JP2547636B2 - 液体分離装置 - Google Patents

液体分離装置

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JP2547636B2 JP1183500A JP18350089A JP2547636B2 JP 2547636 B2 JP2547636 B2 JP 2547636B2 JP 1183500 A JP1183500 A JP 1183500A JP 18350089 A JP18350089 A JP 18350089A JP 2547636 B2 JP2547636 B2 JP 2547636B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、上層と下層に分離された可撓性液体容器よ
り、上層の液体と下層の液体を分離して採取するための
液体分離装置に関するものである。具体的には、血液バ
ッグ等の可撓性容器内より血漿成分、血球成分などの各
成分を分離して採取するための液体分離装置に関するも
のである。
[従来の技術] 近年、全血輸血に代わり、血液中の必要な成分のみを
患者に輸血する成分輸血、さらには、血漿製剤の作成の
ための血漿の採取などが行われるようになってきてい
る。
このため、血液の成分輸血や血漿製剤の調整のために、
複数のバッグをチューブで連結したいわゆるマルチバッ
グとよばれる血液バッグが用いられている。この血液バ
ッグは、血液採取用バッグ(親バッグ)に血液を採取
し、これを遠心分離することにより、バッグ内部を上層
の血漿成分層と下層の血球成分層に分離する。そして、
分離された血漿成分を血球成分を混入させることなく分
離採取することが必要である。
このような分離採取するために分離装置として、特公昭
57−30507号、さらには、特公昭63−47471号公報に示さ
れるものがある。
特公昭57−30507号公報に示されている装置80は、第9
図に示すように、台箱81と、この台箱81に垂直に取り付
けられた壁板82と、台箱81に軸支され壁板82に方向に押
圧される分離板83と、この分離板83を押圧するためのレ
バー84およびそのフック85を有しており、壁板82には血
液バッグを掛けるためのハンガー86が設けられている。
そして、遠心分離した血液バッグが壁板82のハンガー86
により吊り下げられ、レバー84を上方に持ち上げること
により、血液バッグは分離板83と壁板82間で押圧され上
層の血漿成分は血液バッグのチューブより流出するよう
に構成されている。
また、特公昭63−47471号公報に示されている装置90
は、第10図に示すように、箱型容器92の側壁面を形成す
る静止板91と、連結棒94,95により、静止板91と平行に
設けられた加圧板93を有してり、連結棒94,95は、加圧
板93を静止板91方向に移動できるように構成されてい
る。遠心分離された血液バッグ96は、加圧板93の移動に
より静止板91と加圧板93により押圧され、内部の血液を
流出する。
[従来技術の問題点] そして、血液バッグ中において上層と下層に分離され
た液体(血漿成分と血球成分)をそれぞれ採取するにあ
たり、特に血漿成分の採取にあたり、血球成分が混入す
ることなく、さらに効率よく血漿成分を採取できること
が必要である。
しかし、特公昭57−30507号公報に示されたものでは、
血液バッグの押圧をレバー84の手動操作により行うよう
に構成されており、血漿成分と血球成分との境界面を乱
さないようにするためには、微妙なレバー操作を行うこ
とが必要であり、そのような手動操作は困難であった。
また、特公昭63−47471号公報に示す装置では、血液バ
ッグの押圧を自動により行うものでるが、血液バッグの
押圧は一定か、あるいは圧縮の終りの際に増大する圧縮
圧力を血液バッグに加えるように構成されているので、
血漿成分と血球成分との境界面が乱れ、血漿成分中に血
球成分が混入する可能性が高いものであった。また、こ
のような血球成分の混入は、境界面を検知するために設
けられているセンサーの正確な検知を妨げるものとな
る。
[問題点を解決するための手段] 本発明の目的は、このような血液バッグ中において上
層と下層に分離された液体(血漿成分と血球成分)をそ
れぞれ採取するにあたり、上層と下層に分離された液体
の境界面を乱すことなく、上層の液体を流出させること
ができ、上層の液体中に、下層の液体成分が混入するこ
となく、上層の液体成分を繁雑な手動操作の必要なく、
自動的に採取することができる液体分離装置を提供する
ものである。
上記目的を達成するものは、第1板状部材と、該第1
板状部材との間に予め上層と下層に分離された液体を収
容した可撓性液体容器の収納部を形成する第2板状部材
と、第2板状部材を第1板状部材方向に押圧する押圧機
構を有する液体分離装置であり、前記第1板状部材に前
記第2板状部材とは、上部側の距離をほぼ一定状態に維
持され、前記第2板状部材の上部側を軸として下部側が
前記第1板状部材方向に回動するように構成されてお
り、さらに、前記押圧機構は、押圧部材と、該押圧部材
と前記第2板状部材との間に設けられたバネ部材と、前
記押圧部材を前記第2板状部材方向に駆動する駆動部と
を有し、該駆動部の駆動中は、前記押圧部材の移動によ
り押された前記バネ部材によって押された前記第2板状
部材により前記液体容器を押圧し、前記駆動部の駆動停
止後は、前記押圧部材と前記第2板状部材との間で圧縮
された前記バネ部材の復元力により徐々に押圧力が減少
するように前記液体容器を押圧する液体分離装置であ
る。
そして、前記駆動部の駆動は、例えば、あらかじめ設
定された位置に押圧部材が到達することにより停止する
ものである。また、前記押圧機構は、押圧部材と、該押
圧部材と前記第2板状部材との間に設けられたバネ部材
と、該バネ部材内に挿通され、かつ前記押圧部材内に移
動可能に挿通された軸部材と、前記押圧部材を前記第2
板状部材方向に駆動する駆動部とを有し、前記第2板状
部材の押圧を前記バネ部材を介して行うものであること
が好ましい。さらに、前記駆動部は、例えば、前記押圧
部材を前記バネ部材を介して第2板状部材により前記可
撓性液体容器内の上層の液体が少なくとも流出する状態
に至るまで駆動した後駆動を停止するように構成されて
いる。
また、上記目的を達成するものは、第1板状部材と、
該第1板状部材との間に予め上層と下層に分離された液
体を収容した可撓性液体容器の収納部を形成する第2板
状部材と、第2板状部材を第1板状部材方向に押圧する
押圧機構を有する液体分離装置であり、前記第1板状部
と材前記第2板状部材とは、上部側の距離をほぼ一定状
態に維持され、前記第2板状部材の上部側を軸として下
部側が前記第1板状部材方向に回動するように構成され
ており、さらに、前記押圧機構は、前記第2板状部材を
押圧するための駆動部と、前記可撓性液体容器の押圧状
態を検知する検知部と、該検知部からの信号に基いて前
記駆動部に駆動信号を出力する駆動制御部とを有し、該
駆動制御部は、前記検知部による前記可撓性液体容器の
上層の液体が流出する状態であることの検知信号が入力
されると前記駆動部に対し、駆動速度を徐々に減少させ
る信号を出力するものである液体分離装置である。
そして、前記駆動制御部は、例えば前記検知部による
前記可撓性液体容器の上層の液体が流出する状態である
ことの検知信号が入力されると前記駆動部に対し、駆動
力および駆動速度を徐々に減少させる信号を出力するも
のである。
本発明の液体分離装置を図面に示した実施例を用いて
説明する。
本発明の液体分離装置1は、第1板状部材2と、第1
板状部材2との間に予め上層と下層に分離された液体を
収容した可撓性液体容器8の収納部9を形成する第2板
状部材3と、第2板状部材3を第1板状部材2方向に押
圧する押圧機構を有しており、押圧機構は、第2板状部
材3を自動的に押圧する自動式押圧機構であり、さら
に、可撓性液体容器8の上層の液体が流出する状態後に
おける押圧力を徐々に減少させて第2板状部材3を押圧
する機能を有している。
そこで、本発明の液体分離装置1を血液分離装置に応
用した実施例を第1図ないし第3図を参照して説明す
る。
第1図は、本発明の液体分離装置1の概略図であり、第
2図および第3図は、第1図に示した液体分離装置の作
動状態を示す説明図である。
この液体分離装置1は、第1板状部材2と、第1板状
部材2との間に予め上層と下層に分離された液体を収容
した可撓性液体容器8の収納部9を形成する第2板状部
材3と、第2板状部材3を第1板状部材2方向に押圧す
る押圧機構を有しており、押圧機構は、押圧部材4と、
押圧部材4と第2板状部材3との間に設けられたバネ部
材5と、バネ部材5内に挿通され、かつ押圧部材4内に
移動可能に挿通された軸部材7と、押圧部材4を第2板
状部材3方向に駆動する駆動部6とを有しており、第2
板状部材3の押圧はバネ部材5を介して行うように構成
されている。
具体的に説明すると、第1板状部材2は、底部が軸支さ
れており、第1図に破線で示す位置より実線で示す位置
に回動可能となっており、液体容器8を収納した後、実
線で示す位置にて固定されるようになっている。第2板
状部材3は、上端部が軸支されており、第1板状部材2
方向に回動可能となっている。第1および第2板状部材
としては、平板部材であることが好ましく、また、適度
に湾曲していてもよい。
駆動部6は、駆動源であるモーター16と、このモータ
ー16の回転を回転軸12に伝達する伝達部14とにより構成
されている。そして、この回転軸12の回転により、押圧
部材4は、第2板状部材3方向に移動する。押圧部材4
には、軸7が移動可能に挿通されており、さらに押圧部
材4と第2板状部材3との間に位置する軸7には、バネ
部材5が設けられている。よって、押圧部材4が移動す
ることにより、バネ部材5の後端を押し、バネ部材5の
先端は、第2板状部材3を押圧するとともに、押圧部材
4と第2板状部材3との間により圧縮されるように構成
されている。つまり、駆動部の駆動中は、押圧部材の移
動により押されたバネ部材により、押された第2板状部
材により液体容器は押圧される。また、バネ部材5は、
その移動にともない軸7も移動することが好ましく、こ
のためバネ部材5は、あまりゆるみがないように軸7を
挿通している。また、バネ部材5が湾曲しないものであ
れば、軸7は設けなくてもよい。
そして、第1板状部材2と第2板状部材3とにより押圧
される液体容器8は、例えば、上端に連通するチューブ
10を有する血液バッグであり、遠心分離されることによ
り内部は、上層の液体である血漿成分と下層の液体であ
る血球成分とに分離されている。
この液体分離装置1の作用を第1図ないし第3図を用い
て説明する。第1図は、液体分離装置に遠心分離された
血液バッグを取り付けた状態を示している。そして、駆
動部6を作動させることにより、第2図に示すように押
圧部材4が第2板状部材3方向に移動し、バネ部材5が
第2板状部材3を押圧するとともに、バネ部材5は第2
図に示すように圧縮される。そして、駆動部6の駆動
は、あらかじめ設定された位置に押圧部材4が到達する
ことにより停止する。設定位置は、液体容器8内の液体
が少なくともチューブ10より流出する状態(液体容器8
が第1板状部材2と第2板状部材3により押圧された状
態)に至る位置となっている。具体的には、通常、液体
容器8内の上層の液体の90%程度(上層の液体の割合が
50%であれば、全体の液体量の45%程度)が流出した状
態となる位置に設定される。第2図は、駆動部6が停止
した状態を示している。
続いて第3図に示すように、第2板状部材3と押圧部
材4とにより圧縮されたバネ部材5は、その復元力によ
り第2板状部材3を押圧し、その復元力は徐々に弱くな
るため、液体容器8内の上層の液体と下層の液体の境界
面を乱すことなく、液体容器8内の上層の液体をチュー
ブ10より流出させることができる。つまり、駆動部の駆
動停止後は、押圧部材と第2板状部材とにより圧縮され
たバネの復元力により徐々に押圧力が減少するように液
体容器は押圧される。このように、バネ部材5を用いて
第2板状部材3を押圧するように構成したことにより、
可撓性液体容器8の上層の液体が流出する状態後におけ
る押圧力を徐々に減少させて第2板状部材3を押圧する
ようになるため、液体容器8内の上層の液体と下層の液
体の境界面を乱すことなく、液体容器8内の上層の液体
チューブ10より流出させることができる。そして、第2
板状部材3には、液体検知部11(下層の液体検知部)が
設けられており、液体検知部により下層の液体が検知さ
れることにより、チューブ10を閉塞する閉塞部が作動
し、液体の分離作業が終了する。押圧部材4を駆動する
駆動部としては、上記のようなモーターに限らず、エア
ーシリンダー、油圧シリンダーを用いてもよい。
このように、本発明の液体分離装置では、駆動手段とし
て、自動式のものが用いられているので、繁雑な手動操
作の必要がなく、容易に上層の液体を採取することがで
きる。
また、この実施例の液体分離装置1では、第1図ない
し第3図に示すように、第1板状部材2が実線の位置に
ある状態において、第2板状部材3は、その上端部が第
1板状部材2の上端部と近接する位置となっており、か
つその位置において固定されている。そして、第2板状
部材3は、上端部において軸支されており、第1板状部
材2方向に回動可能となっている。このため、液体容器
8は、第2板状部材3の回動により、液体容器8の上端
部側から下端部側に加圧されることになる。そして、第
2板状部材3の回動が進むにつれ、第3図に示すよう
に、第1板状部材2と第2板状部材3の上部側の距離は
近くなり、液体容器8内において分離された上層の液体
が液体容器8内の上部に残る量は極めて少ないものとな
る。これに対し、第9図に示したような従来の液体分離
装置80では、第11図に示すように、液体容器8の下端側
から上端部側に加圧されるようになっている。このた
め、分離板83が回動しても、液体容器8の上端部は、壁
板82に接触しない部分Bを有している。このため、液体
容器8内において分離された上層の液体と下層の液体と
の界面をこの部分Bより下方の位置Aにおいて検出する
ことが必要となり、液体容器8の上端に近い位置にて、
界面を検出することができないので、上層の液体の採取
効率が悪い。さらに、液体容器8が壁板82と押圧板83と
により押圧された状態において、液体容器8はその上部
がふくらんだ状態となるので、液体容器8内において分
離された上層の液体が液体容器8内の上部に残る量が多
くなり、この点においても、上層の液体の採取効率が悪
い。さらに、この液体分離装置80では、液体容器8の下
端側から上端部側に押圧されるようになっているため、
押圧が進むにつれ、液体容器8が上部方向に押され、せ
り上がることがある。このため、界面の自動検出位置の
設定が困難である。
これに対し、この実施例の液体分離装置1では、上記の
ように構成されているので、第1板状部材2と第2板状
部材3との間において、液体容器8は上部が両者に密着
している。このため、液体容器8の上端部には、第2板
状部材3に触しない部分が形成されない。よって、液体
容器8内において分離された上層の液体と下層の液体と
の界面を液体容器8のより上部において検出することが
可能となる。また、第1板状部材2と第2板状部材3と
により押圧された状態において、液体容器8はその上部
は偏平状態となるので、液体容器8内において分離され
た上層の液体が液体容器8内の上部に残る量が少ない。
よって、上層の液体の採取効率が高い。さらに、液体容
器8がせり上がることもないので、界面の自動検出位置
の設定が容易である。
次に、第4図に示す実施例の液体分離装置について説
明する。
この液体分離装置1は、第1板状部材2と、第1板状
部材2との間に予め上層と下層に分離された液体を収容
した可撓性液体容器8の収納部を形成する第2板状部材
3と、第2板状部材3を第1板状部材2方向に押圧する
押圧機構を有しており、押圧機構は、可撓性液体容器8
の上層の液体が流出する状態後における押圧速度を徐々
に減少させて第2板状部材3を押圧するものである。
具体的には、第2板状部材3を押圧するため押圧部材4
とこの押圧部材の駆動部6と、可撓性液体容器の押圧状
態を検知する検知部20と、検知部20からの信号に基いて
駆動部24に駆動信号を出力する駆動制御部24とを有し、
駆動制御部24は、検知部20による可撓性液体容器8の上
層の液体が流出する状態であることの検知信号が入力さ
れると駆動部6に対し、駆動速度を徐々に減少させる信
号を出力するように構成されている。
検知部20は、第2板状部材の液体容器8に接触する表面
に取り付けられ、圧力センサー、下層の液体を検知する
光学式センサーまたは超音波センサーなどが使用され、
液体容器8内の液体が少なくともチューブ10より流出す
る状態(液体容器8が第1板状部材2と第2板状部材3
により押圧された状態)に至った場合、信号を駆動制御
部24に出力する。
また、第2板状部材3には、液体検知部11(下層の液体
検知部)が設けられており、液体検知部により下層の液
体が検知されることにより、チューブ10を閉塞する閉塞
部が作動し、液体の分離作業が終了する。
駆動部6としては、第6図に示すように、例えばステ
ッピングモーターを駆動源として用い、駆動部6の駆動
により、押圧部材4が第2板状部材3方向に移動し、押
圧部材4に取り付けられている押圧棒23が第2板状部材
3を押圧するように構成される。
駆動制御部24は、検知部20からの信号が入力される
と、駆動部6に対し、駆動速度を徐々に減少させる信号
を出力する。具体的には、ステッピングモーターに入力
されるパルス数を一定時間ごとに減少させて出力するこ
とにより、第5図に示すように、駆動部6の回転速度を
減少させ、押圧部材4および押圧棒23の進行を遅くす
る。このように、構成することにより、可撓性液体容器
8の上層の液体が流出する状態後における押圧がゆっく
りと行われるようになるため、液体容器8内の上層の液
体と下層の液体の境界面を乱すことなく、液体容器8内
の上層の液体をチューブ10より流出させることができ
る。
また、検知部20を設けることなく、例えば、駆動部6
の駆動は、あらかじめ設定された位置に押圧部材4が到
達すると、駆動制御部24より駆動速度を徐々に減少させ
る信号を出力するものとしてもよい。
また、押圧機構は、例えば、第2板状部材3を押圧する
ための駆動部6と、可撓性液体容器8の押圧状態を検知
する検知部20と、検知部20からの信号に基いて駆動部6
に駆動信号を出力する駆動制御部24とを有し、駆動制御
部24は、検知部20による可撓性液体容器8の上層の液体
が流出する状態であることの検知信号が入力されると駆
動部6に対し、駆動力を徐々に減少させる信号を出力す
るものとしてもよい。
さらに、駆動制御部24は、駆動部6に対し、駆動力およ
び駆動速度を徐々に減少させる信号を出力するものとし
てもよい。具体的には、ステッピングモーターに入力さ
れるパルス数を一定時間ごとに減少させて出力するとと
もに、入力される直流電流の電圧を一定時間ごとに減少
させて出力することにより、第5図に示すように、駆動
部6の回転速度を減少させるとともに、駆動部6のトル
クを低下させ、押圧部材4および押圧棒23の進行を遅
し、かつ、進行する力を弱くする。
このようにすることにより、より液体容器8内の上層の
液体と下層の液体の境界面を乱すことなく、液体容器8
内の上層の液体をチューブ10より流出させることができ
る。
液体容器8は、例えば、血液バッグであり、内部に抗
凝固剤が収納され、血液を採取可能に形成されている。
具体的には、軟質合成樹脂により袋状に形成されてお
り、チューブ10が容器8の内部と連通するように取り付
けられている。このチューブ10は、容器8と同様に軟質
合成樹脂、例えば、軟質塩化ビニル樹脂、シリコーン樹
脂などにより形成されている。さらに、この血液バッグ
は、チューブ10の先端に血漿成分採取容器が取り付けら
れている。そして、チューブ10には、破断可能な連通部
材が設けられており、採血前の血液バッグ内の抗凝固剤
の血漿成分採取容器への移行を防止している。
[実施例] 次に、本発明の液体分離装置の自動化した実施例につ
いて説明する。
第6図は、自動化した血液分離装置30の斜視図であり、
第7図は、第6図の血液分離装置30に血液バッグを取り
付け、第1板状部材2を倒して固定した状態の正面図で
ある。
この血液分離装置では、200mlおよび400mlのいずれのタ
イプの血液バッグも使用でき、さらにダブルバッグ、ト
リプルバッグ、クォドラップルバッグのいずれも使用で
きる。なお、この実施例の説明では、第8図に示す、ク
ォドラップルバッグ(400ml)を使用する場合について
説明する。このクォドラップルバッグは、可撓性液体容
器8である親バッグと、同様に可撓性液体容器である第
1子バッグ51、第2子バッグ52、第3子バッグ53を有し
ている。そして、親バッグ8には、チューブ10が取り付
けられており、さらにこのチューブ10には破断可能な連
通部材56が取り付けられている。また、親バッグ8の上
部には穴55,55が設けられている。子バッグ51は、分岐
管60およびチューブ62を介してチューブ10と連通してお
り、同様に、子バッグ52は、分岐管60、チューブ63、分
岐管61およびチューブ64を介してチューブ10に連通して
おり、子バッグ53は、分岐管60、チューブ63、分岐管61
およびチューブ65を介してチューブ10に連通している。
それらチューブは、軟質合成樹脂により形成されてい
る。
また、子バッグ51,52,53には、スリット57が設けられて
いる。そして、親バッグ8は、血液を内部に採取した
後、その採取に用いられたチューブ66が封止され切断さ
れており、またクォドラップルバッグは、遠心分離され
ており、親バッグ8内の血液は、上層の血漿成分と、中
間層(血小板と白血球を含む軟膜層)と、下層の血球成
分に分離されている。
血液分離装置30は、ハウジング31と蓋35により構成さ
れている。そして、ハウジングの前面には、開閉自在に
取り付けられた第1板状部材2とその奥に第2板状部材
3が取り付けられている。さらに第2板状部材3の少し
上部に、可撓性液体容器(親バッグ)8の穴55に挿通さ
れ、親バッグ8を保持するためのフック37が設けられて
いる。また、第2板状部材3には、液体容器8内の液体
検知部48が設けられており、この検知部48は、親バッグ
8内の分離された血漿層と軟膜層との境界面、軟膜層と
血球層との境界面を検出するためのものであり、例え
ば、フォトセンサーが使用され、それぞれの、光吸収
率、または光透可率さらには光反射率の差によって、境
界面を検出するものである。さらに、前面には、左下
に、電源スイッチ40が、さらに各種の操作スイッチを有
する操作パネル41,42が設けられている。親バッグ収納
部36は、第1板状部材2と第2板状部材3との間により
形成されている。第1板状部材2は、第6図では開いた
状態であり、この状態にて親バッグを収容部36に入れ、
第7図に示すように第1板状部材2を押して閉塞する。
そして、ハウジング31内には、第1図に示すように、親
バッグ8の上層の液体が流出する状態後における押圧力
を徐々に減少させて第2板状部材3を押圧するように構
成された第2板状部材3の押圧手段が設けられている。
また、ハウジングの上面には、第6図および第8図に示
すように、第1子バッグ51の収納部32、チューブ10を開
閉するための第1チューブクランパー43、チューブ62を
開閉するための第2チューブクランパー44、チューブ64
を開閉するための第3チューブクランパー45、チューブ
65を開閉するための第4チューブクランパー46が設けら
れており、それぞれのクランパーは、それぞれに取り付
けられたソレノイドにより開閉する。また、収納部32を
形成するトレーには、重量センサー(図示しない)が設
けられている。そして、第7図に示すように、蓋35に設
けられたフック33に第2子バッグ52が下部のスリット57
を用いて吊下げられ、さらに、フック34に第3子バッグ
53が下部のスリット57を用いて吊下られる。
そして、第7図に示すように、各血液バッグを設置し
た後、第1板状部材2を閉め、親バッグ8の連通部材56
を破断し、分離開始スイッチを押すと、チューブクラン
パー43が開放状態、チューブクランパー44が閉塞状態、
チューブクランパー45が開放状態、チューブクランパー
46が閉塞状態となる。そして、駆動部が駆動を開始し、
第2板状部材3が第1板状部材方向に押圧され、親バッ
グ8の上層の血漿がチューブ10、チューブ63およびチュ
ーブ64を通って、フック33により吊り下げられている第
2子バッグ52に流入する。そして、液体検知部48が、赤
血球の界面を検知すると、チューブクランパー43および
チューブクランパー45を閉塞状態とする。続いて、チュ
ーブクランパー44およびチューブクランパー43が開放状
態となり、親バッグ8に残った血漿、軟膜層、赤血球の
順にチューブ10およびチューブ62を通って第1子バッグ
51に流入する。第1子バッグ51の重量が第1設定重量に
達すると、第1子バッグが載置されているトレー32の重
量センサーが作動し、チューブクランパー43およびチュ
ーブクランパー44を閉塞状態とする。そして、第2板状
部材3の押圧が解除され、第1板状部材1が開放され
る。続いて、チューブクランパー45およびチューブクラ
ンパー44が開放状態となり、第2子バッグ52内の血漿が
第1子バッグ51に流入する。第1子バッグの重量が第2
設定重量に達すると、トレー32の重量センサーが作動
し、チューブクランパー45およびチューブクランパー44
を閉塞状態とする。
このようにして、親バッグ8の上層の液体が流出する状
態における押圧力を徐々に減少させて第2板状部材3を
押圧するように構成されているので、親バッグ8内にお
いて分離された血漿層と血球層の境界面を乱すことな
く、上層の血漿を流出させることができる。
[発明の効果] 本発明の液体分離装置は、第1板状部材と、該第1板
状部材との間に予め上層と下層に分離された液体を収容
した可撓性液体容器の収納部を形成する第2板状部材
と、第2板状部材を第1板状部材方向に押圧する押圧機
構を有する液体分離装置であり、前記第1板状部材と前
記第2板状部材とは、上部側の距離をほぼ一定状態に維
持され、前記第2板状部材の上部側を軸として下部側が
前記第1板状部材方向に回動するように構成されてお
り、さらに、前記押圧機構は、押圧部材と、該押圧部材
と前記第2板状部材との間に設けられたバネ部材と、前
記押圧部材を前記第2板状部材方向に駆動する駆動部と
を有し、該駆動部の駆動中は、前記押圧部材の移動によ
り押された前記バネ部材により、押された前記第2板状
部材により前記液体容器を押圧し、前記駆動部の駆動停
止後は、前記押圧部材と前記第2板状部材との間で圧縮
された前記バネの復元力により徐々に押圧力が減少する
ように前記液体容器を押圧する液体分離装置であるの
で、可撓性液体用内において上層と下層に分離された液
体をそれぞれ採取するにあたり、上層と下層に分離され
た液体の境界面を乱すことなく、上層の液体を流出させ
ることができ、上層の液体中に、下層の液体成分が混入
することなく、効率良く上層の液体成分を、繁雑な手動
操作の必要なく、自動的に採取することができる。ま
た、上層の液体と下層の液体の境界面を検知するセンサ
ーを用いて自動化する場合に、界面の乱れに起因するセ
ンサーの誤動作を少なくすることができる。
また、本発明の液体分離装置は、第1板状部材と、該
第1板状部材との間に予め上層と下層に分離された液体
を収容した可撓性液体容器の収納部を形成する第2板状
部材と、第2板状部材を第1板状部材方向に押圧する押
圧機構を有する液体分離装置であり、前記第1板状部材
と前記第2板状部材とは、上部側の距離をほぼ一定状態
に維持され、前記第2板状部材の上部側を軸として下部
側が前記第1板状部材方向に回動するように構成されて
おり、さらに、前記押圧機構は、前記第2板状部材を押
圧するための駆動部と、前記可撓性液体容器の押圧状態
を検知する検知部と、該検知部からの信号に基いて前記
駆動部に駆動信号を出力する駆動制御部とを有し、該駆
動制御部は、前記検知部による前記可撓性液体容器の上
層の液体が流出する状態であることの検知信号が入力さ
れると前記駆動部に対し、駆動速度を徐々に減少させる
信号を出力するものである液体分離装置であるので、可
撓性液体用内において上層と下層に分離された液体をそ
れぞれ採取するにあたり、上層と下層に分離された液体
の境界面を乱すことなく、上層の液体を流出させること
ができ、上層の液体中に、下層の液体成分が混入するこ
となく、効率良く上層の液体成分を、繁雑な手動操作の
必要なく自動的に採取することができる。また、上層の
液体と下層の液体の境界面を検知するセンサーを用いて
自動化する場合に、界面の乱れに起因するセンサーの誤
動作を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の液体分離装置の一実施例の概略図、
第2図および第3図は、第1図に示した液体分離装置の
作動状態を示す説明図、第4図は、本発明の液体分離装
置の他の実施例の概略図、第5図は、第4図に示した実
施例の駆動部の回転速度およびトルクと時間との関係を
示す図、第6図は、本発明の液体分離装置を自動化した
血液分離装置に応用した実施例を示す斜視図、第7図
は、第6図に示した血液分離装置にクォドラップル血液
バッグを取り付けた状態の正面図、第8図は、第7図に
おいて取り付られるクォドラップル血液バッグを示す
図、第9図および第10図は、従来の液体分離装置を示す
図、第11図は、第9図に示した従来の液体分離装置の作
用を説明するための説明図である。 1……液体分離装置、2……第1板状部材 3……第2板状部材、4……押圧部材 5……バネ部材、6……駆動部 7……軸、8……可撓性液体容器 20……検知部、23……押圧棒 24……駆動制御部、30……血液分離装置

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1板状部材と、該第1板状部材との間に
    予め上層と下層に分離された液体を収容した可撓性液体
    容器の収納部を形成する第2板状部材と、第2板状部材
    を第1板状部材方向に押圧する押圧機構を有する液体分
    離装置であり、前記第1板状部材と前記第2板状部材と
    は、上部側の距離をほぼ一定状態に維持され、前記第2
    板状部材の上部側を軸として下部側が前記第1板状部材
    方向に回動するように構成されており、さらに、前記押
    圧機構は、押圧部材と、該押圧部材と前記第2板状部材
    との間に設けられたバネ部材と、前記押圧部材を前記第
    2板状部材方向に駆動する駆動部とを有し、該駆動部の
    駆動中は、前記押圧部材の移動により押された前記バネ
    部材によって押された前記第2板状部材により前記液体
    容器を押圧し、前記駆動部の駆動停止後は、前記押圧部
    材と前記第2板状部材との間で圧縮された前記バネ部材
    の復元力により徐々に押圧力が減少するように前記液体
    容器を押圧するものであることを特徴とする液体分離装
    置。
  2. 【請求項2】前記駆動部の駆動は、あらかじめ設定され
    た位置に押圧部材が到達することにより停止するもので
    ある請求項1に記載の液体分離装置。
  3. 【請求項3】前記押圧機構は、押圧部材と、該押圧部材
    と前記第2板状部材との間に設けられたバネ部材と、該
    バネ部材内に挿通され、かつ前記押圧部材内に移動可能
    に挿通された軸部材と、前記押圧部材を前記第2板状部
    材方向に駆動する駆動部とを有し、前記第2板状部材の
    押圧を前記バネ部材を介して行うものである請求項1に
    記載の液体分離装置。
  4. 【請求項4】前記駆動部は、前記押圧部材を前記バネ部
    材を介して第2板状部材により前記可撓性液体容器内の
    上層の液体が少なくとも流出する状態に至るまで駆動し
    た後駆動を停止するように構成されている請求項1ない
    し3のいずれかに記載の液体分離装置。
  5. 【請求項5】第1板状部材と、該第1板状部材との間に
    予め上層と下層に分離された液体を収容した可撓性液体
    容器の収納部を形成する第2板状部材と、第2板状部材
    を第1板状部材方向に押圧する押圧機構を有する液体分
    離装置であり、前記第1板状部材と前記第2板状部材と
    は、上部側の距離をほぼ一定状態に維持され、前記第2
    板状部材の上部側を軸として下部側が前記第1板状部材
    方向に回動するように構成されており、さらに、前記押
    圧機構は、前記第2板状部材を押圧するための駆動部
    と、前記可撓性液体容器の押圧状態を検知する検知部
    と、該検知部からの信号に基いて前記駆動部に駆動信号
    を出力する駆動制御部とを有し、該駆動制御部は、前記
    検知部による前記可撓性液体容器の上層の液体が流出す
    る状態であることの検知信号が入力されると前記駆動部
    に対し、駆動速度を徐々に減少させる信号を出力するも
    のであることを特徴とする液体分離装置。
  6. 【請求項6】前記駆動制御部は、前記検知部による前記
    可撓性液体容器の上層の液体が流出する状態であること
    の検知信号が入力されると前記駆動部に対し、駆動力お
    よび駆動速度を徐々に減少させる信号を出力するもので
    ある請求項5に記載の液体分離装置。
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