JP2547956Y2 - エルボー型コネクター - Google Patents
エルボー型コネクターInfo
- Publication number
- JP2547956Y2 JP2547956Y2 JP1991020474U JP2047491U JP2547956Y2 JP 2547956 Y2 JP2547956 Y2 JP 2547956Y2 JP 1991020474 U JP1991020474 U JP 1991020474U JP 2047491 U JP2047491 U JP 2047491U JP 2547956 Y2 JP2547956 Y2 JP 2547956Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- cable
- nut
- elbow
- connection portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はエルボー型コネクター
に関するものであり、さらに詳しくは流体雰囲気中にお
いてモーターなどの機器をケーブルに接続する略V字形
エルボー型コネクターの改良に関するものである。ここ
で「流体雰囲気」とは比較的多量の油や水などの液体が
滴下または浮遊している環境をいう。
に関するものであり、さらに詳しくは流体雰囲気中にお
いてモーターなどの機器をケーブルに接続する略V字形
エルボー型コネクターの改良に関するものである。ここ
で「流体雰囲気」とは比較的多量の油や水などの液体が
滴下または浮遊している環境をいう。
【0002】
【従来の技術】従来この種のエルボー型コネクターとし
ては例えば図3、図4に示すようなものがある。この例
ではモータMをケーブル2に接続するものであり、モー
タMの上部に取り付けられたコネクター1がこの接続に
用いられており、ケーブル2は取付具3によりフレーム
に固定支持されている。この場合コネクター1のケーブ
ル2が接続される側の端部がコネクター1の上側の水平
延長線とほぼ同じ高さに位置している。
ては例えば図3、図4に示すようなものがある。この例
ではモータMをケーブル2に接続するものであり、モー
タMの上部に取り付けられたコネクター1がこの接続に
用いられており、ケーブル2は取付具3によりフレーム
に固定支持されている。この場合コネクター1のケーブ
ル2が接続される側の端部がコネクター1の上側の水平
延長線とほぼ同じ高さに位置している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで上記のような
流体雰囲気中でのコネクターによる接続の場合には、防
水(水切り)の必要上からコネクター1の端部にケーブ
ル2を密封固定するためのナット5とケーブル2にはい
わゆるケーブルトラップ4とを設ける必要がある。この
ため、このナット5がコネクター1の取り付け高さを高
くしているので、全体としてコネクター周りの接続構造
の配設位置が高くならざるを得ない。このことは省スペ
ースという点からして不都合であり、特にスペース的な
限定を受けることの多い流体雰囲気中で用いる機器の場
合には、好ましくないことである。しかも、ケーブル2
にケーブルトラップ4を設けるためには、取り付け具を
配置する必要があった。
流体雰囲気中でのコネクターによる接続の場合には、防
水(水切り)の必要上からコネクター1の端部にケーブ
ル2を密封固定するためのナット5とケーブル2にはい
わゆるケーブルトラップ4とを設ける必要がある。この
ため、このナット5がコネクター1の取り付け高さを高
くしているので、全体としてコネクター周りの接続構造
の配設位置が高くならざるを得ない。このことは省スペ
ースという点からして不都合であり、特にスペース的な
限定を受けることの多い流体雰囲気中で用いる機器の場
合には、好ましくないことである。しかも、ケーブル2
にケーブルトラップ4を設けるためには、取り付け具を
配置する必要があった。
【0004】上記のような従来技術の実情に鑑みてこの
発明の目的は、ケーブル固定用ナットを使用したコネク
ターにおいてナットの位置を低くして省スペース化を図
るとともに、ケーブルトラップの自然形成により流体雰
囲気中での使用時の水切りをよくすることにある。
発明の目的は、ケーブル固定用ナットを使用したコネク
ターにおいてナットの位置を低くして省スペース化を図
るとともに、ケーブルトラップの自然形成により流体雰
囲気中での使用時の水切りをよくすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このためこの考案におい
ては、電気機器の上部にコネクターの機器接続部を略垂
直に接続するとともに、ケーブル接続部をナットを介し
てケーブルに接続し、機器接続部の軸線とケーブル接続
部の軸線とのなす角が鋭角になるように両接続部を配置
し、上記のナットをコネクターの上側湾曲部の水平延長
線より下方に位置させたことを要旨とする。
ては、電気機器の上部にコネクターの機器接続部を略垂
直に接続するとともに、ケーブル接続部をナットを介し
てケーブルに接続し、機器接続部の軸線とケーブル接続
部の軸線とのなす角が鋭角になるように両接続部を配置
し、上記のナットをコネクターの上側湾曲部の水平延長
線より下方に位置させたことを要旨とする。
【0006】
【作用】コネクターにケーブルを接続すると、ケーブル
が機器側を指向しているので、コネクターの端部にケー
ブルを密封固定するためのナットがコネクターの湾曲部
より機器寄りとなるとともに、ケーブルの反コネクター
接続側を反機器側に導いても自然にケーブルトラップが
形成される。
が機器側を指向しているので、コネクターの端部にケー
ブルを密封固定するためのナットがコネクターの湾曲部
より機器寄りとなるとともに、ケーブルの反コネクター
接続側を反機器側に導いても自然にケーブルトラップが
形成される。
【0007】
【実施例】図1、図2に示すのはこの考案のエルボ型コ
ネクターを用いた接続構造の一例である。このコネクタ
ー10は上側に湾曲部を有しており、そのケーブル2接
続側端部は下方を指向している。従ってこれに接続され
るケーブル2はコネクター10の上側湾曲部の水平延長
線Lよりも下方に位置することになる。すなわちコネク
ター10へのケーブル2を接続すると、ケーブル2が下
方を指向しているので、図示のように、コネクター10
の端部にケーブル2を密封固定するためのナット5がコ
ネクター10の上側湾曲部より低くなるとともに、取付
具なしにケーブル2のコネクター10に接触されない側
を上方に導いてもケーブル2には自然にケーブルトラッ
プ4が形成されるのである。
ネクターを用いた接続構造の一例である。このコネクタ
ー10は上側に湾曲部を有しており、そのケーブル2接
続側端部は下方を指向している。従ってこれに接続され
るケーブル2はコネクター10の上側湾曲部の水平延長
線Lよりも下方に位置することになる。すなわちコネク
ター10へのケーブル2を接続すると、ケーブル2が下
方を指向しているので、図示のように、コネクター10
の端部にケーブル2を密封固定するためのナット5がコ
ネクター10の上側湾曲部より低くなるとともに、取付
具なしにケーブル2のコネクター10に接触されない側
を上方に導いてもケーブル2には自然にケーブルトラッ
プ4が形成されるのである。
【0008】なお図中には機器上部にコネクターを設け
る例を示したが、機器の側部にコネクターを設けても同
様の結果となる。すなわちコネクターの両接続端部がコ
ネクターの湾曲部より機器寄りに位置することになる。
この結果コネクターの端部にケーブルを密封固定するた
めのナットがコネクターの湾曲部より機器寄りとなると
ともに、ケーブルの反コネクター接続側を反KV側に導
いても自然にケーブルトラップが形成される。
る例を示したが、機器の側部にコネクターを設けても同
様の結果となる。すなわちコネクターの両接続端部がコ
ネクターの湾曲部より機器寄りに位置することになる。
この結果コネクターの端部にケーブルを密封固定するた
めのナットがコネクターの湾曲部より機器寄りとなると
ともに、ケーブルの反コネクター接続側を反KV側に導
いても自然にケーブルトラップが形成される。
【0009】
【考案の効果】コネクターのケーブルを接続する側の端
部がコネクターの上側湾曲部の水平延長線より下方に位
置するので、この端部でケーブルを密封固定するための
ナットがコネクターの上側湾曲部より低くなり、全体と
してコネクター周りの接続構造の配設位置が低くなる。
すなわち省スペース化が達成されるので、特にスペース
的に制約を受ける流体雰囲気中で用いる機器における接
続においては絶大な効果を奏するものである。しかも、
取付具を用いなくても自然にケーブルトラップが確保さ
れるので、取付具を必要としない利点がある。
部がコネクターの上側湾曲部の水平延長線より下方に位
置するので、この端部でケーブルを密封固定するための
ナットがコネクターの上側湾曲部より低くなり、全体と
してコネクター周りの接続構造の配設位置が低くなる。
すなわち省スペース化が達成されるので、特にスペース
的に制約を受ける流体雰囲気中で用いる機器における接
続においては絶大な効果を奏するものである。しかも、
取付具を用いなくても自然にケーブルトラップが確保さ
れるので、取付具を必要としない利点がある。
【図1】この考案のエルボー型コネクターの一例を示す
側面図。
側面図。
【図2】この考案のエルボー型コネクターの一例を示す
正面図。
正面図。
【図3】従来のエルボー型コネクターの一例を示す側面
図。
図。
【図4】従来のエルボー型コネクターの一例を示す正面
図。
図。
1 コネクター 2 ケーブル 3 取付具 4 ケーブルトラップ 5 ナット 10 コネクター L コネクターの上側湾曲部の水平延長線
Claims (1)
- 【請求項1】電気機器の上部にコネクターの機器接続部
が略垂直に接続されるとともに、ケーブル接続部がナッ
トを介してケーブルに接続されており、機器接続部の軸
線とケーブル接続部の軸線とのなす角が鋭角であって、
上記のナットがコネクターの上側湾曲部の水平延長線
(L)より下方に位置していることを特徴とするエルボ
ー型コネクター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991020474U JP2547956Y2 (ja) | 1991-03-06 | 1991-03-06 | エルボー型コネクター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991020474U JP2547956Y2 (ja) | 1991-03-06 | 1991-03-06 | エルボー型コネクター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0525675U JPH0525675U (ja) | 1993-04-02 |
JP2547956Y2 true JP2547956Y2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=12028109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991020474U Expired - Fee Related JP2547956Y2 (ja) | 1991-03-06 | 1991-03-06 | エルボー型コネクター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2547956Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2415838B (en) * | 2004-07-01 | 2008-05-21 | Abb Offshore Systems Ltd | Cable connection |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59184477U (ja) * | 1983-05-25 | 1984-12-07 | 三和電工株式会社 | 単頭プラグ |
JPS61194273U (ja) * | 1985-05-24 | 1986-12-03 | ||
JPH0681440B2 (ja) * | 1986-12-23 | 1994-10-12 | 三菱電機株式会社 | ケ−ブルコネクタ付電動機 |
JPS644072U (ja) * | 1987-06-26 | 1989-01-11 | ||
JPH0425829Y2 (ja) * | 1988-06-10 | 1992-06-22 | ||
JPH02101477U (ja) * | 1989-01-27 | 1990-08-13 | ||
JPH02150784U (ja) * | 1989-05-24 | 1990-12-27 | ||
JP3048873U (ja) * | 1997-11-14 | 1998-05-29 | 正和企業株式会社 | 蒲団カバー |
-
1991
- 1991-03-06 JP JP1991020474U patent/JP2547956Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0525675U (ja) | 1993-04-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |