JP2549471B2 - 発熱体の多い部屋の空調装置 - Google Patents

発熱体の多い部屋の空調装置

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JP2549471B2
JP2549471B2 JP3065251A JP6525191A JP2549471B2 JP 2549471 B2 JP2549471 B2 JP 2549471B2 JP 3065251 A JP3065251 A JP 3065251A JP 6525191 A JP6525191 A JP 6525191A JP 2549471 B2 JP2549471 B2 JP 2549471B2
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孝男 平石
勝洋 林
邦彦 平沢
富信 遠藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は中央コンピュータ室など
のように一定の室内温度に維持すると同時に発熱体が多
く設置してある室の空調に的した空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の空調装置は特定の室を対
象とするためにパッケージ型の空調装置を適宜に配置す
ることが多く、その例を図3に断面図で示している。こ
れは、室1の天井裏をレターンガラリ3とし、更に床ス
ラブ5の上に浮き床7を構成して二重床とし、この床7
の下部空間が給気チャンバー9になっている。また、室
1の側面外部にはレターンガラリ3と給気チャンバー9
とに通じる機械室11を画成している。機械室11にエ
アフィルター13、冷水コイル15、送風機17を具え
る空調機19を設置し、送風機17の送風口は給気チャ
ンバー9に臨む。また、エアフィルター13はレターン
ガラリ3からの戻り空気を空調機19内に取り込む吸い
込み口に装着してあり、空調空気は送風機17の起動に
よってレターンガラリ3からフィルター13を経て冷水
コイル15を通り、更に送風機17を通って給気チャン
バー9から室1内に吹き出て、天井の吸気口21に抜け
る流路を流れる。こうして、室1内に設置してある発熱
機器の位置に応じ、床7には多数の吹き出し口23が開
設してあり、室1内にきめ細かく空調空気を送気してい
た。浮き床7の所望の箇所に床下へ貫通する孔を設けれ
ば、この孔が吹き出し口23になるので、任意位置にあ
る発熱を伴う機器の温度上昇を抑制する目的に適してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、機械室の分だ
け室内の有効スペースが狭くなること。パッケージ型空
調機の搬入搬出路を確保しておく必要があること。ま
た、この搬入搬出作業は重量と容積の問題から極めて難
しく、特に建物や室が完成した後の搬出では間仕切壁を
除去する必要を伴う場合もあり、特に困難であった。本
発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目
的は搬出入が容易で、しかも設置スペースによって室の
有効スペースを狭くせずに済む発熱体の多い部屋の空調
装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る発熱体の多い部屋の空調装置は床の上
を更に上下2段に区分した三重床構造とし、該下段はレ
ターンガラリに連通させるとともに、熱交換器及び送風
機を設置具備し、該上段は該下段から室内へ抜ける給気
孔を有するファンルームになっているのである。
【0005】
【作用】下段に設置した送風機はレターンガラリから戻
り空気を引っぱり、ファンルームに送風する。上段はこ
の送風圧を受けて、また室内空気は送風機によって負圧
になるレターンガラリ側へ流入することと相俟って、送
風機による空気の流れは、レターンガラリから床下の下
段側を経て上段側へ流れ、更に上段から室内、そしてレ
ターンガラリへ戻る循環路を構成している。この循環路
の途中である下段に熱交換器を設置しており、室内の熱
を吸収しているレターン空気がファンルームである上段
側へ移行する前に冷却している。熱交換器及び送風機は
下段側に内装しており、室を仕切って格別に機械室とい
うものを設ける必要がなくなっている。
【0006】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面を
参照にして詳細に説明する。図1に本発明の実施例を断
面で示している。図3に示した従来例との差異が判然と
するように、構造的に共通する部分が多い実施例になっ
ており、従来の機械室11と給気チャンバー9とが異な
り、空調機19はなくなっている。また、実質的に従来
の機械室11は空調機19の保守,修理のための点検ス
ペースを付随的に要するものであったが、空調機19が
ないので、点検スペースだけを残せばよい。すなわち、
室1aの両側にレターンガラリ3と床下に連通する点検
スペース25を仕切壁27で画成している。この点検ス
ペース25は戻り空気を床下へ送るためのレターンガラ
リ3の延長になっているとともに、床下の点検口を兼ね
ている。また、床下は浮き床7の高さを上げて床下の上
下空間を広げ、このことによって室1aの高さが低くな
らないように、天井を上げている。そして、床下と点検
スペース25は連続しており、結果的にレターンガラリ
3と点検スペース25および床下は連続していることに
なるが、この床下を更に上下に2段に分離し、従来が2
重床構造であったのに対し、3重床構造にしている。こ
の上下に分けたうちの上段28は左右端部を閉塞してい
る。即ち、上段28は点検スペース25との連通を遮断
し、浮き床7の真下に形成した室状の空間になってい
る。この上段28の下にある下段29には送風機30を
設置している。送風機30の送風口(吐出口)は上段2
8に直接臨ませている。また、上段28を構成している
最上層の床板である浮き床7には吹き出し口23があ
る。それ故、上段28は給気チャンバーと同じ機能に近
いが、浮き床7の直下の空間である上段28全体は室状
のファンルームになっていることから、ファンルームと
考えてよく、送風機30は下段29の部分に任意の位置
と所望の台数を設置し、言い換えると上段28の床下に
送風機30を多数設置し、その吐出口がファンルームに
なった上段28内部に突設してある。エアフィルター3
1は点検スペース25と下段29とが繋がる下段29の
端部に設置し、一方で冷水コイル33はフィルター31
の内側、即ち下段29の奥寄りの方へ設置している。冷
水コイル33は一個に限らず、下段29内において多段
階的に多設してもよい。このようにして、送風機30、
エアフィルター31および冷水コイル33は下段29に
よる床下部分に収まっている。浮き床7の床下にある上
段28部分はファンルームになっている。本発明の実施
例である図1の空調装置を適用した室1aの平面を図3
に示す。図に示す通り、室1aの床7には縦横に一定の
間隔で吹き出し口23が設けてあり、これらの吹き出し
口23から均等に充分な風量が得られるように、送風機
30の設置位置と数を選択し、これらの送風機30を下
段29部分に設置している。室1aの左右に仕切壁27
で画成した点検スペース25が設けてあり、室1aに対
して左右両端部方向から給気できるようにするととも
に、送風機30、エアフィルター31、冷水コイル33
等の点検補修ないし保守管理を容易にしている。
【0007】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る発熱体の多い部屋の空調装置によれば、室の床下を上
下に二段に区分した三重構造とし、上段は室状に独立し
た空間であるとともに、下段および上段に連通する給気
孔を有し、下段に熱交換器及び送風機を配置しているの
で、機械室のスペース分だけ室を広げることができるほ
か、空調機の搬入,搬出を考えた出入口構造を構成する
必要もなくなる。空調機を構成する熱交換器や送風機は
単体で搬出入するので、施工の面でも極めて容易になる
効果がある。また、室の床下がファンルームになってお
り、その下にある下段部分に必要な数の送風機および熱
交換器を設置できるので、室内の大量の内部発熱体の分
布に適切に対応した容量の空調装置を構成できるほか、
その吹き出し口位置も自由に選択できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空調装置の実施例を示す断面図であ
る。
【図2】図1の実施例の平面図である。
【図3】従来の空調装置を例示する断面図である。
【符号の説明】
1 室 3 レターンガラリ 5 床スラブ 7 浮き床 9 給気チャンバー 11 機会式 13 エアフィルター 15 冷水コイル 17 送風機 19 空調機 21 吸気口 23 吹き出し口 25 点検スペース 27 仕切壁 28 上段 29 下段 30 送風機 31 エアフィルター 33 冷水コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平沢 邦彦 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株式会社大林組東京本社内 (72)発明者 遠藤 富信 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株式会社大林組東京本社内 審査官 清水 富夫

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床の上を更に上下2段に区分した三重床
    構造とし、該下段はレターンガラリに連通させるととも
    に、熱交換器及び送風機を設置具備し、該上段は該下段
    から室内へ抜ける給気孔を有するファンルームであるこ
    とを特徴とする発熱体の多い部屋の空調装置。
JP3065251A 1991-03-07 1991-03-07 発熱体の多い部屋の空調装置 Expired - Fee Related JP2549471B2 (ja)

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JP4422935B2 (ja) * 2001-11-06 2010-03-03 三菱電機株式会社 空調システム
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