JP2549971Y2 - 浸種コンテナ - Google Patents

浸種コンテナ

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Publication number
JP2549971Y2
JP2549971Y2 JP113092U JP113092U JP2549971Y2 JP 2549971 Y2 JP2549971 Y2 JP 2549971Y2 JP 113092 U JP113092 U JP 113092U JP 113092 U JP113092 U JP 113092U JP 2549971 Y2 JP2549971 Y2 JP 2549971Y2
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JP
Japan
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container
hopper
paddy
net
water tank
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP113092U
Other languages
English (en)
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JPH0555809U (ja
Inventor
俊延 弘岡
孝道 下村
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Original Assignee
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0555809U publication Critical patent/JPH0555809U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、大量の種籾を一度に処
理できる浸種コンテナの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の浸種コンテナの構造は、図4に示
す如く、コンテナC内には、ホッパー11を設け、該ホ
ッパー11は、正面視V字状の網12により収納物を受
け、該網12の中央下部には、取り出し口12aを設
け、該取り出し口12aには、籾取り出しシャッター1
3を設けている。該籾取り出しシャッター13を開放す
ることにより、ホッパー11の取り出し口12aから種
籾を排出することができるのである。コンテナCの取り
出し口12aの上方中央部には、網状の循環孔14を設
け該循環孔14は、コンテナCの前後方向に開口してい
る。前記循環孔14は、コンテナCを水槽に浸けたとき
に水が籾層へ均一に循環するように設けられている。コ
ンテナCの両側下部には差し込み口15・15が設けら
れ、該差し込み口15・15はフォークリフトの爪を差
し込む為に設けられているのであり、コンテナCをフォ
ークリフトにて水槽に浸けるとき、または、水槽から取
り出すときにフォークリフトの爪が差し込まれるのであ
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、前記のような
従来の構造では、籾取り出し口が一か所である為に網の
傾斜角度が緩くなるので、種籾を籾取り出し口から排出
する場合、残粒が網上に残り易く、該残粒を手で掻き出
す必要がある。また、コンテナを水槽に浸けた場合、水
が籾層に均一に循環するように循環孔を設けているが、
該循環孔が一か所しか無い為に水が籾層に均一に循環し
ないという不具合が生じ、種籾の生育にムラが生じるの
である。前記不具合を解消する為に複数の取り出し口を
設けた場合には、籾を投入するホッパーを大きくしなけ
ればならないのである。そこで、本考案は、種籾の排出
を容易に行うことができ、かつ、籾層に水が均一に循環
する浸種コンテナを構成することを目的とするのであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の目的は以上の如
くであり、該目的を達成するために次のような構造を有
している。即ち、コンテナ内にホッパーを設け、該ホッ
パーに投入された種籾をコンテナごと水槽に浸ける浸種
コンテナにおいて、コンテナ内に複数のホッパーを構成
し、該ホッパーのそれぞれに循環孔を設けたものであ
る。
【0005】
【作用】次に、作用について説明する。コンテナCは、
二等分されそれぞれにホッパーA・Aが配設されてお
り、該ホッパーAには、一度に大量の種籾が投入され、
ホッパーAごとに設けた籾取り出しシャッター3から取
り出せ、ホッパーAごとに設けた循環孔4より均一に循
環できる。前記ホッパーA内の種籾を排出するときに
は、網2がV字状に傾斜角度が急となっているので、種
籾が網2上に残粒として残ることが無く、前記循環孔4
は、フォークリフト爪の差し込み口を兼用でき、該差し
込み口にフォークリフトの爪を差し込むことにより、コ
ンテナCを水槽に浸けたり、取り出したりすることがで
きるのである。
【0006】
【実施例】本考案の解決すべき課題及び構成は以上の如
くであり、次に添付の図面に示した本考案の実施例を説
明する。図1は、本考案の浸種コンテナの正面断面図、
図2は、本考案の浸種コンテナに送風パイプ6を配置し
た状態を示す正面断面図、図3は、同じく側面断面図で
ある。
【0007】図1において、コンテナCは、枠1内で中
央の仕切り壁1aにて二等分されており、それぞれの室
内にホッパーA・Aが配設されている。該ホッパーA
は、正面視V字状の網2により構成され、該網2の中央
下部には、取り出し口2aが設けられ、該取り出し口2
a下部には、籾取り出しシャッター3が設けられてい
る。該取り出し口2aを二か所に配設したことにより、
前記網2の傾斜角度は従来よりも急になり、ホッパーA
上方から投入された種籾は、ホッパーAの取り出し口2
aから排出される際に、網2上に残粒として残らなく取
出時間も短くなるのである。ホッパーA内の種籾を排出
するには、前記籾取り出しシャッター3の枠1外に設け
たレバー3aを回動すればよいのである。
【0008】前記ホッパーA・Aの中央部にはそれぞれ
循環孔4・4が開口されており、該循環孔4はコンテナ
Cの前後方向に開口され、網5・5によって囲まれて種
籾が漏れないようにし、コンテナCを水槽に浸けたとき
に、該循環孔4・4からホッパーA内の種籾に水を均一
に循環させることができるのてある。前記循環孔4・4
はフォークリフト爪の幅と一致するように開口され、フ
ォークリフト爪は挿入されて横桟1bを支持して持ち上
げ、コンテナCを水槽に浸けたり、取り出したりするこ
とができるのである。
【0009】また、コンテナCのホッパーA・A内部に
は、図2・図3に示す如く、送風パイプ6を配設するこ
とができるのであり、該送風パイプ6には、複数個のエ
アー吹き出し口6a・6a・・が開口され、ホッパーA
内の隅部に配置してエアー吹き出し口6a・6a・・を
中央方向に向けて、コンテナCを水槽から取り出した後
に、コンプレッサー(図示せず)に接続されているホー
ス7を前記送風パイプ6に連結させて、コンプレッサー
からのエアーを前記エアー吹き出し口6aからホッパー
内に送り込むことにより、短時間で種籾の水分を除去
し、種籾の乾燥を促進することができるのである。な
お、本考案の浸種コンテナは、従来の浸種コンテナにそ
のまま用いられている。
【0010】
【考案の効果】本考案は、以上のように構成することに
より、次のような効果を奏するものである。即ち、コン
テナ内のホッパーを二つに分割したことにより、網の傾
斜角度が急になり、該網上に種籾が残粒として残らなく
なり、取出口も二つになって種籾の排出時間も短縮でき
るようになり、また、循環孔を設けたことにより、コン
テナ内の籾層に水が均一に循環するようになって、種籾
の生育にムラが生じないのであり、該循環孔はフォーク
リフトの爪の差し込み口を兼用できるので、開口部も最
小限で済むのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の浸種コンテナの正面断面図である。
【図2】本考案の浸種コンテナに送風パイプ6を配置し
た状態を示す正面断面図である。
【図3】同じく側面断面図である。
【図4】従来の浸種コンテナの正面断面図である。
【符号の説明】
A ホッパー 2 網 3 籾取り出しシャッター 4 循環孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテナ内にホッパーを設け、該ホッパ
    ーに投入された種籾をコンテナごと水槽に浸ける浸種コ
    ンテナにおいて、コンテナ内に複数のホッパーを構成
    し、該ホッパーのそれぞれに循環孔を設けたことを特徴
    とする浸種コンテナ。
JP113092U 1992-01-16 1992-01-16 浸種コンテナ Expired - Lifetime JP2549971Y2 (ja)

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JPH0555809U JPH0555809U (ja) 1993-07-27
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