JP2547254Y2 - 自在作業台車 - Google Patents
自在作業台車Info
- Publication number
- JP2547254Y2 JP2547254Y2 JP161293U JP161293U JP2547254Y2 JP 2547254 Y2 JP2547254 Y2 JP 2547254Y2 JP 161293 U JP161293 U JP 161293U JP 161293 U JP161293 U JP 161293U JP 2547254 Y2 JP2547254 Y2 JP 2547254Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- telescopic frame
- turntable
- vehicle
- work cart
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、天井や壁上部等への内
層材を取付け、又は、蛍光灯の交換などの高所作業に好
適な自在作業台車に関する。
層材を取付け、又は、蛍光灯の交換などの高所作業に好
適な自在作業台車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高所作業は、一般に組立式足場な
どによっていたが、その足場の組立、撤去などの作業に
手間がかかっていた。
どによっていたが、その足場の組立、撤去などの作業に
手間がかかっていた。
【0003】そのため、図2に示すように、可搬式台車
20に立設した伸縮シリンダ21で作業台22を昇降す
る高所作業車Aや、図3及び図4に示すように、自走車
23の旋回可能な車体24に俯仰及び伸縮自在なブーム
25を介して作業台26を設けた高所作業車Bが知られ
ている。
20に立設した伸縮シリンダ21で作業台22を昇降す
る高所作業車Aや、図3及び図4に示すように、自走車
23の旋回可能な車体24に俯仰及び伸縮自在なブーム
25を介して作業台26を設けた高所作業車Bが知られ
ている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来の図2に示す高所
作業車Aにおいては、例えば天井Cの部分C1の作業が
終り、部分C2の作業を行うには、作業車Aを位置A1
に横移動しなければならない。したがって、横方向に連
続して作業を行うことができない。
作業車Aにおいては、例えば天井Cの部分C1の作業が
終り、部分C2の作業を行うには、作業車Aを位置A1
に横移動しなければならない。したがって、横方向に連
続して作業を行うことができない。
【0005】また、図3及び図4に示す高所作業車Bに
おいては、カウンタウエイト27の旋回半径Dが大きく
て危険であり、また、ブーム25の上傾角度に制約があ
るので、図5及び図6に示すように、柱状の作業範囲E
の中心に柱状のデッドスペースが存在する不具合があ
る。
おいては、カウンタウエイト27の旋回半径Dが大きく
て危険であり、また、ブーム25の上傾角度に制約があ
るので、図5及び図6に示すように、柱状の作業範囲E
の中心に柱状のデッドスペースが存在する不具合があ
る。
【0006】本考案は、作業範囲を任意な横方向に連続
的に移動してデッドスペースを発生させないコンパクト
な自在作業台車を提供することを目的としている。
的に移動してデッドスペースを発生させないコンパクト
な自在作業台車を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、可搬式
台車に設けたターンテーブルに伸縮フレームを枢着し、
該伸縮フレームの頂部に作業台を取付けると共に、該伸
縮フレームと前記ターンテーブルとの間に複数のパワシ
リンダを介装している。
台車に設けたターンテーブルに伸縮フレームを枢着し、
該伸縮フレームの頂部に作業台を取付けると共に、該伸
縮フレームと前記ターンテーブルとの間に複数のパワシ
リンダを介装している。
【0008】上記可搬式台車に、複数のアウトリガーを
設け、作業時に可搬式台車を床面に固定するように構成
するのが好ましい。
設け、作業時に可搬式台車を床面に固定するように構成
するのが好ましい。
【0009】また、伸縮フレームは、パンタグラフ式に
構成し、作業台は、伸縮フレームの頂部に水平レベル調
整用エアサスペンションを介して取付けるのが好まし
い。
構成し、作業台は、伸縮フレームの頂部に水平レベル調
整用エアサスペンションを介して取付けるのが好まし
い。
【0010】また、パワシリンダは、伸縮フレームの傾
動方向両側にそれぞれ1本を設けるのが好ましい。
動方向両側にそれぞれ1本を設けるのが好ましい。
【0011】
【作用】上記のように構成された自在作業台車において
は、ターンテーブルを回動し、一方のパワシリンダを伸
縮し、他方のパワシリンダを伸縮すると共に、伸縮フレ
ームを伸縮することにより、作業台を任意の3次元位置
に移動することができる。
は、ターンテーブルを回動し、一方のパワシリンダを伸
縮し、他方のパワシリンダを伸縮すると共に、伸縮フレ
ームを伸縮することにより、作業台を任意の3次元位置
に移動することができる。
【0012】
【実施例】以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
る。
【0013】図1において、可搬式台車1の長手方向の
側部には、それぞれ一対のアウトリガー2が設けられ、
上部には、駆動モータ3で回動されるターンテーブル4
が設けられている。このターンテーブル4の中央部に
は、傾動台5が設けられ、その傾動台5は、ターンテー
ブル4に固設された基部6にシャフト7により傾動部8
が枢着されている。
側部には、それぞれ一対のアウトリガー2が設けられ、
上部には、駆動モータ3で回動されるターンテーブル4
が設けられている。このターンテーブル4の中央部に
は、傾動台5が設けられ、その傾動台5は、ターンテー
ブル4に固設された基部6にシャフト7により傾動部8
が枢着されている。
【0014】この傾動部8の上面には、パンタグラフ状
の伸縮フレーム10が立設され、その伸縮フレーム10
の頂部には、4個の水平レベル調整用エアサスペンショ
ン11を介して作業台12が設けられている。そして、
伸縮フレーム10の下部の横ビーム9、9とターンテー
ブル4との間には、パワシリンダすなわち方向制御用シ
リンダ13a、13bがそれぞれ介装されている。
の伸縮フレーム10が立設され、その伸縮フレーム10
の頂部には、4個の水平レベル調整用エアサスペンショ
ン11を介して作業台12が設けられている。そして、
伸縮フレーム10の下部の横ビーム9、9とターンテー
ブル4との間には、パワシリンダすなわち方向制御用シ
リンダ13a、13bがそれぞれ介装されている。
【0015】次に、作業について説明する。
【0016】先ず、可搬式台車1を作業位置に移動し、
アウトリガー2を下ろして台車1を床面に固定する。
アウトリガー2を下ろして台車1を床面に固定する。
【0017】次いで、シリンダ13a、13bを収縮し
て伸縮フレーム10を収縮し、作業台12をターンテー
ブル4の付近に下ろして作業員が乗り込む。
て伸縮フレーム10を収縮し、作業台12をターンテー
ブル4の付近に下ろして作業員が乗り込む。
【0018】次いで、シリンダ13a、13bを伸長
し、伸縮フレーム10を伸長して作業台12を所定高さ
にリフトする。そして、該位置における作業が終り、次
に、例えば作業台12を図中右方に移動する場合は、シ
リンダ13aを伸長してシリンダ13bを収縮し、伸縮
フレーム10をシャフト7回りに時計方向又は反時計方
向に回動して作業台12を移動する。更に、作業台12
を図面手前側の位置に移動する場合は、駆動モータ3を
作動し、ターンテーブル4を回動して移動する。このよ
うにしてターンテーブル4の回動中心を通る鉛直線に対
し任意の360度の角度範囲の3次元の位置に作業台1
2を横方向に連続的に移動して作業を行い、デッドスペ
ースをなくすことができる。また、台車1は不動で、旋
回半径D(図4)により危険範囲がなく安全である。
し、伸縮フレーム10を伸長して作業台12を所定高さ
にリフトする。そして、該位置における作業が終り、次
に、例えば作業台12を図中右方に移動する場合は、シ
リンダ13aを伸長してシリンダ13bを収縮し、伸縮
フレーム10をシャフト7回りに時計方向又は反時計方
向に回動して作業台12を移動する。更に、作業台12
を図面手前側の位置に移動する場合は、駆動モータ3を
作動し、ターンテーブル4を回動して移動する。このよ
うにしてターンテーブル4の回動中心を通る鉛直線に対
し任意の360度の角度範囲の3次元の位置に作業台1
2を横方向に連続的に移動して作業を行い、デッドスペ
ースをなくすことができる。また、台車1は不動で、旋
回半径D(図4)により危険範囲がなく安全である。
【0019】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように構成され
ているので、作業範囲を作業台の任意な横方向に連続的
に移動し、デッドスペースをなくすことができる。
ているので、作業範囲を作業台の任意な横方向に連続的
に移動し、デッドスペースをなくすことができる。
【0020】また、台車の占有面積を小さくし、かつ、
台車を固定することにより、安全を図ることができる。
台車を固定することにより、安全を図ることができる。
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図。
【図2】従来の高所作業車の一例による作業態様を説明
する側面図。
する側面図。
【図3】従来の高所作業車の他の例を示す側面図。
【図4】図3の上面図。
【図5】作業範囲及びデッドスペースを説明する側面
図。
図。
【図6】図5の上面図。
A、B・・・高所作業車 C・・・天井 C1〜C2・・・天井の部分 D・・・旋回半径 E・・・作業範囲 F・・・デッドスペース 1・・・可搬式台車 2・・・アウトリガー 3・・・駆動モータ 4・・・ターンテーブル 5・・・傾動台 6・・・基部 7・・・シャフト 8・・・傾動部 9・・・横ビーム 10・・・伸縮フレーム 11・・・水平レベル調整用エアサスペンション 12・・・作業台 13a、13b・・・方向制御用シリンダ 22・・・作業台 23・・・自走車 24・・・車体 25・・・ブーム 27・・・カウンタウエイト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 武田 正謙 大阪府大阪市西区阿波座1丁目3番15号 鹿島建設株式会社 大阪支店内 (72)考案者 西宗 恒治 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島 建設株式会社内 (56)参考文献 特開 昭54−58916(JP,A) 実開 昭56−112199(JP,U) 実開 昭56−67130(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 可搬式台車に設けたターンテーブルに伸
縮フレームを枢着し、該伸縮フレームの頂部に作業台を
取付けると共に、該伸縮フレームと前記ターンテーブル
との間に複数のパワシリンダを介装したことを特徴とす
る自在作業台車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP161293U JP2547254Y2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 自在作業台車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP161293U JP2547254Y2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 自在作業台車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0659389U JPH0659389U (ja) | 1994-08-19 |
JP2547254Y2 true JP2547254Y2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=11506339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP161293U Expired - Lifetime JP2547254Y2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 自在作業台車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2547254Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101521777B1 (ko) * | 2014-03-03 | 2015-05-21 | 세창인터내쇼날(주) | 고속 화물 열차의 상,하역 컨베이어 시스템 |
-
1993
- 1993-01-26 JP JP161293U patent/JP2547254Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0659389U (ja) | 1994-08-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2019011084A1 (zh) | 隧道检查作业装置 | |
JPH0639319B2 (ja) | 車両式低構造自己推進形空中作業台 | |
US4498596A (en) | Supplementary equipment for use with a self-propelled crane with a telescopic jib | |
JP2547254Y2 (ja) | 自在作業台車 | |
JP2971042B2 (ja) | 桁運搬機及び桁運搬方法 | |
JPH0615013A (ja) | 回転及び傾斜を調節可能に台枠に結合された上部構造物の立て軸線を鉛直に調節する装置 | |
JPH0930316A (ja) | 軌陸車の作業台構造 | |
JPH0527435Y2 (ja) | ||
JP2569847Y2 (ja) | 高所作業車の作業台 | |
FI92813B (fi) | Henkilönostolaite | |
JP2000153995A (ja) | 高所作業車の水平調整装置 | |
JP3000901B2 (ja) | 高所作業構台 | |
JPH05116897A (ja) | 高所作業装置 | |
JP4243522B2 (ja) | 高所作業車 | |
JPH0547186Y2 (ja) | ||
JPH0323944Y2 (ja) | ||
JP2510124Y2 (ja) | 天地突張り固定型クレ―ン | |
JPH0724388Y2 (ja) | 高所作業車 | |
JPH08295495A (ja) | 自走式高所作業車 | |
JP3392244B2 (ja) | 高所作業車 | |
JPH0658043U (ja) | 自在作業台車 | |
JPH0530077Y2 (ja) | ||
JPS5911998Y2 (ja) | 天井クレ−ン用横行クラブの安全柵 | |
JPH0646938Y2 (ja) | 作業車 | |
JPH0986892A (ja) | 高所作業車 |