JP2550042Y2 - 噴霧式の塗布装置 - Google Patents

噴霧式の塗布装置

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JP2550042Y2
JP2550042Y2 JP8680791U JP8680791U JP2550042Y2 JP 2550042 Y2 JP2550042 Y2 JP 2550042Y2 JP 8680791 U JP8680791 U JP 8680791U JP 8680791 U JP8680791 U JP 8680791U JP 2550042 Y2 JP2550042 Y2 JP 2550042Y2
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武 平山
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有限会社平山製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は噴霧式の塗布装置に関し、
更に詳しくは噴霧液の飛散を防止できると共に、過剰の
噴霧ミストを回収し噴霧液の節約を図れるよう形成した
噴霧式の塗布装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の装置は、通常、上部に噴出
口が形成されると共に、内部にノズルが配設されたノズ
ル収容部と、このノズル収容部と連通状に接続された噴
霧液の貯留タンクと、このタンク内の噴霧液を加圧して
上記のノズルから噴射させる加圧源とを備えて形成され
ていた(例えば実開昭63ー186557号公報、特開
昭63ー194865号公報、特開平2ー68163号
公報等参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】而して従来品では、通
常、上記の加圧源がコンプレッサーで構成され、圧縮空
気で噴霧液を噴射する仕組みであったから、従来品を使
用すると、噴霧液のミスト化が進み、被塗布面から跳ね
返って飛散したミストが、ノズル収容部の上縁と被塗布
面との隙間から外部に流出して外部雰囲気を害し易いと
いう問題点があった。
【0004】又従来のこの種装置では、噴霧後の過剰ミ
ストの回収を例えば吸引器で行なうよう構成されていた
から、従来品では吸引器等が必要になる分、装置がコス
トアップし、又大型化するのを避けられなかったもので
ある。
【0005】本案は、このような従来品の問題点を解消
しようとするものである。従って本案の技術的課題は、
噴霧ミストの外部への流出を防止し、又過剰ミストの再
利用を図って噴霧液の節約を可能にし、その際、吸引器
等を省略できるようにして装置のコストダウンや省スペ
ース化を図れるよう形成した噴霧式の塗布装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本案は、上記の課題を解
決するために次のような技術的手段を採る。即ち本案の
装置は、上部に噴出口1aが形成されると共に、内部に
ノズル1bが配設されたノズル収容部1と、このノズル
収容部1と連通状に接続された噴霧液の貯留タンク4
と、このタンク4内の噴霧液を加圧して上記のノズル1
bから噴射させる加圧源6とを備えた噴霧式の塗布装置
において、上記のノズル収容部1が軸Aを水平にして環
路状に形成され、又上記のタンク4がノズル収容部1の
下に配設され、更に上記の加圧源6がポンプで構成され
たことを特徴とするものである。
【0007】又本案は、上記と同様に形成された噴霧式
の塗布装置において、上記のノズル収容部1内に、断面
略砲弾状の筒体1dが先細り状の先端を上にして且つ上
記の噴出口1aと垂直線Bを同一にして配設され、この
筒体1dによってノズル収容部1内に筒体1d内を共通
の流路にする環路1eが形成され、上記のノズル1bが
筒体1d内に垂直線Bを同一にして設けられ、又上記の
タンク4がノズル収容部1の下に配設され、更に上記の
加圧源6がポンプで構成されたことを特徴とするもので
ある。
【0008】
【実施例】以下、本案の好適な一実施例を添付図面に従
って説明する。1は、上部に噴出口1aが形成されると
共に、内部にノズル1bが配設されたノズル収容部であ
る。このノズル収容部1は、軸Aを水平にしてこの実施
例ではコンベヤ2の幅とほぼ同じ幅の環路状に形成され
ている。従って噴出口1aは、コンベヤ2の幅方向に延
びて形成されているものである。又ノズル1bは、この
噴出口1aから例えばフラックス等の噴霧液を、印刷回
路基板3等に均等状に噴射できるようノズル口を並列状
にして形成されている。
【0009】4は、ノズル収容部1と連通状に接続され
た噴霧液の貯留タンクである。この貯留タンク4は、こ
の実施例ではノズル収容部1の直下に配設されている。
尚1cはノズル収容部1のドレインであり、5はノズル
収容部1と貯留タンク4とを接続するドレイン管であ
る。
【0010】6は、上記タンク4内の噴霧液を加圧して
上記のノズル1bから噴射させる加圧源としてのポンプ
である。7は貯留タンク4とポンプ6の吸込口とを接続
する管路、8はポンプ6の吐出口とノズル1bとを接続
する管路である。
【0011】次にこの実施例の作用を説明する。ポンプ
6で加圧された例えばフラックスはノズル1bから噴射
され、噴出口1aに臨んで配置される上記の基板3の下
面に塗布される。又基板3の下面で跳ね返って飛散する
過剰のミストは、ノズル収容部1内を矢示の如く流れ、
ノズル1bの噴射作用時に生じる負圧で還流する。そし
てノズル1bが噴出するフラックス中に混合され、再度
噴射される。又ノズル収容部1内を還流中、液化したミ
ストは、ドレイン1cからドレイン管5を介して上記の
タンク4内に流れ込み回収される。
【0012】以上の処において、上記のノズル収容部1
の構成は上例には限られず、例えば図3に示される如く
形成されるのでも良い。即ちこの本案装置では、ノズル
収容部1内に、断面略砲弾状の筒体1dが先細り状の先
端を上にして且つ上記の噴出口1aと垂直線Bを同一に
して配設されている。そしてこの筒体1dによってノズ
ル収容部1内に筒体1d内を共通の流路にする環路1e
が形成され、又上記のノズル1bが筒体1d内に垂直線
Bを同一にして設けられているものである。尚筒体1d
は、この実施例ではコンベヤ2の幅方向に延びて形成さ
れている。
【0013】而してこの本案装置の場合、ノズル1bか
ら噴出されたミストは、印刷回路基板3の下面で跳ね返
って下方に流れ、筒体1dの下部開口面からノズル1b
の噴射作用時に生じる負圧で吸い込まれ、矢示の如く還
流する。又液化したミストは、タンク4内に流下する。
従ってこの装置の場合は、例えば特開平2ー68163
号公報等にみられるように、圧縮空気を利用して過剰ミ
ストを還流させるものではないから、ノズル収容部1の
構成を簡単化でき、又圧縮空気の圧力とノズル1bから
の噴射圧との微妙な調整が不要であるから操作上も簡便
になる。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように本案は、上部に噴出
口が形成されると共に、内部にノズルが配設されたノズ
ル収容部が、軸を水平にして環路状に形成され、又ノズ
ル収容部と連通状に接続された噴霧液の貯留タンクがノ
ズル収容部の下に配設され、更に加圧源がポンプで構成
されたことを特徴とするものである。
【0015】従って本案では、ノズルの噴射作用時に生
じる負圧を利用してミストをノズル収容部内で還流させ
ることができるから、本案によれば、外部へミストが流
出するのを防止でき、又本案では加圧源がポンプで構成
されているから、コンプレッサーを用いる従来品の場合
に比べミストの飛散を防止できるものである。又本案で
は、噴霧液の貯留タンクがノズル収容部の下に配設され
ているから、液化したミストはそのまま流下し回収され
るものである。従って本案によれば、過剰ミストを再利
用でき噴霧液の節約を図れるだけではなく、吸引器等を
省略できる分、コストの低廉化、省スペース化を図るこ
とができるという実用上優れた効果を奏するものであ
る。
【0016】又請求項2記載の如く形成される場合は、
ノズル収容部を簡単化でき、又この場合は従来品のよう
に加圧空気で過剰ミストを還流させるものではないか
ら、従来品では必要であった圧縮空気の圧力とノズルか
らの噴射圧との微妙な調整操作を不要にでき、従って装
置の運転操作を簡便化できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案装置の好適な一例を示す構成図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】ノズル収容部を違えた本案装置の構成図であ
る。
【図4】図3の平面図である。
【符号の説明】
1 ノズル収容部 1a 噴出口 1b ノズル 1d 筒体 1e 環路 4 噴霧液の貯留タンク 6 加圧源 A 軸 B 垂直線

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に噴出口が形成されると共に、内部
    にノズルが配設されたノズル収容部と、このノズル収容
    部と連通状に接続された噴霧液の貯留タンクと、このタ
    ンク内の噴霧液を加圧して上記のノズルから噴射させる
    加圧源とを備えた噴霧式の塗布装置において、上記のノ
    ズル収容部が軸を水平にして環路状に形成され、又上記
    のタンクがノズル収容部の下に配設され、更に上記の加
    圧源がポンプで構成されたことを特徴とする噴霧式の塗
    布装置。
  2. 【請求項2】 上部に噴出口が形成されると共に、内部
    にノズルが配設されたノズル収容部と、このノズル収容
    部と連通状に接続された噴霧液の貯留タンクと、このタ
    ンク内の噴霧液を加圧して上記のノズルから噴射させる
    加圧源とを備えた噴霧式の塗布装置において、上記のノ
    ズル収容部内に、断面略砲弾状の筒体が先細り状の先端
    を上にして且つ上記の噴出口と垂直線を同一にして配設
    され、この筒体によってノズル収容部内に筒体内を共通
    の流路にする環路が形成され、上記のノズルが筒体内に
    垂直線を同一にして設けられ、又上記のタンクがノズル
    収容部の下に配設され、更に上記の加圧源がポンプで構
    成されたことを特徴とする噴霧式の塗布装置。
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JPH0528441U JPH0528441U (ja) 1993-04-16
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