JP2546907Y2 - 印面色塗具 - Google Patents

印面色塗具

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JP2546907Y2
JP2546907Y2 JP1993004647U JP464793U JP2546907Y2 JP 2546907 Y2 JP2546907 Y2 JP 2546907Y2 JP 1993004647 U JP1993004647 U JP 1993004647U JP 464793 U JP464793 U JP 464793U JP 2546907 Y2 JP2546907 Y2 JP 2546907Y2
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refill
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正徳 成富
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Taisei Purasu Co Ltd
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Taisei Purasu Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、版、印鑑などの印面に
色を付ける印面色塗具に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、家庭内で絵柄などを手がるにプリ
ントできるプリント器具がよく使用されている。版画用
の版を複数枚つくり多色刷りでは手間がかかるので、1
枚の版の印面に色分けして塗るとよい。また、濃い色で
裏写りしない版画を手がるに作りたい。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、きめ細かく顔
料を色分けして印面に塗ることができる塗り具がない。
【0004】この考案は上述のような技術的背景のもと
になされたものである。
【0005】この考案の目的は、きめ細かく顔料を色分
けして印面に塗ることができる印面色塗具を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】次に、本考案の課題を解
決するための手段を記載するが、1つまたはいくつかの
実施例に対応させて本考案の構成要素に括弧つきで参照
番号をつけたのは、本考案と実施例の構成要素間の対応
関係を分かりやすく参照するためであり、本考案を実施
例に限定するためではない。
【0007】この考案の印面色塗具は、上端が開放され
た空洞内部形成された本体(1)と、前記本体
(1)の上端開口面に突き当てられて前記本体(1)に
着脱自在に取り付けられるリフィール(3)と、前記リ
フィール(3)に取りつけられる透明のキャップ(6)
とからなり、前記リフィール(3)は、リフィール本体
(4)と色塗部(5)とからなり、前記色塗部(5)は
非繊維質で多孔質の変形しやすい弾性体で形成され前記
色塗部(5)に顔料インクが染み込ませられており、前
記リフィール本体(4)は指掛かり用外周面を有してい
ることを特徴としている。
【0008】
【作用】この考案の印面色塗具は、本体1を持ち、本体
1に1体化されたリフィール3の色塗部5から、色塗部
5に染み込ませた顔料が液体と一緒に印鑑や版画用の版
の印面に付着する。複数種の色別リフィール3により印
面を色分けして塗る。顔料インクは、色塗部5の中のた
くさんの孔で形成されている空洞の変形により色塗部5
の中で移動する。インクが少なくなったらリフィール3
を取り替える。
【0009】
【実施例】次に本考案の実施例を説明する。
【0010】(実施例1) 図1〜図3は本考案の印面色塗具の実施例1を示し、図
1は断面図、図2は正面図、図3は底面図である。図1
〜図3で、参照番号1は印面色塗具の本体1を示し、そ
の中は上端が開放された空洞である。本体1の上端開口
面2に突き当てて本体1にリフィール3をはめ込んでい
る。このリフィール3はリフィール本体4と色塗部5か
らできている。リフィール本体4は水蒸気を通しにくい
材料例えばポリプロピレンでつくられている。色塗部5
はリフィール本体4に軽く差し込まれている。色塗部5
には非繊維質のゴム状材料が用いられ、スポンジ状に、
または、多孔質に形成されており、弾性と変形性があ
る。色塗部5の断面形状は円形であり、その先端部5a
は小径になっている。また、リフィール本体4の下端部
は小径部4aに形成され、この小径部4aに透明のキャ
ップ6がはめ込まれている。この透明のキャップ6も水
蒸気を通しにくい材料例えばポリプロピレンでつくられ
ている。リフィール本体4の外周面には指掛かり用の溝
5bが設けられており、リフィール3は本体1より容易
に抜き取ることができ、また、容易に本体1に差し込む
ことができる。
【0011】リフィール本体4にはめ込まれている色塗
部5の多孔性空洞には、水溶性顔料を水に溶かしてつく
ったインク(以下、水性顔料という。)が染み込ませら
れている。リフィール3は各色ごとにつくられ、各リフ
ィール3に透明のキャップ6がはめ込まれ、キャップつ
きリフィールとして多くが本体1とは別個に製造され
る。また、本体1も色毎に色分けして複数種が作られ、
赤色の本体1には赤色のリフィール3のみをはめ込んで
使用すると便利である。
【0012】(実施例1の使用例) 次に、前記実施例1の印面色塗具の使用例を説明する。
図4は、版画用の版の1例を示し、基板10にスポンジ
状のゴム層11を張り付け、ゴム層11上にゴム板12
を積層し、外枠部13とR,B,Gの3文字部を残して
ゴム板12を削り版を形成したものを示している。い
ま、赤色の本体1に赤色のリフィール3をとりつけたも
の、青色の本体1に青色のリフィール3をとりつけたも
の、緑色の本体1に緑色のリフィール3をとりつけたも
の、黄色の本体1に黄色のリフィール3をとりつけたも
のを用意する。黄色の本体1を持ちキャップ6を外して
黄色のリフィール3で外枠13を塗る.図5に示すよう
に、色塗部5の小径部5aの下端面を外枠13の上面を
擦りながら動かすと、小径部5aからインクが外枠13
の上面に載り移る.同様に赤色のリフィール3で文字R
の上端面を塗る。文字B,Gについても同様に塗る。
【0013】文字Gの内で文字「T」の部分14とそれ
以外の部分15とで色分けする場合は、図6に示すよう
に、本体1を印面に対して45度ほど傾け、色塗部5の
小径部5aの先端の外周線(円)の部分を前記「T」の
部分14とそれ以外の部分15との境界線に当てて塗れ
ば、きめ細かい塗り分けができる。
【0014】色塗りをすると色塗部5は印面から反作用
を受けて変形し、多くの孔で形成される色塗部5の中の
空洞、隙間も変形し、また、色塗部5は弾性的に元の形
に復元するので、顔料インクは、ポンプ作用を受けなが
ら、表面張力により色塗部5の中で移動する。
【0015】印面のインクが乾くか乾きかけた頃合をみ
て、版の印面を紙に当て、多色刷りを1度で完了させ
る。なお、インクの出が悪くなったらマッチの軸などで
色塗部5を押し変形させれば、多数の小さい孔から形成
される空洞が変形し、中のインクが空洞を通って染み出
てくる。また、インクが少なくなったり乾いたりすれば
リフィール3を交換する。
【0016】(実施例2) 図7、図8は、本考案の印面色塗具の実施例2を示して
いる。この実施例2が実施例1と異なる点は、実施例1
の小径部5aが円柱を軸直角面で切断した形状に形成さ
れているのに対して、実施例2の小径部5aは円柱を斜
めの面で切断した形状に形成されている点である。この
ため実施例2の小径部5aの下端面は楕円面になってい
る。この実施例2の印面色塗具によれば、よりきめ細か
い色の塗り分けができる。
【0017】(実施例3) 図9は、本考案の印面色塗具の実施例3を示している。
この実施例3が前記実施例1,2と異なる点は、本体
1、リフィール3を共に全体的に偏平な形態にしたこと
と色塗部5の先端部5bの形態を変更したことである。
色塗部5の先端部5bは四角錐形態に形成され、そのさ
らに先端部は四角錐を斜めに切断した形態に形成されて
いる。
【0018】この実施例3によると、色塗部5は5つの
面と1つの細く尖った部分を有するので、実施例1で示
した塗り方もできるし、きめ細かい塗り分けもでき、ま
た、5つの面を順次に用いることにより、インクの吸出
しがよくなる。 (その他の使用例) 本考案の印面色塗具は、版画作成用として用いられる
が、印鑑の印面に油性インクを塗るように用いることが
できる。この場合は、リフィール3の色塗部5に油性顔
料インクを染み込ませておく。このような印面色塗具で
印鑑の印面にインクを塗り付けると、印鑑の側周面にイ
ンクが付着しない。 (その他の実施例) 本考案は、上記実施例に限られることはなく、本考案の
趣旨の範囲内で、設計変更が行われる。
【0019】たとえば、図2で、キャップ6と色塗部5
との間の空間を色塗部5の上端面に接続する空気孔をリ
フィール本体4の内周面に設けることがある。リフィー
ル3の色塗部5の容積を小さくしリフィール3を頻繁に
交換するようにし、インクの顔料濃度を濃くする。
【0020】
【考案の効果】この考案によると、手を汚すことなく、
手がるに顔料インクで多色刷りをすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案の印面色塗具の実施例1を示
し、断面図である。
【図2】図2は、図1の正面図である。
【図3】図3は、図1の底面図である。
【図4】図4は、本考案の使用例の版画用版の斜面図で
ある。
【図5】図5は、本考案の使用例を示し、断面図であ
る。
【図6】図6は、本考案の他の使用例を示し、断面図で
ある。
【図7】図7は、本考案の印面色塗具の実施例2を示
し、断面図である。
【図8】図8は、図7の斜面図である。
【図9】図9は、本考案の印面色塗具の実施例3を示
し、斜面図である。
【符号の説明】
1…本体1 3…リフィール 4…リフィール本体 5…色塗部 5a…小径部 5b…先端部 6…キャップ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上端が開放された空洞内部形成された
    本体(1)と、 前記本体(1)の上端開口面に突き当てられて前記本体
    (1)に着脱自在に取り付けられるリフィール(3)
    と、 前記リフィール(3)に取りつけられる透明のキャップ
    (6)とからなり、 前記リフィール(3)は、リフィール本体(4)と色塗
    部(5)とからなり、 前記色塗部(5)は非繊維質で多孔質の変形しやすい弾
    性体で形成され前記色塗部(5)に顔料インクが染み込
    ませられており、 前記リフィール本体(4)は指掛かり用外周面を有して
    いることを特徴とする印面色塗具。
JP1993004647U 1993-01-21 1993-01-21 印面色塗具 Expired - Lifetime JP2546907Y2 (ja)

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JPH0657680U JPH0657680U (ja) 1994-08-09
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56136395A (en) * 1980-03-28 1981-10-24 Iwasaki Kinzoku Kogyo Kk Note
JPS60112497A (ja) * 1983-11-24 1985-06-18 工業技術院長 多孔質ペン芯の製造方法

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JPH0353906Y2 (ja) * 1984-12-06 1991-11-26

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