JP2595885Y2 - オイルレベルセンサ取付け装置 - Google Patents

オイルレベルセンサ取付け装置

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JP2595885Y2
JP2595885Y2 JP1992022303U JP2230392U JP2595885Y2 JP 2595885 Y2 JP2595885 Y2 JP 2595885Y2 JP 1992022303 U JP1992022303 U JP 1992022303U JP 2230392 U JP2230392 U JP 2230392U JP 2595885 Y2 JP2595885 Y2 JP 2595885Y2
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JP
Japan
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oil level
level sensor
sensor
crankcase
oil pan
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JP1992022303U
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泰弘 横山
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Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両用エンジンのオイ
ルパン等に設けられるオイルレベルセンサの取付け装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用エンジンのオイルパンにオイルレ
ベルセンサを取り付ける場合、従来はセンサ取り付け用
ブロックを板金製オイルパンの側壁に溶接していたが、
板金への溶接が容易でないと共に、溶接による熱影響の
ためオイルパン側壁の強度が低下して使用中に亀裂が生
じるおそれがあり、また、オイルパンが制振鋼板製のと
きはこれへの溶接が一層困難であるため、センサ取り付
け用ブロックをオイルパンの側壁にボルト止めしている
が、オイルシールに対する信頼性に問題があり、いずれ
の場合もコストがかかる不利は避けられなかった。さら
に、エンジンの稼動等によりオイルパン側壁は大きく振
動しやすく、このため、オイルパン側壁に取り付けられ
たオイルレベルセンサの耐振強度が問題となる場合があ
った。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、オイルレベ
ルセンサの取付け構造を強固にして、その信頼性を高め
ると共に、取付け装置のコスト低減を図ろうとするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本考案にかかるオイルレベルセンサ取付け装置は、
外側方からオイルパンの内側に位置する下面に通じる孔
部が下端部に形成されたクランクケースと、センサ支持
体とを有し、上記センサ支持体が、上記クランクケース
の上記孔部に上記下面側から係合してセンサ導線を上記
オイルパンの外方へ導く係合部、及び、上記下端部に固
定され上記オイルパン内にオイルレベルセンサを支持す
支持部をそなえている。
【0005】
【作用】すなわち、センサ支持体の係合部がクランクケ
ースの下端部に形成された孔部に下面側から係合し、ま
た、センサ支持体の支持部がクランクケースの下端部に
固定されるため、センサ支持体を介してオイルレベルセ
ンサをクランクケースの下端部へ強固に取り付けること
が容易となってオイルレベルセンサの信頼性が格段に高
められると共に、センサ支持体の取付け構造が大層簡単
で取付け作業も容易となって、装置全体のコストを大幅
に軽減することができる。
【0006】
【実施例】以下、図面に示す本考案の実施例について具
体的に説明する。車両用エンジンのクランクケース1に
おいて、クランク軸受2の側方に位置するスカート部下
端の側壁に、外側方に開口するくぼみ3が形成され、く
ぼみ3内の下端フランジ4に丸孔5が設けられていると
共に、フランジ4の下面にはオイルパン6の周縁フラン
ジ7がボルト8によりパッキン9をはさんで固定されて
いる。
【0007】一方、樹脂製のセンサ支持体10は、円板
状の上部11がクランクケース丸孔5に嵌め込まれ、上
部11に対して内側に偏心した略三角板状の下部12が
クランクケースフランジ4の下面に対しボルト13によ
り固定されていて、上部11の外周面に形成された溝1
4内のOリングがフランジ丸孔5の内周面との間で圧縮
されることにより、フランジ丸孔5内周面と上部11外
周面との間が完全にシールされると共に、センサ支持体
10に取り付けられてオイルパン6内に垂下するオイル
レベルセンサのガイド15は、オイルパン6内における
オイル液面の高低に応じフロート16を上下に案内して
図示しないリードスイッチを開閉させ、センサ支持体1
0内の図示しない通孔に挿入されて通孔との間がシール
された導線17により、フロート16の高低が電気的信
号として外方へ伝えられ、オイルパン6内のオイルレベ
ルが検出される。
【0008】上記装置において、センサ支持体10はボ
ルト13により剛性の大きいクランクケースフランジ4
の下面に固定されているので、センサ支持体10による
オイルレベルセンサの取付けはきわめて強固となり、従
って、オイルレベルセンサの信頼性を容易に向上させる
ことができる。
【0009】また、センサ支持体10は上下部11、1
2からなる非常に簡単な構造であり、かつ、センサ支持
体10内における導線17の配置はほぼ直線的とするこ
とができてサブ組立てが容易であると共に、センサ支持
体10の固定はクランクケースフランジ4の下面に対し
てボルト13をねじ込むだけの簡便なものであるので、
従来よりもコストを大幅に安くすることができ、しか
も、クランクケーススカート部の下端側壁にくぼみ3を
形成することによって、クランクケース下端部にセンサ
支持体10を取り付けても、クランクケーススカート部
の剛性が低下することはない。
【0010】なお、上記実施例においては、センサ支持
体の下部をクランクケースフランジの下面に固定してい
るが、クランクケース及びオイルパンの組立て構造によ
っては、センサ支持体をクランクケースフランジの孔部
から上方に延ばし、その部分をクランクケースフランジ
の上面に固定するように構成することもできるのはいう
までもない。
【0011】
【考案の効果】本考案にかかるオイルレベルセンサ取付
け装置においては、オイルレベルセンサのセンサ支持体
が剛性の大きいクランクケースの下端部に固定されるた
め、センサ支持体を介してオイルレベルセンサをクラン
クケースの下端部へ強固に取り付けることが容易となっ
てオイルレベルセンサの信頼性が格段に高められると共
に、センサ支持体の取付け構造が大層簡単で取付け作業
も容易となって、コストを大幅に軽減することができる
等実用的効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例における要部縦断面図。
【図2】図1のIIーII線に沿う矢視図。
【符号の説明】
1 クランクケース 3 くぼみ 4 フランジ 5 丸孔 6 オイルパン 10 センサ支持体 11 上部 12 下部 13 ボルト 15 ガイド 16 フロート 17 導線

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側方からオイルパンの内側に位置する
    下面に通じる孔部が下端部に形成されたクランクケース
    と、センサ支持体とを有し、上記センサ支持体が、上記
    クランクケースの上記孔部に上記下面側から係合してセ
    ンサ導線を上記オイルパンの外方へ導く係合部、及び、
    上記下端部に固定され上記オイルパン内にオイルレベル
    センサを支持する支持部をそなえたオイルレベルセンサ
    取付け装置。
JP1992022303U 1992-03-13 1992-03-13 オイルレベルセンサ取付け装置 Expired - Lifetime JP2595885Y2 (ja)

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JPH0575625U JPH0575625U (ja) 1993-10-15
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JPS58141827U (ja) * 1982-03-19 1983-09-24 トキコ株式会社 液面検出器
JPH0627769Y2 (ja) * 1986-09-11 1994-07-27 三菱自動車工業株式会社 オイルストレ−ナ

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