JP2550790Y2 - スローアウェーエアクリ−ナ - Google Patents
スローアウェーエアクリ−ナInfo
- Publication number
- JP2550790Y2 JP2550790Y2 JP3383291U JP3383291U JP2550790Y2 JP 2550790 Y2 JP2550790 Y2 JP 2550790Y2 JP 3383291 U JP3383291 U JP 3383291U JP 3383291 U JP3383291 U JP 3383291U JP 2550790 Y2 JP2550790 Y2 JP 2550790Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- cylindrical
- air cleaner
- end plate
- diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、エアクリーナがエン
ジンの吸入系統に搭載され、エアクリーナの取り付けス
ペースを取らないスローアウェーエアクリーナに関し、
特に、その組み立てが簡単で、かつシール性を確実にし
たものに関する。
ジンの吸入系統に搭載され、エアクリーナの取り付けス
ペースを取らないスローアウェーエアクリーナに関し、
特に、その組み立てが簡単で、かつシール性を確実にし
たものに関する。
【０００２】
【従来の技術】最近では、乗用車のエンジンルームは、
各種の補器類が設置され、燃料噴射式の燃料供給装置が
増加しており、エアクリーナはエンジンの吸入系統の一
部のエンジンルーム内の空いたスペースへ取り付けるよ
うになり、外気を取り入れる吸入パイプとエンジンのイ
ンテークマニホールドの吸入パイプの間に取り付けら
れ、エアクリーナの軽量化やエンジンルームの取り付け
スペースに対応した形状に成形できるなど、造形の自由
度が有ることから合成樹脂のスローアウェーエアクリー
が用いられる、しかしながら、実際には以下に説明する
技術課題があった。
各種の補器類が設置され、燃料噴射式の燃料供給装置が
増加しており、エアクリーナはエンジンの吸入系統の一
部のエンジンルーム内の空いたスペースへ取り付けるよ
うになり、外気を取り入れる吸入パイプとエンジンのイ
ンテークマニホールドの吸入パイプの間に取り付けら
れ、エアクリーナの軽量化やエンジンルームの取り付け
スペースに対応した形状に成形できるなど、造形の自由
度が有ることから合成樹脂のスローアウェーエアクリー
が用いられる、しかしながら、実際には以下に説明する
技術課題があった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】すなわち、エアクリー
ナは、エレメントの全面へ空気が流入するため、エレメ
ントとケースの間に隙間を設けるのでエンジンの吸入系
統にエアクリーナを搭載すると吸入パイプの直径からエ
アクリーナのケースの外形が突出し搭載しにくく濾過面
積が十分取れない不具合があり、またエアクリーナを組
み立てるときエレメントのシールを確実にし簡単に組み
立てられない不具合があつた。
ナは、エレメントの全面へ空気が流入するため、エレメ
ントとケースの間に隙間を設けるのでエンジンの吸入系
統にエアクリーナを搭載すると吸入パイプの直径からエ
アクリーナのケースの外形が突出し搭載しにくく濾過面
積が十分取れない不具合があり、またエアクリーナを組
み立てるときエレメントのシールを確実にし簡単に組み
立てられない不具合があつた。
【０００４】この考案は、以上の問題を解決するもので
あつて、エンジン吸入系統のパ直径からエアクリーナの
ケース外形ができるだけ突出しないようにし、またエレ
メン確実にし簡単に組み立てられるスローアウェーエア
クリーナを提供することを目的とする。
あつて、エンジン吸入系統のパ直径からエアクリーナの
ケース外形ができるだけ突出しないようにし、またエレ
メン確実にし簡単に組み立てられるスローアウェーエア
クリーナを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案は、内部にエレメイントを収装し、相互に
結合される円筒状の入口および出口ケースを有するエア
クリーナにおいて、前記エレメントは、略円錐台状に形
成され、上下に配置された小径および大径端板と、これ
らの端板間に支持された濾過部材とを有し、前記入口ケ
ースは、前記小径端板に突設された支持管が嵌着される
円形受部を有し、前記出口ケースは、前記大径端板の下
面との間でシールパッキンを挟持する円形平坦部を有す
る。
めに、本考案は、内部にエレメイントを収装し、相互に
結合される円筒状の入口および出口ケースを有するエア
クリーナにおいて、前記エレメントは、略円錐台状に形
成され、上下に配置された小径および大径端板と、これ
らの端板間に支持された濾過部材とを有し、前記入口ケ
ースは、前記小径端板に突設された支持管が嵌着される
円形受部を有し、前記出口ケースは、前記大径端板の下
面との間でシールパッキンを挟持する円形平坦部を有す
る。
【０００６】
【作用】以上の構成によれば、エアクリーナは円筒状入
口ケースの入口パイプを外気を取り入れる入口パイプへ
接続し、円筒状出口ケースの出口パイウをエンジンのイ
ンテークマニホールドの吸入パイプへ接続すると、簡単
にエンジンに搭載される。
口ケースの入口パイプを外気を取り入れる入口パイプへ
接続し、円筒状出口ケースの出口パイウをエンジンのイ
ンテークマニホールドの吸入パイプへ接続すると、簡単
にエンジンに搭載される。
【０００７】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図面を用いて詳
細に説明する。図１（ａ）は、この考案にかかるエアク
リーナの一実施例を示し，（ｂ）同部分拡大図を示して
いる。図１において、１はエレメント、２は合成樹脂製
の円筒状入口ケース、３は合成樹脂製の円筒状出口ケー
スである。
細に説明する。図１（ａ）は、この考案にかかるエアク
リーナの一実施例を示し，（ｂ）同部分拡大図を示して
いる。図１において、１はエレメント、２は合成樹脂製
の円筒状入口ケース、３は合成樹脂製の円筒状出口ケー
スである。
【０００８】エレメント１は、濾紙、不織布を蛇腹折り
した濾過材４の上部を小径端板５で、下部を大径端板６
で閉塞し、円錐形エレメント１としている。小径端板６
には、上面が円形となつた上面円形５ａを有する支持筒
５ｂが合成樹脂で一体に成形され、大径端板６にはパッ
キン６ａが設けられている。
した濾過材４の上部を小径端板５で、下部を大径端板６
で閉塞し、円錐形エレメント１としている。小径端板６
には、上面が円形となつた上面円形５ａを有する支持筒
５ｂが合成樹脂で一体に成形され、大径端板６にはパッ
キン６ａが設けられている。
【０００９】円筒状入口ケース２は、エレメント１を円
筒状入口ケース２の円筒状大径部７と円筒状出口ケース
３の円筒状大径部１０で収装するように設けられ、図示
しない外気を取り入れる吸入パイプに接続する入口パイ
プ８と円筒状出口ケース３のフランジ１２と嵌合溶着す
るフランジ９が設けられている。円筒状入口ケース２の
入口パイプ８には、外周面に開口し空気がケース内に流
入する外周開口８ａと、エレメント１の支持筒５ｂの上
面円形５ａを嵌着する先端円形受部８ｂが設けられてい
る。
筒状入口ケース２の円筒状大径部７と円筒状出口ケース
３の円筒状大径部１０で収装するように設けられ、図示
しない外気を取り入れる吸入パイプに接続する入口パイ
プ８と円筒状出口ケース３のフランジ１２と嵌合溶着す
るフランジ９が設けられている。円筒状入口ケース２の
入口パイプ８には、外周面に開口し空気がケース内に流
入する外周開口８ａと、エレメント１の支持筒５ｂの上
面円形５ａを嵌着する先端円形受部８ｂが設けられてい
る。
【００１０】円筒状出口ケース３は、円筒状出口ケース
３のフランジ１２と円筒状入口ケース２のフランジ９を
溶着すつとき、収装したエレメント１の支持筒５ｂを円
筒状入口ケース２の入口パイプ８の円錐状パイプ８ｃが
押し、エレメント１の大径端板６に設けられたパッキン
６ａが押圧される円形平坦部１３と、図示しないエンジ
ンのインテークマニホールドの吸入パイプに接続される
出口パイプ１１が設けられている。
３のフランジ１２と円筒状入口ケース２のフランジ９を
溶着すつとき、収装したエレメント１の支持筒５ｂを円
筒状入口ケース２の入口パイプ８の円錐状パイプ８ｃが
押し、エレメント１の大径端板６に設けられたパッキン
６ａが押圧される円形平坦部１３と、図示しないエンジ
ンのインテークマニホールドの吸入パイプに接続される
出口パイプ１１が設けられている。
【００１１】以上の構成で、エレメント１の大径端板６
は円筒状入口ケース２の円筒状大径部７と円筒状出口ケ
ース３の円筒状大径部１０とほぼ同径で、エレメント１
の上部は小径端板５となつておりエレメント１は円錐形
となつているので入口パイプ８から吸入だれた汚れた空
気は円錐状パイプ８ｃの外周開口８ａを通り、エレメン
ト１と円錐状入口ケース２の円筒大径部７との隙間１４
からエレメント１の濾過材４の全体を通過し濾過され清
浄な空気となつて出口パイプ１１からエンジンへ供給だ
れる。
は円筒状入口ケース２の円筒状大径部７と円筒状出口ケ
ース３の円筒状大径部１０とほぼ同径で、エレメント１
の上部は小径端板５となつておりエレメント１は円錐形
となつているので入口パイプ８から吸入だれた汚れた空
気は円錐状パイプ８ｃの外周開口８ａを通り、エレメン
ト１と円錐状入口ケース２の円筒大径部７との隙間１４
からエレメント１の濾過材４の全体を通過し濾過され清
浄な空気となつて出口パイプ１１からエンジンへ供給だ
れる。
【００１２】エアクリーナの組み立ては、エレメント１
の大径端板６を円筒状出口ケース３の円筒状大径部１０
内へ挿入すると大径端板６と円筒状出口ケース３の円筒
状大径部１０がほぼ同径でるためエレネント１は円筒状
出口ケース３の中で位置が決まり、円筒状入口ケース２
でエレメント１を覆い円筒状入口ケース２のフランジ９
と円筒状出口ケース３のフランジ１２とを溶着すると、
円筒状入口ケース２の円錐パイプ８ｃの先端円形受部８
ｂがエレメント１の小径端板５の支持筒５ｂの上面円形
５ａを押しエレメント１の大径端板６のパッキン６ａが
円筒状出口ケース３の円形平坦部１３を押圧しシールが
確実に行える。
の大径端板６を円筒状出口ケース３の円筒状大径部１０
内へ挿入すると大径端板６と円筒状出口ケース３の円筒
状大径部１０がほぼ同径でるためエレネント１は円筒状
出口ケース３の中で位置が決まり、円筒状入口ケース２
でエレメント１を覆い円筒状入口ケース２のフランジ９
と円筒状出口ケース３のフランジ１２とを溶着すると、
円筒状入口ケース２の円錐パイプ８ｃの先端円形受部８
ｂがエレメント１の小径端板５の支持筒５ｂの上面円形
５ａを押しエレメント１の大径端板６のパッキン６ａが
円筒状出口ケース３の円形平坦部１３を押圧しシールが
確実に行える。
【００１３】
【考案の効果】以上の実施例によつて詳細に説明したよ
うに、この考案によるエアクリーナにあつては、エレメ
ントの大径端板が円筒状入口ケースの円筒状大径部と円
筒状出口ケースの円筒状大径部とほぼ同径となつている
ので、エンジンの吸入系統のパイプの直径からエアクリ
ーナの外形の突出を極力少なくすることができる。ま
た、エレメントの大径端板を下にし円筒状出口ケースの
中へ入れ、円筒状入口ケースでエレメントを覆い円筒状
入口ケースのフランジと円筒状出口ケースのフランジを
溶着すれば簡単に組み立てたれしかも確実なシールが得
られる。
うに、この考案によるエアクリーナにあつては、エレメ
ントの大径端板が円筒状入口ケースの円筒状大径部と円
筒状出口ケースの円筒状大径部とほぼ同径となつている
ので、エンジンの吸入系統のパイプの直径からエアクリ
ーナの外形の突出を極力少なくすることができる。ま
た、エレメントの大径端板を下にし円筒状出口ケースの
中へ入れ、円筒状入口ケースでエレメントを覆い円筒状
入口ケースのフランジと円筒状出口ケースのフランジを
溶着すれば簡単に組み立てたれしかも確実なシールが得
られる。
【図１】（ａ） この考案のエアクリーナの断面図 （ｂ） 同部分拡大図
１ エレメント ２ 円筒状入口ケース ３ 円筒状出口ケース ５ 小径端板 ５ｃ 支持筒 ６ 大径端板 ６ａ パッキン ８ 入口パイプ ８ｃ 出口パイプ １１ 出口パイプ
Claims (1)
- 【請求項１】 内部にエレメイントを収装し、相互に結
合される円筒状の入口および出口ケースを有するエアク
リーナにおいて、前記エレメントは、略円錐台状に形成
され、上下に配置された小径および大径端板と、これら
の端板間に支持された濾過部材とを有し、前記入口ケー
スは、前記小径端板に突設された支持筒が嵌着される円
形受部を有し、前記出口ケースは、前記大径端板の下面
との間でシールパッキンを挟持する円形平坦部を有する
ことを特徴とするスローアウェーエアクリーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3383291U JP2550790Y2 (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | スローアウェーエアクリ−ナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3383291U JP2550790Y2 (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | スローアウェーエアクリ−ナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04122622U JPH04122622U (ja) | 1992-11-04 |
| JP2550790Y2 true JP2550790Y2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=31916395
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3383291U Expired - Lifetime JP2550790Y2 (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | スローアウェーエアクリ−ナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2550790Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-16 JP JP3383291U patent/JP2550790Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04122622U (ja) | 1992-11-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| R250 | Receipt of annual fees |
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