JPH0421857Y2 - - Google Patents

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JPH0421857Y2
JPH0421857Y2 JP4688285U JP4688285U JPH0421857Y2 JP H0421857 Y2 JPH0421857 Y2 JP H0421857Y2 JP 4688285 U JP4688285 U JP 4688285U JP 4688285 U JP4688285 U JP 4688285U JP H0421857 Y2 JPH0421857 Y2 JP H0421857Y2
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JP
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basic frame
edge
lower surfaces
claws
waterproof board
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JP4688285U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ビルの出入口、或は地下鉄駅の出入
口等からそれぞれの建造物内に水が侵入するのを
くい止めるための防水板に関するもので、平常時
には取外して格納し、例えば水害時に道路等が冠
水し建物内部に浸水する虞れが生じた様な非常時
に取出して玄関口等の出入口に予じめ用意してお
く装着支柱に差し入れて防水する主として防水用
に使用されるアルミニウム合金を素材にして成形
される防水板に関する。
[従来の技術] 従来から防水板は広く知られており、降雨時の
排水能力に欠ける地域等における建造物や地下鉄
駅の出入口に多く設備されている。
この種防水板は前述した様に平常時は格納箱等
に格納して出水の危険があるとき取出して予じめ
設備しておく装着支柱に差入れ出入口を塞ぐもの
で、この防水板には出水時の水圧に耐えられる強
度が求められる一方、取扱い易いことが要求さ
れ、一般的には複数枚の板を縦に溝を設けた支柱
に上から落し込むように嵌め付け重ね合せて所要
の高さの堰を形成するようにしているのが普通で
ある。
しかし、ビルの出入口や地下鉄駅の出入口は間
口が広いことから複数枚の板に分割しても金属製
の防水板の場合はかなりの重量となり取扱いの面
で不自由であつたことから最近ではアルミニウム
合金を素材とした防水板が提供されるようになつ
た。
アルミニウムは知られる様に軽量であると共に
耐腐触性に優れることから防水板として都合がよ
く利用が拡大しつつある。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、従来提供されているアルミニウム合金
製の防水板は芯板の表面に単に張付けたもので、
それまでの鉄板製防水板と然程変りがなく、上記
軽量、耐腐触性が活用されたに止まるものであつ
た。
本考案は、この様な実情に鑑み考案されたもの
で、予じめ縦方向の幅を大小違えた少なくとも2
種の角筒状をなす基本形枠材をアルミニウム合金
の押出によつて成形し、この各基本形枠材の上面
と下面にそれぞれ横長さ方向に沿つて連結用爪を
突設し、該連結用爪を連結材を介して結合させる
ことによつて、更に詳しくは上記縦方向の幅を等
しくした同種の、又は縦方向の幅を異にした異種
の基本形枠材相互を任意選択的に縁同志を衝き合
せる如く一体に連結することにより求める幅の防
水板を得られるようにしたことにある。
[問題点を解決するための手段] 即ち、本考案は、前後の2面を間隔を保つて対
向させ、この2面の上縁に沿つた内面間と下縁に
沿つた内面間に対向状に上面と下面を渡して角筒
形に形成される上記前後の2面の縦方向の幅を大
小異にした少なくとも2種類の基本形枠材と、こ
の基本形枠材相互を連結する連結材と、基本形枠
材の周縁を囲む縁枠材を以て構成し、上記各基本
形枠材の上面と下面には相対応した位置に横の長
さ方向に沿つて連結用爪を突設し、また上記連結
材には上記連結用爪と各係合する係合爪片を備え
て基本形枠体の上面と下面を向い合せ、これを衝
き合せるとき該両者間に上記連結材を介挿し、係
合爪片と各連結用爪とを係合させて一体に連結せ
しめ所望の幅員を有した板体を形成する一方、該
板体の周縁に沿つて前記縁材を止着し額縁形に組
立てるようにしたことを特徴とする防水板を提供
することにあり、特に本考案では内部を中空にし
て角筒形をなす前後2面の縦方向の幅を違えた少
なくとも2種類の基本形枠材を用意することによ
つて、この基本形枠材の同種若しくは異種類同志
を前記連結材を介して任意選択的に連結組合せ、
この組合せによつて所望の幅の板体を得られるこ
とに特徴がある。
[作用] 上記の様に構成される本考案によれば、縦方向
の幅を違えた少なくとも2種の基本形枠材を同種
のもの同志を連結材を介して連結することによつ
て、また連結個数を選択することによつて異る幅
の板材を得ることができ、更には異種のもの同志
を組合せ連結することによつて更に異る幅の板材
を得ることができるもので、組立段階で一枚の防
水板の板幅を選択し、個々に設計される装着支柱
に合つた防水板が得られる。
[実施例] 以下、本考案を図示する実施例につき説明し、
その特徴とするところを明らかにする。
第1図は本考案に係る防水板の使用の実際を示
した一部欠截する斜視図で、第2図は使用状態に
おける要部を断面とした拡大縦断側面図、第3図
は同じく要部の拡大横断平面図である。
図中1と2は本考案防水板を構成する基本形枠
材で、3はこの基本形枠材相互を連結して一枚の
板体4に組立る連結材であり、5は板体に組立て
られた基本形枠材の周縁に沿つて額縁形の止着し
防水板を完成させる縁枠材である。
これら防水板を構成する基本形枠材1,2を始
めとする各構成部分はアルミニウム合金による押
出成形品で、上記基本形枠材1,2は間隔をおい
て対向する前後の面1a,1b,2a,2bと、
この前後の面の上縁に沿つた内面間に渡る上面1
c,2cと、同じく下縁に沿つた内面間に渡り上
記上面と対向する下面1d,2dとを有する略矩
形の断面をなす角筒形に形成してあり、その上面
1c,2cと下面1d,2dには相対応する位置
に連結用爪6,6を突設している。
図示するようにこの実施例では2つの基本形枠
材1,2は前後の面1a,1bと2a,2bの縦
方向の幅を違えて一方の基本形枠材1の縦幅が他
方の形枠材2より全体として1/3大きくなるよう に(実際には15mm幅に対し、10mm幅であるよう
に)違えてあり、上下の面1c,1d,2c,2
d相互の幅と横方向の長さは共に同一に揃えてあ
る。
そして、上下両面にそれぞれ突設する連結用爪
6,6は各面の横の長さ方向の沿つて並行上に各
2条宛突設してあり、それぞれは前後の面の上縁
及び下縁より突き出ない高さに設けてあると共
に、各連結用爪の先端には外に向けて背向する如
く爪を突き出させてある。
連結材3は断面略H形にして両側に対向する2
片の各端縁に内向きの爪を派生させて係合爪片
7,7を設けている。
この連結材の両側の係合爪片7,7は間隔を前
記基本形枠材の連結用爪6,6の間隔より僅かに
広くして、この両爪片間に受け入れられるように
してある。
一方、縁枠材5は前後の面5a,5bを基本形
枠材の前後の幅に略一致する間隔に対向させ、こ
の両面を連絡面5cで繋いで断面コ字形に形成し
てあり、後面5bと連絡面5cには補強のためで
もあるリブ8をそれぞれ長さ方向に沿つて突設
し、このリブの間にゴム等の弾性シール材9を長
さ方向に沿つてネジ或は接着剤により止着してい
る。
この縁枠材5は縦方向の幅を違えた基本形枠材
1,2の同種のもの或は異種のものとをそれぞれ
連結材3を以て連結接合し、所定の板体4を完成
したのち、この板体の周囲に沿つて額縁状に巡ら
し縁同志を重ね合せたところをリベツト10或は
ビス11等を使つて止め付け一枚の防水板を完成
させるもので、従つてこの縁枠材は長尺材として
製造し、求める防水板の大きさに従つて切断し板
体4の周縁に組付けられる。
図中12は建物の玄関口等の両側に対向して起
上げる防水板装着用の支柱で、この支柱には対向
面に縦の装着用の溝13を各形成し、更にこの溝
13相互を連続するように床には同様の溝14が
設けてある。そして、15は本考案防水板を支柱
間に装着したのち、水密性を得るため防水板と溝
13,14の間に割込ませる緊締用ハンドルであ
る。
本考案は上述の様に構成されるもので、幅を異
にした基本形枠材1,2をそれぞれ押出し成形す
ると共に、形枠材相互を連結する連結材3並びに
縁枠材5をそれぞれ成形しておき、装着する支柱
12の間口、高さに従つて求める防水板の大きさ
が決定したところで、先ず基本形枠材の組合せを
決定し、例えば前述した様に異る幅の2種の形枠
材1,2により板体4を形成する場合にはこの両
者を連結材3を介して接合する。
この接合は両形枠材の間に連結材3を挟み、衝
き合せ方向に押圧すると、その連結用爪6,6と
係合爪片7,7が素材の弾性で撓みながら係合す
るため極めて容易に連結される。
次に、一体に連結した板体4の周囲に沿つて四
辺の縁枠材5を切断し、それぞれリベツト10若
しくはビス11を使つて組付け、併せて形枠材の
衝き合せ縁部にシール材16を嵌付けると同時に
縁枠材の所定位置にシール材9を、そして緊締用
のハンドル15を取付け完成させる。
[効果] この防水板は第1図に示した如く従来の防水板
と同様に支柱並びに床に設ける溝に沿つて嵌め付
け、ハンドル15の嵌入片を溝との間に割込ませ
ることによつて水密に装着されるものであるが、
本考案防水板は縦方向の幅を違えた2種若しくは
複数種の基本形枠材を予じめ量産的に製造してお
くことによつて実際のまちまちである使用部所に
対し、これら基本形枠材をそれぞれ取り合せて長
さだけ使用部所の寸法に合せて切断し、連結材を
介して組合せれば、この具体的な使用部所に適合
した大きさの防水板を直ちに提供することが可能
である。
従つて、本考案によれば、個々まちまちである
使用部所に対し、予じめ量産し規格製品化した素
材を以てそれぞれ適合した防水板を提供できると
共に、基本形枠材の連結枚数を選択することによ
つて一枚の防水板の重量を調整することができる
ことから装着作業、運搬作業上取扱い易い防水板
を提供することができる。
また、本考案防水板は基本形枠体を少なくとも
2種類準備すれば、必要な大きさの防水板の組立
が可能であるため押出成形機の成形金型を連結材
と縁枠材の2つを加えた4個準備すればよく、従
つて製造上コスト的に、また製品管理の上で極め
て有利である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したもので第1図
は本考案に係る防水板の使用の実際を示した一部
欠截する斜視図で、第2図は使用状態における要
部を断面とした拡大縦断側面図、第3図は同じく
要部の拡大横断平面図である。 1,2……基本形枠材、3……連結材、4……
板体、5……縁枠材、6……連結用爪、7……係
合爪片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前後の2面を間隔を保つて対向させ、この2面
    の上縁に沿つた内面間と下縁に沿つた内面相互の
    間に並行状に上面と下面を渡し、角筒形とする一
    方、上記前後の2面の縦方向の幅を大小異にした
    少なくとも2種類の基本形枠材と、該基本形枠材
    相互を連結する連結材と、基本形枠材の周縁を囲
    む縁枠材とからなり、上記各基本形枠材の上面と
    下面には相対応する位置に横の長さ方向に沿つて
    連結用爪を突設し、また上記連結材には上記上下
    両面の連結用爪と係合する係合爪片を備え、該連
    結材を基本形枠材の上下面に介挿し衝き合せるこ
    とによつて基本形枠材相互を連結し板体を形成す
    る一方、該板体の周縁に前記縁枠材を止着し額縁
    形に組立てなる防水板。
JP4688285U 1985-04-01 1985-04-01 Expired JPH0421857Y2 (ja)

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JPS61164326U JPS61164326U (ja) 1986-10-11
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