JP2549995Y2 - タイルパネル - Google Patents

タイルパネル

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JP2549995Y2
JP2549995Y2 JP6461091U JP6461091U JP2549995Y2 JP 2549995 Y2 JP2549995 Y2 JP 2549995Y2 JP 6461091 U JP6461091 U JP 6461091U JP 6461091 U JP6461091 U JP 6461091U JP 2549995 Y2 JP2549995 Y2 JP 2549995Y2
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JP
Japan
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tile
tiles
tile panel
joint
panel
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JP6461091U
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▲琢▼洋 谷川
克巳 岩井
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株式会社イナックス
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、タイルパネルの改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、タイルパネルは図6
に示すような構造となっており、浴室等の側壁面を構成
する建材として使用されている。即ち、タイルパネル5
1はその裏側に枠組形成されたパイプフレーム52があ
り、このパイプフレーム52はパイプを溶接して組付け
たものである。このパイプフレーム52の表側には珪酸
カルシウム板等で形成された平板状の下地板53がビス
等により固設され、この下地板53の表面に接着剤を介
し多数のタイル54,54,54が貼着されて形成され
ている。
【0003】このような従来のタイルパネル51ではパ
イプフレーム52の組付けに手間を要し、コストが高く
なるという問題点があり、又、現場でタイルパネル51
を適宜寸法に切断して使用したい場合に、パイプフレー
ム52を切断することが極めて困難で、又、切断した場
合にはタイルパネル51全体の強度が著しく低下してし
まうという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、低コストで製造でき、
かつ切断等が容易に行えるタイルパネルを提供せんこと
を目的とし、その要旨は、複数の中空状柱部を所定間隔
で並設してなる押出セメント成形板の前記柱部表面にタ
イルを掛け渡し状に貼着したことである。
【0005】
【作用】中空状柱部を複数形成した押出成形板は押出成
形により安価に造形することができ、その柱部の表面に
タイルを接着剤を介し貼着することによりタイルパネル
が製作されて、タイルパネルを安価なものとすることが
でき、又、切断等が容易なタイルパネルとすることがで
きる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1はタイルパネルの製作時における要部斜視構
成図であり、タイルパネルは押出セメント成形板1の表
面に多数のタイル3,3を貼着して形成されており、押
出セメント成形板1は押出機により押し出して造形した
ものであり、所定間隔で表面側へ突出した柱部1a,1
a,1aが一体形成されており、各柱部1aの内部は断
面長方形状の中空孔2,2,2となっている。又、各柱
部1a,1a間は凹み状の溝部1b,1bとなってお
り、図1において、柱部1aの表面側の上面の寸法Aは
例えば40mmに設定されており、又、柱部1a,1a間
の中心距離Bは100mmに設定されている。これは貼着
するタイル3の寸法が98×98mmであることより、そ
の寸法に対応させたものであり、各柱部1a,1a間に
掛け渡し状にその表面に接着剤を塗布してタイル3を貼
着すると、各タイル3,3間には所定の目地幅を取るこ
とができ、貼着されたタイル3,3,3により前記溝部
1bは表面側から隠蔽されたものとなる。尚、押出成形
板1の厚みは例えば3〜5mm程度が適当であり、又、前
記柱部1aの高さは20mm程度が適当である。尚、その
寸法は適宜変更が可能である。尚、タイルの貼着時にタ
イル3の端部が溝部1bの上方で浮き上がる部分ができ
るため、この部分には予め図2に示すように、目地テー
プ4,4を柱部1a,1a間の表面に貼りつけておき、
目地テープ4上にタイル3の端部を載せてタイル3の端
部に空間が生じないように貼着することができる。
【0007】又、予め図3に示すように多数のタイル
3,3,3を連結しておき、この状態で連結したタイル
3,3を押出セメント成形板1上に貼着しても良い。
尚、その場合、多数のタイル3,3,3を連結するため
に、例えば図4に示すようなテープ5を用いて多数のタ
イル3,3,3を連結することができる。即ち、テープ
5には上方に突条5aが形成されており、この突条5a
の側面に当接させてタイル3,3を列設させることがで
き、突条5aの上面側に所定の目地空間Sが形成される
ものである。
【0008】又、図5に示すようなシート状のテープ6
を用いてタイル3,3を連結させる場合には、目地空間
Sを形成させるために予め目地棒7を配設させておき、
この目地棒7にタイル3,3を当接させて目地空間Sを
形成させることができ、連結したタイル3,3,3を押
出セメント成形板1の表面に貼着した後に目地棒7を取
り外して良好な目地を形成させることができる。
【0009】このように本例では、複数の柱部1a,1
aを有する押出成形板1を押出成形により安価に造形す
ることができ、各柱部1a,1aの表面に掛け渡し状に
タイル3,3を貼着して容易にタイルパネルを製作する
ことができ、タイルパネルを安価なものとすることがで
きる。
【0010】
【考案の効果】本考案のタイルパネルは、複数の中空状
柱部を所定間隔で並設してなる押出セメント成形板の前
記柱部表面にタイルを掛け渡し状に貼着して造形したこ
とにより、押出成形により安価に押出セメント成形板を
造形して、その表面にタイルを貼り付けて容易にタイル
パネルの造形ができ、製造コストが低減するとともに、
従来のようなパイプフレームを必要としないため、軽量
なタイルパネルとすることができ、しかもパイプフレー
ムが存在しないため切断が容易で、切断により容易に所
定寸法を得ることができ、寸法設定が容易であるととも
に現場においても容易に切断して現合加工ができ、作業
性が良好化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】押出セメント板の表面にタイルを貼着した状態
の要部斜視構成図である。
【図2】目地テープを用いてタイルを貼着する状態の作
業説明斜視図である。
【図3】予め多数のタイルを連結した状態の要部斜視図
である。
【図4】タイルの連結構造の断面構成図である。
【図5】タイルの連結構造の別例を示す断面構成図であ
る。
【図6】従来のタイルパネルの破断斜視構成図である。
【符号の説明】
1 押出セメント成形板 1a 柱部 1b 溝部 2 中空孔 3 タイル 4 目地テープ 5,6 テープ 5a 突条 7 目地棒 S 目地空間

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の中空状柱部を所定間隔で並設して
    なる押出セメント成形板の前記柱部表面にタイルを掛け
    渡し状に貼着したことを特徴とするタイルパネル。
JP6461091U 1991-07-19 1991-07-19 タイルパネル Expired - Lifetime JP2549995Y2 (ja)

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JPH0512537U JPH0512537U (ja) 1993-02-19
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JPS587783Y2 (ja) * 1975-02-05 1983-02-10 株式会社東芝 ヘイサボセンノドウタイシジソウチ
JPS5439341U (ja) * 1977-08-20 1979-03-15

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JPH0512537U (ja) 1993-02-19

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