JP2550135B2 - ロール破砕装置 - Google Patents

ロール破砕装置

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JP2550135B2
JP2550135B2 JP63056050A JP5605088A JP2550135B2 JP 2550135 B2 JP2550135 B2 JP 2550135B2 JP 63056050 A JP63056050 A JP 63056050A JP 5605088 A JP5605088 A JP 5605088A JP 2550135 B2 JP2550135 B2 JP 2550135B2
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JP
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rolls
roll
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casing
protrusions
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和雄 高瀬
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は比較的脆い材料を一定の大きさ以下に破砕す
るための破砕装置で、特に長尺物の切断屑等が供給され
る場合に適した装置である。
[従来の技術] 例えば長さ数mの軽量気泡コンクリートパネルの側面
をカッターで切断して所望の製品パネルを得るような場
合、カッターの側面に切断屑が落とされ、これを適当な
長さに小割して集積し、一次破砕装置で粗砕した後、さ
らに粉砕装置に送って粉砕し、軽量気泡コンクリート製
造原料に混入されている。また特開昭57−188318号には
合成樹脂成形材料の微粉化装置として、ローラー周方向
全周にわたってローラー長さ方向にねじ状に交互に連続
した山部と谷部を設け、山部と谷部とを対向させて材料
を破砕するようにした装置がある。
[発明が解決しようとする課題] 従来軽量気泡コンクリート切断屑の処理で行われてい
る方法では、切断屑は切断装置周辺で一旦小割して集積
し、破砕装置まで移送することが必要であった。また特
開昭57−188318号の形式のものでは、比較的小さいサイ
ズのものを微粉化する装置で、大きなもの、長尺物の処
理には適せず、大きなものを装入すると噛み込んで行か
ないと云うような欠点があった。
[課題を解決するための手段] 本発明は前記した欠点を解消し、長尺物の切断屑をそ
のまま受入れて破砕し、破砕片を破砕装置の一隅に集め
て排出し、それ以降の粉砕手段への供給を直接可能にす
る他、脆弱ではあるがサイズの大きな材料の噛み込みを
容易にし、粗砕能力を大幅に向上させることのできる破
砕装置を提供するものであって、この目的を達成するた
めに本発明は、上面が開放されたケーシング内に互いに
内側へ向けて回転し,外周面に突出部がピッチを大きく
螺旋状に、且つ断続的に設けられた一対の平行な長軸ロ
ールを具え、該突出部は互いに他のロールの突出部と突
出部の中間で噛み合うよう、且つ該ロールの突出部の断
続はロール軸方向に対して螺旋状に旋回するように設け
られて、互いのロールに設けられた該突出部の螺旋回転
方向は逆方向であるように設けられ、ケーシングの材料
送り出し端部に排出口が設けられていることを特徴とす
る。
以下本発明装置を図面に従って説明する。第1図は本
発明の破砕装置の一実施例の平面図、第2図はロール部
の縦断面図、第3図は他の実施例の平面図である。図に
おいて1は上面が開放されたケーシング、2、3はケー
シング内に平行して配置された長軸のロールで、このロ
ール2、3はモーター4により歯車を介して矢印A,Bに
示すように互いに内側に向かって回転している。5はケ
ーシング1の一側面に沿って設けられた材料供給用シュ
ート、6は材料の移送切断装置で長尺の材料が移送され
て、ここで固定されて側面の一部が切断されてシュート
5に落下するようになっている。7はケーシング1の底
部の一端に設けられた排出口で、ケーシング1内の破砕
物の送り出し方向の端部に設けられ、二次破砕装置への
移送装置に連絡されている。
8,9はロール2,3の外周面に設けられた突出部で、ロー
ル2の外周表面には螺旋状に突出部8が大きなピッチで
設けられ、且つこの突出部8は螺旋状に断続的になって
いる。即ち螺旋状に設けられた突出部8と突出のない部
分10が交互に配置されるようなっている。他の一方のロ
ール3の表面の突出部9と突出のない部分11は、ロール
2と丁度反対に旋回する螺旋状に設けられている。そし
てロール2とロール3では互いのロール面が噛み合う部
分で互いに他のロールの突出部はもう一方のロールの突
出部と突出部の中間に位置するようになっている。
突出部8、9の旋回はロールが互いに内側に向かって
回転するとき、ロールに伴って旋回する。突出部の螺旋
状の旋回方向は第1図と第3図に示すような二つの場合
を示すことができ、互いのロール表面の突出部の螺旋回
転方向が対抗していることが重要である。上記のいずれ
を選択してもよいが排出口はロールの回転に伴って破砕
片が排出口に向かって送り出される方向へ設けることが
必要である。
突出部の螺旋のピッチは比較的大きい方が破砕物の搬
送速度が大きく、一本のロール上に設ける螺旋の数は1
本又は2本がよい。
突出部8,9と突出のない部10,11との螺旋に沿った長さ
は、ほぼ同長乃至それに近いものが好ましい。突出部8,
9の高さは2本のロールの外周面の間隔より若干短いの
が適当である。突出部の断続の旋回の程度はあまり大き
くなく、ロール軸長に対して1/4〜1/2周程度が好まし
い。
突出部はローラー表面に溶接により容易に取付けるこ
とができる。
[作用] 本発明の破砕装置は2本のロールが若干表面間隔を離
して配置してあり、両者の間隙に両ロールの突出部が大
きなピッチで交互に突出しているため、大きなサイズの
材料も噛み込みが容易であり、且つ突出部が長軸ロール
の外周に螺旋状に設けられているため、ケーシング内で
破砕物並びに未破砕物が第1、3図の矢印Cの方向に移
送され、また突出部が断続的になっているので、材料が
両ロール間に入りかかったときに、突出部の端部が噛み
込みを助長できる。さらには突出部がロールの回転に伴
って破砕物を排出口へ送り出すように螺旋状配列がなさ
れているので、排出口はロールの長さ方向に向かって、
一カ所に設けておけば済む。
[効果] 以上説明したように本発明は2本のロールを若干間隔
を離して配置し、長軸ロールの表面にピッチの大きな螺
旋状に、且つ断続的に突出部を設けてあるので、長尺物
の比較的脆い材料を破砕と部分移送とを一挙に行うこと
ができ、且つ噛み込みの能率もよく、粗砕物のサイズも
小さくすることができるので、破砕処理能力が大で、切
断屑等を一旦集積運搬する必要もなく、側面切削加工装
置と組合せて使用すれば非常に効果的な装置である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のロール破砕装置の一実施例の平面図、
第2図はロール部の縦断面図、第3図は本発明の他の実
施例を示す平面図である。 1……ケーシング、2、8……ロール、7……排出口、
8、9……突出部、10、11……突出のない部分。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面が開放されたケーシング内に互いに内
    側へ向けて回転し,外周面に突出部がピッチを大きく螺
    旋状に、且つ断続的に設けられた一対の平行な長軸ロー
    ルを具え、該突出部は互いに他のロールの突出部と突出
    部の中間で噛み合うよう、且つ該ロールの突出部の断続
    はロール軸方向に対して螺旋状に旋回するように設けら
    れて、互いのロールに設けられた該突出部の螺旋回転方
    向は逆方向であるように設けられ、ケーシングの材料送
    り出し端部に排出口が設けられていることを特徴とする
    ロール破砕装置。
JP63056050A 1988-03-11 1988-03-11 ロール破砕装置 Expired - Lifetime JP2550135B2 (ja)

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