】本考案の洗濯機の構成によれば、運転一
時停止手段により運転を一時停止させたときに、液位が
衣類投入口から溢れだす液位である場合、ドアを開ける
ことができなくなるので、うっかりドアを開けたときに
液が床面に漏れ出る心配がない。また、運転を一時停止
させたときに液位が衣類投入口から溢れだす液位以上で
あっても、運転を一時停止させてからドアを開けるの
で、ドアを開けたときにドラム内からの外槽内の液はね
による床面の濡れを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の洗濯機の動作を示すフロ−チャ−トで
ある。
【図2】洗濯機の正面図である。
【図3】同じく内部機構図である。
【図4】同じく投入口部の側断面図である。
【図5】施錠機構の平面図である。
【図6】同じく正面図である。
【図7】制御機構のブロック図である。
【図8】同じくマイコンの構成図である。
【図9】水位センサ−の回路図である。
【符号の説明】
1 フレ−ム 2 外槽(洗濯槽) 12 水位センサ−(水位検知手段) 15 衣類投入口B 18 ドア 19 施錠機構(保持手段) 32 阻止体(阻止手段) 33 バネ(阻止手段) 34 プランジャ−機構(阻止手段) 35 マイクロコンピュ−タ(制御手段)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外槽を内設するフレームと、該フレーム
    の前面に設けられた運転開始指示手段及び運転一時停止
    指示手段と、前記外槽内に回転自在に支持された横軸型
    のドラムと、該ドラムを回転駆動する駆動モータと、前
    記外槽の前面側に設けられた衣類の投入口と、この投入
    口を開閉するドアと、前記外槽内における、前記衣類投
    入口から液が溢れだす液位を検出して検出信号を出力す
    る液位検出手段と、前記ドアを閉成状態に保持する保持
    手段と、この保持手段による保持状態の解除を阻止する
    阻止手段と、前記運転開始指示手段から運転開始指示が
    あった場合、前記駆動モータを駆動して所望の運転を開
    始させると共に前記保持手段による保持状態の解除を阻
    止するように前記阻止手段を制御し、また運転中に前記
    運転一時停止指示手段から一時停止指示があった場合、
    前記駆動モータを一時停止させると共に前記液位検出手
    段からの検出信号を受けているときのみ前記保持手段に
    よる保持状態の解除を継続して阻止するように前記阻止
    手段を制御する制御手段とを具備したことを特徴とする
    洗濯機。
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JP4615775B2 (ja) * 2001-07-17 2011-01-19 株式会社ハーマンプロ 食器洗浄機

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