JP2549456Y2 - 内燃機関用ピストン給油装置 - Google Patents
内燃機関用ピストン給油装置Info
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- JP2549456Y2 JP2549456Y2 JP1989116594U JP11659489U JP2549456Y2 JP 2549456 Y2 JP2549456 Y2 JP 2549456Y2 JP 1989116594 U JP1989116594 U JP 1989116594U JP 11659489 U JP11659489 U JP 11659489U JP 2549456 Y2 JP2549456 Y2 JP 2549456Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は内燃機関においてピストンの冷却のためピ
ストンの給油を行う装置に関する。
ストンの給油を行う装置に関する。
内燃機関の高出力化に伴いピストン、ピストンリン
グ、コネクティングロッド周辺の熱負荷が増大し、各部
の摩耗や焼き付き、スティックの発生、およびノッキン
グが生じ、出力および燃料消費率の悪化をみる原因とな
る。そこで、ピストンアセンブリの各部の冷却を行うた
めの給油装置が提案されている。実開昭60-120242号等
参照。また、コネクティングロッドの大端部に設けられ
るオイル噴出孔からピストンのスラスト側に向けて間欠
的に噴射供給される潤滑油の流れをその一端で受け取め
るオイル供給通路をピストンに形成したものが提案され
ている。オイル供給通路の他端はコネクティングロッド
の小端部のピストンピンの軸線と略平行に設けられるピ
ストンのサイドカット部に開口している。そのため、コ
ネクティングロッドの大端部のオイル噴出孔から噴射さ
れた潤滑油はピストンのスラスト側を目ざして噴射さ
れ、オイル給油通路よりピストンのサイドカットの部分
をへてピストンとシリンダボアの摺動面間に供給され
る。
グ、コネクティングロッド周辺の熱負荷が増大し、各部
の摩耗や焼き付き、スティックの発生、およびノッキン
グが生じ、出力および燃料消費率の悪化をみる原因とな
る。そこで、ピストンアセンブリの各部の冷却を行うた
めの給油装置が提案されている。実開昭60-120242号等
参照。また、コネクティングロッドの大端部に設けられ
るオイル噴出孔からピストンのスラスト側に向けて間欠
的に噴射供給される潤滑油の流れをその一端で受け取め
るオイル供給通路をピストンに形成したものが提案され
ている。オイル供給通路の他端はコネクティングロッド
の小端部のピストンピンの軸線と略平行に設けられるピ
ストンのサイドカット部に開口している。そのため、コ
ネクティングロッドの大端部のオイル噴出孔から噴射さ
れた潤滑油はピストンのスラスト側を目ざして噴射さ
れ、オイル給油通路よりピストンのサイドカットの部分
をへてピストンとシリンダボアの摺動面間に供給され
る。
例えばコネクティングロッドのオイル噴出孔からのオ
イルはピストン内面を目ざして噴射されるが、オイル供
給通路によるオイルの捕捉率はあまり良くなく、殆どが
そのままオイルパンに落下する。その結果、サイドカッ
トの部分に十分な量のオイルが供給されず、ピストンと
シリンダボアとの摺動面の潤滑性と冷却性が悪化する問
題点がある。
イルはピストン内面を目ざして噴射されるが、オイル供
給通路によるオイルの捕捉率はあまり良くなく、殆どが
そのままオイルパンに落下する。その結果、サイドカッ
トの部分に十分な量のオイルが供給されず、ピストンと
シリンダボアとの摺動面の潤滑性と冷却性が悪化する問
題点がある。
この考案はコネクティングロッド、シリンダブロック
等に設けられたオイルジェットから供給されるオイルを
効率的に捕捉して、ピストンとシリンダ摺動面に供給す
るように構成に工夫を加え上記問題点を解決するもので
ある。
等に設けられたオイルジェットから供給されるオイルを
効率的に捕捉して、ピストンとシリンダ摺動面に供給す
るように構成に工夫を加え上記問題点を解決するもので
ある。
この考案によれば、コネクティングロッドまたはシリ
ンダブロックに設けられたオイル噴出孔により噴出され
たオイルによりピストンに給油を行い、一方ピストンに
はそのサイドカット部をピストン内部空間に接続するオ
イル供給通路を有した内燃機関用ピストン給油装置にお
いて、特徴点はコネクティングロッドの小端部の上側面
にオイルガイド溝を形成し、該オイルガイド溝によりオ
イル噴出孔からのオイルをオイル供給通路に導くことで
ある。
ンダブロックに設けられたオイル噴出孔により噴出され
たオイルによりピストンに給油を行い、一方ピストンに
はそのサイドカット部をピストン内部空間に接続するオ
イル供給通路を有した内燃機関用ピストン給油装置にお
いて、特徴点はコネクティングロッドの小端部の上側面
にオイルガイド溝を形成し、該オイルガイド溝によりオ
イル噴出孔からのオイルをオイル供給通路に導くことで
ある。
別の特徴点によればピストンのスラスト側のボスとコ
ネクティングロッド小端部との対向面間の隙間を、ピス
トンの反スラスト側のボスとコネクティングロッド小端
部の対向端面間の隙間より大とした拡大部分を形成し、
該拡大部分によりオイルをオイル供給通路に導いてい
る。
ネクティングロッド小端部との対向面間の隙間を、ピス
トンの反スラスト側のボスとコネクティングロッド小端
部の対向端面間の隙間より大とした拡大部分を形成し、
該拡大部分によりオイルをオイル供給通路に導いてい
る。
更に、別の特徴点によれば、ピストンの反スラスト側
のボス部にコネクティングロッド小端部の上面に被さる
ようにオーバハング部分を形成し、該オーバハング部分
によりオイルをオイル供給通路に導いている。
のボス部にコネクティングロッド小端部の上面に被さる
ようにオーバハング部分を形成し、該オーバハング部分
によりオイルをオイル供給通路に導いている。
給油孔より供給されるオイルが前記オイルガイド溝、
前記隙間の拡大部分、又はオーバハング部分により受け
止められ、オイル供給通路、サイドカット部を経てシリ
ンダボアに供給される。
前記隙間の拡大部分、又はオーバハング部分により受け
止められ、オイル供給通路、サイドカット部を経てシリ
ンダボアに供給される。
第１図、第２図、第３図において、10はコネクティン
グロッドであり、その大端部（下端部）10aはクランク
ピンジャーナル12によって図示しないクランク軸に連結
される。コネクティングロッド10の小端部（上端部）10
bはピストンピン14によってピストン16に連結される。
ピストン16は筒状のスカート部18と、ピストン冠部20
と、スカート部18の内壁の直径対立位置に設けられるピ
ストンピンボス部22−1,22−２とを有する。ピストンピ
ンボス部22−1,22−２にピストンピン孔23−1,23−２が
形成され、ピストンピン孔23−1,23−２にピストンピン
14が嵌合され、コネクティングロッド小端部10bとピス
トン16とが連結される。ピストンピン孔23−1,23−２が
開口するピストン16のスカート部18はピストンの円周面
から半径内方に引っこんだ所謂サイドカット部26を形成
している。周知のように、ピストン16の軸線はピストン
ピン14の軸線より図の例えば左側に少しずれており、ピ
ストン16の第１図の左側の部分16−１が所謂スラスト側
であり、右側の部分16−２が反スラスト側である。
グロッドであり、その大端部（下端部）10aはクランク
ピンジャーナル12によって図示しないクランク軸に連結
される。コネクティングロッド10の小端部（上端部）10
bはピストンピン14によってピストン16に連結される。
ピストン16は筒状のスカート部18と、ピストン冠部20
と、スカート部18の内壁の直径対立位置に設けられるピ
ストンピンボス部22−1,22−２とを有する。ピストンピ
ンボス部22−1,22−２にピストンピン孔23−1,23−２が
形成され、ピストンピン孔23−1,23−２にピストンピン
14が嵌合され、コネクティングロッド小端部10bとピス
トン16とが連結される。ピストンピン孔23−1,23−２が
開口するピストン16のスカート部18はピストンの円周面
から半径内方に引っこんだ所謂サイドカット部26を形成
している。周知のように、ピストン16の軸線はピストン
ピン14の軸線より図の例えば左側に少しずれており、ピ
ストン16の第１図の左側の部分16−１が所謂スラスト側
であり、右側の部分16−２が反スラスト側である。
ピストン16とシリンダボアとの摺動面の給油のためコ
ネクティングロッドの大端部10aにオイル噴出孔32が形
成され、その内端はクランクピンジャーナル12の嵌合面
に開口され、その外端部はクランクケースに開口し、ピ
ストンのスラスト側部16−１に向けてオイルが間欠的に
噴射される。即ち、クランク軸には図示しないが半径方
向にオイル孔が穿たれており、クランク軸の回転の際に
この半径方向オイル孔がオイル噴出孔32と連通すると、
オイル噴出孔32よりオイルがスラスト側に向けて噴射さ
れる。オイル供給通路34は第２図に示すように、ピスト
ン16の上からみてピストンピンの軸線と直交する軸線を
挟んで２組設けられ、各組のオイル供給通路34はピスト
ンピンの軸線を挟んで八の字状に傾斜して対称に配置さ
れ、各組においてその一端34−１はピストンピンボス部
22−1,22−２の上面に形成される略矩形の凹部35（第２
図）に開口し、オイル供給通路34の他端34−２はサイド
カット部26の箇所でピストン外周部に開口している。
ネクティングロッドの大端部10aにオイル噴出孔32が形
成され、その内端はクランクピンジャーナル12の嵌合面
に開口され、その外端部はクランクケースに開口し、ピ
ストンのスラスト側部16−１に向けてオイルが間欠的に
噴射される。即ち、クランク軸には図示しないが半径方
向にオイル孔が穿たれており、クランク軸の回転の際に
この半径方向オイル孔がオイル噴出孔32と連通すると、
オイル噴出孔32よりオイルがスラスト側に向けて噴射さ
れる。オイル供給通路34は第２図に示すように、ピスト
ン16の上からみてピストンピンの軸線と直交する軸線を
挟んで２組設けられ、各組のオイル供給通路34はピスト
ンピンの軸線を挟んで八の字状に傾斜して対称に配置さ
れ、各組においてその一端34−１はピストンピンボス部
22−1,22−２の上面に形成される略矩形の凹部35（第２
図）に開口し、オイル供給通路34の他端34−２はサイド
カット部26の箇所でピストン外周部に開口している。
第１図の実施例によればコネクティングロッド10の小
端部10bの、ピストン内部空間の上壁面と対杭する外周
面にオイルガイド溝36が形成される。オイルガイド溝36
の一端36−１は、スラスト側におけるコネクティングロ
ッド10の小端部10bの外周面の、水平面と交叉する位置
と垂直面と交叉する位置との中間の角度位置から開始さ
れ、途中から二つの分岐部分36−２に別れ、各分岐部分
36−２はコネクティングロッド10の頂上部付近でコネク
ティングロッド小端部10bの軸方向対向端面に開口して
いる。
端部10bの、ピストン内部空間の上壁面と対杭する外周
面にオイルガイド溝36が形成される。オイルガイド溝36
の一端36−１は、スラスト側におけるコネクティングロ
ッド10の小端部10bの外周面の、水平面と交叉する位置
と垂直面と交叉する位置との中間の角度位置から開始さ
れ、途中から二つの分岐部分36−２に別れ、各分岐部分
36−２はコネクティングロッド10の頂上部付近でコネク
ティングロッド小端部10bの軸方向対向端面に開口して
いる。
給油作動について説明すると、第４図、第５図におい
て、オイル噴出孔32から間欠的に矢印f1のようにスラス
ト側めがけて噴射されるオイルはその一部がピストン内
面に導かれ、コネクティングロッド小端部10bの外周面
にオイルガイド溝36があるので、矢印f2のように同オイ
ルガイド溝36の一端36−１により受け取められ、オイル
ガイド溝36の他端36−２より矢印f3のようにオイル給油
通路34に効率的に導くことができる。そのため、オイル
供給通路34より矢印f4のようにサイドカット部26の部分
に十分な量のオイルを供給することができる。オイル供
給通路34はスラスト側だけでなく反スラスト側にも設け
られているので、スラスト側だけでなく反スラスト側に
ついてもピストンとシリンダボアとの摺動面の給油を良
好に行うことができる。
て、オイル噴出孔32から間欠的に矢印f1のようにスラス
ト側めがけて噴射されるオイルはその一部がピストン内
面に導かれ、コネクティングロッド小端部10bの外周面
にオイルガイド溝36があるので、矢印f2のように同オイ
ルガイド溝36の一端36−１により受け取められ、オイル
ガイド溝36の他端36−２より矢印f3のようにオイル給油
通路34に効率的に導くことができる。そのため、オイル
供給通路34より矢印f4のようにサイドカット部26の部分
に十分な量のオイルを供給することができる。オイル供
給通路34はスラスト側だけでなく反スラスト側にも設け
られているので、スラスト側だけでなく反スラスト側に
ついてもピストンとシリンダボアとの摺動面の給油を良
好に行うことができる。
第６図ではオイル供給通路34の外端部34−２をスカー
ト部18と面一となるように延ばしたもの、第７図ではオ
イル供給通路34の外端部34−２をスカート部18に食い込
ませたものである。
ト部18と面一となるように延ばしたもの、第７図ではオ
イル供給通路34の外端部34−２をスカート部18に食い込
ませたものである。
第８図、第９図は第２実施例を示すもので、オイル供
給通路34を反スラスト側にのみ設けたものである。そし
て、ボス部22−1,22−２とコネクティングロッド小端10
bの対向端面との間の距離をスラスト側が半スラスト側
よりｌだけ大きくし、これによりこのスラスト側のボス
部22−１とコネクティングロッド小端部10bとの対向面
間の隙間に拡大部分40が形成される。この拡大部分40を
介して、矢印f5のようにオイルを反スラスト側のオイル
供給通路34に供給することができる。即ち、ピストンピ
ンボス部22−1,22−２とコネクティングロッド小端10b
との間隔がスラスト側でｌのように反スラスト側より大
きいので、オイルはこの拡大部分40を介してピストンピ
ンボス部22−1,22−２の上面に形成される凹部35に捕捉
され、そこに開口するオイル供給通路34、サイドカット
を経て反スラスト側に効率的に供給することができる。
給通路34を反スラスト側にのみ設けたものである。そし
て、ボス部22−1,22−２とコネクティングロッド小端10
bの対向端面との間の距離をスラスト側が半スラスト側
よりｌだけ大きくし、これによりこのスラスト側のボス
部22−１とコネクティングロッド小端部10bとの対向面
間の隙間に拡大部分40が形成される。この拡大部分40を
介して、矢印f5のようにオイルを反スラスト側のオイル
供給通路34に供給することができる。即ち、ピストンピ
ンボス部22−1,22−２とコネクティングロッド小端10b
との間隔がスラスト側でｌのように反スラスト側より大
きいので、オイルはこの拡大部分40を介してピストンピ
ンボス部22−1,22−２の上面に形成される凹部35に捕捉
され、そこに開口するオイル供給通路34、サイドカット
を経て反スラスト側に効率的に供給することができる。
第10図、第11図の実施例では、反スラスト側のボス部
22−1,22−２にコネクティングロッド小端部10bの上面
に被さるオーバハング部分34−３を形成している。オイ
ルはこのオーバハング部分34−３によって集められ、オ
イル供給通路34より反スラスト側に給油される。
22−1,22−２にコネクティングロッド小端部10bの上面
に被さるオーバハング部分34−３を形成している。オイ
ルはこのオーバハング部分34−３によって集められ、オ
イル供給通路34より反スラスト側に給油される。
この考案によれば、コネクティングロッドの小端部の
上側面にオイルガイド溝を形成し、又はピストンのスラ
スト側のボスとコネクティングロッド小端部との対向面
間の隙間に前記オイル噴出孔から噴出されたオイルを受
け取る拡大部分を設け、又はピストンの反スラスト側の
ボス部にコネクティングロッド小端部の上面に被さるよ
うにオーバハング部分を形成することによりピストンの
オイル供給通路に良好にオイルを導くことができ、オイ
ル供給通路よりピストンとボアとの摺動面に効率的な給
油を行うことができる。
上側面にオイルガイド溝を形成し、又はピストンのスラ
スト側のボスとコネクティングロッド小端部との対向面
間の隙間に前記オイル噴出孔から噴出されたオイルを受
け取る拡大部分を設け、又はピストンの反スラスト側の
ボス部にコネクティングロッド小端部の上面に被さるよ
うにオーバハング部分を形成することによりピストンの
オイル供給通路に良好にオイルを導くことができ、オイ
ル供給通路よりピストンとボアとの摺動面に効率的な給
油を行うことができる。
第１図はこの考案のピストンアッセンブリの側面図。 第２図は第１図のII-II線に沿う断面図。 第３図は第２図のIII-III線に沿う断面図。 第４図、第５図は夫々第１図、第２図と同様であるが、
作動時のオイルの流れを説明する図。 第６図、第７図はそれぞれ別の実施例を示す図。 第８図、第９図はピストンピンボスの長さをスラスト側
と反スラスト側とで変化させることによりオイルを受け
取る拡大部分を設けた実施例のピストンの断面図、側面
図。 第10図は、コネクティングロッド小端部を被さるような
オーバハング部分を設けた実施例の断面図（第11図のＸ
−Ｘ線に沿う断面図）。 第11図は第10図のXI-XI線に沿う図。 10……コネクティングロッド、10a……コネクティング
ロッド大端部、 10b……コネクティングロッド小端部、14……ピストン
ピン、 16……ピストン、16−１……スラスト側、 16−２……反スラスト側、18……スカート部、 20……ピストン冠部、22−1,22−２……ピストンピンボ
ス部、 26……サイドカット部、34……オイル供給通路、 34−３……オーバハング部分、36……オイルガイド溝、 40……隙間の拡大部分。
作動時のオイルの流れを説明する図。 第６図、第７図はそれぞれ別の実施例を示す図。 第８図、第９図はピストンピンボスの長さをスラスト側
と反スラスト側とで変化させることによりオイルを受け
取る拡大部分を設けた実施例のピストンの断面図、側面
図。 第10図は、コネクティングロッド小端部を被さるような
オーバハング部分を設けた実施例の断面図（第11図のＸ
−Ｘ線に沿う断面図）。 第11図は第10図のXI-XI線に沿う図。 10……コネクティングロッド、10a……コネクティング
ロッド大端部、 10b……コネクティングロッド小端部、14……ピストン
ピン、 16……ピストン、16−１……スラスト側、 16−２……反スラスト側、18……スカート部、 20……ピストン冠部、22−1,22−２……ピストンピンボ
ス部、 26……サイドカット部、34……オイル供給通路、 34−３……オーバハング部分、36……オイルガイド溝、 40……隙間の拡大部分。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ０１Ｐ 3/08 Ｆ０１Ｐ 3/08 Ｃ Ｆ１６Ｃ 7/02 Ｆ１６Ｃ 7/02 (56)参考文献 特開 昭54−116516（ＪＰ，Ａ) 実願 昭59−7908号（実開 昭60− 120242号）の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム （ＪＰ，Ｕ)
Claims (3)
- 【請求項１】コネクティングロッドまたはシリンダブロ
ックに設けられたオイル噴出孔により噴出されたオイル
によりピストンに給油を行い、一方ピストンにはそのサ
イドカット部をピストン内部空間に接続するオイル供給
通路を有した内燃機関用ピストン給油装置において、コ
ネクティングロッドの小端部の上側面にオイルガイド溝
を形成し、該オイルガイド溝によりオイル噴出孔からの
オイルをオイル供給通路に導くことを特徴とする内燃機
関用ピストン給油装置。 - 【請求項２】コネクティングロッドまたはシリンダブロ
ックに設けられたオイル噴出孔により噴出されたオイル
によりピストンに給油を行い、一方ピストンにはそのサ
イドカット部をピストン内部空間に接続するオイル供給
通路を有した内燃機関用ピストン給油装置において、ピ
ストンのスラスト側のボスとコネクティングロッド小端
部との対向面間の隙間を、ピストンの反スラスト側のボ
スとコネクティングロッド小端部との対向端面間の隙間
より大とした拡大部分を形成し、該拡大部分により前記
オイルをオイル供給通路に導くことを特徴とする内燃機
関用ピストン給油装置。 - 【請求項３】コネクティングロッドまたはシリンダブロ
ックに設けられたオイル噴出孔により噴出されたオイル
によりピストンに給油を行い、一方ピストンにはそのサ
イドカット部をピストン内部空間に接続するオイル供給
通路を有した内燃機関用ピストン給油装置において、ピ
ストンの反スラスト側のボス部にコネクティングロッド
小端部の上面に被さるようにオーバハング部分を形成
し、該オーバハング部分によりオイルをオイル供給通路
に導くことを特徴とする内燃機関用ピストン給油装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989116594U JP2549456Y2 (ja) | 1989-10-05 | 1989-10-05 | 内燃機関用ピストン給油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989116594U JP2549456Y2 (ja) | 1989-10-05 | 1989-10-05 | 内燃機関用ピストン給油装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0356852U JPH0356852U (ja) | 1991-05-31 |
| JP2549456Y2 true JP2549456Y2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=31664860
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989116594U Expired - Fee Related JP2549456Y2 (ja) | 1989-10-05 | 1989-10-05 | 内燃機関用ピストン給油装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2549456Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54116516A (en) * | 1978-03-01 | 1979-09-10 | Toyota Motor Corp | Internal combustion engine |
| JPS60120242U (ja) * | 1984-01-24 | 1985-08-14 | 愛知機械工業株式会社 | 内燃機関用ピストン |
-
1989
- 1989-10-05 JP JP1989116594U patent/JP2549456Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0356852U (ja) | 1991-05-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |