JP2547996B2 - バルブ組付装置 - Google Patents

バルブ組付装置

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JP2547996B2
JP2547996B2 JP62021724A JP2172487A JP2547996B2 JP 2547996 B2 JP2547996 B2 JP 2547996B2 JP 62021724 A JP62021724 A JP 62021724A JP 2172487 A JP2172487 A JP 2172487A JP 2547996 B2 JP2547996 B2 JP 2547996B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、組付ステーションに定置したシリンダヘッ
ドにバルブを組付ける組付装置に関する。
(従来の技術) 従来は第1図に示す如く、組付ステーションaに向っ
て前後方向に進退自在で且つ旋回自在な可動枠bを設
け、該可動枠bに取付けた昇降自在な支持枠cにバルブ
を着脱自在に把持する組付ヘッドdを取付け、該可動枠
bの後退位置の横方向一側と他側とに吸気バルブ供給手
段eと排気バルブ供給手段fとを配設し、該可動枠bの
旋回作動により該組付ヘッドdを該吸気バルブ供給手段
eの配置位置に移動させて該組付ヘッドdに吸気バルブ
を受取らせ、該可動枠bの旋回作動により該組付ヘッド
dを図示の中立位置に移動させると共に、該可動枠bを
前進させて組付ステーションaに定置したシリンダヘッ
ドgに吸気バルブを組付け、該可動枠bを後退させると
共に、該可動枠bの旋回作動により該組付ヘッドdを該
排気バルブ供給手段fの配置位置に移動させて該組付ヘ
ッドdに排気バルブを受取らせ、該可動枠bの旋回作動
により該組付ヘッドdを中立位置に移動させると共にこ
れを前進させて該組付ステーションaのシリンダヘッド
gに排気バルブを組付けるようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記した従来の技術では、組付ヘッドdを旋回移動さ
せると共に中立位置から組付ステーションに2往復させ
てシリンダヘッドgに吸排気バルブを組付けることか
ら、バルブの組付時間が長くかかり作業能率が低下し勝
ちとなる問題がある。又、支持枠cに組付ヘッドdを着
脱自在に取付けると共に、可動枠bの旋回軌跡の後側に
組付ヘッドdをストックするストックヤードを設けて、
多機種のシリンダヘッドに対応し得るようにすることが
考えられるが、この場合該ストックヤードにおいて支持
枠cから使用済みの組付ヘッドdを取外し、これを外方
に移動した後未使用の組付ヘッドdを該支持枠cの直下
に移動させて取付けざるを得ず組付ヘッドdの入れ変え
が面倒である。
本発明は、かかる問題点を解決し且つ組付ヘッドの交
換が簡単に行ない得られるようにした組付装置を提供す
ることをその目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、かかる目的を達成すべく、組付ステーショ
ンに定置したシリンダヘッドにバルブを組付ける組付装
置において、該組付ステーションの上方位置に向って前
後方向に進退自在なスライド台を設け、該スライド台に
昇降自在に支持させた支持枠に、吸気バルブを着脱自在
に把持する吸気バルブ用の組付ヘッドと排気バルブを着
脱自在に把持する排気バルブ用の組付ヘッドとを着脱自
在に吊設し、該スライド台の移動軌跡の該組付ステーシ
ョンに近接した前方部分の直下位置にバルブ供給ステー
ションを設け、該移動軌跡の横方向一側と他側とに夫々
吸気バルブ供給手段と排気バルブ供給手段とを配置し
て、該両供給手段により該バルブ供給ステーションに吸
気バルブと排気バルブとを供給自在とし、更に該移動軌
跡の後方部分の直下位置に吸気バルブ用と排気バルブ用
との各1対の組付ヘッドの複数組を前後方向に整列して
ストックするストックヤードを設けたことを特徴とす
る。
(作 用) 先ず、バルブ供給ステーションに吸気バルブ供給手段
と排気バルブ供給手段とで吸気バルブと排気バルブとを
供給セットし、その状態でスライド台を該バルブ供給ス
テーションの上方位置に移動させると共に、支持枠を下
降させて吸気バルブ用の組付ヘッドに吸気バルブと排気
バルブ用の組付ヘッドに排気バルブとを各受取らせ、次
いで支持枠を上昇させてスライド台を組付ステーション
の上方位置に移動させ、次いで支持枠及び各組付ヘッド
の作動で該組付ステーションに定置したシリンダヘッド
に各バルブを組付ける。
而して、バルブ供給ステーションにおいて各組付ヘッ
ドに各バルブを同時に受取らせることができ、而も1往
復で各バルブを組付けることができて作業能率の向上が
図れる。
又、組付ヘッドを交換するときは、先ずスライド台を
後方のストックヤードの上方に移動させ、該ストックヤ
ードの空スペースに使用済みの各組付ヘッドを支持枠か
ら外して置き、次いでスライド台を未使用の各組付ヘッ
ドの上方に移動させて該各組付ヘッドを該支持枠に取付
ける。
この場合、ストックヤードがスライド台の移動軌跡の
後方部分の直下位置に配設されており而も該ストックヤ
ードに吸気バルブ用と排気バルブ用との各1対の組付ヘ
ッドの複数組が前後方向に整列してストックされている
ことから、スライド台及び支持枠の動きで組付ヘッドの
交換を行なうことができ、交換作業が簡単である。
(実施例) 第2図及び第3図を参照して、(1)は組付ステーシ
ョン(2)に向かって前後方向に進退自在なスライド台
を示し、該スライド台(1)には昇降自在な支持枠
(3)が設けられており、該支持枠(3)に、吸気バル
ブAを着脱自在に把持する後方の吸気バルブ用組付ヘッ
ド(4)と排気バルブBを着脱自在に把持する前方の排
気バルブ用組付ヘッド(5)とを着脱自在に吊設し、該
スライド台(1)の移動軌跡の該組付ステーション
(2)に近接した前方部分の直下位置にバルブ供給ステ
ーション(6)を設け、該移動軌跡の左側と右側とに夫
々吸気バルブ供給手段(7)と排気バルブ供給手段
(8)とを配置して、該両供給手段(7)(8)により
該バルブ供給ステーション(6)の前側部と後側部とに
吸気バルブAと排気バルブBとを供給自在とし、該バル
ブ供給ステーション(6)で受取った各バルブA、Bを
該組付ステーション(2)のセット台(2a)上に定置し
たシリンダヘッドCに組付けるようにした。
又、スライド台(1)の移動軌跡の後方部分の直下位
置に吸気バルブ用と排気バルブ用との各1対の組付ヘッ
ド(4)(5)の複数組を前後方向に整列してストック
するストックヤード(9)を設けて、支持枠(3)の各
組付ヘッド(4)(5)をシリンダヘッドCの機種に合
せて交換自在とした。
更に詳述するに、上記スライド台(1)には4個のロ
ーラ(1a)が設けられており、該スライド台(1)を機
枠(10)の前後方向に長手の1対のレール(10a)(10
a)上に移動自在に載置し、該機枠(10)に設けたラッ
ク(10b)に該スライド台(1)に取付けたモータ(1
b)の出力軸上のピニオンギヤを噛合させ、該スライド
台(1)に該モータ(1b)の正逆転による進退動が与え
られるようにし、又該スライド台(1)に垂設した左右
1対のレール(1c)(1c)に上記支持枠(3)を支持さ
せ、モータ(1d)により正逆転駆動される該スライド台
(1)に垂設した螺杆(1e)を該支持枠(3)のナット
スリーブに螺挿し、該支持枠(3)に該モータ(1d)の
正逆転により昇降動が与えられるようにした。
又上記支持枠(3)の前後両側には第4図及び第5図
に示すように左右1対のガイド孔(3a)と左右1対の揺
動自在な係止爪(3b)とが夫々設けられており、該支持
枠(3)にロックピン(3c)を該各ガイド孔(3a)内に
出没自在に夫々設け、該各係止爪(3b)を各ばね(3e)
で夫々内方の係合側に付勢するようにし、該各ガイド孔
(3a)に各組付ヘッド(4)(5)の上面に突設した各
ガイドピン(4a)(5a)を夫々挿入し、該各ロックピン
(3c)を突出して該各ガイドピン(4a)(5a)に夫々形
成した係合段部に係合させると共に、該各係止爪(3b)
を該各組付ヘッド(4)(5)の上側のフランジ部に係
合させるようにし、又該各ロックピン(3c)を没入する
と共に、ストックヤード(9)の後述するローラ(11
a)に該各係止爪(3b)のカム面を当接させ該各ばね(3
e)に抗して該各係止爪(3b)を外方の離脱側に揺動さ
せるように構成し、該支持枠(3)に該組付ヘッド
(4)(5)を着脱自在とした。
又、排気バルブ用の組付ヘッド(5)には、横方向に
長手の支軸(5b)を中心として揺動自在な1対の把持爪
(5c)(5c)と排気バルブBを押圧する8本の押圧ロッ
ド(5d)とが設けられており、該両把持爪(5c)(5c)
間に8本の排気バルブBをルーズに把持し得るように
し、又該各ロッド(5d)の上側に錘(5e)を夫々固設
し、該各錘(5e)の下側にこれら錘(5e)を支持する支
持板(5f)と該各押圧ロッド(5d)の上側にこれらロッ
ド(5d)を押圧する押板(5g)とを夫々昇降自在に設
け、該支持板(5f)を下降させて各排気バルブBをシリ
ンダヘッドCの各バルブガイドD内に各システムシール
Eに当接するまで該各錘(5e)の自重で挿入し得るよう
にすると共に、該押板(5g)を下降させて各排気バルブ
Bの残余の部分を挿入するようにした。
この場合、把持爪(5c)を開閉する駆動源たるエアシ
リンダ(5h)や支持板(5f)及び押板(5g)を昇降する
各駆動源たるエアシリンダ(5i)(5i)を各組付ヘッド
(5)に夫々設けるようにしても良いが、実施例では各
エアシリンダ(5h)(5i)を支持枠(3)に搭載し、各
把持爪(5c)をばね(5j)で閉じ側に付勢すると共に、
支持板(5f)及び押板(5g)を各ばね(5k)(5l)で夫
々上方に付勢して設け、該エアシリンダ(5h)のピスト
ンロッドで該把持爪(5c)に連結した圧子(5m)を下方
に押圧して該把持爪(5c)を該ばね(5j)に抗して開放
するようにし、又該各エアシリンダ(5i)のピストンロ
ッドで該支持板(5f)と該押板(5g)とを夫々下方に押
圧して該支持板(5f)と該押板(5g)を夫々各ばね(5
k)(5l)に抗して各下降し得るように構成して、各組
付ヘッド(5)の小型化及び部品点数の削減が図れるよ
うにした。
又、吸気バルブ用の組付ヘッド(4)は上記した排気
バルブ用の組付ヘッド(5)の構成と同様であり、排気
バルブ用組付ヘッド(5)の各部材と同一作動をする該
組付ヘッド(4)の各部材に(4a)から(4m)までの符
号を付してその説明は省略する。
又上記ストックヤード(9)には第7図及び第8図に
示す如く、吸気バルブ用の組付ヘッド(4)と排気バル
ブ用の組付ヘッド(5)との1対を載置する載置台(1
1)が前後方向に4個並設されており、該各載置台(1
1)の側部の前後両側に上方に長手の各ステーを介して
前述ローラ(11a)を夫々左右1対設け、又該各載置台
(11)の上面の前後に各組付ヘッド(4)(5)の下面
に突設した各ピン(4n)(5n)を挿入する左右1対のガ
イド孔(11b)(11b)を夫々形成した。
図面で(11c)は各載置台(11)のクッションスプリ
ングを示す。
又、上記排気バルブ供給手段(8)は、バルブ供給ス
テーション(6)前側部に該ステーション(6)の右側
から排気バルブBを横方向に移載する第1移載手段(1
2)と、排気バルブBの複数本をストックする上記スト
ックヤード(9)の右側に配設した排気バルブストック
部(13)から該第1移載手段(12)に排気バルブBを前
後方向に移載する第2移載手段(14)とで構成され、該
第1移載手段(12)は第4図及び第6図に示す如く、上
側を開放した横長のケース(12a)内に排気バルブBを
保持する横長のホルダ(12b)の4本を前後方向に並設
して成り、該各ホルダ(12b)に排気バルブBのステム
部を挿入するガイド孔(12c)の8個を異機種の各シリ
ンダヘッドCの各バルブガイドDの配置ピッチに合せて
夫々形成し、該バルブ供給ステーション(6)に配置し
た機枠(15)の上面の前側(第4図で右側)に横方向に
長手のレール(15a)を設け、該レール(15a)に該ケー
ス(12a)の下側のスライダ(12d)を摺動自在に支持さ
せ、該機枠(15)にモータ(12e)で正逆転駆動される
螺杆(12f)を横設すると共に、該スライダ(12d)のナ
ットスリーブに該螺杆(12f)を螺挿し、該ケース(12
a)に該モータ(12e)の作動により該スライダ(12d)
を介して横方向への動きが与えられるようにし、又該ケ
ース(12a)にオイルを入れ該各ホルダ(12b)に保持さ
せた各排気バルブBのステム部にオイルを塗布し得るよ
うにした。
上記第2移載手段(14)は第2図乃至第4図に示す如
く、前後方向と横方向とに移動自在な可動枠(14a)に
吸盤から成る把持具(14b)を昇降自在に設けて成り、
機枠(10)の右側部に前後方向に長手のレール(10c)
を設け、該レール(10c)にスライダ(14c)を摺動自在
に支持させ、該機枠(10)にモータ(14d)で正逆転駆
動させる螺杆(14e)を設けると共に、該スライダ(14
c)のナットスリーブに該螺杆(14e)を螺挿し、該スラ
イダ(14c)に該モータ(14d)の作動による前後方向へ
の移動が与えられるようにし、又該スライダ(14c)に
設けた横方向に長手のレール(14f)に該可動枠(14a)
を摺動自在に支持させ、これに図示しない駆動源により
横方向への移動が与えられるようにした。
上記可動枠(14a)には図示しないが横方向に移動自
在な1対のステー(14g)(14g)が横方向に並設されて
おり、該各ステー(14g)にエアシリンダ(14h)を垂設
すると共に該各シリンダ(14h)のピストンロッドの下
端に上記把持具(14b)を夫々取付け、該各把持具(14
b)に該各シリンダ(14h)の作動による昇降動が与えら
れるようにし、又両把持具(14b)(14b)の配置ピッチ
をシリンダヘッドCの機種に合せて変え得るようにし
た。
上記排気バルブストック部(13)には第4図に示す如
く、上下方向に張設した1対のエンドレスチェーン(16
a)(16a)から成るリフタ(16)が前後に設けられてお
り、該各リフタ(16)の各フック(16b)に排気バルブ
Bの複数本を上下2段に載置した第9図に明示するよう
なパレットFの複数を載置し、該各パレットFを順次上
昇させるようにした。
又、吸気バルブ供給手段(7)は、バルブ供給ステー
ション(6)の後側部に該ステーション(6)の左側か
ら吸気バルブAを横方向に移載する第1移載手段(17)
と、吸気バルブAの複数本をストックする上記ストック
ヤード(9)の左側に配設した吸気バルブストック部
(18)から該第1移載手段(17)に吸気バルブAを前後
方向に移載する第2移載手段(19)とで構成され、該第
1移載手段(17)は第4図及び第6図に示す如く、上側
を開放した横長のケース(17a)内に吸気バルブAを保
持する横長のホルダ(17b)の4本を前後方向に並設し
て成り、該各ホルダ(17b)に吸気バルブAのステム部
を挿入するガイド孔(17c)の8個を異機種の各シリン
ダヘッドCの各バルブガイドDの配置ピッチに合せて夫
々形成し、該バルブ供給ステーション(6)の上記機枠
(15)の上面の後側(第4図で左側)に横方向に長手の
レール(15b)を設け、該レール(15b)に該ケース(17
a)の下側のスライダ(17d)を摺動自在に支持させ、該
機枠(15)にモータ(17e)で正逆転駆動される螺杆(1
7f)を横設すると共に、該スライダ(17d)のナットス
リーブに該螺杆(17f)を螺挿し、該ケース(17a)に該
モータ(17e)の作動により該スライダ(17d)を介して
横方向への動きが与えられるようにし、又該ケース(17
a)にオイルを入れ該各ホルダ(17b)に保持させた吸気
バルブAの各ステム部にオイルを塗布し得るようにし
た。
上記第2移載手段(19)は第3図及び第4図に示す如
く、前後方向と横方向とに移動自在な可動枠(19a)に
吸盤から成る把持具(19b)を昇降自在に設けて成り、
機枠(10)の左側部に前後方向に長手のレール(10d)
を設け、該レール(10d)にスライダ(19c)を摺動自在
に支持させ、該機枠(10)にモータ(19d)で正逆転駆
動される螺杆(19e)を設けると共に、該スライダ(19
c)のナットスリーブに該螺杆(19e)を螺挿し、該スラ
イダ(19c)に該モータ(19d)の作動による前後方向へ
の移動が与えられるようにし、又図示しないが該スライ
ダ(19c)に横方向に長手のレールを設け該レールに該
可動枠(19a)を摺動自在に支持させこれに駆動源によ
り横方向への移動が与えられるようにした。
上記可動枠(19a)には図示しないが横方向に移動自
在な1対のステーが横方向に並設されており、該各ステ
ーにエアシリンダ(19h)を垂設すると共に該各シリン
ダ(19h)のピストンロッドの下端に上記把持具(19b)
を夫々取付け、該各把持具(19b)に該各シリンダ(19
h)の作動による昇降動が与えられるようにし、又両把
持具(19b)(19b)の配置ピッチをシリンダヘッドCの
機種に合わせて変え得るようにした。
上記吸気バルブストック部(18)には図示しないが上
下方向に張設した1対のエンドレスチェーン(20a)(2
0a)から成る上記した排気バルブストック部(13)と同
様なリフタ(20)が前後に設けられており、該各リフタ
(20)の各フックに吸気バルブAを複数本を上下2段に
載置したパレットGの複数を載置し、該各パレットGを
順次上昇させるようにした。
又、上記第2移載手段(14)(19)の各スライダ(14
c)(19c)には図示しないが空になった各パレットF、
Gを着脱自在に把持する把持具(21)が昇降自在に夫々
設けられており、該各把持具(21)は各支軸(21a)を
中心に揺動自在な1対の把持爪(21b)を各有するもの
とし、これら把持爪(21b)を図示しない各シリンダで
夫々開閉するように構成し、該各スライダ(14c)(19
c)に各シリンダ(21c)を垂設すると共に、該各シリン
ダ(21c)のピストンロッドの下端に該各把持具(21)
を夫々取付け、該各把持具(21)に該各シリンダ(21
c)の作動により昇降動が与えられるようにし、該各把
持具(21)により各ストック部(13)(18)の空になっ
た各パレットF、Gを把持し、これを各スライダ(14
c)(19c)の動きで夫々後方(第3図で左方)に移動さ
せ該各ストック部(13)(18)の後側の各払出部(22)
(22)に夫々払い出すようにした。
図面で(14b′)は大径な吸盤から成るバルブ把持具
を示し、該把持具(14b′)は図示しないが上記可動枠
(14a)に昇降自在に1対設けられており、該各把持具
(14b′)を上記した各ステー(14g)に夫々垂設した各
エアシリンダ(14h′)のピストンロッドの下端に夫々
取付け、該各把持具(14b′)に該各シリンダ(14h′)
の作動による昇降動が与えられるようにし、該各把持具
(14b′で比較的大径な排気バルブBを把持するように
した。
又、図示しないが吸気バルブ用の第2移載手段(19)
の可動枠(19a)にも上記したような大径の吸盤から成
るバルブ把持具の1対が夫々昇降自在に設けられてお
り、該各把持具で比較的大径な吸気バルブAを把持する
ようにした。
次いで実施例の作用を説明するに、先ず各第2移載手
段(14)(19)により前方の各第1移載手段(12)(1
7)に2本ずつ4往復させて各バルブストック部(13)
(18)からシリンダヘッドC1台分の各吸排気バルブA、
Bを各8本移載し、次いで該各第1移載手段(12)(1
7)を夫々横方向内方に移動させてバルブ供給ステーシ
ョ(6)の前側部に排気バルブBと後側部に吸気バルブ
Aとを夫々供給セットし、その状態でスライド台(1)
を該バルブ供給ステーション(6)の上方位置に移動さ
せると共に、支持枠(3)を下降させて吸気バルブ用の
組付ヘッド(4)に吸気バルブAと排気バルブ用の組付
ヘッド(5)に排気バルブBとを各受取らせ、次いで支
持枠(3)を上昇させてスライド台(1)を組付けステ
ーション(2)の上方位置に移動させ、次いで支持枠
(3)及び各組付ヘッド(4)(5)の動作で該組付ス
テーション(2)のセット台(2a)上に定置したシリン
ダヘッドCに各バルブを組付ける。
而して、バルブ供給ステーション(6)において各組
付ヘッド(4)(5)に各バルブA、Bを同時に受取ら
せることができ、而も1往復で各バルブA、Bを組付け
ることができて作業能率の向上が図れる。
又、組付ヘッドを交換するときは、先ずスライド台
(1)を後方のストックヤード(9)の上方に移動さ
せ、支持枠(3)を下降させて該ストックヤード(9)
の空きの載置台(11)に使用済みの各組付ヘッド(4)
(5)を載置させると共に、支持枠(3)の各ロックピ
ン(3c)を夫々没入するもので、これによれば該各組付
ヘッド(4)(5)の各ガイドピン(4c)(5c)の係合
段部から該各ロックピン(3c)が外れ、又支持枠(3)
の各係止爪(3b)のカム面に載置台(11)の各ローラ
(11a)が当接し、該各係止爪(3b)が押されてばね(3
e)に抗して夫々外方に揺動され該各組付ヘッド(4)
(5)のフランジ部から外れ(第5図で仮想線示の状
態)、支持枠(3)から該各組付ヘッド(4)(5)が
外れる。
次いで支持枠(3)を上昇してスライド台(1)を未
使用の1組の各組付ヘッド(4)(5)の上方に移動さ
せ、次いで支持枠(3)を下降するもので、これによれ
ば支持枠(3)の各係止爪(3b)のカム面に該各組付ヘ
ッド(4)(5)を載置する載置台(11)の各ローラ
(11a)が当接し、該各係止爪(3b)が押されてばね(3
e)に抗して夫々外方に揺動され、又支持枠(3)の各
ガイド孔(3a)に該各組付ヘッド(4)(5)の各ガイ
ドピン(4a)(5a)が挿入される。
次いで各ロックピン(3c)を突出させて各ガイドピン
(a)の係合段部に夫々係合させ、その状態で支持枠
(3)を上昇させるもので、これによれば各係止爪(3
b)が各ローラ(11a)から離れ、各係止爪(3b)がばね
(3e)で付勢されて夫々内方の係合側に揺動して該各組
付ヘッド(4)(5)のフランジ部に係合し、支持枠
(3)に該各組付ヘッド(4)(5)が結合され各組付
ヘッド(4)(5)の交換が完了する。
この場合、ストックヤード(9)がスライド台(1)
の後方部分の直下位置に配設されており而も該ストック
ヤード(9)に吸気バルブ用と排気バルブ用との各1対
の組付ヘッド(4)(5)の複数組が前後方向に整列し
てストックされていることから、スライド台(1)及び
支持枠(3)の動きで組付ヘッドの交換を行なうことが
でき交換作業が簡単である。
尚、実施例では吸気バルブ用の組付ヘッド(4)と排
気バルブ用の組付ヘッド(5)とを支持枠(3)に別々
に取付けるように構成したが、これに限るものでなく共
通のベースに吸気バルブ用の組付ヘッド(4)と排気バ
ルブ用の組付ヘッド(5)とを固設してユニット化し、
これを該ベースにおいて支持枠(3)に着脱自在に取付
けるようにしても良い。
又、実施例では、シリンダヘッド1台分の各バルブ
A、Bを各第1移載手段(12)(17)に各第2移載手段
(14)(19)を4往復させて移載するように構成した
が、この場合組付ステーション(2)で各バルブA、B
をシリンダヘッドCに組付ける時間が比較的長くかかる
ため、その組付時間内に各第2移載手段(14)(19)に
より各第1薄載手段(12)(17)に所定数の各バルブ
A、Bを移載でき問題を生じない。
又、実施例の如く、支持枠(3)に各組付ヘッド
(4)(5)の駆動源を該各組付ヘッド(4)(5)か
ら分離して配設した場合、該駆動源に接続した各エアホ
ース等を組付ヘッドを交換する毎に一々着脱する必要が
なく、組付ヘッドの交換作業がより簡単に行ない得られ
有利である。
(発明の効果) このように本発明によるときは、組付ステーションに
おいて支持枠の各組付ヘッドに各吸排気バルブを同時に
受取らせることができ、而も1往復で組付ステーション
上のシリンダヘッドに各バルブを組付けることができ、
従って上記した従来技術の如きロスタイムを短縮できて
作業能率の向上が図れ、又、バルブ供給ステーションの
後方のストックヤードにおいてスライド台及び支持枠の
動きで組付ヘッドの交換が行ない得られ、多機種のシリ
ンダヘッドに対応でき、而もその交換作業は上記従来技
術のように組付ヘッドの入れ換えを行なう必要がなく簡
単である効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の平面線図、第2図は本発明装置の1例
の側面図、第3図はその平面図、第4図はそのIV−IV線
拡大截断側面図、第5図及び第6図は夫々第4図のV−
V線及びVI−VI線矢視図、第7図はストックヤードの側
面図、第8図はそのVIII−VIII線矢視図、第9図は各バ
ルブを載置するパレットの平面図である。 (1)……スライド台 (2)……組付ステーション (3)……支持枠 (4)……吸気バルブ用の組付ヘッド (5)……排気バルブ用の組付ヘッド (6)……バルブ供給ステーション (7)……吸気バルブ供給手段 (8)……排気バルブ供給手段 (9)……ストックヤード A……吸気バルブ B……排気バルブ C……シリンダヘッド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】組付ステーションに定置したシリンダヘッ
    ドにバルブを組付ける組付装置において、該組付ステー
    ションの上方位置に向って前後方向に進退自在なスライ
    ド台を設け、該スライド台に昇降自在に支持させた支持
    枠に、吸気バルブを着脱自在に把持する吸気バルブ用の
    組付ヘッドと排気バルブを着脱自在に把持する排気バル
    ブ用の組付ヘッドとを着脱自在に吊設し、該スライド台
    の移動軌跡の該組付ステーションに近接した前方部分の
    直下位置にバルブ供給ステーションを設け、該移動軌跡
    の横方向一側と他側とに夫々吸気バルブ供給手段と排気
    バルブ供給手段とを配置して、該両供給手段により該バ
    ルブ供給ステーションに吸気バルブと排気バルブとを供
    給自在とし、更に該移動軌跡の後方部分の直下位置に吸
    気バルブ用と排気バルブ用との各1対の組付ヘッドの複
    数組を前後方向に整列してストックするストックヤード
    を設けたことを特徴とするバルブ組付装置。
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