JP2549261B2 - 文書アセンブリシステム動作方法及び動作装置 - Google Patents

文書アセンブリシステム動作方法及び動作装置

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、文書アセンブ
リシステムに係り、特に文書アセンブリシステムを動作
するための方法及びシステム(以下装置とする)に関す
る。
【0002】
【従来の技術】文書アセンブリシステムは、書籍、雑
誌、及び新聞のような文書を組み立てる。文書アセンブ
リシステムにおいて、一つ又はそれより多くの文書がア
センブリにおいてエラーを受けることがある。このよう
な誤って組み立てられた文書が同一文書によって望まし
く置き換えられる。
【0003】一般的な非人口統計学的(non-demographi
c )に制御されたシステムは、ほぼ同一の1セットの文
書を組み立てる。組み立てられた全ての文書はほぼ同一
なので、順序とは無関係に追加の文書を組み立てること
により、誤って組み立てられた文書を置換する。
【0004】比較してみると、人口統計学的(demograp
hic )に制御されたシステムは、指定された組合せ、数
量、及び順序において異なるタイプのカスタム文書を組
み立てる。従って、カスタム文書の指定された順序及び
組合せは、追加の文書を単純に組み立てるだけでは、誤
って組み立てられた文書を代替物する従来の技術によっ
て保持されない。さらに、このような従来の技術は、置
換文書が組み立てられる場合には、大量のメイリング
(郵送)の郵便料金の節約を維持するための文書の初期
の事前分類を保持するのをうまく補助しない。
【0005】他の従来の技術は大量のメイリングに対す
る郵便料金の節約を様々な程度まで保持しようと試みて
いる。それにもかかわらず、このような従来の技術は他
の欠点も提供する。例えば、ある従来の技術は、誤って
組み立てられた文書の代替物を組み立てるため、適切に
組み立てられた文書をパージする。
【0006】他の従来の技術は、誤って組み立てられた
文書の代替物(文書)を組み立てるために文書アセンブ
リラインの動作を停止する。さらに他の従来の技術は、
二つのポイント間で複数の経路を用いることによって文
書を再度順序付け、これによって追加の経路及び設備
が、文書を適切に順序付けるために従来の製本ラインに
追加されることが要求される。他の従来の技術は、異な
るコンベヤー部分が非同期的に動作する完全な製本シス
テムを調節することに失敗している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、置換文書が組
み立てられる大量のメイリング(郵送)の郵便料金の節
約を維持するために文書の初期の事前分類を保持するの
を補助する、文書アセンブリシステムを動作するための
方法及び装置に対する必要性が生じた。さらに、誤って
組み立てられた文書の代替物を組み立てるために適切に
組み立てられた文書がパージされない文書アセンブリシ
ステムを動作するための方法及び装置に対する必要性が
生じた。さらに、文書アセンブリラインの動作が誤って
組み立てられた文書の代替物を組み立てるために停止さ
れない文書アセンブリシステムを動作するための方法及
び装置に対する必要性が生じた。
【0008】さらに、文書を適切に順序付けるために、
追加の経路及び設備が、従来の製本ラインに追加される
ことが要求されないように、二つのポイント間で単一の
経路を使用することによって文書を再び順序付ける文書
アセンブリシステムを動作するための方法及び装置に対
する必要性が生じた。最後に、異なるコンベヤー部分が
非同期的に動作する完全な製本システムを調節する、文
書アセンブリシステムを動作するための方法及び装置に
対する必要性が生じた。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の文書ア
センブリシステム動作方法及び装置の第1の態様におい
て、順序における1セットの文書のアセンブリが開始さ
れる。前記文書の内の特定の文書の不適切なアセンブリ
が検出される。前記セットの順序において各先行文書が
もはや前記文書アセンブリシステムによって組み立てら
れなくなった後で前記特定文書の代替物のアセンブリが
再開される。
【0010】本発明の第2の態様において、前記文書の
内の特定の文書の不適切なアセンブリが検出される。前
記順序に従って前記特定文書の代替物のアセンブリが再
開される。
【0011】本発明の第3の態様において、エントリポ
イントを有する文書アセンブリラインに沿った1セット
の文書のアセンブリが開始される。前記文書の内の特定
の文書の不適切なアセンブリが検出される。前記エント
リポイントの後の前記文書アセンブリシステムに沿った
ポイントで開始される前記特定文書の代替物のアセンブ
リが再開される。
【0012】本発明の技術的利点は、置換文書が組み立
てられる大量のメイリング(郵送)の郵便料金の節約を
維持するために文書の初期の事前分類を保持するのを補
助する文書アセンブリシステムを動作するための方法及
び装置を提供することである。
【0013】本発明の他の技術的利点は、誤って組み立
てられた文書の代替物を組み立てるために適切に組み立
てられた文書がパージされない文書アセンブリシステム
を動作するための方法及び装置を提供することである。
【0014】本発明の他の技術的利点は、文書アセンブ
リラインの動作が誤って組み立てられた文書に対する代
替物を組み立てるために停止されない文書アセンブリシ
ステムを動作するための方法及び装置を提供することで
ある。
【0015】本発明の他の技術的利点は、文書を適切に
順序付けるため、追加の経路及び設備が従来の製本ライ
ンに追加されることが要求されないように、二つのポイ
ント間で単一の経路を使用することによって文書を再び
順序付ける文書アセンブリシステムを動作するための方
法及び装置を提供することである。
【0016】本発明のさらに他の技術的利点は、異なる
コンベヤー部分が非同期的に動作する完全な製本システ
ムを受け入れる文書アセンブリシステムを動作するため
の方法及び装置を提供することである。
【0017】
【実施例】本発明の好ましい実施例とその利点は、同様
の番号が、種々の図面の同様且つ対応する部分に用いら
れている図面の図1乃至図23を参照することによって
最も良く理解されよう。
【0018】図1は、好ましい実施例による文書アセン
ブリシステム10を示している。好ましい実施例におい
て、文書アセンブリシステム10は、ステープラー(通
称:ホチキス)又はスティッチのような他の製本材料に
対して、接着剤を用いて製本される文書を組み立てる総
合的な完全製本システムである。
【0019】文書の適例となるタイプは、書籍、雑誌、
及び新聞である。文書の「版(edition )」は、特定の
セットアップ(設定)及びコンフィギュレーション (構成)に応答して文書アセンブリシステム10によっ
て組み立てられた文書のセットである。「共通」文書
は、文書の版の全ての文書に共通の材料である。「カス
タム」文書は、文書の版の全ての文書に共通でない内容
を有する個別文書である。
【0020】文書アセンブリシステム10は、丁合い部
分12、製本部分14、乾燥硬化テーブル部分16、及
びトリマー部分18を含む。丁合い部分12、製本部分
14、乾燥硬化テーブル部分16、及びトリマー部分1
8は共に、文書アセンブリシステム10の文書アセンブ
リラインを形成する。
【0021】文書アセンブリシステム10は、制御シス
テム20をさらに有する。好ましい実施例において、制
御システム20は、分散型アーキテクチュアを有する。
従って、制御システム20は、製本アプリケーションス
テーションコントローラ("BASC")22、製本リアルタ
イムコントローラ("BRTC")24、ゼロ又はそれより多
くのプリンターアプリケーションステーションコントロ
ーラ("PASC")26、及び各々がPASC26と対応す
るゼロ又はそれより多くのプリンターリアルタイムコン
トローラ("PRTC")28を含んでいる。制御システム2
0は、さらに、入力/出力( "I/O" )パネル30、
マーキー32、及びテープリーダー34を有する。制御
システム20は、丁合い部分12に近接して配置される
遠隔ターミナル36をさらに有する。制御システム20
の種々の要素同士の相互関係は、図2に関して以下によ
り詳細に説明される。
【0022】コンベヤー42上に配置された複数の給紙
装置("gatheringpockets (丁合いポケット)" )40
a乃至gを含む。図1は、丁合い部分12は多数の追加
の丁合いポケットを含むことができるが、ここでは、明
瞭化のために、七つの丁合いポケットを示している。図
3及び図4を用いて以下に詳細に説明されているよう
に、制御システム20からの信号に応答して、丁合いポ
ケット40a乃至gとコンベヤー42は、一つ又はそれ
より多くの文書のために、一つ又はそれより多くの折丁
(図1に示されてない)を選択的に丁合いする。好まし
い実施例において、制御システム20は、一つ又はそれ
より多くの文書の複数のカストマイズされた版(バージ
ョン)に対する折丁のセットを、選択的に丁合いするた
め、丁合い部分12を同時期に動作する。
【0023】コンベヤー42は、丁合い取りされた折丁
のセットを、丁合い部分12から製本部分14のコンベ
ヤー44へ運ぶ。コンベヤー44は、丁合い取りされた
折丁のセットを製本部分14の製本ユニット46へさら
に運ぶ。製本部分14は、コンベヤー50上に配置され
た複数の表紙給紙装置(カバーポケット("cover pocke
ts" ))48a乃至dをさらに含む。制御システム20
からの信号に応答して、カバーポケット48a乃至dと
コンベヤー50は、一つ又はそれより多くの文書に対す
る一つ又はそれより多くのカバー(表紙)(図1に示さ
れていない)を製本ユニット46へ選択的に運ぶ。接着
剤を用いて、製本ユニット46は、コンベヤー44から
の丁合い取りされた折丁の各セットを、コンベヤー50
からの一つ又はそれより多くの表紙を用いて製本する
(綴じる)。
【0024】コンベヤー51は、製本ユニット46から
の製本され且つ表装された折丁のセットを乾燥硬化テー
ブル部分16のコンベヤー52へ運ぶ。製本され且つ表
装された折丁のセットは、コンベヤー52に沿って運ば
れ、これにより、これらの接着剤が乾燥及び/又は硬化
することが可能となる。コンベヤー52は、乾燥した折
丁のセットをトリマー部分18のコンベヤー54へ運
ぶ。
【0025】コンベヤー54は、乾燥/硬化折丁のセッ
トをトリマー(化粧裁ち)部分18のトリマーユニット
56へ運ぶ。トリマーユニット56は、文書を形成する
ために乾燥/硬化された折丁のセットを化粧裁ちする。
コンベヤー54は、トリマーユニット56からの文書を
スタッカーユニット58へ運ぶ。制御ユニット20から
の信号に応答して、スタッカーユニット58は、コンベ
ヤー54からの文書を、コンベヤー62上で運ばれる一
つ又はそれより多くのグループ60a及び60bへ選択
的にスタック(積載)する。
【0026】文書アセンブリシステム10は、図1に示
されているダイバート(転送)ゲート64a乃至cのよ
うな一つ又はそれより多くの転送ゲートをさらに含む。
好ましい実施例において、制御システム20は、文書の
アセンブリ中に検出されたエラーに応答してオブジェク
トを選択的に排除するため、転送ゲート64a乃至cを
動作する。例えば、制御システム20からの信号に応答
して、転送ゲート64aは、丁合い取りされた折丁の一
つ又はそれより多くのセットを製本部分14のコンベヤ
ー44から離れるように選択的に排除する。
【0027】さらに、制御システム20からの信号に応
答して、転送ゲート64bは、製本されかつ表装された
折丁の一つ又はそれより多くのセットを乾燥硬化テーブ
ル部分16のコンベヤー52から離れるように選択的に
排除する。同様に、制御システム20からの信号に応答
して、転送ゲート64cは、一つ又はそれより多くの文
書をスタッカー58から離れるように選択的に排除す
る。
【0028】さらに、文書アセンブリシステム10は、
図1に示されているプリンタ66a及び66bのような
一つ又はそれより多くの画像ステーションを含む。好ま
しい実施例において、制御システム20は、製本された
折丁の表紙がコンベヤー51に沿って製本ユニット46
を通過した後、製本された折丁の表紙に識別情報を印刷
するため、プリンタ66aを動作する。文書アセンブリ
システム10の適切な動作をベリファイ(照合)するた
め、制御システム20は、これに続いて、文書の表紙が
コンベヤー54に沿ってトリマーユニット56を通過し
た後、文書の表紙から光学スキャナー68を介して印刷
された識別情報を読み取る。制御システム20は、文書
の表紙がコンベヤー54に沿ってトリマーユニット56
を通過した後、住所や注意事項などの購読者(予約者)
情報を文書の表紙に選択的に印刷するため、プリンタ6
6bを動作する。制御システム20は、さらに、文書上
又は文書内の任意の場所に講読者情報を選択的に印刷す
るため、一つ又はそれより多くの追加プリンタを動作す
ることができる。
【0029】図2は、制御システム20のブロック図で
ある。テープリーダ34は、講読者情報を、入力し、格
納し、かつ出力するためにBASC22と接続されてい
る。遠隔ターミナル36は、文書アセンブリシステム1
0に関するコンフィギュレーション (構成)及びセットアップ(設定)情報を格納する。B
ASC22は、遠隔ターミナル36からコンフィギュレ
ーション及びセットアップ情報を入力する。BASC2
2からの信号に応答して、遠隔ターミナル36は、その
格納されたコンフィギュレーション及びセットアップ情
報を変更する。マーキー32は、BASC22からの信
号に応答して、オペレータへ情報をディスプレイする。
【0030】遠隔ターミナル36は、遠隔ホストコント
ローラとして動作する。従って、遠隔ターミナル36
は、オペレータとのインターフェースに関する情報を格
納するための常駐データベースを有する。遠隔ターミナ
ル36の常駐データベースは、遠隔ターミナル36、B
ASC22、及びPASC26によりアクセスすること
ができる。
【0031】さらに、遠隔ターミナル36、BASC2
2、及びPASC26は、オペレータのインターフェー
スするために、各々が、ディスプレイスクリーンと、キ
ーボード又はポインティングデバイスのような入力装置
を有する。任意のこのような入力装置を介して、オペレ
ータは、遠隔ターミナル36、BASC22、及びPA
SC26の内の一つ又はそれより多くに命令を送る。例
えば、遠隔ターミナル36の入力装置を介して、オペレ
ータはコンフィギュレーション及びセットアップ情報を
変更することができる。
【0032】BRTC(製本リアルタイムコントロー
ラ)24は、図3、及び図6と図7に関して以下に詳細
に説明されているように、I/Oパネル30を介して、
ミスセンサー、ベリファイセンサー、ポケットセンサ
ー、及び印刷デマンドセンサー(図示されてない)を含
むセンサー100からの信号を入力する。さらに、BR
TC24は、入力/出力パネル30を介して、丁合いポ
ケット40a乃至g、カバーポケット48a乃至c、及
び転送ゲート64a乃至cを含む文書アセンブリシステ
ム10の要素を選択的に動作するため、アクチュエータ
102へ信号を出力する。
【0033】BASC22は、製本ホストコントローラ
として動作する。従って、BASC22は、好ましい実
施例による複数の文書のアセンブリを調整するためにB
RTC24とPASC26へ信号を出力する。BRTC
24とPASC26から、BASC22は、文書アセン
ブリ動作に関する状態情報を入力する。
【0034】BRTC24は、折丁がコンベヤー51に
沿って製本ユニット46を通過した後で、製本された折
丁の表紙に識別情報を印刷するためにプリンタ66aへ
信号を出力する。PRTC28は、個別の文書のカバー
又は折丁に選択的に印刷するために各々のプリンタ66
bへ信号を出力する。状態情報は、BRTC24とPR
TC28の間で連絡され、これによりこのような印刷動
作が文書アセンブリシステム10の他の動作と同期化さ
れる。
【0035】PASC26は、印刷ホストコントローラ
として動作する。従って、PASC26は、複数の文書
への印刷を調整するため、PRTC28へ信号を出力す
る。PRTC28から、PASC26は、印刷動作に関
する状態情報を入力する。文書アセンブリシステム10
へ追加された各追加プリンタ104に対して、図2に示
されているように、追加のPRTC106とPASC1
08が、制御システム20に加えられることができる。
【0036】好ましい実施例において、BASC22、
PASC26、及び遠隔ターミナル36は、OS/2の
1.2動作環境でC言語命令を実行するIBM社(INTE
RNATIONAL BUSINESS MACHINES CORPORATION )から入手
可能なPS/2コンピュータである。BATC24及び
PRTC28は、IBM社(INTERNATIONAL BUSINESSMA
CHINES CORPORATION )から入手可能なリアルタイムマ
ルチプロセッシングカーネル("RMK(Realtime Multipr
ocessing Kernel ) ")においてC言語命令を実行する
VMEベースのマルチプロセッサシステムである。命令
は、図12に関して以下に詳細に説明されるように、通
信処理のセットとして構築される。
【0037】図3は、丁合い部分12を示す図である。
図3は、丁合い部分12は多くの追加の丁合いポケット
を有することができるが、ここでは、ほぼ同一の丁合い
ポケット40aと40b及び40fと40g(点線で囲
まれている)を示している。丁合いポケット40aと4
0b及び40fと40gは、コンベヤー42上に配置さ
れている。コンベヤー42は(実際は)多数の追加のピ
ンを含むことができるが、図3に示されているように、
コンベヤー42はほぼ等しく離間されたピン128a乃
至128fを含む。
【0038】丁合いポケット40aは、丁合いポケット
40aと40b及び40fと40gの内の代表的な一つ
である。従って、明瞭化のため、丁合いポケット40a
のみが以下に詳細に説明されている。丁合いポケット4
0aは、丁合いポケット40aを「時間」、「オフ」、
及び「標準」モードの間で切り換えるためのモード装置
130を有する。丁合いポケット40aは、さらに、各
々が、アクチュエータ102を介して図2のI/Oパネ
ル30と接続されている、真空装置132、「ミス」ラ
イト134、及び「ダブル」ライト136を有する。さ
らに、丁合いポケット40aは、各々が、センサー10
0として、図2のI/Oパネル30と接続されているキ
ャリパ計器(センサー)138とミスセンサー140を
含んでいる。好ましい実施例において、ミスセンサー1
40はフォトセンサーである。
【0039】丁合いポケット40aはドラム142も含
む。ドラム142は、動作上では、矢印144で示され
ている方向に回転する。ドラム142は、それぞれがミ
ス起動素子148a乃至cと対応しているグリッパ14
6a乃至cを有する。さらに、ドラム142はインデッ
クス起動素子150を有する。好ましい実施例におい
て、起動素子148a乃至c及び150は反射体であ
る。さらに、丁合いポケット40aはホッパー152を
有する。ホッパー152はほぼ同一の折丁154a乃至
eのセットを保持する。
【0040】図4は、適例となる折丁154aを示す。
折丁154aは、文書の複数の頁158a乃至fが印刷
される単一シートの用紙156である。頁158a乃至
fが用紙156に印刷された後、用紙156がライン1
60a乃至cに沿って折り曲げられ、折丁154aを形
成する。
【0041】図1に関して上記に詳細に説明されたよう
に、文書アセンブリシステム10は、丁合いポケット4
0a乃至gの内の複数のポケットから異なる折丁を丁合
いすることによって文書を組み立てる。トリマーユニッ
ト56は、文書内で適切に方向付けられかつ順番に配列
された用紙の複数のシートを形成するため、乾燥され及
び硬化された折丁のセットを化粧裁ちする。従って、折
丁154aの長さLと幅Wは、折丁154aが含まれる
ことになっている文書の長さLと幅Wよりも少し大き
い。
【0042】再び図3を参照すると、順次の丁合いポケ
ット40a乃至g(図1参照)同士の公称の間隔(ピッ
チ)は、図3に示されているような距離Aである。例え
ば、丁合い40aと40bの間隔は距離Aである。適例
となる実施例において、距離Aは27インチ(約69c
m)である。ピン128a乃至fの内の順次のピン同士
の公称の間隔は図3に示されているように距離Bであ
る。例えば、ピン128aとピン128bの公称の間隔
は距離Bである。適例となる実施例において、距離Bは
16インチ(約41cm)である。
【0043】図3に示されているように、複数の「スロ
ット」が、コンベヤー42に相対して画定され、且つス
ロット0乃至スロットn−1(nは画定されたスロット
の総数である)のように番号付けされている。図3に示
されているように、画定によって、スロット0乃至スロ
ットn−1の各々は距離Bに等しい長さを有するそれゆ
え、nは、A×丁合いポケットの数/B、より大きいか
又は等しい。さらに、スロットは文書アセンブリシステ
ム10の全てのコンベヤーに対して画定される。
【0044】動作上、コンベヤー42は、矢印170の
方向へピン128a乃至fを移動させる。図3に示され
ているように、ピン128a乃至fの全てが、スロット
0乃至スロットn−1の境界172a乃至fと同時に位
置合わせすることができる。それにもかかわらず、ピン
128a乃至fは、コンベヤー42がピン128a乃至
fを矢印170の方向へ移動すると、境界172a乃至
fからオフセットされることができる。このように、ピ
ン128a乃至fを好適に移動することによって、いか
なるピン128a乃至fも、いかなる境界172a乃至
fと位置合わせされることができる。ピン128a乃至
fの移動は、コンベヤー42に相対するスロット0乃至
スロットn−1の位置を変更しない。ピン128a乃至
fは、コンベヤー42が境界172fを横切ってピンを
移動させた後でコンベヤー42が最終的にピンを入力境
界172aへ戻すように連鎖状に配列される。好ましい
実施例において、丁合い部分12のスロット0は、文書
のアセンブリが開始する文書アセンブリシステム10の
入力(エントリ)ポイントである。他の実施例におい
て、入力ポイントは丁合い部分12の異なるスロットで
ある。
【0045】図3に示されているように、モード装置1
30は「標準」セッティングへ切り換えられ、これによ
り丁合いポケット40aは、制御システム20からの制
御信号に応答する。同様に、丁合いポケット40b並び
に40f及び40gの各々は「標準」セッティングへ切
り換えられる。動作上、制御システム20は、丁合いポ
ケットのホッパーから折丁を引き出すために丁合いポケ
ットの真空装置を選択的に動作する。例えば、丁合いポ
ケット40bに関して、制御システム20は、ホッパー
184から折丁182を引き出すため、真空装置180
を選択的に動作する。
【0046】丁合いポケットの真空装置が丁合いポケッ
トのホッパーから折丁を引き出した後、引き出された折
丁は、丁合いポケットのドラムのグリッパによって把持
される。例えば、丁合いポケット40fに関しては、引
き出された折丁190がドラム194のグリッパ192
によって把持される。キャリパセンサー(計器)196
は、複数の折丁がグリッパ192によって同時に誤って
把持されているか否かを検出するため、折丁190の厚
さを測定する。カバーポケット48a乃至d(図1)も
同様に動作する。を含まないことである。
【0047】折丁がグリッパによって把持された後、回
転するドラムは、折丁を、コンベヤー42の近くの適切
な位置へ移動する。折丁がコンベヤー42の近くで好ま
しく位置付けられた後、グリッパは折丁を放し、これに
より、この折丁は、ピン128a乃至fの隣接するピン
同士の間のコンベヤー42上に配置されることになる。
折丁をコンベヤー42上に選択的に配置するため、丁合
いポケット40a乃至gを動作することによって、制御
システム20は文書を形成するため、セット内の折丁を
選択的に丁合い取りする(集める)。例えば、図3にお
いては、特定の文書の全て又は一部を形成するために、
折丁197aと197bは、ピン128eと128fの
間のセット内で丁合い取りされる。好ましい実施例にお
いて、制御システム20は、一つ又はそれより多くの文
書の複数のカスタマイズされた版に対する折丁のセット
を、選択的に丁合い取りするため、丁合い部分12を同
時期に動作する。
【0048】各丁合いポケットのドラムは、対応するミ
スセンサーの近くに配置される。例えば、各丁合いポケ
ット40aのドラム142は、ミスセンサー140に近
接して配置され、かつ丁合いポケット40fのドラム1
94はミスセンサー198に近接して配置される。丁合
いポケット40aのドラム142と同様に、丁合いポケ
ット40fのドラム194は、グリッパ192、20
0、及び202を含み、且つそれぞれがミス起動素子2
04a乃至cと対応している。同様に、ドラム194
は、インデックス起動素子206を有する。
【0049】折丁がミス起動素子の対応するグリッパに
よって把持されていない時、ミス起動素子は覆われな
い。例えば、丁合いポケット40aに関して、折丁は、
ミス起動素子148aと対応しているグリッパ146a
によって把持されず、従って、ミス起動素子148aは
覆われない。このような状況において、丁合いポケット
のミスサンサーは、ミス起動素子がミスセンサーに近接
して配置された時、このミス起動素子の起動を検出す
る。
【0050】例えば、丁合いポケット40aに関して
は、ドラム142が、結果的に、ミス起動素子148a
をミスセンサー140に近接する領域(点線で囲まれた
部分)210へ回転させた時、ミスセンサー140はミ
ス起動素子148aの起動を検出する。図3に示されて
いるように、インデックス起動素子150は、ミスセン
サー140に近接した領域210内に配置され、これに
よりミスセンサー140はインデックス起動素子150
の起動を検出する。好ましい実施例において、ミスセン
サーは、起動素子からの光の反射を検出することにより
該起動素子の起動を検出する。
【0051】折丁がミス起動素子の対応するグリッパに
よって把持されている時、このミス起動素子はこの折丁
により覆われる。例えば、丁合いポケット40fに関し
ては、折丁190がミス起動素子204aと対応するグ
リッパ192によって把持されており、これにより、ミ
ス起動素子204aは折丁190によって覆われる。こ
のような状況において、丁合いポケットのミスセンサー
は、たとえ、ミス起動素子がミスセンサーに近接して配
置されていても、このミス起動素子の起動を検出しな
い。
【0052】従って、丁合いポケット40a乃至gのミ
スセンサーをモニタすることによって、制御システム2
0は、折丁が把持されているか否かを判定する。設計に
よって、折丁が把持されていても、インデックス起動素
子は決して覆われない。これにより、ミスセンサーは、
このミスセンサーに近接して配置されるインデックス起
動素子の起動を常に検出する。
【0053】画定により、サイクルは、コンベヤー42
が、全てのピン128a乃至fを、スロットの長さにわ
たって移動する事象である。さらに、各サイクルの間、
各ドラムは約120度回転する。従って、丁合いポケッ
トのミスセンサーは、3サイクル置きに1回、この丁合
いポケットのインデックス起動素子の起動を検出する。
【0054】図5は、好ましい実施例の較正技術による
制御システム20によって処理される信号のタイミング
チャートである。丁合いポケット40a乃至g(図1)
の各々から、制御システム20は、I/Oパネル30
(図2)を介してミスセンサー信号220を入力する。
コンベヤー42から(図1)から、制御システム20
は、I/Oパネル30を介してピンクロック信号222
を入力する。ピンクロック信号222は、サイクルごと
に一回、正のパルスを有し、これにより、ピン128a
乃至fの全てがコンベヤー42によってスロットの長さ
Bにわたって移動された時を表している。
【0055】コンベヤー42から、制御システム20
は、I/Oパネル30を介してエンコーダパルス信号2
24を入力する。ユニット(単位)距離にわたってピン
128a乃至fの全てを移動するコンベヤー42に応答
して、エンコーダパルス信号224は正のパルスを有す
る。適例となる実施例において、このようなユニット距
離は1/720インチ(約0.0035cm)である。
【0056】曲線226によって示されているように、
制御システム20は、エンコーダパルス信号224の各
パルスに応答してエンコーダパルスカウントをインクリ
メント(増分)する。制御システム20は、エンコーダ
パルスカウントを0パルスからxパルスまでインクリメ
ントする。この場合、x=スロットの長さB/ユニット
距離となる。例えば、B=16インチ(約41cm)で
あり、ユニット距離が1/720インチ(約0.003
5cm)である場合、x=11,520パルスとなる。
サイクルは、コンベヤー42がスロットの長さBにわた
ってピン128a乃至fの全てを移動する事象である。
それゆえ、xは、丁合い部分12により1サイクルごと
に出力されたパルスの所定の定数であり、かつxパルス
の端数は、サイクルの端数に線形的に相対する。ピンク
ロック信号の各正のパルスに応答して、制御システム2
0は、エンコーダパルスカウントを0パルスにリセット
し、かつエンコーダパルス信号224の各パルスに応答
して、エンコーダパルスカウントのインクリメントを継
続する。
【0057】ミスセンサー信号220を介して、丁合い
ポケットのミスセンサーは、当該ミスセンサーが、イン
デックス起動素子とミス起動素子を含む丁合いポケット
の起動素子のいづれか起動を検出する度に、正のパルス
を出力する。図5に示されているように、ミスセンサー
信号220は、折丁が丁合いポケットのドラムによって
全く把持されておらず、これによりミスセンサー信号2
20が、この丁合いポケットのドラムの360度の回転
(3サイクル)当たり四つの正のパルス228a乃至d
を有している状態を示している。
【0058】折丁が丁合いポケットのドラムによって全
く把持されていない場合、ミスセンサー信号220は、
パルス228a、228c、及び228dのようなミス
起動素子の起動に帰因し得るサイクル当たり一つの正の
パルスを有する。さらに、ミスセンサー信号220は、
パルス228bのようなインデックス起動素子の起動に
帰因し得る三つのサイクル当たり一つの正のパルスを有
する。これによって、三つのサイクルの内の一つに対し
て、ミスセンサー信号220は、パルス228a及び2
28bのような二つの正のパルス(ミス起動素子の起動
に帰因し得る一つのパルスと、インデックス起動素子の
起動に帰因し得る他のパルス)を有する。
【0059】従って、曲線226に相対するパルス22
8a乃至dのタイミングを分析することによって、制御
システム20は、ミスセンサー素子のミスセンサーの検
出起動に帰因し得るものとして、パルス228a、22
8c、及び228dを識別する。さらに、図5に示され
ているように、パルス228a、228c、及び228
dが同様のエンコーダパルスカウントにおいて生じ、こ
れにより、丁合いポケットのドラムの周りのミス起動素
子のほぼ均等な間隔に一致することになる。
【0060】このように、制御システム20は、パルス
228a乃至dを曲線226のエンコーダパルスカウン
トに対応させる。曲線226のエンコーダパルスカウン
トが、ピンクロック信号222、並びにコンベヤー42
のピン及びスロットの物理的位置と対応付けられること
は重要である。さらに、パルス228a乃至dは、丁合
いポケットのドラムの周りの起動素子の物理的位置に対
応付けられる。従って、パルス228a乃至dを曲線2
26のエンコーダパルスカウントに対応させることによ
って、制御システム20は、丁合いポケットのドラムの
周りの起動素子の物理的位置を、コンベヤー42のピン
及びスロットの物理的位置に、有利に対応させる。
【0061】カバーポケット48a乃至dの各ドラム
は、二つのほぼ均等に離間されたミス起動素子を有する
が、インデックス起動素子は有さないようにすることも
できる。この場合、カバーポケット48a乃至dに対す
るサイクルは、各ドラムが約180度回転する事象であ
り、これにより各カバーポケットのミスセンサーは、1
サイクル当たり一回のミス起動素子の起動を検出するこ
とになる。
【0062】さらに、制御システム20は、文書アセン
ブリシステム10の異なるコンベヤーからピンクロック
信号を入力する。制御システム20は、また、文書アセ
ンブリシステム10の異なるコンベヤーからエンコーダ
パルス信号を入力する。従って、制御システム20は、
異なるコンベヤーのピン及びスロットの物理的位置にお
ける差を調節する。
【0063】例えば、カバーポケット48a乃至d(図
1)の各々から、制御システム20は、I/Oパネル3
0(図2)を介してミスセンサー信号を入力する。コン
ベヤー50から、制御システム20は、I/Oパネル3
0(図2)を介してピンクロック信号とエンコーダパル
ス信号を入力する。このような信号に応答して、制御シ
ステム20は、図5に関して、丁合いポケットについ
て、上記に説明されている技術によって、カバーポケッ
ト48a乃至dのドラムの周りの起動素子の物理的位置
を、コンベヤー50(図1)のピン及びスロットの物理
的位置に対応させる。
【0064】図6及び図7は、好ましい実施例の較正技
術による制御システム20によって配置された起動素子
240及び242を示す図である。好ましい実施例にお
いて、起動素子240及び242は反射体である。エン
トリセンサー244はスロット0のエントリ境界172
aの近くの起動素子240の上に配置され、且つ図2の
I/Oパネル30と接続されている。ベリファイセンサ
ー246は、スロットの境界248の近くの起動素子2
42の上に配置され、且つ図2のI/Oパネル30と接
続されている。好ましい実施例において、エントリセン
サー244とベリファイセンサー246はフォトセンサ
ーである。
【0065】エントリセンサー244は、折丁がエント
リセンサー244と起動素子240の間に介在されない
時、起動素子240の起動を検出する。同様に、折丁が
ベリファイセンサー246と起動素子242の間に全く
介在されない時、ベリファイセンサー246は起動素子
242の起動を検出する。好ましい実施例において、セ
ンサー244と246は、起動素子からの光の反射を検
出することによって、起動素子240と242のそれぞ
れの起動を検出する。
【0066】図6に関しては、少なくとも一つの折丁2
50がエントリセンサー244と起動素子240の間に
介在された時、エントリセンサー244は起動素子24
0の起動を検出することを停止する。従って、曲線22
6に相対するエントリセンサー244からの信号をモニ
タすることによって、制御システム20は、折丁250
がエントリセンサー244と起動素子240の間に最初
に介在されたサイクル内のポイント252を判定する。
【0067】このように、制御システム20は、エント
リセンサー244からの信号を曲線226のエンコーダ
パルスカウントに対応させる。曲線226のエンコーダ
パルスカウントがコンベヤー42のピンとスロットの物
理的位置に対応付けられることは重要である。さらに、
折丁250のような少なくとも一つの折丁がスロット0
に入力するために、境界172aを横切る時、エントリ
センサー244からの信号は、スロット0内の起動素子
240の起動の物理的位置に対応付けられる。従って、
エントリセンサー244からの信号を曲線226のエン
コーダパルスカウントに対応させることによって、制御
システム20は、起動素子240とエントリセンサー2
44の物理的位置をコンベヤー42のピン及びスロット
の物理的位置に有利に対応させる。
【0068】同様に、図7に関しては、コンベヤー42
が最終的に折丁250をベリファイセンサー246と起
動素子242の間に挿入されるように移動する時、ベリ
ファイ(確認)センサー246は、起動素子242の起
動を検出することを停止し、これによりスロット2内の
折丁の存在をベリファイすることになる。従って、ベリ
ファイセンサー246からの信号をモニタすることによ
って、制御システム20は、折丁250がベリファイセ
ンサー246と起動素子242の間に最初に介在された
サイクル内のポイント254を判定する。図5によって
上記に説明されたように、ベリファイセンサー246か
らの信号を曲線226のエンコーダパルスカウントに対
応させることによって、制御システム20は、起動素子
242及びベリファイセンサー246の物理的位置をコ
ンベヤー42のピン及びスロットの物理的位置に有利に
対応させる。アナログ方式において、制御システム20
は、任意の印刷要求(デマンド)センサー(図示されて
ない)とその対応する起動素子をピン及びスロットの物
理的位置に対応させる。
【0069】(ベリファイセンサー246のような)複
数のベリファイセンサーとそれらのそれぞれ関連する
(起動素子242のような)起動素子は、スロット内の
折丁の存在を検出するため、文書アセンブリシステム1
0のコンベヤーの(図6及び図7におけるスロット2の
ような)種々のスロットにおいて配置される。さらに、
(エントリセンサー244のような)エントリセンサー
及び(起動素子240のような)それらの対応する起動
素子は、コンベヤーへの折丁の入力を検出するため、文
書アセンブリシステム10のコンベヤーの(図6及び図
7内のスロット0のような)入力スロットにおいて配置
される。
【0070】図8乃至図11は、好ましい実施例による
文書アセンブリシステムを較正するための技術のフロー
チャートである。多数のファクタによって、文書アセン
ブリシステム10の較正は一層難しくなる。例えば、オ
ペレータは、折丁の異なるサイズ及び位置決めを許容す
るため、スロットに相対する各ポケットのグリッパの位
置を変化させることができる。さらに、スロット幅はポ
ケット間隔の必ずしも均等な倍数ではない。
【0071】図3乃至図7に関して上記に説明されてい
るように、文書アセンブリシステム10を較正すると
き、制御システム20は、(1)スロットに対して、文
書アセンブリラインに沿った種々のエントリセンサー、
ベリファイセンサー、及び印刷要求センサー(図示され
てない)、と、(2)スロットに相対する各ポケットの
ミス起動素子の位置、を自動的に較正する。
【0072】文書アセンブリシステム10を自動的に較
正するために、制御システム20は、文書アセンブリシ
ステム10に関するコンフィギュレーション情報を入力
する。このようなコンフィギュレーション情報は、文書
アセンブリシステム10の各部分内のスロットの数及び
サイズと、文書アセンブリシステム10内のポケットの
数、タイプ、及び公称間隔と、文書アセンブリシステム
10の各部分に対するエンコーダ信号の分解能と、転送
ゲートの位置と、カバーのオフセットと、文書アセンブ
リシステム10の指定された部分内の各センサーのスロ
ット位置の初期推定値と、を含む。
【0073】制御システム20がコンフィギュレーショ
ン情報を入力した後、教示(teach)コマンドは、文書
アセンブリシステム10の自動較正を開始するために制
御システム20へ送られる。教示コマンドは、制御シス
テム20が較正のための平均値をとるために多くのトラ
イアルを表す。教示コマンドに応答して、制御システム
20は、文書のセットを組み立てるためにベーストラッ
キング(追跡)動作を実行する。ベーストラッキング動
作は、待ち行列マネジャー、センサーマネジャー、転送
ゲートマネジャー、及びポケット制御動作を含む。ベー
ストラッキング動作は、文書開始/終了、スタッカーイ
ンターフェース、及びプリンタインターフェース動作を
含まない。
【0074】図8に関して、較正技術は、フェーズ1及
びフェーズ2を含む。フェーズ1は、図3乃至図5に関
して上記に詳細に説明された技術によって、ミス起動素
子をスロットへ自動的に対応させる。フェーズ1の間、
制御システム20は、折丁は全く丁合い取りされずに、
文書アセンブリシステム10を動作する。図6乃至図7
に関して上記に詳細に説明されている技術によって、フ
ェーズ2はセンサーとそれらの各々が対応する起動素子
をスロットへ自動的に対応させる。フェーズ2の間、制
御システム20は、少なくとも一つのテスト文書に対し
て折丁を丁合い取りさせて、文書アセンブリシステム1
0を動作する。
【0075】好ましい実施例において、制御システム2
0は、フェーズ2の前にフェーズ1を実行する。他の実
施例において、制御システム20は、フェーズ1の前に
フェーズ2を実行する。さらに他の実施例において、制
御システム20は、フェーズ1又はフェーズ2のいづれ
かを実行し、他を実行しない。
【0076】フェーズ1は、制御システム20がインデ
ックスiを丁合いポケットの総数に初期化するステップ
270で開始される。次いで、制御システム20は、図
9に関して下記に詳細に説明されるような各ポケットの
ミスセンサーを較正するために教示処理272を実行す
る。
【0077】判定ブロック274において、制御システ
ム20は、教示処理272が各ポケットのミス起動素子
を首尾よく較正したか否かを判定する。教示処理272
が成功しなかった場合、ステップ276において、制御
システム20は、較正が完全に首尾よく実行されなかっ
たことをオペレータへ知らせ、これにより実行は停止す
る。教示処理272が成功した場合、実行はステップ2
80へ続く。
【0078】ステップ280において、制御システム2
0は、インデックスiをカバーポケットの総数に初期化
する。次いで、制御システム20は、図9に関して下記
に詳細に示されているような各ポケットのミスセンサー
を較正するために教示処理272を実行する。判定ブロ
ック284において、制御システム20は、教示処理2
72が、各ポケットのミス起動素子を首尾よく較正した
か否かを判定する。教示処理が成功しなかった場合、ス
テップ286においては、制御システム20は、較正が
完全に成功しなかったことをオペレータへ知らせ、これ
により実行は停止する。教示処理272が成功した場
合、実行はステップ290へ進む。
【0079】ステップ290において、制御システム2
0は、インデックスiを、垂直印刷ステーション("PP
S" )ポケット(図示されてない)の総数に初期化す
る。次いで、制御システム20は、図9に関して以下に
詳細に説明されるような各ポケットのミスセンサーを較
正するために教示処理272を実行する。判定ブロック
294において、制御システム20は、教示処理272
が各ポケットのミス起動素子を首尾よく較正したか否か
を判定する。教示処理272が成功しなかった場合、ス
テップ296において、制御システム20は、較正が完
全には成功しなかったことをオペレータへ知らせ、これ
により実行は停止する。教示処理272が成功した場
合、実行はフェーズ2へ進む。
【0080】フェーズ2は、制御システム20が二つの
並列処理の実行を始めるステップ300及び302で開
始される。ステップ300において、制御システム20
は、文書アセンブリシステム10のエントリセンサー、
ベリファイセンサー、及び印刷要求センサー(図示され
てない)の各々に対する処理のモニタリングを開始す
る。判定ブロック304において、制御システム20
は、いかなるセンサーがその対応する起動素子の起動の
検出を停止し、これによりスロット内の折丁の存在を表
示したかについて判定する。実行は、制御システム20
がスロット内で折丁の存在を検出するまで、判定ブロッ
ク304をループする。
【0081】制御システム20がスロット内で折丁の存
在を検出した後、制御システム20は、ステップ306
において、図6と図7に関して上記に詳細に説明されて
いるように、エンコーダカウントを読み取り、且つセン
サーとその対応する起動素子のスロットに相対する部
分、スロット、及びオフセットを判定する。次のステッ
プ308において、制御システム20は、これらの判定
された部分、スロット、及びオフセットを格納する。ス
テップ308の後、実行は判定ブロック304へ戻る。
【0082】ステップ302において、制御システム2
0は、テスト文書の文書アセンブリシステム10による
アセンブリを開始する。このテスト文書のアセンブリの
間、制御システム20は、テスト文書が文書アセンブリ
ラインを介して移動(シフト)される時、テスト文書の
スロット位置をモニタする。制御システム20は、この
ような各センサーがその対応する起動素子の起動の検出
を何時停止したかを検出することによって、エントリセ
ンサー、ベリファイセンサー、及び印刷要求センサー
(図示されない)を配置する。テスト文書が配置されて
いる部分及びスロットを知ることによって、制御システ
ム20も、同様に、センサーが、その対応する起動素子
の起動の検出を停止するスロットを知る。
【0083】次のステップ310において、制御システ
ム20は、文書アセンブリシステム10がテスト文書の
アセンブリを終了するのを待機する。文書アセンブリシ
ステム10がテスト文書のアセンブリを終了した後、制
御システム20は、判定ブロック312において、これ
より多くのトライアルが実行されるか否かを判定する。
これより多くのトライアルが実行される場合、実行は、
ステップ302へ進む。これより多くのトライアルが実
行されない場合、制御システム20は、図11に関して
以下に詳細に説明されるタスク平均化処理314を実行
する。タスク平均化処理314を実行した後、制御シス
テム20は、ステップ316において、判定されたコン
フィギュレーション情報を格納し、次いで実行が停止す
る。
【0084】図9は、教示処理272のフローチャート
である。フェーズ1において、文書アセンブリシステム
10は、すべてのミス起動素子がカバーされないよう
に、折丁を丁合い取りせずに動作する。制御システム2
0が、(コンベヤー42のエントリ境界172aのよう
な)コンベヤーのエントリ境界にポケットが近接する順
にこれらのポケットを較正することは注目すべきであ
る。制御システム20は、引き続くポケットを較正する
ため、各ポケットのミス起動素子の較正を基本として使
用する。
【0085】図9に関しては、教示処理272(図8)
は、制御システム20がインデックスiが0より大きい
か否かを判定する判定ブロック320において開始され
る。インデックスiが0より大きい場合、制御システム
20は、判定ブロック322において、ポケットiのモ
ード装置が「標準」モードに切り換えられるか否かを判
定する。ポケットiのモード装置が「標準」モードへ切
り換えられない場合、制御システム20は、ステップ3
24において、インデックスiの値をデクリメント(減
分)し、次いで実行は判定ブロック320へ戻る。
【0086】制御システム20が、判定ブロック322
において、ポケットiのモード装置が「標準」モードへ
切り換えられることを判定した場合、ステップ326に
おいて、制御システム20は、インデックスjを、トラ
イアルの予め選択された数に初期化する。ステップ32
6の後で、制御システム20は、判定ブロック328に
おいて、インデックスjが0より大きいか否かを判定す
る。インデックスjが0より大きい場合、制御システム
20は、図10に関して以下に詳細に説明される教示平
均処理330を実行し、ステップ332においてインデ
ックスjの値をデクリメントし、次いで判定ブロック3
28へ戻る。制御システム20が、判定ブロック328
において、インデックスjが0より大きくないことを判
定した場合、実行はステップ324へ進む。
【0087】制御システム20が、判定ブロック320
において、インデックスiが0より大きくないことを判
定した場合、ステップ334において、制御システム
は、教示平均処理330の各トライアルからのデータを
平均する。ステップ334の後、制御システム20は、
ステップ336において、サクセス(成功)の表示をス
テップ336へ戻す。
【0088】図10に関して、教示平均処理330(図
9)は、制御システム20が、どのポケットが較正され
ているかの目視(ビジュアル)表示をオペレータへ提供
するため、ポケットiのミスライトをイルミネートする
ステップ340において開始される。次のステップ34
2において、制御システム20は、図3乃至図5に関し
て上記に詳細に説明されているように、ポケットiのミ
スセンサーからの信号を入力する。次いで、ステップ3
44において、制御システム20は、ポケットのインデ
ックス起動素子へ帰因し得るパルスを識別し且つ廃棄す
る。好ましい実施例において、制御システム20は、イ
ンデックス起動素子を持たない(カバーポケットのよう
な)ポケットに対してステップ344を無視する。
【0089】次のステップ346において、制御システ
ム20は、ポケットのミス起動素子に帰因し得る残りの
パルスを平均する。ステップ346の後、ステップ34
8において、制御システム20は、どのポケットが較正
されたかの目視表示をオペレータへ提供するため、ポケ
ットiの「ダブル」ライトをイルミネートする。次い
で、ステップ350において、制御システム20は、ス
テップ346において判定された平均値を戻す。
【0090】図11に関して、タスク平均処理314
(図8)は、制御システム20が、センサーがトライア
ルごとにテスト文書のアセンブリを検出したか否かを判
定する判定ブロック352において開始される。制御シ
ステム20は、指定されたトライアルの数に等しいいく
つかのテスト文書を組み立てる。従って、センサーがト
ライアルごとにテスト文書を検出し損なった場合、ステ
ップ354において、制御システムは、失敗センサーに
対応する「ブロックされた又は雑音のある」フラグをセ
ットする。ステップ356においては、制御システム2
0は、いかなるこのような失敗をもオペレータへ知らせ
る。この状態において、制御システム20は、図11の
ステップ358によって示されているように、センサー
からの情報をコンフィギュレーションへ格納しない。う
まく較正できなかったいかなるセンサーに対して事前に
格納された情報が保持される。
【0091】制御システム20が、センサーがトライア
ルごとに首尾よくテスト文書を検出したことを判定ブロ
ック352において判定した場合、制御システム20
は、全てのテストされたオフセット(ステップ360)
を加算し、次にトライアルの数で除算する(ステップ3
62)ことによって、センサーとスロット間の平均オフ
セットを判定する。最終的に、ステップ364におい
て、制御システムは、他のコンフィギュレーション情報
と共に平均オフセットを格納する。
【0092】図12は、制御システム20により文書ア
センブリシステムを動作するための技術のデータフロー
チャートである。データフローチャートは、各々が先入
れ先出しバッファとして動作する複数の待ち行列を含
む。制御システム20は、丁合い部分の全てのスロット
を丁合い固定待ち行列内の論理書籍記録位置として表
す。同様に、制御システム20は、製本部分とトリマー
部分の全てのスロットを、製本固定待ち行列とトリマー
固定待ち行列のそれぞれの論理書籍記録位置として表
す。制御システム20は、乾燥硬化部分16のコンベヤ
ー52に沿った折丁セットを、各々が図12の乾燥硬化
テーブル内の唯一の文書識別番号と対応している論理書
籍記録として表す。折丁がスロットに存在しない場合、
スロットの対応している論理書籍記録位置はヌル(空)
記録によって占有される。一つ又はそれより多くの折丁
がスロットに存在している場合、スロットの対応する論
理書籍記録位置は、スロット内で組み立てられている文
書の論理書籍記録位置によって占有される。
【0093】従って、丁合い固定待ち行列からの出力は
製本固定待ち行列の前面(フロント)へ向けられる。製
本固定待ち行列の出力は乾燥硬化テーブルの前面へ向け
られ、且つ乾燥硬化テーブルの出力はトリマー製本待ち
行列の前面へ向けられる。トリマー固定待ち行列の出力
は、転送ゲート64c(図1)により好適に転送された
と表示するため、この転送処理へ向けられる。同様に、
丁合い固定待ち行列の出力は、任意ではあるが、転送ゲ
ート64a(図1)により好適に排除されたと表示する
ため、この転送処理へ任意に向けられる。同じく、製本
固定待ち行列の出力は、任意ではあるが、転送ゲート6
4b(図1)により好適に排除されたと表示するため、
転送処理へ向けられる。転送ゲート位置は、コンフィギ
ュレーションデータからのスロット位置のような転送処
理へ指定される。
【0094】図13乃至図16は、図12の動作の処理
のフローチャートである。図13に関して、ホスト受け
取り処理は、文書が初期文書順序に従って順序付けられ
るまで実行がループする判定ブロック400において開
始される。文書が順序付けられる時、制御システム20
は、判定ブロック402において、順序付けられる文書
が品質文書であるか否かを判定する。品質文書は、図1
9乃至図23に関して以下に詳細に説明される。品質文
書は文書アセンブリシステムの動作を試験するために流
される品質試験用の文書であり、quality documentとい
う呼び名で知られている。これに対して配布または郵送
に供される文書は本明細暑中で正規文書と呼ばれる。品
質文書は通常外観及び内容において正規文書と異なるも
のではなく、単にアセンブルする目的が異なるだけであ
る。品質文書は定期的にシステムの試験をするために定
期的にアセンブルされる。または必要に応じて品質文書
のアセンブルが非定期的に指令される。
【0095】順序付けられる文書が品質文書である場
合、制御システム20は、ステップ404において、こ
の品質文書の論理書籍記録を品質変数待ち行列に加え
る。ステップ404の後、実行は判定ブロック400へ
戻る。制御システム20が、判定ブロック402におい
て、順序付けられる文書が品質文書でないことを判定し
た場合、制御システム20は、ステップ406におい
て、文書の論理書籍記録を新変数待ち行列へ加える。ス
テップ406の後、実行は判定ブロック400へ戻る。
【0096】図13(b)に関して、開始処理は、実行
が、新たなサイクルが丁合い部分12に対して発生する
迄ループする、判定ブロック410において開始され
る。新たなサイクルが生じた時、制御システム20は、
判定ブロック412において、論理書籍記録が品質変数
待ち行列内に存在しているか否かを判定する。論理書籍
記録が品質変数待ち行列内に存在している場合、制御シ
ステム20は、ステップ414において、論理書籍記録
をカスタム品質変数待ち行列へ移動する。ステップ41
4の後、実行は、制御システムが共通文書記録を丁合い
固定待ち行列へ加えるステップ416へ進む。次いで、
実行は判定ブロック410ヘ戻る。
【0097】制御システム20は、判定ブロック412
において、論理書籍記録が品質変数待ち行列内に全く存
在していないことを判定した場合、制御システム20
は、判定ブロック418において、論理書籍記録が再順
序付け変数待ち行列内に存在しているか否かを判定す
る。論理書籍記録が再順序付け変数待ち行列内に存在し
ている場合、制御システム20は、ステップ420にお
いて、論理書籍記録を丁合い固定待ち行列へ移動する。
ステップ420の後、実行は判定ブロック410へ戻
る。
【0098】制御システム20が論理書籍記録が再順序
付け変数待ち行列内に全く存在していないことを判定し
た場合、制御システム20は、判定ブロック422にお
いて、論理書籍記録が新変数待ち行列内に存在している
か否かを判定する。論理書籍記録が新変数待ち行列内に
存在している場合、制御システム20は、ステップ42
4において論理書籍記録をカスタム新変数待ち行列内へ
移動させる。ステップ424において、実行はステップ
416へ戻る。
【0099】図14に関して、カスタム開始処理が、実
行が新たなサイクルが生じる迄ループする判定ブロック
430において開始される。新たなサイクルが生じる
と、制御システム20は、判定ブロック432におい
て、論理書籍記録が、分類された変数待ち行列内に存在
しているか否かを判定する。好ましい実施例の重要な態
様において、論理書籍記録が、分類された変数待ち行列
内に存在している場合、制御システム20は、判定ブロ
ック434において、初期文書順の順序におけるすべて
の先行文書が処理済みとなっていて、文書アセンブリシ
ステム10によって組み立てられようとするこのような
文書が最早存在しないようになっているか否かを判定す
る。
【0100】制御システム20が、判定ブロック434
において、初期文書順序において全ての先行文書が処理
されたことを判定した場合、実行は、制御システム20
が、分類された変数待ち行列から論理書籍記録を、カス
タム再順序付け変数待ち行列へ移動するステップ436
へ進む。従って、ステップ436において、制御システ
ム20は、誤って組み立てられたカスタム文書の代替物
を組み立てるため、文書アセンブリシステム10を再度
順序付ける。実行は判定ブロック432へ戻る。
【0101】制御システム20が、判定ブロック432
において、論理書籍記録が、分類された変数待ち行列内
に全く存在していないことを判定した場合、又は制御シ
ステム20が、判定ブロック434において、初期文書
順の順序においてまだ全ての先行文書が処理されてはい
ないことを判定した場合、実行は、制御システム20が
共通文書がカスタマイゼーション(個別化)位置に存在
しているか否かを判定する判定ブロック438へ進む。
カスタマイゼーション位置は、カスタム文書のアセンブ
リが開始される文書アセンブリシステム10の所定のス
ロットである。「カスタム」文書は、文書の版の全ての
文書に共通でない内容を有する文書である。制御システ
ム20は、セットアップ及びコンフィギュレーション情
報に応答してカスタマイゼーション位置を自動的に判定
する。
【0102】制御システム20は、判定ブロック438
において、共通文書がカスタマイゼーション位置に存在
してないものと判定した場合、実行は判定ブロック43
0へ戻る。共通文書がカスタマイゼーション位置に存在
している場合、実行は、制御システム20が、論理書籍
記録がカスタム品質変数待ち行列内に存在しているか否
かを判定する判定ブロック440へ進む。論理書籍記録
がカスタム品質変数待ち行列内に存在していない場合、
実行は、制御システム20が、論理書籍記録がカスタム
再順序付け待ち行列内に存在しているか否かを判定する
判定ブロック442へ進む。カスタム再順序付け待ち行
列内に存在しない場合、実行は制御システム20が、論
理書籍記録がカスタム新変数待ち行列内に存在するか否
かを判定する判定ブロック444へ進む。論理書籍記録
がカスタム新変数待ち行列内に存在していない場合、実
行は判定ブロック430へ戻る。
【0103】制御システム20が判定ブロック440に
おいて論理書籍記録がカスタム品質変数待ち行列内に存
在しているものと判定した場合、制御システム20が判
定ブロック442において論理書籍記録がカスタム再順
序付け変数待ち行列内に存在しているものと判定した場
合、又は制御システム20が判定ブロック444におい
て論理書籍記録がカスタム新変数待ち行列内に存在して
いるものと判定した場合、実行はステップ446へ進
む。ステップ446において、制御システム20は、カ
スタマイゼーション記録位置において共通論理書籍記録
を置き換えるためにカスタム文書の論理書籍記録を移動
する。カスタマイゼーション記録位置は、どの部分が文
書アセンブリシステム10のカスタマイゼーション位置
を有するかに依存して、丁合い固定待ち行列、製本固定
待ち行列、又はトリマー固定待ち行列のいづれかにおい
て配置されることができる。従って、判定ブロック43
0において、実行は、カスタマイゼーション位置を有す
る文書アセンブリシステム10の部分に対して新たなサ
イクルが生じるまでループする。ステップ446の後、
実行は判定ブロック430へ戻る。
【0104】図15に関して、再順序付け処理は、判定
ブロック450において開始され、この判定ブロック4
50において、実行は、文書のアセンブリにおけるエラ
ーが検出され且つエラーハンドラー(図12)によって
処理されるまで、ループする。エラーが検出され且つ処
理された時、制御システム20は、判定ブロック452
において、誤って組み立てられた文書が、カスタマイゼ
ーション位置にあるか、又はカスタマイゼーション位置
を越えているかを判定する。誤って組み立てられた文書
がカスタマイゼーション位置にあるか、又はカスタマイ
ゼーション位置を越えている場合、実行は、制御システ
ム20が誤って組み立てられた文書の論理書籍記録を分
類入力変数待ち行列へ加えるステップ454へ進む。
【0105】ステップ454の後、実行は、制御システ
ム20が共通論理書籍記録を再順序付け変数待ち行列へ
加えるステップ456へ進む。共通論理書籍記録を再順
序付け変数待ち行列へ加えることにより、制御システム
は、制御システム20が(図14の判定ブロック442
及びステップ446に関して上記に説明されているよう
に)誤って組み立てられた文書の代替文書を組み立てる
ために文書アセンブリシステム10を再度順序付ける
時、共通文書が、カスタマイゼーション位置に存在する
ように予定を立てる。ステップ456の後、実行は判定
ブロック450へ戻る。制御システム20が判定ブロッ
ク452において誤って組み立てられた文書がカスタマ
イゼーション位置の前にあることを判定した場合、実行
はステップ456へ進む。
【0106】図16に関して、分類処理は判定ブロック
458において開始され、この判定ブロック458にお
いて、実行は制御システム20が論理書籍記録が分類入
力変数待ち行列内に存在していることを判定するまでル
ープする。論理書籍記録が、分類入力変数待ち行列内に
存在している時、実行はステップ460へ進み、ステッ
プ460において、制御システム20は、誤って組み立
てられた文書の論理書籍記録を、初期文書順序によって
分類された変数待ち行列へ移動する。従って、制御シス
テム20は、文書アセンブリシステム10が初期文書順
序に従って誤って組み立てられた文書の代替文書を組み
立てるように、分類された変数待ち行列内の論理書籍記
録の順序を再配列することができる。
【0107】図17乃至図18は、図12の動作技術に
よる文書アセンブリシステム10の適例となる動作を示
す図である。図17は、カスタム文書1、2、3、4、
5、6、7、8、9、10、及び11の順序に対する初
期順序に応答して複数のサイクルK2乃至(K2+22)
の間、スロットK1乃至(K1+12)における種々の文
書の状態を示している。図17によって示されている適
例となる動作において、カスタマイゼーション位置はス
ロット(K1+5)である。
【0108】最初に、文書アセンブリシステム10の全
てのスロットは空である。文書アンブリ10が100%
の能力で動作される場合、制御システム20は、各サイ
クルに応答して、文書アセンブリシステム10の入力位
置(丁合い部分12のスロット0)において共通文書の
アセンブリを開始する。図17に関して、制御システム
20は、サイクル(K2+0)の間、スロット(K1
0)において共通文書Gのアセンブリを開始する。
【0109】各追加のサイクルに応答して、制御システ
ム20は、スロット(K1+0)における追加の共通文
書のアセンブリを開始する。従って、サイクル(K2
1)において、共通文書はスロット(K1+0)及び
(K1+1)において文書アセンブリシステム10によ
って組み立てられている。追加のサイクルに応答して、
サイクル(K2+0)の間、スロット(K1+0)におい
て開始された共通文書は、この共通文書が、サイクル
(K2+5)の間、最終的に複数のスロットを介してカ
スタマイゼーションスロット(K1+5)に達するまで
伝搬する。
【0110】サイクル(K2+0)の間、スロット(K1
+0)において開始された共通文書が、サイクル(K2
+5)の間、カスタマイゼーションスロット(K1
5)に達した時、制御システム20は、共通文書をカス
タム文書1としてカスタマイズ(個別化)し始めるた
め、文書アセンブリシステム10を順序付ける。追加の
サイクルに応答して、カスタム文書1は、スロットを介
して伝搬を続け、且つ文書アセンブリシステム10は、
カスタム文書1、2、3、及び4として図17に示され
ているように、追加の共通文書のカスタマイズを開始す
る。
【0111】文書のアセンブリの間、折丁がスロットへ
不適切に送られるようなエラーが生じ得る。図3乃至図
7に関して上記に詳細に説明されているように、制御シ
ステム20は、一つ又はそれより多くのミスセンサー、
エントリセンサー、ベリファイセンサー、及びキャリパ
センサーからの信号に応答して、不適切に組み立てられ
た文書を検出する。好ましい実施例において、不適切に
組み立てられた文書は、最初の可能性のある転送ゲート
において排除される。
【0112】例えば、サイクル(K2+8)間のスロッ
ト(K1+5)における三角形の枠は、カスタム文書4
がサイクル(K2+8)間のスロット(K1+5)におけ
るアセンブリにおいてエラーを受けたことを示してい
る。従って、カスタム文書4は、図17の例におけるス
ロット(K1+8)の後ろに配置された最初の使用可能
な転送ゲートにおいて転送される。文書が、初期文書順
序とは無関係にランダム順序でエラーを受けることは注
目に値する。
【0113】例えば、サイクル(K2+12)間のスロ
ット(K1+12)における三角形の枠は、カスタム文
書1がサイクル(K2+12)間のスロット(K1+1
2)におけるアセンブリでエラーを受けたことを示して
いる。文書アセンブリシステム10がカスタム文書4よ
り前にカスタム文書1のアセンブリを開始したが、カス
タム文書4は、カスタム文書1より前にアセンブリでエ
ラーを受けた。本発明の重要な態様において、制御シス
テム20は、初期文書順序におけるカスタム文書の順序
に従って誤って組み立てられたこれらのカスタム文書の
代替文書を組み立てるために文書アセンブリシステム1
0を再び順序付ける。
【0114】初期文書順序におけるカスタム文書の順序
に従って、誤って組み立てられたカスタム文書の代替文
書を組み立てることによって、これらの代替が、図18
の(A)及び(B)に関して以下に詳細に説明されてい
るように、初期文書順序とより簡単且つ確実に再結合さ
れることができる。このように、文書アセンブリシステ
ム10は、例え、代替文書が組み立てられる場合でも、
大量の郵便物に対する郵便料金の節約を維持するため、
文書の初期の事前分類を保持することを有利に補助する
ことができる。さらに、文書アセンブリシステム10
は、誤って組み立てられた文書の代替文書を組み立てる
ため、適切に組み立てられた文書をパージしない。さら
に、文書アセンブリシステム10は、誤って組み立てら
れた文書の代替文書を組み立てるため、その文書アセン
ブリラインの動作を停止しない。
【0115】図14の判定ブロック434に関して上記
に詳細に説明されているように、制御システム20は、
この利点を、誤って組み立てられたカスタム文書の代替
文書を組み立てるため、文書アセンブリシステム10を
再び順序付ける前に初期文書順序における全ての先行文
書が処理される(このような先行文書が文書アセンブリ
システム10によってもはや組み立てられないように)
という条件を課すことにより達成する。
【0116】例えば、カスタム文書1は、いかなる他の
文書によっても先行されないので、制御システム20
は、サイクル(K2+13)の間、スロット(K1+5)
における円枠により図17に示されているように、最も
早い機会に、カスタム文書1の代替文書を組み立てるた
め、文書アセンブリシステム10を再び順序付ける。さ
らに、制御システム20は、文書アセンブリシステム1
0の入力ポイントの後の文書アセンブリシステム10に
沿ったポイントで開始されるカスタム文書1の代替文書
を組み立てるため、文書アセンブリシステム10を有利
に再び順序付ける。
【0117】入力ポイントの後ろのポイントで開始され
ることによって、カスタム文書1の代替(文書)は、初
期文書順序におけるカスタム文書1の元の位置により近
接して配置される。好ましい実施例において、制御シス
テム20は、カスタマイゼーションポイントで開始され
るカスタム文書1の代替文書を組み立てるため、文書ア
センブリシステム10を再び順序付け、これによりカス
タム文書1の代替文書は、初期文書順序におけるカスタ
ム文書1の元の位置にできるだけ近接して配置される。
【0118】同様に、サイクル(K2+13)の間、ス
ロット(K1+12)における三角形の枠は、カスタム
文書2が、サイクル(K2+13)の間、スロット(K1
+12)におけるアセンブリにおいてエラーを受けたこ
とを示している。カスタム文書2がカスタム文書1の分
だけ先行されていること、及び元のカスタム文書1自体
が、サイクル(K2+13)の間、文書アセンブリシス
テム10によってもはや組み立てられないことから、制
御システム20は、サイクル(K2+14)の間、スロ
ット(K1+5)における円枠により図17に示されて
いるように、カスタム文書2の代替文書を組み立てるた
め、文書アセンブリシステム10を再び順序付ける。
【0119】カスタム文書4がカスタム文書1、2、及
び3によって先行されていること、及びスロット(K1
+5)がサイクル(K2+16)において空であること
から、制御システム20は、サイクル(K2+17)の
間、スロット(K1+5)において円枠により図17で
示されているように、カスタム文書4の代替文書を組み
立てるため、文書アセンブリシステム10を再び順序付
ける。
【0120】図18の(A)及び(B)に関して、制御
システム20は、代替文書をそれぞれの郵送グループへ
容易に再度割り当てる。図17の実施例によって、制御
システム20は、カスタム文書1、2、4、5、及び7
の代替文書を有する代替セット430を、初期文書順序
に従ってコンベヤー65(図1)へ転送するため、転送
ゲート64c(図1)を動作する。文書アセンブリシス
テム10は、オリジナルカスタム文書3、6、8、9、
10、及び11のセット432を、初期文書順序に従っ
てコンベヤー62へ出力する。
【0121】図18の(B)は、四つのカスタム文書
1、2、3、及び4の総計を郵送セットIへグループ化
するために命令をリストする。さらに、図18の(B)
は、七つのカスタム文書5、6、7、8、9、10、及
び11の総計を、郵送セットIIへグループ化するために
命令をリストする。このような命令に応答して、制御シ
ステム20は代替文書をそれぞれの郵送セットへ容易に
再度割り当てる。
【0122】例えば、制御システム20は、セット43
2における郵送セットIの唯一の適切に組み立てられた
メンバがオリジナルのカスタム文書3であり、これは郵
送セットIにおける文書の総数より三つ少ないことを判
定する。代替セット430は初期文書順序に従っている
ので、制御システム20は、代替セット430における
最初の三つの代替文書を容易に再度割り当てて、オリジ
ナルカスタム文書3と組み合わせることにより郵送セッ
トIを完成する。
【0123】同様に、制御システム20は、セット43
2における郵送セットIIの唯一の適切に組み合わされた
メンバが、郵送セットIIにおける文書の総数より二つ少
ないオリジナルカスタム文書6、8、9、10、及び1
1であることを判定する。代替セット430が初期文書
順序に従っているので、制御システム20は、代替セッ
ト430において次の二つの代替文書を容易に再度割り
当てて、オリジナルカスタム文書6、8、9、10、及
び11と組み合わせることにより郵送セットIIを完成す
る。
【0124】文書アセンブリシステム10のような完全
な製本システムに対して、完全な製本ラインの(乾燥硬
化部分16のような)部分の特定の空スロットが、
(1)異なる部分の非同期動作から生じるか、(2)完
全な製本ラインに伴うエラーから生じるかを明確に判定
するのは実用的でないことは重要である。比較してみる
と、同期的に動作する綴じられた製本システムは、一般
的に、このような問題をあまり提供しない。このように
綴じられた製本システムにおいて、複数の折丁は接着さ
れずにステープラー(通称:ホチキス)で綴じられる。
制御システム20は、完全な製本ラインに沿った文書の
順序をトラッキングし、かつ二つのポイント間の単一経
路に沿って文書を適切に再度順序付け、これにより追加
の経路及び設備が、文書を適切に再び順序付けるために
従来の完全製本ラインへ追加されることは要求されない
ことは利点である。
【0125】図19乃至図21は、制御システム20に
よる文書アセンブリシステム10をモニタするための技
術のフローチャートである。文書アセンブリシステム1
0における正規文書のセットを組み立てる工程におい
て、制御システム20は、組み立てられる正規文書の適
切なアセンブリ及び品質をモニタするため、補足(「品
質」)文書のアセンブリを有利にサポートする。人口統
計学的(demographic )に制御された文書アセンブリシ
ステムにおいて、文書は、文書のタイプが図22の
(A)に関して以下に詳細に説明されるメークアップコ
ードによって識別されるようにカスタマイズされる。
【0126】制御システム20は、二つのタイプの順
序、(1)オペレータの要求時に指定される手動順序と
(2)制御システム20によって自動的に指定される周
期順序に応答して、品質文書を組み立てるため、文書ア
センブリシステム10を動作する。順序の各タイプは、
固有のパラメータ定義情報を有する。例えば、オペレー
タは、手動的に順序付けられた文書が、複数のプリンタ
の内の選択されたプリンタで印刷するように指定されて
いる間でさえも、周期的に順序付けられた品質文書が、
全ての構成されたプリンタにおいて印刷することを指定
することができる。
【0127】従って、制御システム20は、オペレータ
によって指定されることができる品質文書のいくつかの
構成可能な属性をサポートする。これらの属性は、
(1)組み立てられる品質文書の内容に対するメークア
ップコード定義、(2)各品質文書順序の一部として組
み立てられる品質文書の数、(3)一つ又はそれより多
くの品質文書の自動的アセンブリを周期的に開始するべ
きか否か、一つ又はそれより多くの品質文書の自動的ア
センブリを周期的に開始した場合、品質文書順序を周期
的に開始する前に組み立てるための正規文書の数(「頻
度」)(オペレータが組み立てる正規文書の数を0と指
定した場合、周期的開始はディスエーブル(動作不可
能)とされる)、(4)各品質文書に印刷するために構
成されたプリンタのリスト、(5)各品質文書が転送さ
れる転送ゲート、及び(6)各組み立てられた品質文書
に対するファクトシートを印刷すべきか否か、である。
オペレータが転送ゲートとプリンタを指定するのを許容
することによって、転送ゲートが製本部分14の前に配
置されている場合、及び当該折丁の上に印刷されない場
合、折丁は再び使用可能になる。
【0128】制御システム20は、品質文書パラメータ
に対するオペレータ指定の初期値を入力する。制御シス
テム20は、文書の版のアセンブリの間、あらゆるパラ
メータの変更をも許容する。制御システム20がこのよ
うな変更を格納した後、制御システム20が次の品質文
書順序を開始した時、これらの変更は有効となる。さら
に、制御システム20は初期値及びそれらの変更を保持
し、これにより初期値とそれら初期値に対する変更が共
に再使用可能となる。文書の版のアセンブリの間に行な
われた変更は、文書の版のアセンブリの残り分に対して
のみ有効である。
【0129】図19に関しては、実行は判定ブロック4
50aと450bで並行に開始される。判定ブロック4
50aにおいて、実行は、制御システム20がオペレー
タが手動で品質文書順序を指定したことを判定する迄、
ループする。オペレータが手動で品質文書順序を指定し
た場合、実行はステップ452ヘ進む。
【0130】判定ブロック450bにおいて、図12に
関して上記に詳細に説明されているように、実行は、制
御システム20が文書のアセンブリが開始されることを
判定するまでループする。文書のアセンブリが開始され
ようとする場合、実行は、制御システム20が文書のア
センブリを開始するステップ453へ進む。ステップ4
53の後、実行は判定ブロック454ヘ進む。判定ブロ
ック454において、制御システム20は、開始された
文書が正規文書か否かを判定する。
【0131】この開始された文書が正規文書である場
合、実行は、制御システム20が正規文書のカウントを
インクリメントするステップ456へ進む。ステップ4
56の後、制御システム20は、カウントが、制御シス
テム20によって周期的に指定された品質文書順序に対
するオペレータ指定頻度の倍数であるか否かを判定ブロ
ック458において判定する。カウントがオペレータ指
定頻度の倍数である場合、実行はステップ452へ進
む。カウントがオペレータ指定頻度の倍数でない場合、
実行は判定ブロック450a及び450bへ戻る。
【0132】制御システム20が開始された文書が正規
文書でないことを判定ブロック4554において判定し
た場合、実行は判定ブロック460へ進む。判定ブロッ
ク460において、制御システム20は、最も新しく待
ち行列に入った品質文書のアセンブリが開始されたか否
かを判定する。開始されなかった場合、実行は判定ブロ
ック450a及び450bへ戻る。最も新しく待ち行列
に入った品質文書のアセンブリが開始された場合、実行
は、制御システム20が正規文書のさらなる開始を再度
動作可能とするステップ461ヘ進む。ステップ461
の後、実行は判定ブロック450a及び450bへ戻
る。
【0133】ステップ452に関して、制御システム2
0は、全ての順序付けられた品質文書が開始されるま
で、正規文書順序のさらなる開始を動作不能とする。さ
らに、手動で順序付けられた品質文書は、周期的に順序
付けられた品質文書よりも優先順位が上であり、従っ
て、制御システム20は、全ての手動で順序付けられた
文書が開始されるまで、周期的に順序付けられた品質文
書の開始を禁じる。
【0134】下位の優先順位の文書を禁止することによ
って、たとえ品質文書順序が大きく、且つ作成するため
に時間が掛かっても、品質文書の連続セットは達成可能
である。このような品質文書の連続性は、周期的に順序
付けられた品質文書の頻度を維持するために役立つ。連
続性は、品質文書順序が満了になった時期、特に品質文
書が全く識別情報を持たない場合をオペレータが認識す
るのに役立つ。制御システム20は、オペレータが手動
で順序付けられた品質文書のアセンブリを物理的に待機
しやすいので、周期的に順序付けられた品質文書よりも
手動で順序付けられた品質文書に上位の優先順位を与え
る。
【0135】ステップ452の後、制御システム20
は、図20と図23(A)に関して以下に詳細に記述さ
れるように、ステップ462において品質文書順序を作
成する。ステップ462の後、制御システム20は、図
21と図23(B)に関して以下に詳細に説明されてい
るように、ステップ464において品質文書順序をフォ
ーマットする。次のステップ466において、制御シス
テム20は、アセンブリ及び印刷のために品質文書を待
ち行列へ入れる。ステップ466の後、実行は判定ブロ
ック450a及び450bへ戻る。
【0136】図20に関して、制御システム20は、判
定ブロック470において開始される品質文書順序(図
19のステップ462)を作成する。適例となる品質文
書順序は、以下に詳細に説明される図23(A)におい
て示されている。判定ブロック470において、制御シ
ステム20は、品質文書順序が、(1)オペレータの要
求時に指定された手動順序であるか、又は(2)制御シ
ステム20によって自動的に指定された周期順序である
かを判定する。品質文書順序が周期順序である場合、ス
テップ472において、制御システム20は、周期順序
に対してメークアップコードテーブルポインタとダミー
IDを読み取る。品質文書が手動順序である場合、ステ
ップ474において、制御システム20は、手動順序に
対するメークアップコードテーブルポインタとダミーI
Dを読み取る。メークアップコードは、図22の(A)
に関して以下に詳細に説明されている。
【0137】ステップ472及びステップ474のいづ
れかの後、実行は判定ブロック476ヘ進み、このブロ
ック476において、制御システム20は、オペレータ
が、制御システム20が循環する、複数のメークアップ
コードの定義を指定したか否かを判定する。複数のメー
クアップコードの定義を指定しなかった場合、実行はス
テップ478へ進む。そうでない場合、オペレータが、
制御システム20が複数のメークアップコードの定義を
介して循環することを指定した場合、制御システムは、
ステップ480においてメークアップコードテーブルポ
インタをインクリメントする。ステップ480の後、実
行はステップ478へ進む。
【0138】ステップ478において、制御システム2
0は、図23(A)に関して以下に詳細に説明されてい
るように、メークアップテーブルポインタによるメーク
アップコードテーブルからメークアップコードを読み取
り、次いでメークアップコードを品質文書順序ブロック
へ書き込む。次のステップ482において、制御システ
ム20はダミーIDを品質文書順序ブロックへ書き込
む。次いで、ステップ484において、制御システム2
0は次の品質文書に対してダミーIDを設定する。
【0139】次の品質文書に対してダミーIDを設定し
た後、制御システム20は、判定ブロック486におい
て、品質文書順序で作成されるために追加の品質文書の
いづれかが残存しているか否かを判定する。残存してい
る場合、実行は判定ブロック476へ戻る。それより多
くの作成される品質文書が残存していない場合、実行
は、制御システム20が品質文書順序ブロックへ戻るス
テップ488へ進む。
【0140】図21に関して、制御システム20は、ス
テップ490で開始される品質文書順序をフォーマット
する(図19のステップ464)。適例となるフォーマ
ットされた品質文書順序は、以下に詳細に説明される図
23(B)において示されている。ステップ490にお
いて、制御システム20は、図22(A)に関して以下
に詳細に説明されているように、品質文書のメークアッ
プコードと対応している印刷グループによって、文書ア
センブリシステム10のプリンタ毎の印刷フィールドの
レイアウトを判定する。次のステップ492において、
品質文書の印刷領域の第1のライン上において、制御シ
ステム20は、最初の四つのフィールドを品質文書のメ
ークアップコードでリザーブ(予約)する。残りの印刷
領域は、図25に関して以下に詳細に説明されるよう
に、英数字によって埋め込まれる。
【0141】次いで、ステップ494において、制御シ
ステム20は、品質文書のメークアップコードに対する
丁合いポケットを判定する。丁合いポケットを判定した
後、制御システム20は、ステップ496において、品
質文書のメークアップコードに対するカバーポケットを
判定する。
【0142】ステップ496の後、制御システム20
は、品質文書順序が、(1)オペレータの要求時に指定
された手動順序であるか、又は(2)制御システム20
によって自動的に指定された周期的順序であるかを判定
ブロック498において判定する。品質文書順序が周期
的順序である場合、ステップ500において、制御シス
テム20は、周期的に順序付けられた品質文書の定義に
よってプリンタ選択をセットする。次いで、ステップ5
02において、制御システム20は、周期的に順序付け
られた品質文書の定義によって転送ゲート選択をセット
する。ステップ502の後、実行はステップ504へ進
む。
【0143】制御システム20が、品質文書順序が手動
順序であることを判定ブロック498において判定した
場合、ステップ506において、制御システム20は、
手動で順序付けられた品質文書の定義によってプリンタ
選択をセットする。次いで、ステップ508において、
制御システム20は、手動で順序付けられた品質文書の
定義によって転送ゲート選択をセットする。ステップ5
08の後、実行はステップ504へ進む。
【0144】ステップ504において、制御システム2
0は、図23(B)に関して以下に詳細に説明されるよ
うに、品質文書順序に対して、フォーマットされた印刷
データ、ポケットデータ、及び転送ゲートデータを格納
する。次いで、制御システム20は、判定ブロック51
0において、追加の品質文書のいづれかが品質文書デー
タブロック内でフォーマットされるために残存している
か否かを判定する。追加の品質文書のいづれかが品質文
書データブロック内でフォーマットされるために残存し
ている場合、実行は、制御ブロック20が処理すべき次
の品質文書を判定するステップ512へ進む。ステップ
512の後、実行はステップ490へ進む。制御システ
ム20が、判定ブロック510において、追加の品質文
書がフォーマットされるために残存しないことを判定し
た場合、実行は、制御システム20がこのフォーマット
された品質文書順序を戻すステップ514へ進む。
【0145】図22の(A)乃至(C)及び図23の
(A)及び(B)は、図19乃至図21のモニタリング
技術による制御システム20によって処理される情報記
録を示す図である。同時に、図22の(A)乃至(C)
は、文書の版に対するセットアップ(設定)記録を示
す。制御システム20が品質文書順序を開始する時、制
御システム20は、各品質文書が組み立てられるために
シミュレートされたテープ情報を発生する。このような
シミュレートされたテープ情報は、品質文書毎に選択さ
れたメークアップコードを含む。このシミュレートされ
たテープ情報は、正規のテープ情報と同様に分配され
る。
【0146】図22の(A)に関して、各定義されたメ
ークアップコードはID(例、"AAAA")を有する。各メ
ークアップコードは、文書に対する表紙と折丁を定義す
る。さらに、各メークアップコードは、文書アセンブリ
システム10のプリンタ毎に印刷グループを定義する。
表1は、特定のプリンタに対する適例となる印刷グルー
プを示す。
【0147】
【表1】 適例となる印刷グループ 〔印刷グループ〕 〔ネーム〕 〔印刷情報〕 P1 アドレス データベースにおいて指定された 6行のアドレス P2 アドレス/更新 データベースにおいて指定された 6行のアドレスと更新メッセージ P3 空文字 なし メークアップコードが特定のプリンタに対して印刷グル
ープを指定しない場合、プリンタはメークアップコード
により文書を組み立てるときに使用されない。
【0148】図22の(B)に関して、丁合いポケット
D1乃至Dnの各々が指定された折丁(例、S4)を送
るものとしてリストされる。「ヌル」が丁合いポケット
(例、D2)に対して指定される場合、丁合いポケット
は使用されない。同様に、図22の(C)に関して、カ
バーポケットE1乃至Erの各々が指定された表紙(例
えば、C2)を送るものとしてリストされる。「ヌル」
がカバーポケット(例、Er)に対して指定された場
合、カバーポケットは使用されない。
【0149】図23(A)は、図20のステップ478
において形成された時の文書順序ブロックを示す。品質
文書順序ブロックにおいて、各文書はID番号とメーク
アップコードを有する。品質文書メークアップコードI
Dは、品質文書の印刷内容と対応している。
【0150】図23(B)は、フォーマットされた品質
文書順序を示している。フォーマットされた品質文書順
序は、図22(A)乃至(C)及び図23(A)の種々
の情報をマージ(併合)する。従って、特定のメークア
ップコードを用いて図23(A)内で識別された文書に
対して、図23(B)は、図22の(A)と(B)によ
る文書を組み立てるときに使用される実際の折丁ポケッ
トをリストする。同様に、図23(B)は、図22の
(A)と(C)により文書を組み立てるときに使用され
る実際のカバーポケットをリストする。さらに、図23
(B)は、それぞれの転送ゲートをリストし、且つ動作
可能とされたプリンタに対してフォーマットされた印刷
グループを含む。
【0151】図24及び図25は、図19乃至図21の
モニタリング技術による文書アセンブリシステム10の
適例となる動作を示している。図24は、(1)オペレ
ータの要求時に指定される品質文書の手動順序及び
(2)制御システム20によって自動的に指定される品
質文書の周期的順序、に応答して品質文書の文書アセン
ブリシステム10によるアセンブリを示している。
【0152】正規文書は、スロット(K1+12)乃至
(K1+15)において組み立てられている。正規文書
の指定された数(例えば、1000)のアセンブリを開
始した後、制御システム20は、スロット(K1+8)
乃至(K1+11)において示されている周期的品質
( "PQ" )文書の指定された数(例えば、4)のアセ
ンブリを自動的に開始する。図24に示されているよう
に、オペレータが品質文書順序の周期的開始を指定する
場合、制御システム20は、新たな品質文書と最も新し
く組み立てられた品質文書が、異なる品質文書順序で実
質的に異なる回数において組み立てられている場合で
も、最も新しく組み立てられた品質文書のアセンブリに
従ってオペレータ選択のメークアップコードによる各々
の新たな品質文書のアセンブリを順序付ける。さらに、
オペレータが周期的開始を指定した場合、制御システム
20は、最新のオペレータ選択メークアップコード
(例、"ZZZZ")を用いて品質文書を組み立てた後、第1
のオペレータ選択メークアップコード(例、"AAAA")へ
戻す。
【0153】周期品質文書順序のアセンブリを開始した
後、制御システム20はスロット(K1+3)乃至(K1
+7)に示されている正規文書のアセンブリを開始す
る。従って、図24に示されているように、文書アセン
ブリシステム10はオペレータにより要求時に指定され
た品質文書の手動順序に応答して要求品質( "DQ" )
文書を組み立てる。図24に示されているように、オペ
レータは、二つの品質文書を、メークアップコードID
AAAAの各々へ、手動で順序付けた。
【0154】一つの構成可能なパラメタは組み立てられ
た品質文書毎にファクトシートを印刷すべきか否かであ
る。ファクトシートは、(1)組み立てられる品質文書
タイプ、(2)組み立てられる正規文書の数、(3)品
質文書順序が開始される前に組み立てられた最新の正規
文書のメークアップコード、(4)品質文書のメークア
ップコード、(5)品質文書が終了した日時、(6)品
質文書順序を開始したオペレータ、のような情報を含む
ことができる。表2は、図24のスロット(K1
1)、(K1+10)、及び(K1+11)の品質文書に
対する適例となるファクトシートをそれぞれ示してい
る。
【0155】
【表2】 品質文書に対する適例となるファクトシート スロット 〔ファクト〕 〔K1+1〕 〔K1+10〕 〔K1+11〕 前の正規文書 メークアップコードID MMMM KKKK KKKK 現在の品質文書 メークアップコードID AAAA AAAA ZZZZ 正規文書の総数 2005 2000 2000 アセンブリの時間 7.41 7.32 7.31。
【0156】図25に示されているように、制御システ
ム20は、品質文書のメークアップコードを印刷するた
め、(図25のスロット(K1+10)内の文書に対応
している)品質文書520と(図24のスロット(K1
+11)内の文書に対応している)品質文書522の印
刷領域526及び528の第1のライン上の最初の四つ
のフィールドをリザーブする。従って、品質文書520
はメークアップコード"AAAA"に従って組み立てられ、品
質文書522はメークアップコード"ZZZZ"に従って組み
立てられる。残りの印刷領域は英数字によって埋め込ま
れる。
【0157】文書アセンブリシステム10は、品質文書
が通常はテープに記録されないので、このようなダミー
印刷情報を各品質文書に印刷する。メークアップコード
は、文書タイプが品質文書の目視検査によって識別可能
であるように印刷される。ダミー印刷情報は、プリント
ヘッドの位置合わせをベリファイするため、及び印刷さ
れるために構成される最大印刷領域を示すため、各印刷
セグメントの全体の長さに対して発生される。印刷領域
530は、図24のスロット(K1+12)内の文書に
対応している)正規文書524に対して通常の印刷を示
す。
【0158】制御システム20は、正規文書と同様に文
書アセンブリシステム10を介して品質文書アセンブリ
をモニタし、且つ制御システム20は、図12乃至図1
8に関して上記に詳細に説明されているように、誤って
組み立てられた品質文書を再び順序付ける。品質文書が
再び順序づけられた場合、これらの連続性は弱まること
は注目に値する。
【0159】手動で順序付けられた品質文書は、正規文
書のアセンブリが開始される前に開始されることができ
る。このような事前アセンブリ品質文書は「既製文書
(make-ready)」と呼ばれる。既製文書の順序は、他の
手動で開始された品質文書順序と同じ特徴を有してい
る。制御システム20は、既製文書の順序が終了する
か、又はオペレータによって停止されるまで、正規文書
アセンブリを禁止する。
【0160】既製品質文書は、文書アセンブリシステム
10が完全に動作可能となり且つ適切に構成されている
ことをベリファイするために有用である。既製品質文書
は、 (1)制御システム20が印刷品質をモニタする手段を
持たないので、印刷品質/読み取り度、 (2)ポケットマッピングされる折丁とポケットホッパ
ー内のペーパーをベリファイするために全ての定義され
たメークアップコードを介して循環することによるメー
クアップコード定義、 (3)メークアップコード毎に印刷グループの適切な選
択をベリファイし且つ印刷グループ自体の定義をベリフ
ァイするためのメークアップコード印刷グループ選択、
をベリファイするために特に有用である。
【0161】
【発明の効果】本発明は、文書アセンブリシステムを自
動的に較正するための方法及び装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】好ましい実施例による文書アセンブリシステム
を示す図である。
【図2】図1の文書アセンブリシステムの制御システム
を示すブロック図である。
【図3】図1の文書アセンブリシステムの丁合い部分を
示す図である。
【図4】図3の丁合い部分の適例となる折丁を示す図で
ある。
【図5】好ましい実施例の較正技術により図2の制御シ
ステムによって処理される信号のタイミングチャートで
ある。
【図6】好ましい実施例の較正技術により図2の制御シ
ステムによって位置付けられた起動素子を示す図であ
る。
【図7】好ましい実施例の較正技術により図2の制御シ
ステムによって位置付けられた起動素子を示す図であ
る。
【図8】好ましい実施例による文書アセンブリシステム
を較正するための技術のフローチャートである。
【図9】好ましい実施例による文書アセンブリシステム
を較正するための技術のフローチャートである。
【図10】好ましい実施例による文書アセンブリシステ
ムを較正するための技術のフローチャートである。
【図11】好ましい実施例による文書アセンブリシステ
ムを較正するための技術のフローチャートである。
【図12】図2の制御システムにより文書アセンブリシ
ステムを動作するための技術のデータフローチャートで
ある。
【図13】(A)は、図12の動作技術の処理のフロー
チャートである。 (B)は、図12の動作技術の処理のフローチャートで
ある。
【図14】図12の動作技術の処理のフローチャートで
ある。
【図15】図12の動作技術の処理のフローチャートで
ある。
【図16】図12の動作技術の処理のフローチャートで
ある。
【図17】図12の動作技術による文書アセンブリシス
テムの例示的動作を示す図である。
【図18】(A)は、図12の動作技術による文書アセ
ンブリシステムの例示的動作を示す図である。 (B)は、図12の動作技術による文書アセンブリシス
テムの例示的動作を示す図である。
【図19】図2の制御システムにより文書アセンブリシ
ステムをモニタするための技術を示すフローチャートで
ある。
【図20】図2の制御システムにより文書アセンブリシ
ステムをモニタするための技術を示すフローチャートで
ある。
【図21】図2の制御システムにより文書アセンブリシ
ステムをモニタするための技術を示すフローチャートで
ある。
【図22】(A)は、図19、図20、及び図21のモ
ニター技術により図2の制御システムによって処理され
る情報記録を示す図である。 (B)は、図19、図20、及び図21のモニター技術
により図2の制御システムによって処理される情報記録
を示す図である。 (C)は、図19、図20、及び図21のモニター技術
により図2の制御システムによって処理される情報記録
を示す図である。
【図23】(A)は、図19、図20、及び図21のモ
ニター技術により図2の制御システムによって処理され
る情報記録を示す図である。 (B)は、図19、図20、及び図21のモニター技術
により図2の制御システムによって処理される情報記録
を示す図である。
【図24】図19、図20、及び図21のモニター技術
による文書アセンブリシステムの例示的動作を示す図で
ある。
【図25】図19、図20、及び図21のモニター技術
による文書アセンブリシステムの例示的動作を示す図で
ある。
【符号の説明】
10 文書アセンブリシステム 12 丁合い部分 14 製本部分 16 乾燥硬化テーブル部分 18 トリマー部分 20 制御システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 メルヴィン レイ クリアマン、ジュニ ア アメリカ合衆国78728、テキサス州オー スティン、クラッテンホフ 2211 (72)発明者 ジェイムズ キャンベル コルソン アメリカ合衆国78759、テキサス州オー スティン、レッド メイプル カヴ 7105 (72)発明者 デイヴィッド オーガ クレイグ アメリカ合衆国78681、テキサス州ラウ ンド ロック、コロンビア フォールズ ドライヴ 8402 (72)発明者 デイヴィッド カール ルース アメリカ合衆国78759、テキサス州オー スティン、トリビュータリー リッジ 5822 (72)発明者 ジェイムズ エシン ヴァラン アメリカ合衆国78628、テキサス州ジョ ージタウン、グラナダ 4117 (56)参考文献 特開 昭58−6874(JP,A) 特開 昭62−16983(JP,A)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文書アセンブリ・ラインの非同期的に動作
    する複数のアセンブリ・ポイントを通すことによって文
    書がアセンブルされ、アセンブルされるべき文書には所
    与の順序が指定されている文書アセンブリシステム動作
    方法であって、 所与の順序において1セットの文書のアセンブリを順次
    開始するステップと、 前記アセンブリ・ポイントの何れかにおける前記文書の
    内の不適切にアセンブルされた文書を検出するステップ
    と、 前記不適切にアセンブルされた文書として検出された文
    書を前記アセンブリ・ラインから排除するステップと、 前記不適切にアセンブルされた文書に前記開始された順
    序において先行する文書が前記アセンブリ・ポイントの
    何れにおいても最早アセンブル中でなくなった後に、前
    記不適切にアセンブルされた文書の代替物のアセンブリ
    を再開するステップと、 を備える文書アセンブリシステム動作方法。
  2. 【請求項2】前記排除するステップは、前記検出の後、
    前記アセンブリ・ラインにおける最も近い排除ポイント
    において排除される請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】文書アセンブリ・ラインの非同期的に動作
    する複数のアセンブリ・ポイントを通すことによって文
    書がアセンブルされ、アセンブルされるべき文書には所
    与の順序が指定されている文書アセンブリシステム動作
    方法であって、 所与の順序において1セットの文書のアセンブリを順次
    開始するステップと、 前記アセンブリ・ポイントの何れかにおける前記文書の
    内の不適切にアセンブルされた文書を検出するステップ
    と、 前記不適切にアセンブルされた文書の標識を前記順序に
    従って格納するステップと、 前記不適切にアセンブルされた文書として検出された文
    書を前記アセンブリ・ラインから排除するステップと、 前記不適切にアセンブルされた文書に前記開始された順
    序において先行する文書が前記アセンブリ・ポイントの
    何れにおいても最早アセンブル中でなくなった後に、前
    記不適切にアセンブルされた文書の代替物のアセンブリ
    を前記格納された標識に従って再開するステップと、 を備える文書アセンブリシステム動作方法。
  4. 【請求項4】文書アセンブリ・ラインの非同期的に動作
    する複数のアセンブリ・ポイントを通すことによって文
    書がアセンブルされ、アセンブルされるべき文書には所
    与の順序が指定されている文書アセンブリシステムの動
    作装置であって、 所与の順序において1セットの文書のアセンブリを順次
    開始する手段と、 前記アセンブリ・ポイントの何れかにおける前記文書の
    内の不適切にアセンブルされた文書を検出する手段と、 前記不適切にアセンブルされた文書として検出された文
    書を前記アセンブリ・ラインから排除する手段と、 前記不適切にアセンブルされた文書に前記開始された順
    序において先行する文書が前記アセンブリ・ポイントの
    何れにおいても最早アセンブル中でなくなった後に、前
    記不適切にアセンブルされた文書の代替物のアセンブリ
    を再開する手段と、 を備える文書アセンブリシステムの動作装置。
  5. 【請求項5】前記排除する手段は、前記検出の後、前記
    アセンブリ・ラインにおける最も近い排除ポイントにお
    いて排除される請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】文書アセンブリ・ラインの非同期的に動作
    する複数のアセンブリ・ポイントを通すことによって文
    書がアセンブルされ、アセンブルされるべき文書には所
    与の順序が指定されている文書アセンブリシステムの動
    作装置であって、 所与の順序において1セットの文書のアセンブリを順次
    開始する手段と、 前記アセンブリ・ポイントの何れかにおける前記文書の
    内の不適切にアセンブルされた文書を検出する手段と、 前記不適切にアセンブルされた文書の標識を前記順序に
    従って格納する手段と、 前記不適切にアセンブルされた文書として検出された文
    書を前記アセンブリ・ラインから排除する手段と、 前記不適切にアセンブルされた文書に前記開始された順
    序において先行する文書が前記アセンブリ・ポイントの
    何れにおいても最早アセンブル中でなくなった後に、前
    記不適切にアセンブルされた文書の代替物のアセンブリ
    を前記格納された標識に従って再開する手段と、 を備える文書アセンブリシステムの動作装置。
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