JP2550821C - - Google Patents

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JP2550821C
JP2550821C JP2550821C JP 2550821 C JP2550821 C JP 2550821C JP 2550821 C JP2550821 C JP 2550821C
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JP
Japan
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game
player
backup memory
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data
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English (en)
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株式会社セガ・エンタープライゼス
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 本発明は、テレビゲームの制御を行うゲーム機本体にプレーヤにより操作され
るコントローラが接続され、テレビゲーム用プログラムが格納されたゲームカー
トリッジをゲーム機本体に装着されるテレビゲーム装置に関する。 【0002】 【従来の技術】 ゲームカートリッジを交換して種々のゲームを行うテレビゲーム装置が登場し
て数年が経過し、近年は多種多様なゲームが開発され、そのゲーム内容が益々高
度化複雑化している。 初期の単純なテレビゲームの場合には、その都度最初からゲームを開始すれば
よいので必要なかったが、近年の複雑で高度なテレビゲームの場合、ゲームをプ
レイするたびに最初から始めたのでは時間がかかりすぎるので、ゲームの一定の
段階ごとにゲームデータを記憶しておいて、ゲーム再開時には前回プレイしたと
きのゲームデータを読み込んで、途中の段階からゲームを開始することができる
ようにしている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】 従来は、ゲームカートリッジにゲームデータを記憶する不揮発性のバックアッ
プメモリを設け、ゲーム途中のゲームデータをバックアップメモリに記憶してい
た。しかしながら、複数のプレイヤによりひとつのゲームカートリッジで遊戯す
る場合には、あるプレイヤがプレイした後に、他のプレイヤがプレイしてゲーム
データを記憶させると、前のプレイヤのゲームデータが消えてしまうという問題
があった。 【0004】 また、従来、ゲーム機本体にゲームデータを記憶する不揮発性のバックアップ
メモリを設け、その不揮発性のバックアップメモリにゲームデータを記憶させる テレビゲーム装置があった。バックアップメモリを複数の領域に分割して、複数
のプレイヤのゲームデータを記憶するようにしていた。しかしながら、自宅のテ
レビゲーム装置によりプレイして、ある段階まで達したプレイヤが同じゲームを
他人のテレビゲーム装置によりプレイする場合には、自分が攻略した段階とは異
なる段階から始めなくてはならず、場合によっては最初の段階からゲームをプレ
イしなければならないという問題があった。 【0005】 本発明の目的は、他のプレイヤが同じゲームをプレイした後でも自分が攻略し
た段階からゲームを再開することができ、他人のテレビゲーム装置によりプレイ
する場合でも自分が攻略した段階からゲームを再開することができ、しかも、複
数のゲームをプレイする場合にも対応できるテレビゲーム装置を提供することに
ある。 【0006】 【課題を解決するための手段】 上記目的は、ゲームを制御するゲーム機本体と、前記ゲーム機本体に接続され
、プレーヤにより操作されるコントローラとを有するゲーム装置において、前記
コントローラ内に、前記ゲーム機本体から出力される、前記ゲーム途中の段階
から開始させるためのゲームデータを記憶するための複数の記憶領域を有するバ
ックアップメモリが設けられ、前記ゲーム機本体により制御される前記ゲーム
途中の段階から開始させるためのゲームデータを前記バックアップメモリの前記
複数の記憶領域のいずれかに記憶することを特徴とするゲーム装置によって達成
される。 上述したゲーム装置を制御するゲーム装置の制御方法であって、前記バックア
ップメモリの所定の記憶領域に既にゲームデータが記憶されている場合には、 現在のゲームデータを前記所定の記憶領域に上書きするか否かについて前記コ
ントローラからのプレイヤの指示に基づいて決定し、その後、ゲームを続行する
か否かを前記コントローラからのプレイヤの指示に基づいて決定することが望ま
しい。 また、上記目的は、ゲームを制御するゲーム機本体に接続され、プレーヤによ り操作されるコントローラにおいて、前記ゲーム機本体から出力される、前記ゲ
ーム途中の段階から開始させるためのゲームデータを記憶するための複数の記
憶領域を有するバックアップメモリが設けられ、前記ゲーム機本体により制御さ
れる前記ゲーム途中の段階から開始させるためのゲームデータを前記バックア
ップメモリの前記複数の記憶領域のいずれかに記憶することを特徴とするコント
ローラによって達成される。 【0007】 【作用】 本発明によれば、プレイヤが操作するコントローラ内に、ゲームデータを記憶
するバックアップメモリを設けたので、他のプレイヤが同じゲームをプレイした
後でも、自分専用のコントローラを用いてプレイすることにり、自分が攻略した
段階からゲームを再開することができ、また、他人のテレビゲーム装置によりプ
レイする場合でも、自分専用のコントローラを接続することにより、自分が攻略
した段階からゲームを再開することができる。 【0008】 【実施例】 本発明の一実施例によるテレビゲーム装置を図1及び図2を用いて説明する。
本実施例のテレビゲーム装置を図1に示し、ゲームデータの書込み、読出し動作
を図2に示す。 テレビゲーム装置は、テレビゲームを制御するゲーム機本体10と、ゲーム機
本体10に接続され、プレーヤにより操作されるジョイパッド40と、ゲーム機
本体10に挿入され、テレビゲーム用プログラムが格納されたゲームカートリッ
ジ60により構成されている。 【0009】 ゲーム機本体10には、テレビゲーム装置全体を制御するためのCPU12が
設けられている。CPU12にはバスライン14が接続され、このバスライン1
4には、ゲームの実行に必要な制御プログラム等を記憶するメモリ16と、ゲー
ム画面を生成するビデオプロセッサ18と、ゲーム音を生成する音声プロセッサ
20とが接続されている。ビデオプロセッサ18と音声プロセッサ20はテレビ I/F22を介してテレビ接続用コネクタ24に接続されている。 【0010】 また、バスライン14には、ゲームカートリッジ60を接続するためのカート
リッジI/F26が設けられ、このカートリッジI/F26にはカートリッジ接
続用コネクタ28が接続されている。更に、バスライン14には、ジョイパッド
40を接続するためのジョイパッドI/F30が設けられ、このジョイパッドI
/F30にはジョイパッド接続用コネクタ32が接続されている。 【0011】 プレイヤにより操作されるジョイパッド40には、プレイヤが操作するスイッ
チ群42と、これらスイッチ群42の状態を読取るスイッチ読取回路44が設け
られ、さらに、スイッチ読取回路44をゲーム機本体10に接続するために本体
I/F46が設けられている。ジョイパッド40の本体接続用コネクタ48をゲ
ーム機本体10のジョイパッド接続用コネクタ24に接続することにより、ジョ
イパッド40をゲーム機本体10に装着する。 【0012】 ジョイパッド40には、さらに、本実施例の特徴であるバックアップメモリ5
0が設けられている。バックアップメモリ50は本体I/F46に接続され、ゲ
ーム機本体10からのゲームデータを記憶する。バックアップメモリ50はゲー
ムデータを記憶することができ、例えば、EEPROMやバッテリ付きのRAM
等により構成されている。バックアップメモリ50としてはひとつのゲームのゲ
ームデータだけの記憶容量でもよいし、大きな記憶容量を複数の領域に分割して
複数のゲームデータを記憶するようにしてもよい。 【0013】 ゲームカートリッジ60には、ゲームプログラムが格納されているマスクRO
M62と、アドレス信号等をデコードするデコーダ64とが設けられている。ゲ
ームカートリッジ60の本体接続用コネクタ66を、ゲーム機本体10のカート
リッジ接続用コネクタ28に接続することにより、ゲームカートリッジ60をゲ
ーム機本体10に装着する。 【0014】 次に、ゲームデータの書込み、読出し動作を図2を用いて説明する。 テレビゲームの開始時に、図2(a)に示す、ゲームデータの読出し動作が行
われる。まず、ジョイパッド40内のバックアップメモリ50に、装着されたゲ
ームカートリッジ60用のゲームデータが記憶されているかどうかを判断する(
ステップS101)。 【0015】 バックアップメモリ50にゲームデータを記憶されている場合には、バックア
ップメモリ50から本体I/F46を介してゲーム機本体10側に読出した(ス
テップS102)後に、読出したゲームデータを元に途中の段階からゲームを開
始させる。バックアップメモリ50にゲームデータを記憶されていない場合には
、最初の段階からゲームを開始させる。 【0016】 ゲームが一定の段階だけ進むと、ゲームプログラムが自動的にゲームデータの
書込みを行うようにする。まず、現在のゲームデータを以前のゲームデータに上
書きするかどうかについてプレイヤの指示を待つ(ステップS103)。上書き
する場合には現在のゲームデータをジョイパッド40内のバックアップメモリ5
0に書込んだ(ステップS104)後に、ゲームを続行するかどうか指示し(ス
テップS105)、ゲームを続行するか終了させるかする。上書きしない場合に
はステップS104を飛ばしてステップS105に進み、ゲームを続行させたり
、終了させたりする。 【0017】 このように本実施例によればジョイパッドにバックアップメモリを設けたので
、自分専用のジョイパッドを用いてプレイすることにり、他のプレイヤが同じゲ
ームをプレイした後でも自分が攻略した段階からゲームを再開することができ、
また、他人のテレビゲーム装置によりプレイする場合でも、自分専用のコントロ
ーラを接続することにより、自分が攻略した段階からゲームを再開することがで
きる。 【0018】 本発明は上記実施例に限らず種々の変形が可能である。 例えば、上記実施例ではプイレヤが操作するジョイパッドにバックアップメモ
リを設けたが、ジョイパッド以外の他のコントローラを用いてもよい。 また、上記実施例ではマスクROMにゲームのプログラムが格納されたゲーム
カートリッジを用いたが、CDROM等の新しい媒体のゲームカートリッジを用
いてプレイする場合にも本発明を適用することができる。 【0019】 【発明の効果】 以上の通り、本発明によれば、プレイヤが操作するコントローラ内に、ゲーム
データを記憶するバックアップメモリを設けたので、他のプレイヤが同じゲーム
をプレイした後でも、自分専用のコントローラを用いてプレイすることにり、自
分が攻略した段階からゲームを再開することができ、また、他人のテレビゲーム
装置によりプレイする場合でも、自分専用のコントローラを接続することにより
、自分が攻略した段階からゲームを再開することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の一実施例によるテレビゲーム装置のブロック図である。 【図2】 本発明の一実施例によるテレビゲーム装置の動作を示すフローチャートである
。 【符号の説明】 10…ゲーム機本体 12…CPU 14…バスライン 16…メモリ 18…ビデオプロセッサ 20…音声プロセッサ 22…テレビI/F 24…テレビ接続用コネクタ 26…カートリッジI/F 28…カートリッジ接続用コネクタ 30…ジョイパッドI/F 32…ジョイパッド接続用コネクタ 40…ジョイパッド 42…スイッチ群 44…スイッチ読取回路 46…本体I/F 48…本体接続用コネクタ 50…バックアップメモリ 60…ゲームカートリッジ 62…マスクROM 64…デコーダ 66…本体接続用コネクタ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ゲームを制御するゲーム機本体と、前記ゲーム機本体に接続さ
    れ、プレーヤにより操作されるコントローラとを有するゲーム装置において、 るバックアップメモリが設けられ、 前記ゲーム機本体により制御される前記ゲームを前記途中の段階から開始させ
    るためのゲームデータを前記バックアップメモリの前記複数の記憶領域のいずれ
    かに記憶することを特徴とするゲーム装置。 【請求項2】 請求項1記載のゲーム装置を制御するゲーム装置の制御方法で
    あって、 前記バックアップメモリの所定の記憶領域に既にゲームデータが記憶されてい
    る場合には、 現在のゲームデータを前記所定の記憶領域に上書きするか否かについて前記コ
    ントローラからのプレイヤの指示に基づいて決定し、 その後、ゲームを続行するか否かを前記コントローラからのプレイヤの指示に
    基づいて決定する ことを特徴とするゲーム装置の制御方法。 【請求項3】 ゲームを制御するゲーム機本体に接続され、プレーヤにより操
    作されるコントローラにおいて、 のゲームデータを記憶するための複数の記憶領域を有するバックアップメモリが
    設けられ、 るためのゲームデータを前記バックアップメモリの前記複数の記憶領域のいずれ かに記憶することを特徴とするコントローラ。

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