JP2548650Y2 - ウエブの蛇行修正装置 - Google Patents

ウエブの蛇行修正装置

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JP2548650Y2
JP2548650Y2 JP1291092U JP1291092U JP2548650Y2 JP 2548650 Y2 JP2548650 Y2 JP 2548650Y2 JP 1291092 U JP1291092 U JP 1291092U JP 1291092 U JP1291092 U JP 1291092U JP 2548650 Y2 JP2548650 Y2 JP 2548650Y2
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JP1291092U
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石原俊彦
倉田周一
草木一男
一ノ瀬四郎
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Toshin Kogyo Co Ltd
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Toshin Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ウエブの蛇行修正装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまでに、ウエブの蛇行を修正する蛇
行修正装置としていくつかの方式のものが使用されてい
る。特開昭63−127965号公報に記載されている
ものがその一例である。同公報の装置では、ウエブがロ
ールから巻き出され、送られ、その送り経路において、
エッジセンサがウエブのエッジ付近に配置され、ウエブ
が蛇行したとき、エッジセンサによってウエブのエッジ
が検出される。さらに、その検出信号が制御装置に送ら
れ、エッジセンサの検出信号にもとづき、モータによっ
てロールが操作され、ロールがウエブの幅方向に移動す
る。これによってウエブの蛇行が修正される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この装
置において、たとえば、ウエブが布帛であるとき、その
けばやほこりがエッジセンサに付着し、エッジセンサの
誤動作が生じやすい。このため、ウエブが蛇行しても、
それが修正されないことがある。反対に、ウエブが蛇行
していなくても、モータによってロールが操作され、ロ
ールが不慮に移動することもある。
【0004】したがって、この考案は、エッジセンサに
よってウエブのエッジを検出し、ウエブの蛇行を修正す
る蛇行修正装置において、エッジセンサの誤動作が生じ
たとき、それに的確に対処することを目的としてなされ
たものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案によれば、エッ
ジセンサの他に、ウエブセンサがウエブの送り経路に設
けられ、ウエブの中央付近に配置され、ウエブセンサに
よってウエブの有無が検出される。さらに、制御装置が
エッジセンサ、ウエブセンサおよび警報装置に接続さ
れ、各センサの誤動作が生じたとき、各センサの検出信
号の組み合わせによってその誤動作が判別され、制御装
置によって警報装置が制御される。
【0006】
【実施例】以下、この考案の実施例を説明する。
【0007】図1において、これはウエブ1を捺染する
捺染装置であり、インクジェット式のもので、インクノ
ズルヘッドがプリントユニット2に設けられており、ノ
ズルヘッドはエンドレスベルト3に対向するよう配置さ
れている。ウエブ1は布帛からなり、ロール4から巻き
出され、ごみ取りローラ5を通り、エンドレスベルト3
に導かれる。さらに、エンドレスベルト3上において、
張り付けローラ6がウエブ1に押し付けられ、駆動モー
タ7および駆動ローラ8によってエンドレスベルト3が
間欠駆動される。エンドレスベルト3は金属製のもの
で、粘着剤で表面処理されており、粘着性を有する。し
たがって、ウエブ1がエンドレスベルト3に張り付けら
れ、エンドレスベルト3に間欠駆動にともない、ウエブ
1がノズルヘッドに間欠送りされる。
【0008】さらに、制御装置9にデータプロセッサが
設けられ、これがプリントユニット2に接続されてお
り、デジタル画像データがデータプロセッサから送ら
れ、プリントユニット2がそれを受け、処理し、ウエブ
1の間欠送り毎に、ノズルヘッドがウエブ1の幅方向に
走行し、ノズルヘッドの位置10において、インクがノ
ズルヘッドから放出され、ウエブ1に噴射される。これ
によってウエブ1が捺染される。その後、ウエブ1はエ
ンドレスベルト3から剥がされ、ガイドローラ11を通
り、ロール12に巻き取られる。
【0009】また、ウエブ1のロール4については、図
2に示すように、そのフレーム13がレール14に支持
され、移動可能に案内されており、ねじ棒15が駆動モ
ータ16に連結され、フレーム13にねじ合わされてい
る。駆動モータ16およびねじ棒15はウエブ1および
フレーム13を移動させ、ウエブ1の蛇行を修正するた
めのものである。さらに、フレーム13に突起17が設
けられ、一対のリミットスイッチ18,19がその両側
に配置され、固定されている。リミットスイッチ18,
19はフレーム13の突起17を検出し、フレーム13
の移動を制限するためのものである。
【0010】さらに、エッジセンサとして2組の光電セ
ンサ20,21が使用され、ウエブ1の送り経路におい
て、各センサ20,21がロール4とごみ取りローラ5
間に設けられている。また、ウエブ1は両エッジ1L,
1Rを有し、その一方のエッジ1L付近において、各セ
ンサ20,21がウエブ1の幅方向に間隔を置いて配置
されており、光電センサ20はエッジ1Lの外側に位置
し、光電センサ21はエッジ1Lの内側に位置する。光
電センサ20は通光式のもので、投光器20aと受光器
20bからなり、投光器20aはウエブ1の下方に位置
し、受光器20bはウエブ1の上方に位置する。光電セ
ンサ21も通光式のもので、投光器21aと受光器21
bからなり、投光器21aがウエブ1の上方に位置し、
受光器21bはウエブ1の下方に位置する。したがっ
て、ウエブ1が蛇行したとき、光電センサ20,21に
よってウエブ1のエッジ1Lを検出することができる。
【0011】さらに、この装置はウエブ1の有無を検出
するウエブセンサを有する。この実施例では、ウエブセ
ンサとして別個の光電センサ22が使用され、ウエブ1
の送り経路において、その光電センサ22が光電センサ
21,22と対応する位置に設けられ、ウエブ1の中央
付近に配置されている。光電センサ22も通光式のもの
で、投光器22aと受光器22bからなり、投光器22
aはウエブ1の上方に位置し、受光器22bはウエブ1
の下方に位置する。したがって、光電センサ22によっ
てウエブ1の有無を検出することができる。
【0012】そして、プリントユニット2の制御装置9
が光電センサ20,21,22、駆動モータ16および
リミットスイッチ18,19に接続されている。さら
に、制御装置9に警報ランプ23が組み込まれ、制御装
置9がその警報ランプ23に接続されている。その作用
は後述する。
【0013】この装置において、ウエブ1がロール4か
ら巻き出され、送られているとき、ウエブ1が蛇行する
と、光電センサ20,21によってウエブ1のエッジ1
Lが検出され、その検出信号が制御装置9に送られる。
さらに、光電センサ20,21の検出信号にもとづき、
制御装置9によって駆動モータ16が駆動され、駆動モ
ータ16によってねじ棒15が操作され、回転する。し
たがって、ねじ棒15がフレーム13に作用し、ロール
4およびフレーム13がレール14に沿ってスライド
し、ウエブ1の幅方向に移動し、これによってウエブ1
の蛇行が修正される。
【0014】また、蛇行が修正されたとき、光電センサ
20,21によってウエブ1のエッジ1Lが検出され、
駆動モータ16、ロール4およびフレーム13はその位
置で停止する。さらに、フレーム13がレール14に沿
ってスライドし、突起17がリミットスイッチ18,1
9の位置に達すると、リミットスイッチ18,19によ
ってそれが検出され、その検出信号が制御装置9に送ら
れ、これによって駆動モータ16が停止する。
【0015】さらに、これと同時に、光電センサ22に
よってウエブ1の有無が検出され、その検出信号が制御
装置9に送られ、各センサ20,21,22の誤動作が
生じたとき、各センサ20,21,22の検出信号の組
み合わせによってその誤動作が判別され、制御装置9に
よって警報ランプ23が制御され、点灯する。検出信号
の組み合わせは表1のとおりである。
【0016】
【表1】
【0017】表1において、その最も上段に示すよう
に、各センサ20,21,22が通光状態(0)である
とき、それはウエブ1が無いことを意味する。したがっ
て、制御装置9によって警報ランプ23が制御され、点
灯し、警報ランプ23はウエブ1が無いことを表示す
る。また、次の段に示すように、光電センサ20,21
が通光状態(0)であり、光電センサ22が遮光状態
(1)であるとき、それはウエブ1が蛇行していること
を意味する。したがって、制御装置9によって駆動モー
タ16が駆動され、ウエブ1の蛇行が修正される。
【0018】さらに、次の段に示すように、光電センサ
20,22が通光状態(0)であり、光電センサ21が
遮光状態(1)であるとき、それは光電センサ21また
は光電センサ22の誤動作が生じていることを意味す
る。したがって、警報ランプ23によってそれが表示さ
れる。また、次の段に示すように、光電センサ20が通
光状態(0)であり、光電センサ21,22が遮光状態
(1)であるとき、それはウエブ1が蛇行していないこ
とを意味し、ウエブ1はそのまま送られる。
【0019】さらに、光電センサ20が遮光状態(1)
であり、光電センサ21,22が通光状態(0)である
とき、光電センサ20,22が遮光状態(1)であり、
光電センサ21が通光状態(0)であるとき、および光
電センサ20,21が遮光状態(1)であり、光電セン
サ22が通光状態(0)であるとき、それは光電センサ
20、光電センサ21または光電センサ22の誤動作が
生じていることを意味する。したがって、警報ランプ2
3によってそれが表示される。各センサ20,21,2
2が遮光状態(1)であるとき、それはウエブ1が蛇行
していることを意味する。したがって、制御装置9およ
び駆動モータ16によってウエブ1の蛇行が修正され
る。なお、リミットスイッチ18,19がオン状態
(1)であるとき、制御装置9によって駆動モータ16
が制御され、停止するのは前述したとおりである。
【0020】したがって、各センサ20,21,22の
検出信号の組み合わせによってその誤動作を判別し、制
御装置9によって警報ランプ23を制御し、点灯させる
ことができ、警報ランプ23によって異常事態を警報す
ることができる。したがって、各センサ20,21,2
2の誤動作が生じたとき、それに的確に対処することが
できる。
【0021】なお、この実施例では、光電センサ20,
21をウエブ1のエッジ1L,1Rのうち、一方のエッ
ジ1L付近に配置し、光電センサ20,21によって一
方のエッジ1Lを検出するようにしたものを説明した
が、図3に示すように、各センサ20,21を各エッジ
1L,1R付近に配置し、その内側に位置させ、各セン
サ20,21によって各エッジ1L,1Rを検出するよ
うにしてもよい。これによってウエブ1の蛇行を修正す
ることもできる。図4に示すように、各センサ20,2
1を各エッジ1L,1Rの外側に位置させてもよい。
【0022】光電センサ20,21ではなく、イメージ
センサによってウエブ1のエッジ1L,1Rを検出して
もよい。エッジセンサとしてその他の種類のセンサを使
用することも考えられる。警報ランプ23に代えて警報
ブザーなどの警報装置を使用してもよい。
【0023】
【考案の効果】以上説明したように、この考案によれ
ば、各センサ20,21,22の検出信号の組み合わせ
によってその誤動作を判別し、警報装置によって異常事
態を警報することができる。したがって、各センサ2
0,21,22の誤動作が生じたとき、それに的確に対
処することができ、所期の目的を達成することができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の装置の拡大図である。
【図3】他の実施例を示す説明図である。
【図4】他の実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ウエブ 1L,1R エッジ 4 ロール 9 制御装置 20,21,22 光電センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 一ノ瀬四郎 兵庫県西宮市甲陽園山王町3−11 (56)参考文献 特開 平2−243457(JP,A)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエブの送り経路において、エッジセン
    サを前記ウエブのエッジ付近に配置し、前記ウエブが蛇
    行したとき、前記エッジセンサによって前記ウエブのエ
    ッジを検出し、前記エッジセンサの検出信号にもとづ
    き、前記ウエブの蛇行を修正するようにした装置におい
    て、 前記ウエブの送り経路に設けられ、前記ウエブの中央付
    近に配置され、前記ウエブの有無を検出するウエブセン
    サと、 警報装置と、 前記エッジセンサ、前記ウエブセンサおよび前記警報装
    置に接続され、前記各センサの誤動作が生じたとき、前
    記各センサの検出信号の組み合わせによって前記誤動作
    を判別し、前記警報装置を制御する制御装置とを備えた
    ことを特徴とするウエブの蛇行修正装置。
JP1291092U 1992-02-05 1992-02-05 ウエブの蛇行修正装置 Expired - Lifetime JP2548650Y2 (ja)

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JPH0564166U JPH0564166U (ja) 1993-08-24
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KR101326630B1 (ko) * 2010-12-02 2013-11-07 주식회사 엘지화학 신규한 노칭 장치 및 이를 사용하여 생산되는 이차전지
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