JP2549860B2 - モ−タ用自動停止装置 - Google Patents
モ−タ用自動停止装置Info
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- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E06—DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
- E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
- E06B9/00—Screening or protective devices for wall or similar openings, with or without operating or securing mechanisms; Closures of similar construction
- E06B9/56—Operating, guiding or securing devices or arrangements for roll-type closures; Spring drums; Tape drums; Counterweighting arrangements therefor
- E06B9/80—Safety measures against dropping or unauthorised opening; Braking or immobilising devices; Devices for limiting unrolling
- E06B9/82—Safety measures against dropping or unauthorised opening; Braking or immobilising devices; Devices for limiting unrolling automatic
- E06B9/88—Safety measures against dropping or unauthorised opening; Braking or immobilising devices; Devices for limiting unrolling automatic for limiting unrolling
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H19/00—Switches operated by an operating part which is rotatable about a longitudinal axis thereof and which is acted upon directly by a solid body external to the switch, e.g. by a hand
- H01H19/02—Details
- H01H19/10—Movable parts; Contacts mounted thereon
- H01H19/14—Operating parts, e.g. turn knob
- H01H19/18—Operating parts, e.g. turn knob adapted for actuation at a limit or other predetermined position in the path of a body, the relative movement of switch and body being primarily for a purpose other than the actuation of the switch, e.g. door switch, limit switch, floor-levelling switch of a lift
- H01H19/186—Operating parts, e.g. turn knob adapted for actuation at a limit or other predetermined position in the path of a body, the relative movement of switch and body being primarily for a purpose other than the actuation of the switch, e.g. door switch, limit switch, floor-levelling switch of a lift with travelling nuts
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E06—DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
- E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
- E06B9/00—Screening or protective devices for wall or similar openings, with or without operating or securing mechanisms; Closures of similar construction
- E06B9/56—Operating, guiding or securing devices or arrangements for roll-type closures; Spring drums; Tape drums; Counterweighting arrangements therefor
- E06B9/68—Operating devices or mechanisms, e.g. with electric drive
- E06B2009/6809—Control
- E06B2009/6872—Control using counters to determine shutter position
- E06B2009/6881—Mechanical counters
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- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
- Stopping Of Electric Motors (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、巻き取り可能要素の巻き取りおよび繰り出
しを保証するモータ用自動停止装置に関するものであ
る。
しを保証するモータ用自動停止装置に関するものであ
る。
[従来の技術と問題点] この種の装置にはフランス国特許第2,076,529号、フ
ランス国実用新案第2,497,261号およびスイス国特許第4
53,646号がある。
ランス国実用新案第2,497,261号およびスイス国特許第4
53,646号がある。
この種の自動停止装置を調節するためには、巻き取り
可能要素が所望の自動停止位置にあるときに調節手段が
近接可能である事が必要である。このような条件は、装
置が例えばスイス国特許第453,646号に記載のような管
状モータ減速器を具備する際には満たされる。これに反
して、フランス国実用新案第2,497,261号に記載のよう
な「軸回り型」または「中心型」と呼ばれる減速器を具
備する場合、調節手段は巻き取り可能要素が単一の繰り
出された位置にある場合にのみ近接可能である。このよ
うな減速器を具備する装置について巻き取り可能要素が
巻き取られるときに停止点の調節を実施しなければなら
ない操作具は順次に下記の動作を行わなければならな
い。
可能要素が所望の自動停止位置にあるときに調節手段が
近接可能である事が必要である。このような条件は、装
置が例えばスイス国特許第453,646号に記載のような管
状モータ減速器を具備する際には満たされる。これに反
して、フランス国実用新案第2,497,261号に記載のよう
な「軸回り型」または「中心型」と呼ばれる減速器を具
備する場合、調節手段は巻き取り可能要素が単一の繰り
出された位置にある場合にのみ近接可能である。このよ
うな減速器を具備する装置について巻き取り可能要素が
巻き取られるときに停止点の調節を実施しなければなら
ない操作具は順次に下記の動作を行わなければならな
い。
(1)巻き取り可能要素が、自動停止装置に近接可能な
その第1自動停止位置に達するまで、巻き取り可能要素
の繰り出しを指令する。
その第1自動停止位置に達するまで、巻き取り可能要素
の繰り出しを指令する。
(2)第2自動停止点の第1任意調節を実施するため、
停止装置の調節手段を操作する。
停止装置の調節手段を操作する。
(3)巻き取り可能要素の巻き取りを指令し、巻き取り
可能要素が自動的に停止するのを待つ。
可能要素が自動的に停止するのを待つ。
(4)このように停止された巻き取り可能要素の位置と
所望位置との間隔をマークする。
所望位置との間隔をマークする。
(5)自動停止装置の調節手段に対して実施すべき修正
値を誘導する。
値を誘導する。
(6)自動停止装置が近接可能となるように再び巻き取
り可能要素の繰り出しを指令する。
り可能要素の繰り出しを指令する。
(7)修正を実施する。
このように第2自動停止点の調節は逐次的近似法によ
って実施され、前述の操作は所望の結果が得られるまで
反復される。これは多数の操作を必要とし、これが第1
の欠点を成す。
って実施され、前述の操作は所望の結果が得られるまで
反復される。これは多数の操作を必要とし、これが第1
の欠点を成す。
さらにこの種のモータ減速器を具備するモータは一般
に比較的小型で非常に強い応力を受ける。なぜならば実
際上、この種のモータは非常に短時間しか作動しないか
らである。また、偶然の長時間使用による過度の加熱を
防止するため、これらのモータは最大連続作動時間を自
動的に制限する加熱安全装置を具備している。ところが
この最大連続作動時間は前記の手続きに従って装置の調
節を実施する場合には不十分である。故に、調節操作が
突然に中断され、この事が第2の欠点を成す。さらに、
操作員は加熱安全装置の再始動を待たなければならな
い。その調節を再開するまでに10分ばかり待たなければ
ならない。これがもう1つの欠点を成す。
に比較的小型で非常に強い応力を受ける。なぜならば実
際上、この種のモータは非常に短時間しか作動しないか
らである。また、偶然の長時間使用による過度の加熱を
防止するため、これらのモータは最大連続作動時間を自
動的に制限する加熱安全装置を具備している。ところが
この最大連続作動時間は前記の手続きに従って装置の調
節を実施する場合には不十分である。故に、調節操作が
突然に中断され、この事が第2の欠点を成す。さらに、
操作員は加熱安全装置の再始動を待たなければならな
い。その調節を再開するまでに10分ばかり待たなければ
ならない。これがもう1つの欠点を成す。
最後に、モータの給電の中断期間が終了して調節を再
開するとき、作業員が最後の修正作業によって得られた
結果を忘れている場合があり、これはエラーの原因とな
り、あるいは最後の調節要素を見付けるためにもう一度
サイクルを繰り返さなければならない。これがもう一つ
の欠点を成す。
開するとき、作業員が最後の修正作業によって得られた
結果を忘れている場合があり、これはエラーの原因とな
り、あるいは最後の調節要素を見付けるためにもう一度
サイクルを繰り返さなければならない。これがもう一つ
の欠点を成す。
[問題点の解決手段] 本発明はこのような欠点を解決する事を目的としてい
る。すなわち、中断を伴わない急速な調節を可能とする
事を目的としている。
る。すなわち、中断を伴わない急速な調節を可能とする
事を目的としている。
そのため本発明による自動停止装置は、巻き取り可能
要素の繰り出された位置に対応する第1停止位置と巻き
取り可能要素の巻き取られた位置に対応する所望の第2
停止位置との間の可動要素あるいは可動要素、端子また
はスイッチのいずれかの移動度を記録する巻き取り可能
要素に連動された指示手段と、前記指示手段によって記
録された移動度を他の端子と他のスイッチとの間に転送
するための手段とを含む。
要素の繰り出された位置に対応する第1停止位置と巻き
取り可能要素の巻き取られた位置に対応する所望の第2
停止位置との間の可動要素あるいは可動要素、端子また
はスイッチのいずれかの移動度を記録する巻き取り可能
要素に連動された指示手段と、前記指示手段によって記
録された移動度を他の端子と他のスイッチとの間に転送
するための手段とを含む。
この指示手段は移動度を記録すべき可動要素によって
単一方向に駆動される事のできる可動指針とする事がで
きる。
単一方向に駆動される事のできる可動指針とする事がで
きる。
この移動度を転送する手段も本質的に第2可動指針で
構成する事ができる。
構成する事ができる。
本発明の若干の実施態様によれば、これらの指針はそ
れぞれスケールの前を移動する。
れぞれスケールの前を移動する。
本発明の好ましい実施態様によれば、2個の別個の可
動要素が、相互に平行な2本の軸に沿って、巻き取り可
能要素の同一移動方向に対して逆方向に移動するように
した装置において、2個の指針が可動要素によってそれ
ぞれ単一方向に駆動され、またこれら指針の末端が同一
線上を移動し、またこれらの末端は2個の可動要素が固
定要素と接触したときに相互に一致し、これらの指針が
それぞれの可動要素と接触させられ、このようにして一
方の指針によって記録された一方の可動要素の平行距離
の転送は、他方の指針を対応の可動要素をもって前記一
方の指針と一致させる事によって実施される。この実施
態様は目盛りによる調節よりも正確な調節を可能とす
る。なぜならば、第1スケールの読みと第2スケールへ
の伝送の誤差をなくすからである。
動要素が、相互に平行な2本の軸に沿って、巻き取り可
能要素の同一移動方向に対して逆方向に移動するように
した装置において、2個の指針が可動要素によってそれ
ぞれ単一方向に駆動され、またこれら指針の末端が同一
線上を移動し、またこれらの末端は2個の可動要素が固
定要素と接触したときに相互に一致し、これらの指針が
それぞれの可動要素と接触させられ、このようにして一
方の指針によって記録された一方の可動要素の平行距離
の転送は、他方の指針を対応の可動要素をもって前記一
方の指針と一致させる事によって実施される。この実施
態様は目盛りによる調節よりも正確な調節を可能とす
る。なぜならば、第1スケールの読みと第2スケールへ
の伝送の誤差をなくすからである。
[実施例] 以下、本発明の実施例について詳細に説明する。
第1図に略示された自動停止装置はフランス国特許第
2,076,259号に記載のものと類似の思想である。これ
は、同一ピッチの2本のネジを使用する点のみが相違し
ている。この装置は、巻き取り可能要素と回転連動する
ように連結された有歯軸または溝付き軸1と、この軸1
に対して平行な2本のネジ4,5上にそれぞれ取付けられ
手動的に回転駆動されて位置を調節されるようにした軸
1の歯と係合するピニオン様の可動端子としての遊動ナ
ット2,3と、可動端子2によって作動される第1固定ス
イッチ6と、可動端子3によって作動される第2固定ス
イッチ7とを含む。スイッチ6は巻き取り可能要素の駆
動モータをその繰り出された位置に停止させるためのも
のであり、スイッチ7は巻き取り可能要素の巻き取り位
置にモータを停止させる。またこの装置は、第1可動指
針8を有し、この指針は案内手段9上を移動し、可動端
子2によって矢印方向に駆動されるが逆方向には駆動さ
れない。またこの装置は第2可動指針10を有し、この可
動指針10は可動端子3に固着されて案内手段11に沿って
両方向に可動可能である。指針8はスケール12に対向し
て移動するが、可動指針10はスケール13に対向して移動
する。スケール12と13は同形であって、そのゼロ位置は
スイッチの作動位置に対応している。この構造が、図示
されない側板の間に配置され、その全体がケーシングの
中に配置されている。案内手段9と11は、ケーシング中
のバーまたはみぞ案内によって構成される。
2,076,259号に記載のものと類似の思想である。これ
は、同一ピッチの2本のネジを使用する点のみが相違し
ている。この装置は、巻き取り可能要素と回転連動する
ように連結された有歯軸または溝付き軸1と、この軸1
に対して平行な2本のネジ4,5上にそれぞれ取付けられ
手動的に回転駆動されて位置を調節されるようにした軸
1の歯と係合するピニオン様の可動端子としての遊動ナ
ット2,3と、可動端子2によって作動される第1固定ス
イッチ6と、可動端子3によって作動される第2固定ス
イッチ7とを含む。スイッチ6は巻き取り可能要素の駆
動モータをその繰り出された位置に停止させるためのも
のであり、スイッチ7は巻き取り可能要素の巻き取り位
置にモータを停止させる。またこの装置は、第1可動指
針8を有し、この指針は案内手段9上を移動し、可動端
子2によって矢印方向に駆動されるが逆方向には駆動さ
れない。またこの装置は第2可動指針10を有し、この可
動指針10は可動端子3に固着されて案内手段11に沿って
両方向に可動可能である。指針8はスケール12に対向し
て移動するが、可動指針10はスケール13に対向して移動
する。スケール12と13は同形であって、そのゼロ位置は
スイッチの作動位置に対応している。この構造が、図示
されない側板の間に配置され、その全体がケーシングの
中に配置されている。案内手段9と11は、ケーシング中
のバーまたはみぞ案内によって構成される。
この装置の調節プロセスを第2図〜第6図について説
明する。巻き取り可能要素の取付けの際に、装置は例え
ば第2図に示す非調節位置にある。巻き取り可能要素は
繰り出されており、また自動停止装置の調節手段は近接
可能である。可動端子2,3とその指針8,10は任意の中間
位置にある。
明する。巻き取り可能要素の取付けの際に、装置は例え
ば第2図に示す非調節位置にある。巻き取り可能要素は
繰り出されており、また自動停止装置の調節手段は近接
可能である。可動端子2,3とその指針8,10は任意の中間
位置にある。
この繰り出された位置において、ネジ4を作動して、
可動端子2をスイッチ6に当接させてこのスイッチを作
動する。可動指針8も可動端子2の近傍に移動される。
可動端子3は第2スイッチ7から最大距離にある(第3
図)。
可動端子2をスイッチ6に当接させてこのスイッチを作
動する。可動指針8も可動端子2の近傍に移動される。
可動端子3は第2スイッチ7から最大距離にある(第3
図)。
次に巻き取り可能要素が所望の停止位置まで巻き取ら
れる。この巻き取りに際して、可動端子2,3は溝付き軸
1によって回転駆動されて、所定の位置(第4図)まで
移動させられ、可動指針8が可動端子2によって駆動さ
れる。
れる。この巻き取りに際して、可動端子2,3は溝付き軸
1によって回転駆動されて、所定の位置(第4図)まで
移動させられ、可動指針8が可動端子2によって駆動さ
れる。
次に、巻き取り可能要素がモータによって繰り出さ
れ、このモータは、可動端子2が軸1によって駆動され
てスイッチ6に当接した時、所望の繰り出し位置に自動
的に停止される。他方の可動端子3は可動端子2と共
に、その指針10を駆動しながら移動するが、可動指針8
は巻き取り可能要素の巻き取られた位置に対応する停止
位置に留まる(第5図)。
れ、このモータは、可動端子2が軸1によって駆動され
てスイッチ6に当接した時、所望の繰り出し位置に自動
的に停止される。他方の可動端子3は可動端子2と共
に、その指針10を駆動しながら移動するが、可動指針8
は巻き取り可能要素の巻き取られた位置に対応する停止
位置に留まる(第5図)。
巻き取り可能要素の巻き取り位置に対応する所望の第
2停止位置を調節するためには、ネジ5を回転させる事
によって可動端子3をスイッチ7に対して、可動指針8
の移動距離に等しい距離だけ離間させればよい。すなわ
ち、可動指針10をそのスケールの前に、可動指針8と同
一の目盛りに対向するように移動させる。このようにし
て自動的停止装置が調節される。巻き取り可能要素の次
の巻き取りに際して、可動端子3は所望の停止位置にお
いてスイッチ7を作動する。なぜならば可動端子3は可
動端子2が第1停止位置と所望の第2所望位置の間にお
いて走行した距離と同一距離を走行したからである(第
6図)。
2停止位置を調節するためには、ネジ5を回転させる事
によって可動端子3をスイッチ7に対して、可動指針8
の移動距離に等しい距離だけ離間させればよい。すなわ
ち、可動指針10をそのスケールの前に、可動指針8と同
一の目盛りに対向するように移動させる。このようにし
て自動的停止装置が調節される。巻き取り可能要素の次
の巻き取りに際して、可動端子3は所望の停止位置にお
いてスイッチ7を作動する。なぜならば可動端子3は可
動端子2が第1停止位置と所望の第2所望位置の間にお
いて走行した距離と同一距離を走行したからである(第
6図)。
前記の第1実施例において、可動端子2,3とその可動
指針の機能は相違している。可動指針8は常に指示手段
として使用され、可動指針10は可動指針8の走行した距
離を転送する手段として使用される。第7図の実施例に
おいては、これと相違する。この実施例においては、可
動端子2と3′は同形であり、可動指針8と10′は共に
推力によって単一方向に移動可能である。この場合、移
動距離の指示手段としてまたこの移動距離の転送のた
め、可動指針8も可動指針10′も同様に使用する事がで
きる。例えば、まず可動端子3′とその可動指針10′を
転送される位置に対応する目盛りの左側に持って来て、
次に可動指針10′をその可動端子3′によってこの目盛
りに対向位置させる。この実施例はモータの回転方向と
は関係ないという利点を有する。
指針の機能は相違している。可動指針8は常に指示手段
として使用され、可動指針10は可動指針8の走行した距
離を転送する手段として使用される。第7図の実施例に
おいては、これと相違する。この実施例においては、可
動端子2と3′は同形であり、可動指針8と10′は共に
推力によって単一方向に移動可能である。この場合、移
動距離の指示手段としてまたこの移動距離の転送のた
め、可動指針8も可動指針10′も同様に使用する事がで
きる。例えば、まず可動端子3′とその可動指針10′を
転送される位置に対応する目盛りの左側に持って来て、
次に可動指針10′をその可動端子3′によってこの目盛
りに対向位置させる。この実施例はモータの回転方向と
は関係ないという利点を有する。
本発明による自動停止装置の第2実施例を第8図に略
示する。この装置は巻き取り可能要素と連動回転される
単一のネジ14を含み、このネジ上に2個の可動端子15,1
6が取付けられ、これらの可動端子は、案内バー17(第1
0図)によって不回転状態に固定された2個のナットか
ら成り、このナットはそれぞれ固定スイッチ18,19と協
働する。可動端子15は可動指針20をスケール21の前方に
おいて単一方向に駆動し、これに対して可動端子16は可
動指針22をスケール23の前方において両方向に駆動す
る。これら両方の可動端子はそれぞれ円筒形ナット24か
ら成り、その上に、またその周囲に、リング25が取付け
られ、このリングはナット24上においてサークリップ26
によって軸方向に保持され、また放射方向ネジ27によっ
てナット24と回転連動するように連結されている。可動
端子16については、可動指針22が案内バー28上に滑動自
在に取付けられ、リング25のくぼみ29の中に、可動端子
の移動方向において遊隙なしに係合している。
示する。この装置は巻き取り可能要素と連動回転される
単一のネジ14を含み、このネジ上に2個の可動端子15,1
6が取付けられ、これらの可動端子は、案内バー17(第1
0図)によって不回転状態に固定された2個のナットか
ら成り、このナットはそれぞれ固定スイッチ18,19と協
働する。可動端子15は可動指針20をスケール21の前方に
おいて単一方向に駆動し、これに対して可動端子16は可
動指針22をスケール23の前方において両方向に駆動す
る。これら両方の可動端子はそれぞれ円筒形ナット24か
ら成り、その上に、またその周囲に、リング25が取付け
られ、このリングはナット24上においてサークリップ26
によって軸方向に保持され、また放射方向ネジ27によっ
てナット24と回転連動するように連結されている。可動
端子16については、可動指針22が案内バー28上に滑動自
在に取付けられ、リング25のくぼみ29の中に、可動端子
の移動方向において遊隙なしに係合している。
この装置の停止点の調節は第1実施例と同様に実施さ
れるが、その唯一の相違点は、ナット24を回転させる事
ができるようにまずネジ27を少しねじ戻し、可動端子と
その可動指針を所望の位置まで持って来て、次に再びネ
ジ27を締める事によって、可動端子15,16の手動的移動
が実施されるにある。
れるが、その唯一の相違点は、ナット24を回転させる事
ができるようにまずネジ27を少しねじ戻し、可動端子と
その可動指針を所望の位置まで持って来て、次に再びネ
ジ27を締める事によって、可動端子15,16の手動的移動
が実施されるにある。
第11図は第2実施例の変形例であって、この場合、両
方の可動指針20,22′は共に単一方向に駆動自在であっ
て、第7図の場合と同様にいずれも独立に指示手段の役
割と転送の役割とを果す事ができ、従ってこの装置はモ
ータの回転方向とは独立である。
方の可動指針20,22′は共に単一方向に駆動自在であっ
て、第7図の場合と同様にいずれも独立に指示手段の役
割と転送の役割とを果す事ができ、従ってこの装置はモ
ータの回転方向とは独立である。
本発明の好ましい実施態様としての第3実施例を第12
図ないし第14図に示す。原則的には、この実施態様は第
1図の実施例に非常に近い。この装置の回転自在溝付き
軸31は2個の可動端子32,33と係合し、これらの可動端
子はそれぞれネジ34,35上に取付けられたナット−ピニ
オンから成る。前記の部材はそれぞれ、第1図の軸1、
2個の可動端子2,3およびネジ4,5に対応している。しか
し、ネジ34と35のピッチは同長であるが逆方向であるの
で、これらの可動端子は同時的に逆方向に移動する。こ
の組立体は、外側側板41と内側側板42との間において、
ケーシング39の中に配置されている。可動端子32と33は
それぞれラダー36,37に作用し、これらのラダーはネジ3
4,35に対して同一垂直面に配置され、図面の後方に配置
されて見えないスイッチに作用する。ラダー37,37はそ
れぞれ圧縮バネ43,44によって休止位置に保持されてい
る。軸31の一端は、巻き取り可能要素に回転連動された
手段に連結するための側板45を備えている。ネジ34,35
はそれぞれ延長部46,47を有し、これらの延長部は円錐
形ヘッド48,49と回転連動するための面を備え、これら
のヘッドはそれぞれドライバによって回転駆動するため
のネジ穴を備え、またこれらのヘッドはケーシング39の
底部の円錐形くぼみの中に回転自在に取付けられ、これ
らのヘッドと内側側板42の間に配置されたバネ50,51に
よって保持されている。
図ないし第14図に示す。原則的には、この実施態様は第
1図の実施例に非常に近い。この装置の回転自在溝付き
軸31は2個の可動端子32,33と係合し、これらの可動端
子はそれぞれネジ34,35上に取付けられたナット−ピニ
オンから成る。前記の部材はそれぞれ、第1図の軸1、
2個の可動端子2,3およびネジ4,5に対応している。しか
し、ネジ34と35のピッチは同長であるが逆方向であるの
で、これらの可動端子は同時的に逆方向に移動する。こ
の組立体は、外側側板41と内側側板42との間において、
ケーシング39の中に配置されている。可動端子32と33は
それぞれラダー36,37に作用し、これらのラダーはネジ3
4,35に対して同一垂直面に配置され、図面の後方に配置
されて見えないスイッチに作用する。ラダー37,37はそ
れぞれ圧縮バネ43,44によって休止位置に保持されてい
る。軸31の一端は、巻き取り可能要素に回転連動された
手段に連結するための側板45を備えている。ネジ34,35
はそれぞれ延長部46,47を有し、これらの延長部は円錐
形ヘッド48,49と回転連動するための面を備え、これら
のヘッドはそれぞれドライバによって回転駆動するため
のネジ穴を備え、またこれらのヘッドはケーシング39の
底部の円錐形くぼみの中に回転自在に取付けられ、これ
らのヘッドと内側側板42の間に配置されたバネ50,51に
よって保持されている。
ネジ34,35のネジ山部の両側に、ネジ山を有しない小
径部50,51,52,53を備え、これらの部分は安全上の理由
から可動端子32,33の離脱を保証する。付図において右
側のネジ端部において、可動端子32,33はバネ54,55に当
接し、これらの可動端子の再装着を保証する。これら可
動端子32,33はそれぞれ指針38,40を単一方向に駆動す
る。これらの可動指針はケーシング39のみぞ穴71,72の
中を案内される。これらの可動指針の矢先状の先端はほ
ぼ共通線57上を移動する(第13図)。第14図に図示のよ
うに、各可動指針はそれぞれ対応のネジ34,35を包囲す
るフォーク部58と、ケーシング39の外側に位置する円弧
部分と、ケーシングの内部に位置する円弧部分59とを含
むので、可動指針は完全にケーシングによって案内さ
れ、可動端子が可動指針のフォーク部分58を押す。
径部50,51,52,53を備え、これらの部分は安全上の理由
から可動端子32,33の離脱を保証する。付図において右
側のネジ端部において、可動端子32,33はバネ54,55に当
接し、これらの可動端子の再装着を保証する。これら可
動端子32,33はそれぞれ指針38,40を単一方向に駆動す
る。これらの可動指針はケーシング39のみぞ穴71,72の
中を案内される。これらの可動指針の矢先状の先端はほ
ぼ共通線57上を移動する(第13図)。第14図に図示のよ
うに、各可動指針はそれぞれ対応のネジ34,35を包囲す
るフォーク部58と、ケーシング39の外側に位置する円弧
部分と、ケーシングの内部に位置する円弧部分59とを含
むので、可動指針は完全にケーシングによって案内さ
れ、可動端子が可動指針のフォーク部分58を押す。
第12図〜第14図に図示の装置の停止点調節法を第15図
〜第19図について説明する。第15図は装置の初位置を略
示する。巻き取り可能要素はその第1自動的停止位置に
繰り出されており、調節ヘッド48,49に近接可能であ
り、調節は実施されておらず、可動端子32,33は任意の
中間位置にある。
〜第19図について説明する。第15図は装置の初位置を略
示する。巻き取り可能要素はその第1自動的停止位置に
繰り出されており、調節ヘッド48,49に近接可能であ
り、調節は実施されておらず、可動端子32,33は任意の
中間位置にある。
ヘッド48を回転させて、ネジ34を駆動し、可動端子32
をそのスイッチ36に当接させてこのスイッチを作動させ
る。可動指針38を可動端子32の近くに持って来る。可動
端子33をそのスイッチ37から最大距離まで離間させる。
をそのスイッチ36に当接させてこのスイッチを作動させ
る。可動指針38を可動端子32の近くに持って来る。可動
端子33をそのスイッチ37から最大距離まで離間させる。
次に巻き取り可能要素を所望の第2停止位置まで巻き
取る。可動指針38は可動端子32によって第17図の位置ま
で押される。可動指針40は移動されていない。巻き取り
可能要素のこの巻き取られた位置において、調節ヘッド
48,49は近接不能である。
取る。可動指針38は可動端子32によって第17図の位置ま
で押される。可動指針40は移動されていない。巻き取り
可能要素のこの巻き取られた位置において、調節ヘッド
48,49は近接不能である。
次に巻き取り可能要素をその第1自動停止位置まで繰
り出す。この繰り出し中に、可動端子32は溝付き軸31に
よって駆動されてスイッチ36の方向に戻り、スイッチ36
に当接したときに、モータをその第1停止位置に自動的
に停止させる。この方向に駆動されない可動指針38はそ
の位置を保持する。可動端子33は可動指針40の方向に逆
進する。この繰り出し位置において、調節ヘッド48,49
は近接可能であり、その場合にヘッド49を回転させる事
によって可動端子33を移動させる事ができる。まず、可
動端子33が可動指針38を越えるように移動され、また可
動指針40が可動指針38を越えるように移動される。次に
可動端子33をもって可動指針40を可動指針38に対向する
ように持って来る(第19図)。このようにして第2自動
停止点が調節される。このように2個の同長逆ピッチの
ネジを使用する事により、2個の可動指針の直接的一致
によって調節を実施し、スケールを使用しないですむ。
その結果、第1スケールの読みと第2スケールに対する
転送の不正確さの累積誤差を防止する事ができる。
り出す。この繰り出し中に、可動端子32は溝付き軸31に
よって駆動されてスイッチ36の方向に戻り、スイッチ36
に当接したときに、モータをその第1停止位置に自動的
に停止させる。この方向に駆動されない可動指針38はそ
の位置を保持する。可動端子33は可動指針40の方向に逆
進する。この繰り出し位置において、調節ヘッド48,49
は近接可能であり、その場合にヘッド49を回転させる事
によって可動端子33を移動させる事ができる。まず、可
動端子33が可動指針38を越えるように移動され、また可
動指針40が可動指針38を越えるように移動される。次に
可動端子33をもって可動指針40を可動指針38に対向する
ように持って来る(第19図)。このようにして第2自動
停止点が調節される。このように2個の同長逆ピッチの
ネジを使用する事により、2個の可動指針の直接的一致
によって調節を実施し、スケールを使用しないですむ。
その結果、第1スケールの読みと第2スケールに対する
転送の不正確さの累積誤差を防止する事ができる。
第4実施例およびその調節モードを第20図〜第25図に
略示する。第2実施例と同様に、この第4実施例は、巻
き取り可能要素と回転連動された単一のネジ60を含む。
このネジ60上に、2個の可動端子61,62が取付けられ、
これらの可動端子はそれぞれネジ63と64によってネジ60
上に固定されたナットから成り、従ってこれらの可動端
子はネジ60と共に回転する。可動端子61と62の間におい
て同一ネジ60上に、図示されない案内バーまたはその他
の手段によって回転阻止されたナット状の可動要素65が
取付けられている。
略示する。第2実施例と同様に、この第4実施例は、巻
き取り可能要素と回転連動された単一のネジ60を含む。
このネジ60上に、2個の可動端子61,62が取付けられ、
これらの可動端子はそれぞれネジ63と64によってネジ60
上に固定されたナットから成り、従ってこれらの可動端
子はネジ60と共に回転する。可動端子61と62の間におい
て同一ネジ60上に、図示されない案内バーまたはその他
の手段によって回転阻止されたナット状の可動要素65が
取付けられている。
この可動要素65は、巻き取り可能要素の駆動モータを
停止させるスイッチ66と67とを有する。スイッチ66は可
動端子61と協働するが、スイッチ67は可動端子62と協働
する。ネジ80が駆動されていない時にこのネジ60に沿っ
て可動端子61,62を移動させるためには、ネジ63,64を僅
かに緩めて可動端子を解除する。このようにして可動端
子をネジ60に対してねじ込みまたは緩める事ができる。
可動要素65は可動指針68を押し、また可動端子61,62
は、ネジ60回りの角度位置がどのようであれ、その軸方
向位置を正確に決定するための外周線69,70から成るマ
ークを備えている。
停止させるスイッチ66と67とを有する。スイッチ66は可
動端子61と協働するが、スイッチ67は可動端子62と協働
する。ネジ80が駆動されていない時にこのネジ60に沿っ
て可動端子61,62を移動させるためには、ネジ63,64を僅
かに緩めて可動端子を解除する。このようにして可動端
子をネジ60に対してねじ込みまたは緩める事ができる。
可動要素65は可動指針68を押し、また可動端子61,62
は、ネジ60回りの角度位置がどのようであれ、その軸方
向位置を正確に決定するための外周線69,70から成るマ
ークを備えている。
この装置の調節プロセスを第21図〜第25図について説
明する。第21図に図示のように、装置はその初位置にあ
り、巻き取り可能要素はその第1自動停止位置まで繰り
出されており、可動端子61と62は近接可能であり、可動
要素65は任意の中間位置にある。
明する。第21図に図示のように、装置はその初位置にあ
り、巻き取り可能要素はその第1自動停止位置まで繰り
出されており、可動端子61と62は近接可能であり、可動
要素65は任意の中間位置にある。
この位置において、可動端子62はネジ60に対して回転
自在であり、次にこれをネジ60上でねじ回転させる事に
よって、可動要素65のスイッチ67に当接させ、これによ
りモータの給電が中断される(第22図)。可動端子61に
関しては、これは可動要素65から可能な限り離間されて
いる。
自在であり、次にこれをネジ60上でねじ回転させる事に
よって、可動要素65のスイッチ67に当接させ、これによ
りモータの給電が中断される(第22図)。可動端子61に
関しては、これは可動要素65から可能な限り離間されて
いる。
次に、巻き取り可能要素がその所望の第2停止位置ま
で巻き取られる(第23図)。この運動中、ネジ60は可動
端子61および62と共に回転駆動され、可動要素65は可動
指針68を駆動しながら可動端子61の方向に移動する。巻
き取り可能要素がその所望の第2自動停止位置に達した
時、可動要素65と可動指針68が停止する。
で巻き取られる(第23図)。この運動中、ネジ60は可動
端子61および62と共に回転駆動され、可動要素65は可動
指針68を駆動しながら可動端子61の方向に移動する。巻
き取り可能要素がその所望の第2自動停止位置に達した
時、可動要素65と可動指針68が停止する。
次に、巻き取り可能要素はその第1自動停止位置(第
24図)まで繰り出される。この運動中、ネジ60が可動要
素65を駆動し、この可動要素65は可動指針68をその位置
に残したままで可動端子62に係合し、モータの給電を切
る。この繰り出された位置において、可動端子61と62は
近接可能であり、操作員は可動端子61の円周マークが可
動指針68と一致するようにこの可動端子61を可動指針68
の前に持って来る(第25図)。このようにして第2自動
停止点が調節される。装置を対称性に成しモータの回転
方向から独立させるために、逆方向に移動可能の第2可
動指針68を配備する事ができる。
24図)まで繰り出される。この運動中、ネジ60が可動要
素65を駆動し、この可動要素65は可動指針68をその位置
に残したままで可動端子62に係合し、モータの給電を切
る。この繰り出された位置において、可動端子61と62は
近接可能であり、操作員は可動端子61の円周マークが可
動指針68と一致するようにこの可動端子61を可動指針68
の前に持って来る(第25図)。このようにして第2自動
停止点が調節される。装置を対称性に成しモータの回転
方向から独立させるために、逆方向に移動可能の第2可
動指針68を配備する事ができる。
最後の実施例と同様に、前記の各実施例において、ス
イッチと可動端子とを逆転し、すなわちスイッチを可動
要素上に取付け、また固定要素をスイッチの作動用端子
として使用するができる。
イッチと可動端子とを逆転し、すなわちスイッチを可動
要素上に取付け、また固定要素をスイッチの作動用端子
として使用するができる。
[発明の効果] 本発明に係るモータ用自動停止装置は、以上説明して
きた構成をとることから、従来の問題点を解決し、それ
ぞれ巻き取り可能要素の巻き取られた位置と繰り出され
た位置に対応し、巻き取り可能要素がそれぞれ所望の巻
き取られた位置と繰り出された位置とに達したときにモ
ータを停止させ、巻き取り可能要素の巻き取りおよび繰
り出しを保証することができるという効果を奏する。
きた構成をとることから、従来の問題点を解決し、それ
ぞれ巻き取り可能要素の巻き取られた位置と繰り出され
た位置に対応し、巻き取り可能要素がそれぞれ所望の巻
き取られた位置と繰り出された位置とに達したときにモ
ータを停止させ、巻き取り可能要素の巻き取りおよび繰
り出しを保証することができるという効果を奏する。
特に本発明は、スイッチ等の移動度を記録する指示手
段と、この指示手段によって記録された移動度を他の端
子と他のスイッチとの間に転送するための手段とを含む
ことにより、最初の繰り出しを行なった時に指示手段に
より移動度を自動的に記録して、この移動度を転送手段
により巻き取り側の停止手段に非常に容易に転送できる
ので、停止手段の位置設定を容易かつ確実に行うことが
できる。
段と、この指示手段によって記録された移動度を他の端
子と他のスイッチとの間に転送するための手段とを含む
ことにより、最初の繰り出しを行なった時に指示手段に
より移動度を自動的に記録して、この移動度を転送手段
により巻き取り側の停止手段に非常に容易に転送できる
ので、停止手段の位置設定を容易かつ確実に行うことが
できる。
第1図乃至第6図は本発明の第1実施例の逐次調節段階
を示す図、第7図は第1実施例の変形例を示す図、第8
図は可動端子を搭載する単一のネジを含む第2実施例を
示す図、第9図は第2実施例の調節可能可動端子の軸方
向断面図、第10図は第9図のX−X線に沿った断面図、
第11図は第2実施例の変形図、第12図は第3実施例の完
全軸方向断面図、第13図はこの第3実施例の外面図、第
14図は第13図のXIV−XIV線に沿った部分断面図、第15図
乃至第19図は第12図乃至第14図に図示の装置の停止点調
節の逐次段階を示す図、また第20図乃至第25図は本発明
の第4実施例およびその停止点調節時の逐次段階を示す
図である。 1,4,5;14,17;31,34,35;60……線形駆動装置 2,3;15,16;32,33;61,62……可動端子 4,5;24;48,49;63,64……調節手段 6,7;18,19;36,37;66,67……スイッチ 8;20;38;68……指示手段(可動指針) 10;22;40;69……転送手段(可動指針) 65……可動要素 12,13……スケール 48,49……調節手段
を示す図、第7図は第1実施例の変形例を示す図、第8
図は可動端子を搭載する単一のネジを含む第2実施例を
示す図、第9図は第2実施例の調節可能可動端子の軸方
向断面図、第10図は第9図のX−X線に沿った断面図、
第11図は第2実施例の変形図、第12図は第3実施例の完
全軸方向断面図、第13図はこの第3実施例の外面図、第
14図は第13図のXIV−XIV線に沿った部分断面図、第15図
乃至第19図は第12図乃至第14図に図示の装置の停止点調
節の逐次段階を示す図、また第20図乃至第25図は本発明
の第4実施例およびその停止点調節時の逐次段階を示す
図である。 1,4,5;14,17;31,34,35;60……線形駆動装置 2,3;15,16;32,33;61,62……可動端子 4,5;24;48,49;63,64……調節手段 6,7;18,19;36,37;66,67……スイッチ 8;20;38;68……指示手段(可動指針) 10;22;40;69……転送手段(可動指針) 65……可動要素 12,13……スケール 48,49……調節手段
Claims (9)
- 【請求項1】それぞれ巻き取り可能要素の巻き取られた
位置と繰り出された位置に対応し、巻き取り可能要素が
それぞれ所望の巻き取られた位置と繰り出された位置と
に達したときにモータを停止させるためにそれぞれ可動
端子と協働する2個のスイッチと、巻き取り可能要素と
連動するスイッチまたは可動端子の線形駆動手段と、巻
き取り可能要素の移動とは独立に各スイッチとその端子
間の相対位置を変更するための調節手段とを含む巻き取
り可能要素の巻き取りおよび繰り出しを保証するモータ
用自動停止装置において、巻き取り可能要素の繰り出さ
れた位置に対応する第1停止位置と巻き取り可能要素の
巻き取られた位置に対応する所望の第2停止位置との間
の可動要素あるいは可動要素、端子またはスイッチのい
ずれかの移動度を記録する指示手段と、前記指示手段に
よって記録された移動度を他の端子と他のスイッチとの
間に転送するための手段とを含むことを特徴とするモー
タ用自動停止装置。 - 【請求項2】前記の指示手段は、移動度を記録される可
動要素によって一方向にのみ駆動される事のできる可動
指針である事を特徴とする請求の範囲第1項のモータ用
自動停止装置。 - 【請求項3】前記指針の移動度を転送するための手段は
本質的に第2可動指針から成る事を特徴とする2個の別
個の可動要素を含む請求の範囲第2項のモータ用自動停
止装置。 - 【請求項4】2個の別個の可動要素が、相互に平行な2
本の軸に沿って、巻き取り可能要素の同一移動方向に対
して逆方向に移動するようにした請求の範囲第3項のモ
ータ用自動停止装置であって、2個の指針が可動要素に
よってそれぞれ単一同一方向に駆動され、またこれら指
針の末端が同一線上を移動し、またこれら末端は2個の
可動要素が固定要素と接触したときに相互に一致し、こ
れらの指針がそれぞれの可動要素と接触させられ、この
ようにして一方の指針によって記録された一方の可動要
素の走行距離の転送は、調節手段によって他方の指針を
対応の可動要素をもって前記一方の指針と一致させる事
によって実施される事を特徴とする請求の範囲第3項の
モータ用自動停止装置。 - 【請求項5】2個の可動要素が、相互に平行な2本の別
個の軸に沿って、巻き取り可能要素の移動方向と同一方
向に移動するようにしてあり、2個のスケールを含み、
これらのスケールの前においてそれぞれの指針が移動す
る事を特徴とする請求の範囲第3項のモータ用自動停止
装置。 - 【請求項6】2個の指針は可動要素によって単一方向に
駆動可能である事を特徴とする請求の範囲第5項のモー
タ用自動停止装置。 - 【請求項7】転送手段としての指針が、その組み合わさ
れた可動要素によって両方向に駆動される事を特徴とす
る請求の範囲第5項のモータ用自動停止装置。 - 【請求項8】2個の可動要素は共通ネジ上に取付けられ
たナットから成り、これらのナットが前記の駆動手段を
成しまた回転固定されて、巻き取り可能要素と同一移動
方向に移動するようにしてあり、これらのナットは部材
によって回転固定され、この部材は固定手段によってナ
ットに回転連結され、この固定手段が解除されて、駆動
ネジとは独立にナットを移動させる事ができ、またこの
装置は2個のスケールを含み、それぞれのスケールの前
において指針が移動する事を特徴とする請求の範囲第3
項のモータ用自動停止装置。 - 【請求項9】2個の軸方向固定要素の間を移動し、前記
の調節手段によって位置を調節する事のできる単一の可
動要素を含み、前記指針の移動度を転送するための手段
は、調節可能固定要素に備えられたマークから成り、こ
のマークが前記指針と一致させられる事を特徴とする請
求の範囲第2項のモータ用自動停止装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8607653A FR2599524B1 (fr) | 1986-05-28 | 1986-05-28 | Dispositif d'arret automatique d'enroulement et de deroulement d'un element enroulable |
FR8607653 | 1986-05-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62285863A JPS62285863A (ja) | 1987-12-11 |
JP2549860B2 true JP2549860B2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=9335744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62129565A Expired - Fee Related JP2549860B2 (ja) | 1986-05-28 | 1987-05-26 | モ−タ用自動停止装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2549860B2 (ja) |
ES (1) | ES2005877A6 (ja) |
FR (1) | FR2599524B1 (ja) |
IT (1) | IT1204589B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2624194B1 (fr) * | 1987-12-08 | 1994-02-11 | Simu Sa | Perfectionnement aux dispositifs de fin de course pour motoreducteurs de volets roulants |
EP0371170B1 (en) * | 1988-11-30 | 1993-04-21 | A.S.A. Motoriduttori S.N.C. | Rolling device for rolling elements such as blinds, curtains, awnings or the like |
FR2656463B1 (fr) * | 1989-12-22 | 1992-04-17 | Somfy | Dispositif d'arret automatique pour moteur electrique apres un certain nombre de tours. |
FR2679376B1 (fr) * | 1991-07-19 | 1993-11-12 | Somfy | Dispositif d'arret automatique a baladeur pour moteur electrique. |
IT1292962B1 (it) * | 1997-03-04 | 1999-02-11 | Fitem Srl | Dispositivo di trascinamento per elementi avvolgibili con gruppo di arresto universale. |
US6470951B1 (en) * | 2000-11-20 | 2002-10-29 | Hsiu-Chih Tao | Structure of a blind adjustment |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR1487414A (fr) * | 1966-05-20 | 1967-07-07 | Perfectionnements aux dispositifs d'entraînement pour la commande électrique des stores en toile et analogues | |
GB1214831A (en) * | 1967-03-10 | 1970-12-02 | English Electric Co Ltd | Improvements relating to switch mechanisms for actuators |
FR2076529A5 (ja) * | 1970-01-19 | 1971-10-15 | Carpano & Pons | |
JPS5370461A (en) * | 1976-12-04 | 1978-06-22 | Takeo Nishimura | Length measuring and controlling apparatus for standard scale |
ES262351Y (es) * | 1980-12-30 | 1982-12-16 | "moto-reductor para arrollar y desenrrollar los cierres". | |
JPS606052U (ja) * | 1983-06-27 | 1985-01-17 | 株式会社 小野寺商会 | 足場用ジヨイント |
-
1986
- 1986-05-28 FR FR8607653A patent/FR2599524B1/fr not_active Expired
-
1987
- 1987-05-12 IT IT20475/87A patent/IT1204589B/it active
- 1987-05-26 JP JP62129565A patent/JP2549860B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1987-05-26 ES ES8701539A patent/ES2005877A6/es not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62285863A (ja) | 1987-12-11 |
ES2005877A6 (es) | 1989-04-01 |
FR2599524B1 (fr) | 1988-09-09 |
IT1204589B (it) | 1989-03-10 |
FR2599524A1 (fr) | 1987-12-04 |
IT8720475A0 (it) | 1987-05-12 |
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