JP2547724C - - Google Patents

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JP2547724C
JP2547724C JP2547724C JP 2547724 C JP2547724 C JP 2547724C JP 2547724 C JP2547724 C JP 2547724C
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【発明の詳細な説明】 〈技術分野〉 本発明はカツトシートを自動的に供給するためのカツトシートフイーダを着脱
自在に設けた記録装置に関する。 〈従来技術〉 一般に記録装置は、フアンホールド紙等の様な連続紙と、単票の様なカツトシ
ートに記録する。連続紙を用いる時には、初めに紙を装填すれば、あとは紙の装
填が必要ない。これに対してカツトシートを用いる時には、一枚づつカツトシー
トを装填する必要があり、自動紙装填機構に対する要請が高い。 そのような自動紙装填機構として、従来プリンタに装着される自動給紙装置(
以下カツトシートフイーダという)等においては第1図に示す如く、給紙動作は
カツトシートフイーダ110側のモータで給紙ローラ101を駆動させて行い、又排紙
動作は、プリンタの紙送りローラの回転より駆動をとった排紙ローラにより行わ
れた。即ち第1図において紙送りローラ102と排紙ローラ104とは図示しないベル
ト等により連結され紙送りローラ102の回転により排紙ローラ104が回転する構成
を有した。この場合印字が進むにつれて用紙(カツトシート)103は第1ピンチ
ローラ106と紙送りローラ102との接点から排紙ローラ104側に送られるが排紙動
作は2つの排紙ローラ104,104で用紙を挾持しつつ行う。105はプリンタ、112は
ヘツド、114は第2ピンチローラである。 (本発明が解決しようとする課題) 従来のカツトシートフイーダは、それ自身に給紙開始スイツチやその他、種々
のスイツチを設けていたが、これだと専用のスイツチが必要となるだけでなく、
やはり記録装置にそのスイツチに基づく専用のプログラムを持たせなくてはなら
ず、制御系の負担が大きくなる欠点があった。 また従来のカツトシートフイーダは、それ自身に紙無しや、紙ジヤムを知らせ
る専用の警告手段を設けていたが、これだと専用の警告手段が必要となるだけで
なく、その警告手段を作動させるための 専用のプログラムを記録装置側に持たせなくてはならず、制御系に大きな負担を
かけていた。 本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、制御系の負荷を低減した記録
装置を提供することを目的とする。 (課題を解決するための手段) 本発明は、カツトシートを収納するシート収納部と、前記シート収納部に収納
されているカツトシートを給送するカツトシート給送手段と、を備えたカツトシ
ートフイーダを着脱自在に装着する記録装置において、 前記カツトシートフイーダから給送されるカツトシートを搬送する搬送手段と
、 前記搬送手段により搬送されるカツトシートに記録する記録手段と、 前記カツトシートフイーダが装着されているか否かを検出するための装着検出
手段と、 前記記録手段の上流側に配置され、前記搬送手段により搬送されているカツト
シートの後端を検知する後端検知手段と、 前記搬送手段にカツトシートを行送りさせるためのラインフイード信号を発生
するラインフイード信号発生手段と、 前記ラインフイード信号発生手段による信号の発生に伴つて、 前記装着検出手段により前記カツトシートフイーダの非装着状態が検出された
ときには、行送りでカツトシートを搬送するように前記搬送手段を制御し、且つ 前記装着検出手段により前記カツトシートフイーダの装着状態が検出されたと
きには、行送りでカツトシートを搬送するように前記搬送手段を制御すると共に
前記後端検知手段によりカツトシートの後端が検知された場合には、この後端が
検知されたカツトシートを排出してカツトシートフイーダに収納されているカツ
トシートを前記記録手段による記録位置まで送るように前記カツトシート給送手
段及び前記搬送手段を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする。 (作用) 本発明によれば、ラインフイード信号発生手段による信号の発生に伴つて、カ
ツトシートフイーダが非装着状態であれば、カツトシートを行送りし、カツトシ
ートフイーダが装着状態であれば、カツトシートを行送りすると共に後端検知手
段により行送りされているカツトシートの後端が検知された場合には、この後端
が検知されたカツトシートを排出してカツトシートフイーダから次のカツトシー
トを記録位置まで送るように、カツトシート給送手段及び搬送手段がそれぞれ制
御される。このように、一つの信号が発生されたときにカツトシートフイーダの
装着・非装着状態に応じた制御が適宜行われる。 (実施例) 第2図は本発明の実施例を示し、着脱自在なカツトシートフイーダをプリンタ
PTに装着した状態を示している。プリンタPT内には搬送手段としてのプラテ
ン152と、第1のピンチローラ154、第2ピンチローラ156が配置され、プラテン1
52と第1のピンチローラ156との接合点よりも上流側には紙エンドセンサ57が配
置されている。またプラテン152と第2ピンチローラ154の接合点よりも下流側に
は印字ヘツド63が配置されている。一方カツトシートフイーダの構造は以下に述
べる通りである。即ち、第2図において、カツトシートの束1は、ペーパーホル
ダー2と、このペーパーホルダー2に対して矢印方向に開閉自在なフロントカバ
ー3の間に載置され、束1の上端はホツパー4にて支持される。 カツトシートフイーダ(以下、C.Sフイーダという)の下方には、モータ5
を動力源とする給紙・排紙部が形成されている。第3図において、パルスモータ
でなる駆動モータ5は図中の左方後部に固定されており、モータプーリ6、タイ
ミングベルト7を介して給紙プーリ8に直結されている。給紙プーリ8は、C.
Sフイーダの両側板に回転自在に軸支された給紙軸9に固定されており、給紙軸
9は常 に給紙プーリ8と一体に回転する。給紙軸9には、ワンウエイクラツチ10,11を
介して、シート給送手段としての給紙ローラ12,13が取り付けられており、この
給紙ローラ12,13はモータ5が一方向に回転した時のみ回転する。 また給紙軸9には、一端を支持バネ14によってその他端を浮かせるように支持
されたレバー15が、回転自在に軸支されている。レバー15は左側にあるもののみ
しか示していないが、右側にも存在しており、この一対のレバー15,15は共に給
紙軸9に回転自在に軸支されており、かつ他端側で排紙軸16を回転自在に軸支し
ている。 排紙軸16の両端には、レバー15,15に近接して、排紙プーリ17,17が固定されて
いる。この排紙プーリ17,17は、給紙プーリ8と一体的に回転する小プーリ18(
第2図)からタイミングベルト19を介して動力を伝達され、モータ5と常に一体
に回転する。排紙軸16には、排紙ローラ20が固定されている。 第4図はC.Sフイーダを前方から見た時の透視図で、ペーパーホルダー2の
上方左端部には、リリーズレバー21が軸線22を中心に回転自在に軸支されている
。このリリーズレバー21は、カム面21aを有しており、軸23を中心に回転自在に
軸支されたリリースアーム24と係合している。カツトシートの束1の左側面を支
える為のサイド押え25は、リリースアーム24と係号しており、バネ26によって束
1に押圧されている。サイド押え25と反対の側には、カツトシートの束の右側面
を支持するペーパーガイド27が設けられている。 以上の構造においてリリースレバー21を第4図中手前側に引くと、リリースア
ーム24を介してサイド押え25がN方向に移動し、カツトシートの束1の巾方向に
おける規制が解除され、束1を取り外したり、新たな束1を挿入したりすること
ができるようになる。 カツトシートの束1の下端両側部は、複写機のシートカセツトにも用いられて
いる分離爪28,29により支持されている。 また前述しなかったが、排紙プーリ17とレバー15の間には高摩 擦性のフエルト30と、フエルト30をレバー15に押圧するバネ31が挿入されている
。これは後述する様にモータ5の回転力を利用してレバー15を所定方向へ揺動さ
せるためである。 第5図はC.Sフイーダの断面を示しており、カツトシートの束1は中板32上
に載置されている。バネ33は中板下部を給紙ローラ12側に押圧しており、これに
より束1の最上部のカットシートが常時給紙ローラ12に押圧されている。 排紙ローラ20は排紙案内リブ34の上方にあって、OまたはP方向に揺動可能で
ある。 以上の様な構造のC.Sフイーダにあっては、第2図においては、駆動モータ
5がQ方向に回転した時、給紙ローラ12,13はワンウエイクラツチ10,11がONに
なるので、第5図中Q1方向に回転して束1上端のカツトシートを、下方のプリ
ンタ側に給送する。一方この時モータ5の回転は、第2図中レバー15をO方向に
揺動させ、排紙ローラ20を排紙案内リブ34から離すので、排紙ローラ20がQ1方
向(第5図)に回転しているにもかかわらず、プリンタから排出されてきたカツ
トシート35をプリンタ側に押し戻す危険はない。 次に第2図中モータ5がR方向に回転すると、ワンウエイクラツチ10,11はO
FFになるので給紙ローラ12,13は回転しない。一方レバー15は、P方向に揺動
し、プリンタから排出されてきたカツトシート35を、排紙ローラ20と排紙案内リ
ブ34で挾持し、排紙ローラ20はR1方向に回転しているので、カツトシート35を
排紙トレイ36へ排出する。このとき軸37を中心に回転可能な紙押え38は排出され
てきたカツトシートを押え、正しく排紙トレイ上に積載されるようにする。 以上の様にして自動給紙モードにおける動作がなされるが、C.Sフイーダは
手差で給紙を行なう手差しモードを有する。 第6図は手差しモード時の状態を示しており、フロントカバー3をS方向に引
き出した状態である。図の如くフロントカバー3を引き出すと、カバー3の下端
がC.Sフイーダ筐体に固定されたモード スイツチ39のアクチユエータ39aを作動させて、モードスイツチ39をONにさせ
る。このモードスイツチ39の出力を図示しないケーブルを介してプリンタ側に送
り、プリンタに手差モードであることを知らせる。またフロントカバー3を引き
出すと、手差し用開口40が形成され、ここからカツトシートを挿入することがで
きる。この手差し用開口から挿入されたカツトシートはプリンタのプラテンとピ
ンチローラ間に案内される。 〔電気的構成〕 第7図はC.Sフイーダと、プリンタPTと、ホストコンピユータ65との電気
的結合構成を示している。C.Sフイーダはコネクタ51でプリンタ側のコネクタ5
2と結合し、プリンタ側からドライブ信号をもらってモータ5を回転させる。ま
たモードスイツチ39もコネクタを介してプリンタに接続されており、モードスイ
ツチの開閉状態がプリンタ側に伝えられる。ここでモードスイツチ39に関連した
接続線はアース線39bを含む3本の線からなっており、線39bと39dによってモー
ドスイツチ39のON,OFF状態を知らせ、一方線39bと39cでC.Sフイーダのコ
ネクタ51とプリンタのコネクタ52が接続されていることを知らせる。 プリンタは中央演算処理回路(CPUと称する)53が、ROM54内に記憶され
たプログラムに従って、RAM55内に記憶されたデータを、各種センサー(キヤ
リツジ位置検出センサ、リボンエンドセンサ、温度センサ等)56及び紙エンドセ
ンサ57等の検出結果に基づいてドライバ58,59,60等を制御し、キヤリツジモータ
61,プラテンモータ(プラテン回転用モータ)62、印字ヘツド63を駆動してプラ
テン上のカツトシートに印字を行なっていく。尚この時、CPU53は、C.Sフ
イーダのモードスイツト39の状態を検出し、自動給紙モードならC.Sフイーダ
のモータ5をドライバ64を介して駆動し、適宜フイーダ内から新たるカツトシー
トをプリンタ内へ供給し、また印字済みとしてプリンタから排出されたカツトシ
ートを、フイーダ内へ導き入れる。 一方モードスイツチ39が手差しモードであるときには、CPU53は、C.Sフ
イーダの駆動モータ5を一切動作させず、C.Sフイーダが装着されていない時
と同じプロセスでキヤリツジモータ61、プラテンモータ62、印字ヘツド63を動作
させ印字を実行する。 前述したRAM55内には、ホストコンピユータ65から伝送されてくるデータを
蓄積するエリア55aの他に、CPU53がそのプログラムを実行する上で必要とす
る例えば、プラテンモータ62のフイードライン数を記憶するラインフイードカウ
ンタ55b、紙エンドセンサ39がエンドを検出したことを記憶するRCメモリ55c、
プリンタの入力手段であるLFキースイツチ(ラインフイードキースイツチ)、
FFキースイツチ(頁送りキースイツチ)PSキースイツチ(ペーパーセツトキ
ースイツチ)のうちどれかが押下されたことを記憶するSkeyメモリ55d,C.S
フイーダが動作して良いか否かを記憶するC.S.F(カツトシートフイーダ)メ
モリ55e、紙ジヤムを起したか否かを記憶するPジヤムメモリ55f等の領域が存在
している。 またプリンタには、紙エンドセンサ57によって紙無が検出された時にそのこと
を知らせるアラームランプ70、及びプリンタがホストコンピユータ65からデータ
を受け容れられる状態(オンライン状態)にあるか、受け入れられない状態(オ
フライン状態)にあるかを示すオンラインランプ71が設けられている。 〔動作〕 第8〜11図は、C.Sフイーダと、プリンタPTの動作を示すもので、これら
の動作を実行させるプログラムは、プリンタのROM54内の記憶されている。以
下その動作を状況別に説明していく。 −電源スイツチのONに基づく処理− ステツプS1においてプリンタの右側面にある電源スイツチ(不図示)をON
すると、RAM55内の内容がイニシヤライズされる。即ち、ステツプS2〜S6に
おいて、Pジヤムメモリ55f、Skeyメモリ55d、LFカウンタ55b、RCメモリ55
cがそれぞれ“0”にセツトされ、C.S.Fメモリ155eが“1”にセツトされる。
イニシヤライズの後 ステツプS7においてプリンタに設けられた紙エンドセンサ57の出力を検出して
、プリンタ側にカツトシートが存在するかどうか判断する。ここでこのセンサ57
は、図には示されていないが、C.Sフイーダ側から給紙されたカツトシートが
プラテンに到達する直前に位置している。ここでNOである時、即ち紙が有ると
きには、ステツプS8に進む。RCメモリは紙エンドが検出された時、つまり紙
無しが検出された時には“1”を記憶し、紙有りが検出された時には“0”を記憶
するものであり、ここでNOになり、ステツプ9に進む。C.S.Fメモリは、C
.Sフイーダを動作させて良い時に“0”,動作を禁止する時には“1”を記憶する
もので、ステツプS9ではC.S.Fメモリ=0とする。次にステツプS10で再び
RCメモリの状態が判断され、この時はRC=0でNOなので、印字可能状態で
あることを知らせる為、ステツプS11,S12でオンライン信号を発生し、プリン
タのフロントパネルにあるオンラインランプを点灯させる。この状態でホストコ
ンピユータ側のデータを待ち、またプリンタのフロントパネルにあるオンライン
キースイツチが押下されると優先的にオフライン処理に入る。 一方ステツプS7において紙無しと判断されると、C.Sフイーダがプリンタに
装着されているか否か(ステツプS14)、C.Sフイーダは手差しモードである
か否か(ステツプS15)が判断され、更に自動給紙モードであるならばC.S.F
メモリが“0”であるか否かが判断される(ステツプS16)。ここでは電源ON
時のイニシヤライズにより“1”なのでステツプS17に進み、紙無しであること
を知らせる為にRCメモリ=1とする。RCメモリ=1であると、ステツプS8,
S10を通過してステツプS18に飛び、やはりプリンタのフロントパネルにあるア
ラームランプを点灯し、更にオフライン信号を出力し(ステツプS19)、オンライ
ンランプを消灯する(ステツプS20)。ここで前述したステツプS13でオンライン
キースイツチが押下されると、ステツプS19に直接飛び、アラームランプの点灯
はしない。これは何も異常がなく、単にオフラインにしただけであるからであ る。 以上の様にしてオフライン処理に入ると、原則的には、LFキースイツチ(ラ
インフイードキースイツチ)、FFキースイツチ(頁送りキースイツチ)、PS
キースイツチ(紙セツトキースイツチ)が押下されるまでこの状態に留まる。尚
例外については後述する。 −ONライン状態− ステツプS13においてオンラインキースイツチが押下されず、ホスト側からの
データを受信すると(ステツプS22)、そのデータがラインフイード(LF)信
号であるか否か(ステツプS22)、頁送り信号(FF)であるか否か(ステツプ
S23)が判断され、いづれもNOの時には、キヤリツジモータ61、印字ヘツド63
等を動作させて印字等のデータ処理を行なう(ステツプS24)。 一方ステツプS22においてラインフイード信号と判断された時には、C.Sフ
イーダが装着されているか否かが判断され(ステツプS25)、NOならば強制的に
プラテンモータ62を1ライン分回転させ(ステツプS26)、LFカウンタをイン
クリメントする(ステツプS27)。ステツプS25においてYesならば、ステツプ
S28でLFメモリが100以上であるか否か判断する。ここでC.Sフイーダに装填
できる定形紙のサイズは、最大のものでも100ライン分送ることによって十分に
そのエンドが、紙エンドセンサ57によって検出できる程度に設定されている。従
ってLFメモリが100以上である時には、更に一ライン分だけ紙送りして(ステ
ツプS29)、ステツプS30において紙エンドセンサ57を検出し紙ジヤム(紙詰り
)が発生したか否かを判断する。紙無しならば異常なしということで再びステツ
プS6に戻り、同様にオンライン処理を繰り返していく。一方紙有りならばプリ
ンタのアラームランプを点滅させ、紙ジヤムが発生したことを知らせる為、Pジ
ヤムメモリを“1”とする(ステツプS31〜S33)。アラームランプの点滅は、
詰ったカツトシートを取り除き、紙エンドセンサ57が紙無を検出するまで続き、
紙無しが検出されるとアラームランプを点灯し続けた状態でステツプS6に戻る
。 紙ジヤムが取り除かれた後ステツプS6に戻ると、RCメモリ=0にセツトさ
れ、以後設定条件が変化していなければ、オフライン処理に入り、ステツプS18
〜S20にて、アラームランプの点灯続行、オンライン信号に代えてオフライン信
号の出力、及びオンラインランプを消灯させ、この状態でキースイツチ(LFキ
ースイツチ、FFキースイツチ、PSキースイツチ)が押下されるまで待期する
。 一方ステツプS23でFF信号であると判断されると、C.Sフイーダが装着さ
れているか否か判断され(ステツプS34)、NOならばラインフイードメモリの
内容に基づいてページエンド(印字最下ライン)まで紙送りする(ステツプS35
)。C.Sフイーダが装着され、かつ手差しモードでない時には、再び紙エンド
センサ57の出力を検出し(ステツプS37)、紙有りならばLFメモリが100以上
になるまで、もしくは紙エンドが紙エンドセンサ57により検出されるまでプラテ
ンモータ62を回転させ、かつLFメモリの値をインクリメントさせる(ステツプ
S37〜S40)。 紙エンドが検出されるか、LFメモリが100以上になると、再びステツプS141
で紙エンドセンサ57の出力が検出され、NOならば紙ジヤム(紙詰り)が発生し
たものと判断して、アラームランプを点滅させ、かつPジヤムメモリを“1”と
してステツプS141〜S144を回り続ける。紙ジヤムが取り除かれるとアラームラ
ンプを点灯したままステツプS6に戻り、ステツプS30からの復帰と同様オフラ
イン状態で待期する。 一方オンライン状態において、C.Sフイーダからプリンタへカツトシートを
自動的に給紙する動作及び、印字済みカツトシートをプリンタからC.Sフイー
ダへ排紙する動作は、ステツプS7において紙無しが検出されることにより開始
される。ステツプS7において紙無が検出されると、既にある設定条件によりス
テツプS42に進んでC.S.Fメモリ=1とし、更にPジヤムメモリ=0か否か判
断する(ステツプS43)。ここで紙ジヤムは発生していないのが前提条件である
からYesであり、プリンタのプラテンモータ62を所定量回 転させてプラテンにあるシートを十分にC.Sフイーダ側に排紙させ(ステツプ
S44)、一方C.Sフイーダ側のモータ5を所定量逆方向回転させて、排紙トレ
イ上に印字済シートを排出させる(ステツプS45)。次にほとんど連続する様に
して、モータ5を順方向に所定量回転させ、給紙トレイ上のカツトシート(単数
)をプリンタ側に給送する(ステツプS46)。プリンタ側ではプラテンモータ62
を再び回転させて(16ライン分)、給送されてきたカツトシートを印字開始位置
まで送る(ステツプS47)。 以上のステツプS44〜S47によって、1回の給・排紙が実行され、次に正しく
給・排紙がなされたか否かが紙エンドセンサ57の出力を検出することにより判断
される(ステツプS48)。紙有ならば、正常であると判断して再びデータ処理を
実行するルーチンに入っていく。一方紙無しならば、RCメモリ=1として(ス
テツプS17)、オフライン処理に入っていく。 −オフライン処理− 本実施例においては、このオフライン状態においてカツトシートの初期の紙セ
ツト(シートを印字開始位置にセツトすること)及び紙ジヤム(紙詰り)発生後
の紙セツト、等を行なうことができる。またこのオフライン状態も、カツトシー
トがプリンタに正しく装填されていて、アラームランプが消灯している場合と、
カツトシートがプリンタまたはC.Sフイーダに装填されていない為にアラーム
ランプが点灯している場合の2通りがある。アラームランプが点灯していない場
合には、オンラインキースイツチを押下することによりプリンタはそのままオン
ライン状態に復帰するが、アラームランプが点灯している時には、FFキースイ
ツチまたはPSキースイツチを押下する等して、紙セツトを行なわないとオンラ
イン状態に復帰できない。 オフライン状態においてLFキースイツチが押下されたことがステツプS49に
おいて検出されると、ステツプS22においてLF信号が検出された場合と全く同
様に、ステツプS50〜S58において、カ ツトシートのラインフイード、または紙ジヤムの検出、紙ジヤム発生の記憶等が
なされる。この後ステツプS59でLFキースイツチが押下されたことを記憶する
ため、Skeyメモリに1を記憶させステツプS60に進む。 また、オフライン状態において、ステツプS61でFFキースイツチの押下が検
出されると、ステツプS23においてFF信号が検出された場合と全く同様に、ス
テツプS62〜S72において、カツトシートをページエンドまで送るか、またはカ
ツトシートを紙無が検出されるまで送るか、または紙ジヤム(紙詰まり)を検出
し、その紙ジヤムを記憶する等の処理がなされる。以上の処理後ステツプS73に
おいてSkeyメモリに、FFキースイツチが押下されたことを知らせる為、“2”
を記憶させ、更にステツプS74においてC.S.Fメモリ=0としてステツプS60
に進む。 一方、ステツプS75においてPSキースイツチが押下されたことを検出した時
には、強制的にプラテンモータ62を16ライン分回転させ(ステツプS76)、Ske
yメモリにPSキースイツチが押下されたことを知らせる為に“3”を記憧させ(
ステツプS77)、更にC.S.Fメモリ=0(ステツプS74)としてステツプS60
に進む。 ステツプ60以降が紙セツトを実際に実行するためのステツプであり、ステツプ
S60、S78〜S91,S93は、前述したステツプS6〜S9、S14〜S17、S42〜S
48、S92と等しい処理を行なう。ここで特にステツプS84〜S87によってプラテ
ンモータ62、モータ5を駆動して1回の給・排紙を行なうが、オフライン状態に
あっては必ずここで給排紙を実行する。 このステツプS84〜S87において給・排紙を実行する為には、C.Sフイーダ
が装着されており、自動給紙モードにあることはもちろんだが、前後条件として
C.S.Fメモリ=0、Pジヤムメモリ=0である必要がある。ここでステツプS
60において、C.S.Fメモリ=0、Pジヤムメモリ=0なる条件になる場合を考
えると、 I.電源スイツチをONしてイニシヤライズを行ないPジヤムメモリ =0とし、かつFFキースイツチまたはPSキースイツチをONしてステツプS
74でC.S.F.メモリ=0とした場合 II.オンライン状態で一度は紙ジヤムを起し、紙を除去してから、第8図のステ
ツプS92を通過してPジヤムメモリ=0とし、かつFFキースイツチまたはPS
キースイツチをONしてステツプS74でC.S.Fメモリ=0とした場合 III.オフライン状態で、やはり一度は紙ジヤムを起し、紙を除去してから第11図
のステツプS93を通過してPジヤムメモリ=0とし、更にFFキースイツチまた
はPSキースイツチをONしてステツプS74にてC.S.Fメモリ=0とした場合 IV.オンライン状態から、オンラインキースイツチにより強制的にオフライン状
態にした場合で、しかしこの時にはステップS78で紙有と判断されステツプS90
に進んで給・排紙はなされない 以上のI〜IVの場合がある。 上述したI,II,IVの場合には、ステツプS84〜S87を通過して1回の給・排紙
動作を行ない、ステツプS88で紙エンドセンサ57の出力を検出し、正しく紙がセ
ツトされたか否か判断する。紙無であればステツプS89において、紙無であるこ
とを知らせる為にPCメモリ=1とし、ステツプS94を経て、再びステツプS49
に戻る。そしてこの時にはステツプS82においてC.S.Fメモリ=1となってい
るので、LFキースイツチ、FFキースイツチ、PSキースイツチが押下される
までこの状態に留まる。 一方ステツプS88において紙有と判断されると、正しく紙がセツトされたと判
断してステツプS91でC.S.Fメモリ=0とし、ステップS95に進む。この場合
にはFFキースイツチまたはPSキースイツチが押下されているので、ステツプ
S96に進み、ここで押下されたキースイツチがFFキースイツチであるか判断す
る。FFキースイツチでないなら、つまりPSキースイツチであるなら、そのま
まステツプS98に進みアラームランプを消灯し、更にオンライン信号を出力し(
ステツプS99)、オンラインランプを点灯して(ステツプ S100)ステツプS4に戻り、オンライン処理に入る。 またステツプS96において、FFキースイツチが押下されたと判断された時に
は、ステツプS97に進みC.S.フイーダが装着されているか否か検出し、装着さ
れていればステツプS98に進み、されていなければステツプS101に進んでオン
ラインキースイツチが押下されているか否か判断する。 このようにPSキースイツチが押下され紙有が検出されればC.Sフイーダが
装着されていようといまいとそのままオンライン状態に移行する。またFFキー
スイツチが押下され紙有が検出された時には、C.Sフイーダが装着されている
ときにはそのままオンラインとなるが、C.Sフイーダが装着されていない時に
はオフライン状態のまま留まる。 一方前述したIVの場合においても、FFキースイツチまたはPSキースイツ
チを押下すれば現在セツトされているカツトシートが排出され、新たなカツトシ
ートが給紙されるが、LFキースイツチを押下したのでは給排紙はなされない。
しかしながらステツプS78において紙エンドを検出した時には、C.S.Fメモリ
=0、Pジヤムメモリ=0なので自動的に一回の給排紙動作がなされる。またス
テツプS78において紙無を検出すれば自動的に1回の給・排紙動作を行なわせる
ので、例えばオペレータが手でプラテンを回しカツトシートを排出させた時には
、自動的に1回の給排紙動作がなされる。 −手差しモード− 手差しモードである時には、すべてC.Sフイーダが装着されていない時のプ
リンタ単独の動作になるものであり、C.Sフイーダは動作しない。 以上が本実施例の詳細な動作の説明であるが、更に理解を深めるために、プラ
テンモータ62、フイーダモータ5の動作と、カツトシート35の位置の関係を第12
,13図に示す。新たなカツトシート35をプリンタに供給する際には(第12図(a
))、まずフイーダのモータ5が逆回転され、後に正転されカツトシート35はプ
ラテン 52に送られる。カツトシートの先端が紙エンドセンサ57の前を通過し(第12図(
b))、その後プラテン152とピンチローラ156の間に突き当る(第12図(c)。
この後微少量更にプラテン152を回転させ、カツトシートの先端にループを形成
させる(第12図(d))。この後フイーダモータ5は停止させてプラテンモータ
62を所定量回転させ、印字開始位置まで送る(第12図(e))。その後印字が開
始され、プラテン152が回転してカツトシート35が送られて、シートのエンドが
紙エンドセンサ57に検出される(第12図(f))。この位置から更にカツトシー
ト35のエンドがプラテン152とピンチローラ154の間を抜けるまでプラテン152を
回す(第12図(g))。この後プラテン152の回転を停止させて、排紙ローラ20
を回転させ、排紙収納部にカツトシートを完全に排出させる(第12図(h))。 以上の様に本実施例は、フロントカバー3の開閉に連動して手差しの為の開口
40が開閉され、かつ自動給紙モードと手差し給紙モードの切換えがなされ、従っ
て自動給紙モード時に手差し給紙を行なってしまう等の危険は防止される。 また本実施例のカツトシートフイーダは、プリンタPTの紙エンドセンサ57の
出力によって給紙動作を開始するようにしたので、カツトシートフイーダに専用
の給紙開始スイツチを設ける必要がなく、また確実に給紙を行なうことができる
。更にプラテン152を手動により回してカツトシートを取り出した様な時に、自
動的に新たなカツトシートが給紙され非常に使い易い。またラインフイードキー
(LFキー)を数回押下してカツトシートのページエンドが検出されても自動的
にそのカツトシートが排出され、新たなカツトシートが自動的に供給されるので
、これを使い勝手が良い。 また、本実施例にあっては、プリンタの頁送りキー(FFキー)がカツトシー
トフーダの装着により、現在プラテン152にあるカツトシートを排出させ、新た
なカツトシートを印字開始位置に給送する機能を持つ。またプリンタのペーパー
セツトキー(PSキー)は、挿 入されたカツトシートを印字開始位置まで送る(16行分紙送り)機能を有するが
、カツトシートフイーダが装着されていると、現在プラテン152にあるカツトシ
ートを排出して、新たなカツトシートを印字位置まで給送する機能となる。この
ようにプリンタのスイツチをカツトシートフイーダの給・排紙用スイツチと兼用
することによって構造が簡略化される。 また本実施例にあっては、プリンタのアラームランプ70を、カツトシートフイ
ーダの紙ジヤムや、紙無しを知らせる警告ランプとして使用したので構造が簡単
となる。 また本実施例にあっては、プリンタPTの紙エンドセンサ57が、カツトシー
トフイーダにおける紙ジヤムと紙無しの両方を検出するので、構造が簡略化され
る。 また本実施例にあっては、プラテンモータ62とカツトシートフイーダの給・排
紙用モータ5を同時に駆動させず、異なるタイミングで駆動させるので、電源の
容量を低減できる。 尚本発明は上記実施例に限定せず、例えば、カツトシートフイーダはプリンタ
と一体のものでも、また給紙トレイと給紙ローラのみからなるもの等でも良い。
また紙ジヤムや紙無しを警告する手段としては、ブザーや、表示器等を用いても
良い。 (発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明は、一つの信号に対して、カツトシートフ
イーダの装着・非装着に応じた制御が適宜行われるため、制御系の負荷を低減す
ることができる。 【図面の簡単な説明】 第1図は従来のプリンタとカツトシートフイーダの説明図、第2図以降は本発
明の実施例を示し、第2図はカツトシートフイーダの側面図、第3図はその一部
を破断して示した斜視図、第4図はその正面図、第5図はその断面図、第6図は
その側面の断面図、第7図はブロツク回路図、第8〜11図はフローチヤート図、
第12図はカツトシートの送りのプロセスを示す説明図、第13図はタイミング チヤート。 1……カツトシートの束 5……給・排紙用モータ 3……フロントカバー 12,13……給紙ローラ 15……レバー 20……排紙ローラ 39……モードスイツチ 40……手差し用開口 51,52……コネクタ 57……紙エンドセンサ 62……プラテンモータ 63……印字ヘツド 70……アラームランプ 152……プラテン 154……第2のピンチローラ 156……第1のピンチローラ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)カツトシートを収納するシート収納部と、前記シート収納部に収納されて
    いるカツトシートを給送するカツトシート給送手段と、を備えたカツトシートフ
    イーダを着脱自在に装着する記録装置において、 前記カツトシートフイーダから給送されるカツトシートを搬送する搬送手段と、 前記搬送手段により搬送されるカツトシートに記録する記録手段と、前記カツト
    シートフイーダが装着されているか否かを検出するための装着検出手段と、 前記記録手段の上流側に配置され、前記搬送手段により搬送されているカツトシ
    ートの後端を検知する後端検知手段と、 前記搬送手段にカツトシートを行送りさせるためのラインフイード信号を発生す
    るラインフイード信号発生手段と、 前記ラインフイード信号発生手段による信号の発生に伴つて、 前記装着検出手段により前記カツトシートフイーダの非装着状態が検出されたと
    きには、行送りでカツトシートを搬送するように前記搬送手段を制御し、且つ 前記装着検出手段により前記カツトシートフイーダの装着状態が検出されたとき
    には、行送りでカツトシートを搬送するように前記搬送手段を制御すると共に前
    記後端検知手段によりカツトシートの後端が検知された場合には、この後端が検
    知されたカツトシートを排出してカツトシートフイーダに収納されているカツト
    シートを前記記録手段による記録位置まで送るように前記カツトシート給送手段
    及び前記搬送手段を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする記録装置。

Family

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