JP3363681B2 - 全自動洗濯機 - Google Patents

全自動洗濯機

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JP3363681B2 JP34324195A JP34324195A JP3363681B2 JP 3363681 B2 JP3363681 B2 JP 3363681B2 JP 34324195 A JP34324195 A JP 34324195A JP 34324195 A JP34324195 A JP 34324195A JP 3363681 B2 JP3363681 B2 JP 3363681B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、全自動洗濯機に関
するものである。 【0002】 【従来の技術】従来から、全自動洗濯機には、洗濯脱水
槽内に注水することによって洗濯物に水を含ませた後に
洗濯物を脱水する、いわゆる脱水すすぎを行うものがあ
る。このような全自動洗濯機では、脱水前の注水量を適
正にするために、洗いのための給水時に、水が洗濯脱水
槽内のある下位水位から上位水位まで溜まる給水時間が
測定される。測定された給水時間に基づいて得られる給
水能力から、脱水すすぎの注水量を決定するようにして
いる。 【0003】また、全自動洗濯機には、湯洗いをできる
ものがある。このような全自動洗濯機では、湯洗いのた
めに、給湯器等の給湯設備から湯が供給され、同時に水
道等の給水設備から水が供給される。そして、洗濯脱水
槽内に溜まった湯と水の混合された温水が、所定水位に
達するとそれぞれの供給が停止されている。このような
湯洗いのできる全自動洗濯機では、水及び湯が同時に供
給されるので、水のみの給水能力を上述のようにして測
定することができない。そこで、給水能力を測定する
間、湯の供給を止め、水のみの供給を行うようにしてい
る。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、給水能
力の測定の間に水のみが供給される場合には、水と湯が
同時に供給される場合、例えば、脱水すすぎを行わず、
給水能力の測定を行わない場合に比べて、洗濯脱水槽に
溜められる温水において、温度の低い水の比率が増して
しまう。その結果、温水の温度が低下し、湯洗いの洗い
効果が低下することがある。 【0005】また、温水の温度を制御することも考えら
れるが、構造等が複雑化してしまう。そこで、本発明の
目的は、かかる技術的課題を解決し、簡単な構造で洗い
効果の低下を防止する、脱水すすぎのできる全自動洗濯
機を提供することである。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明の全自動洗濯機は、洗濯物及び
洗浄水を収容でき、洗い、すすぎ及び脱水のできる洗濯
脱水槽と、洗濯脱水槽内に水を供給するための給水手段
と、洗濯脱水槽内に湯を供給するための給湯手段とを備
え、給水手段及び給湯手段の動作によって洗濯脱水槽内
に所定の洗い水量の洗浄水を溜めたのち洗濯物を洗い、
給水手段の動作によって洗濯脱水槽内に給水手段の給水
能力に基づいて決定された所定のすすぎ水量の水を供給
したのち脱水する脱水すすぎを行うことのできる全自動
洗濯機において、いのために、洗濯脱水槽内に所定の
洗い水量の洗浄水が溜められるまで、給水手段及び給湯
手段をともに動作させる給水給湯実行手段と、給水給湯
実行手段の動作により洗濯脱水槽内に所定量の洗浄水が
溜められる前に、所定のすすぎ水量の水の供給を目的と
する給水手段の給水能力の測定のために、給水手段だけ
を動作させる給水実行手段と、給水給湯実行手段の動作
により洗濯脱水槽内に所定量の洗浄水が溜められる前
に、所定時間、給湯手段だけを動作させる給湯実行手段
とを備えたことを特徴とするものである。 【0007】この構成によれば、給水実行手段によって
水が洗濯脱水槽内に供給される。給水手段の給水能力と
して単位時間当たりの給水量の測定が行われる。また、
給湯実行手段によって湯が洗濯脱水槽内に供給される。
その後、給水給湯実行手段によって、水及び湯が洗濯脱
水槽内に供給されて、所定の洗い水量とされる。このと
き、給湯実行手段は、湯だけを洗濯脱水槽に供給できる
ので、洗い時に溜められている洗浄水における湯の割合
が、給湯実行手段がない場合に比べて高まる。その結
果、洗浄水の温度の低下を防止することができ、洗いに
適した温度により近い温度の洗浄水で洗濯物をより効果
的に洗うことができる。その後、脱水すすぎにおいて、
所定のすすぎ水量の水が、測定された給水能力に基づい
て供給され、脱水すすぎを適切に行うことができる。 【0008】 【0009】 【0010】 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明
の実施の形態の全自動洗濯機の概略構成の断面側面図で
ある。この全自動洗濯機では、外部の給湯設備(図示せ
ず)から湯と、外部の水道等の給水設備(図示せず)か
ら水とが供給されて、湯及び水の混合された温水で洗濯
物を洗うことができる。 【0012】図1において、全自動洗濯機は、箱状のハ
ウジング1と、ハウジング1内に複数のつり棒3を介し
て取り付けられ、洗濯物と洗浄水を収容可能な洗濯脱水
槽5とを備えている。洗濯脱水槽5は、外槽5bと、外
槽5b内に回動可能に設けられ、表面に多数の小孔5a
を有した内槽5cとを備えている。また、内槽5cの内
底部に回動可能に設けられ、上面に凹凸を有する円板形
状のパルセータ7と、パルセータ7及び内槽5cを回動
可能に支持する軸受部6と、回動駆動源としてのモータ
12とが備えられている。モータ12の回転は、ベルト
15を介して軸受部6に伝達され、軸受部6に内蔵され
たクラッチによって切り換えられてパルセータ7及び内
槽5cに伝達される。洗い及びすすぎ時にはパルセータ
7のみが回転し、脱水時には内槽5c及びパルセータ7
がともに高速で一方向に回転する。また、脱水すすぎの
給水時には、内槽5c及びパルセータ7がともに低速で
一方向に回転する。 【0013】また、給水手段として、ハウジング1内の
上部にあって、給水設備に一端が接続され、他端が洗濯
脱水槽5の上部に導かれた給水管21と、給水管21の
途中に設けられた電磁弁からなる給水弁22とが備えら
れている。給水弁22が開かれると、水は給水設備から
洗濯脱水槽5内に供給される。また、給湯手段として、
給湯設備に一端が接続され、他端が洗濯脱水槽5の上部
に導かれた給湯管23と、給湯管23の途中に設けられ
た電磁弁からなる給湯弁24とが備えられている。給湯
弁24が開かれると、湯は給湯設備から洗濯脱水槽5内
に供給される。 【0014】排水手段として、ハウジング1内の下部
に、途中に電磁弁からなる排水弁18を有した排水管1
7が設けられている。排水管17の一端は、外槽5bの
底面に形成された排水口(図示せず)に接続され、他端
はハウジング1の外部へと導出されている。水位検知手
段として、ハウジング1の上部に固定された水位センサ
9と、水位センサ9から外槽5bの底部一角に設けられ
たエアートラップ5dに接続された圧力ホース8とが備
えられている。洗濯脱水槽5内の洗浄水の水位が上昇す
ると、エアートラップ5d内の圧力が上昇する。この圧
力を圧力ホース8を介して水位センサ9で検出すること
により、洗濯脱水槽5内の水位を検知することができ
る。 【0015】また、ハウジング1の上部に、使用者が運
転、停止等の指令を与えたり、必要に応じて各種の設
定、例えば、脱水すすぎをするか否かの設定をすること
ができる設定手段としての操作キー19と、その指令に
応じて制御を行う制御部(図示せず)とが設けられてい
る。制御部では、制御中枢としてのマイクロコンピュー
タが、ROM、RAM等に予め記憶されたプログラムや
データ、操作キー19からの信号、水位センサ9の検知
結果等に基づいて、モータ12、給水弁22、給湯弁2
4等を駆動し、制御を実行してゆく。また、ソフトウェ
ア上に設定したカウンタの計数量によって後述する給水
時間等を計時することができる。 【0016】次に、制御部の制御内容を図2に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。予め、洗濯物及び洗剤
が洗濯脱水槽5内に投入される。また、操作キー19に
よって脱水すすぎを行うか否かが設定される。そして、
操作キー19からの運転の開始指令が制御部に到来する
と、運転が開始される。先ず、排水弁18が閉じられ
る。また、給水弁22が開かれて、洗濯脱水槽5内に水
の供給が開始され、同時に給湯弁24が開かれて、湯の
供給が開始される(ステップS1)。水と湯は、混合さ
れて洗濯脱水槽5内に溜められる。 【0017】ステップS2では、脱水すすぎが行われる
か否かを判断する。すなわち、このときまでに、操作キ
ー19によって脱水すすぎを行わない旨の設定が行われ
たかが判定される。脱水すすぎが行われない場合には、
後述するステップS9以降の処理が行われる。一方、脱
水すすぎが行なわれる場合には、次のステップS3〜8
の処理の後、ステップS9以降の処理が行われる。 【0018】脱水すすぎが行なわれる場合に、ステップ
S3〜4では、給水手段の給水能力として単位時間当た
りの給水量の測定が行われる。すなわち、先ず、洗濯脱
水槽5内の温水が所定の下位水位に至ったことが水位セ
ンサ9によって検出されると、給湯弁24が閉じられ
て、湯の供給が停止される(ステップS3)。このとき
給水弁22はそのまま開かれ、給水のみが行われる。給
水される水によって、洗濯脱水槽5内の水位は上昇す
る。そして、温水が所定の上位水位に至ったことが、水
位センサ9によって検出されると、水位センサ9が下位
水位を検出してから上位水位を検出するまでの時間(給
水時間T2)が、測定される(ステップS4)。 【0019】また、ステップS4で、温水が所定の上位
水位に至ったことが水位センサ9によって検出されるの
と同時に、給水弁22が閉じられ、給水が停止される。
また、給湯弁24が開かれ、給湯が開始される(ステッ
プS5)。次いでステップS4で測定された給水時間T
2に基づいて、脱水すすぎの際に給水する時間が決定さ
れ、また、ステップS5で開始された給湯の行われる所
定時間(給湯時間T3)が設定される(ステップS
6)。すなわち、給水時間T2の間、給水弁22のみが
開き、給湯弁24は閉じており、水のみが供給されてい
る。従って、給水時間T2が短い程、給水手段の給水能
力は大きいと判断することができる。この給水能力に基
づき、脱水すすぎの際に給水する時間が、所定のすすぎ
水量の水が供給されるように決定され、例えば、給水能
力が大きい程、給水する時間は短くされる。 【0020】また、給湯時間T3は、例えば、給水時間
T2と等しく設定される。給湯弁24は、給湯時間T3
の間開かれて、給湯が行われる(ステップS7)。な
お、このとき給水弁22は閉じられて、給水は停止され
ている。このように、洗いのための温水の供給におい
て、ステップS5,7によって、湯だけが洗濯脱水槽5
内に供給されるので、洗い時に溜められている温水にお
ける湯の割合が、ステップS5,7が行われない従来の
場合に比べて高まる。その結果、温水の温度の低下を少
なくでき、洗いに適した温度により近づけることができ
るので、洗濯物をより効果的に洗うことができる。 【0021】給湯時間T3の経過後、給水弁22が開か
れて、給水が開始される(ステップS8)。ステップS
9で、温水が所定の洗い水量に対応する所定の水位に至
ったことが水位センサ9によって検出されるまで、洗濯
脱水槽5内への水と湯の供給が継続される。そして、水
位センサ9が所定の水位を検出すると、給水弁22は閉
じられて、給水が停止される。また、同時に給湯弁24
も閉じられて、給湯が停止される(ステップS10)。
なお、脱水すすぎが行われない場合には、ステップS1
で給水及び給湯が開始され、給水及び給湯は同時間行わ
れた後、ステップS10で停止される。 【0022】このようにして、ステップS1〜10の間
に、給水手段及び給湯手段を動作させて、洗濯脱水槽5
内に所定の洗い水量の温水を溜めることができる。脱水
すすぎを行う場合には、給湯手段のみ動作する時間(給
湯時間T3)は給水手段のみ動作する時間(給水時間T
2)と等しいので、給湯手段の動作する総時間は、給水
手段の動作する総時間と等しくなる。また、脱水すすぎ
を行わない場合には、常に給水手段及び給湯手段の両方
が同時に動作するので、給湯手段の動作する総時間は、
給水手段の動作する総時間と等しくなる。何れの場合に
も、給湯手段の動作する総時間は、給水手段の動作する
総時間と等しいので、温水の水と湯の割合は変わらず、
水温、湯温に応じた値に温水の温度を一定にすることが
できる。従って、次のステップS11での湯洗いの洗い
効果を一定に維持することができる。 【0023】次に、所定条件で、洗い工程が行われる
(ステップS11)。洗濯脱水槽5内には、湯と水が混
合されて、温水が溜められているので、湯洗いが行わ
れ、効果的な洗いが行われる。洗い工程の終了後、排水
され、ステップS13〜15のすすぎ工程が行われる。 【0024】まず、ステップS12で、ステップS2と
同様に脱水すすぎが行われるか否かが判断される。脱水
すすぎを行なう場合には、ステップS6で決定された給
水する時間で給水弁22が開かれて給水が行われ、所定
のすすぎ水量の水が注水される。その間、内槽5c及び
パルセータ7は、ゆっくり回転され、洗濯物全体に水が
染み込まされる。その後、所定時間、内槽5c及びパル
セータ7が高速で回転され脱水が行われる脱水すすぎを
行う(ステップS13)。このように、所定のすすぎ水
量の水で適正に脱水すすぎが行える。従って、水が少な
くて、脱水すすぎの効果が不充分であったり、水が必要
以上に多く、水が無駄になることもない。 【0025】脱水すすぎの終了後、所定水位にまで溜め
た洗浄水で、所定時間すすぐ溜めすすぎを行う(ステッ
プS15)。脱水すすぎを行なわない場合には、ステッ
プS15と同様の溜めすすぎが、所定回数、例えば2回
繰り返して行われる(ステップS14、15)。なお、
ステップS14,15では、溜めすすぎに代えて、洗濯
脱水槽5内に給水しながら、すすぎを行う流水すすぎが
行われても構わない。また、脱水すすぎ、溜めすすぎ等
の各回数は複数回でもよい。 【0026】最後に、脱水が行われ(ステップS1
6)、全工程が完了する。ところで、この全自動洗濯機
では、トータルの給水時間と給湯時間は等しいので、異
なる場合に比べて給湯設備や給水設備から供給される水
温、湯温、給湯能力、給水能力等に応じて、洗い時の温
水の温度を適温に容易に設定することができる。なお、
湯温、給湯能力等に応じて給湯時間を増減しても構わな
い。また、洗濯物量に応じて、給湯時間を増減しても構
わない。例えば、洗濯物量が多いほど給湯時間を長くし
てもよい。この場合には、洗濯物量が多いほど低下しや
すい温水の温度を補うことができ、洗濯物量に関わらず
に安定した洗い効果を得ることができる。 【0027】従って、上述のような給水及び給湯の各設
定ができる設備を利用できる場合、例えば、コインラン
ドリ店等で使用される業務用としての全自動洗濯機とし
て好適である。なお、この全自動洗濯機は、業務用に限
定されず、一般家庭用として用いても構わない。このよ
うに、温水の温度を検知して制御する場合等に比べて、
簡単な構造で、湯洗い時の水温の低下を防止することが
できる。 【0028】また、ステップS6で、給湯時間T3を給
水時間T2に基づいて設定しているので、給水能力が異
なる場合等、給水時間T2が変化する場合にも、それに
応じて給湯時間T3を変えることができる。従って、給
湯時間T3が一定の場合に比べて、温水の水と湯の割合
を所定値に維持し易い。その結果、温水の温度も所定値
に維持し易く、安定した洗い効果を得ることができる。 【0029】また、ステップS6で、給湯時間T3は給
水時間T2と等しく設定されているので、上述のように
脱水すすぎの有無に関わらず、洗い前の温水の供給時に
おいて、給湯手段の動作する総時間は、給水手段の動作
する総時間と等しくなる。従って、洗浄水の水と湯の割
合や洗浄水の温度を脱水すすぎの有無に関わらず一定に
することができ、湯洗いの洗い効果を一定に維持するこ
とができる。 【0030】なお、本発明の実施の形態における、給水
能力の測定方法はステップS3〜4の方法に限定されな
い。洗濯脱水槽5内に溜まる水の水位変化と、水位変化
に要する時間との関係から、給水能力を測定する場合に
は、本発明の効果が得られるものである。例えば、所定
の給水時間に対応する水位変化を測定することによっ
て、給水能力を測定することができる。この場合には、
給水時間T2は一定であるので、給湯時間T3を予め設
定しておくことができ、簡単な制御とすることができ
る。 【0031】また、給湯時間T3は、給水時間T2に等
しく設定されていたが、これには限定されない。例え
ば、給水時間T2が短い程、給湯時間T3も短くなるよ
うに、比例して設定してもよい。この場合には、給水時
間T2の変化とともに給湯能力と給水能力の比も変化す
る場合等、給湯設備、給水設備に適応した制御とするこ
とができる。 【0032】また、所定のすすぎ水量の水の供給を目的
とする給水手段の給水能力の測定のために、給水手段だ
けを動作させる給水実行処理であるステップS3、及び
所定時間、給湯手段だけを動作させる給湯実行処理であ
るステップS5,7は、給水及び給湯が行われるステッ
プS1の後に、換言すれば、洗濯脱水槽5内に所定の洗
い水量の温水が溜められるまで、給水手段及び給湯手段
をともに動作させる給水給湯実行処理であるステップS
1〜9の途中で実行されていたが、これには限定されな
い。例えば、給水実行処理及び給湯実行処理の後に、給
水給湯実行処理が行われても構わない。この場合には、
ステップS1は実行されない。ステップS2の後、脱水
すすぎが行われない場合には、上述のステップS1と同
様に給湯及び給水が開始されて後、ステップS9以降の
処理が行われる。また、ステップS2の後、脱水すすぎ
が行われる場合には、ステップS3では、給水弁22が
開かれて、給水が開始され、ステップS4以降では、給
水時間T2として給水開始から上位水位を検出するまで
の時間が測定され、その他は上述と同様に行われる。 【0033】その他、本発明の要旨を変更しない範囲で
種々の設計変更を施すことが可能である。 【0034】 【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、給湯実行
手段が湯だけを洗濯脱水槽に供給できることによって、
洗い時に溜められている洗浄水における湯の割合が、給
湯実行手段がない場合に比べて高まり、洗浄水の温度の
低下を防止することができる。その結果、洗いに適した
温度により近い温度の洗浄水で洗濯物をより効果的に洗
うことができる。また、所定のすすぎ水量の水で、脱水
すすぎを適切に行うことができる。また、こうした効果
を得るためにはセンサ等が不要であり、簡単な構造とす
ることができる。 【0035】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態に係る全自動洗濯機の概略
構成の断面側面図である。 【図2】制御部のフローチャートである。 【符号の説明】 5 洗濯脱水槽 19 操作キー(設定手段) 22 給水弁(給水手段) 24 給湯弁(給湯手段) ステップS3 給水実行手段 ステップS5,7 給湯実行手段 ステップS1,8,9 給水給湯実行手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 33/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】洗濯物及び洗浄水を収容でき、洗い、すす
    ぎ及び脱水のできる洗濯脱水槽と、洗濯脱水槽内に水を
    供給するための給水手段と、洗濯脱水槽内に湯を供給す
    るための給湯手段とを備え、給水手段及び給湯手段の動
    作によって洗濯脱水槽内に所定の洗い水量の洗浄水を溜
    めたのち洗濯物を洗い、給水手段の動作によって洗濯脱
    水槽内に給水手段の給水能力に基づいて決定された所定
    のすすぎ水量の水を供給したのち脱水する脱水すすぎを
    行うことのできる全自動洗濯機において、 いのために、洗濯脱水槽内に所定の洗い水量の洗浄水
    が溜められるまで、給水手段及び給湯手段をともに動作
    させる給水給湯実行手段と、 給水給湯実行手段の動作により洗濯脱水槽内に所定量の
    洗浄水が溜められる前に、所定のすすぎ水量の水の供給
    を目的とする給水手段の給水能力の測定のために、給水
    手段だけを動作させる給水実行手段と、 給水給湯実行手段の動作により洗濯脱水槽内に所定量の
    洗浄水が溜められる前に、所定時間、給湯手段だけを動
    作させる給湯実行手段とを備えたことを特徴とする全自
    動洗濯機。
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