JP2546864Y2 - 破断開口部付き蓋栓 - Google Patents

破断開口部付き蓋栓

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JP2546864Y2
JP2546864Y2 JP1991019192U JP1919291U JP2546864Y2 JP 2546864 Y2 JP2546864 Y2 JP 2546864Y2 JP 1991019192 U JP1991019192 U JP 1991019192U JP 1919291 U JP1919291 U JP 1919291U JP 2546864 Y2 JP2546864 Y2 JP 2546864Y2
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孝光 野沢
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は合成樹脂材で一体成形した
破断開口部付き蓋栓に係る。
【0002】
【従来の技術】図3が示す蓋栓から弾性ガイド片18を除
いた形状の蓋栓、即ち、第1頂壁2外周から容器体口頸
部の上部外面へ嵌着させる第1周壁3を垂設すると共
に、第1頂壁中央部を肉薄破断線5周設により剥離板6
となし、かつ該剥離板の外周一部から指掛け用リング7
付き突片8を起立し、更に上記破断線を囲む第1頂壁部
分から上記指掛けリング7よりも高く注出筒9を、かつ
第1頂壁外周との間に小間隙を残して第1頂壁上面から
短嵌合筒10を、それぞれ起立する栓体1と、上記注出筒
9の上部内面へ水密に嵌合させたシ−ル筒12を第2頂壁
13下面から、かつ短嵌合筒10外面へ嵌合させた第2周壁
14を第2頂壁外周から、それぞれ垂設した蓋板11とを有
し、上記第1周壁3と第2周壁14との各後部を、蓋板の
開閉が可能にヒンジ15で連結して、合成樹脂材により全
体を一体成形した蓋栓が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の蓋栓は、そ
の閉蓋の際、蓋板がヒンジを中心に回動してシール筒が
注出筒の上端部内面へ嵌合するよう設けてあるが、該嵌
合を水密に行わせるためそのシール筒外径と注出筒上部
内径とはほぼ同径としてあり、そのため栓体に対して蓋
板が僅かでもずれるとその嵌合が行い難くなる欠点があ
った。該欠点を除去するためには上記シール筒を長くす
るとか、上記シール筒の後部内面側がらガイド片を垂設
すればよい筈であるが、シール筒を長くすると該シール
筒が指掛けルングに当って閉蓋が不完全となり易く、又
上記のようなガイド片を垂設するとそのガイド片基端を
付設したシール筒の後部部分が厚肉となり、そのため、
合成樹脂材によりその蓋板を一体成形した際の冷却時
に、その厚肉のシール筒部分後面にいわゆるヒケを生じ
て該ヒケにより注出筒とシール筒との水密な密閉が出来
なくなる欠点があった。
【0004】本案はそのような欠点を除去して、しかも
注出筒に対するシ−ル筒の嵌合が容易かつ確実であるよ
う設けたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1頂壁2外周から容器
体口頸部の上部外面へ嵌着させる第1周壁3を垂設する
と共に、第1頂壁中央部を肉薄破断線5周設により剥離
板6となし、かつ該剥離板の外周一部から指掛け用リン
グ7付き突片8を起立し、更に上記破断線を囲む第1頂
壁部分から上記指掛けリング7よりも高く注出筒9を、
かつ第1頂壁外周との間に小間隙を残して第1頂壁上面
から短嵌合筒10を、それぞれ起立する栓体1と、上記
注出筒9の上部内面へ水密に嵌合させたシール筒12を
第2頂璧13下面から、かつ短嵌合筒10外面へ嵌合さ
せた第2周壁14を第2頂壁外周から、それぞれ垂設し
た蓋板11とを有し、上記第1周壁3と第2周壁14と
の各後部を、蓋板の開閉が可能にヒンジ15で連結し
て、合成樹脂材により全体を一体成形した蓋栓におい
て、上記ヒンジ15に近接するシール筒12後部の下端
部分から、上記ヒンジ15を中心とする回動で蓋板11
を閉蓋させるに際して注出筒9の上端内縁部に接してシ
ール筒12を注出筒の上部内面へ案内する弾性弯曲ガイ
ド片18を、短かくかつ下前方へ弯曲形成させて突設し
た。
【0006】
【作用】図1の開蓋状態から栓体1に対して蓋板11を
押上げすると、ヒンジ15を中心に蓋板11は回動し、
図4が示すように弾性弯曲ガイド片18先端が注出筒9
の上端部に接し、続けて蓋板を押下げることで弾性弯曲
ガイド片18は弾性変形し乍ら注出筒9内面へ入り、該
ガイド片の案内によりシール筒12は注出筒9の上端部
内に嵌合する。
【0007】
【実施例】まず従来公知の構造について説明すると、1
は栓体で、第1頂壁2外周から容器体口頸部の上部外面
へ嵌着させる第1周壁3を、又第1頂壁裏面から口頸部
内面へ嵌合させる内周壁4を、それぞれ垂下する。その
内周壁が囲む第1頂壁部分は凹陥し、該凹陥部内の第1
頂壁中央部を肉薄破断線5周設により剥離板6となし、
該剥離板の外周一部から指掛けリング7付きの突片8を
起立している。又上記凹陥部の周壁を上方へ延長して指
掛けリング7よりも高く、注出筒9を起立し、該注出筒
上端部は外方へ巻き返し状に弯曲している。又第1頂壁
2外周との間に小間隙を残して第1頂壁2上面から短嵌
合筒10を起立する。
【0008】11は蓋板で、図3が示すように注出筒9の
上部内面へ水密に嵌合させたシ−ル筒12を第2頂壁13下
面から、かつ短嵌合筒10外面へ嵌合させた第2周壁14を
第2頂壁外周から、それぞれ垂設する。
【0009】上記栓体1と蓋板11とはヒンジ15で一体に
連結させて合成樹脂材により一体成形するもので、ヒン
ジ15は第1周壁3と第2周壁14との各後部を蓋板の開閉
が可能に連結する。図示のヒンジは左右一対の弾性板1
6, 16で連結するが、その他の連結でもよい。尚第2周
壁の前部下端には指掛け突部17を付設している。
【0010】本案では上記構成の蓋栓において、ヒンジ
15に近接するシール筒12の後部下端部分から、ヒン
ジ15を中心とする回動で蓋板11を閉蓋させるに際し
て注出筒9の上端内縁部に接してシール筒12を注出筒
の上部内面へ案内する弾性弯曲ガイド片18を、下前方
へ弯曲形成させて突設した。
【0011】
【考案の効果】本案は上記弾性弯曲ガイド片18をシー
ル筒12の後部下端部分から突設したから、閉蓋時に栓
体1に対して蓋板11が僅かにずれても、下前方に弯曲
したガイド片先端が注出筒9上端部に接し、弾性変形し
乍ら注出筒9内面へ入ることとなり、従ってシール筒1
2は注出筒9上端部内へ上記ガイド片の案内で容易に嵌
合することとなり、又ガイド片上方のシール筒部分が他
のシール筒部分に比べて厚肉となることがなく、よって
蓋栓成形後の冷却時に弾性弯曲ガイド片18を付設した
シール筒12部分後面がヒケにより凹面を形成して該凹
面により注出筒とシール筒との水密な嵌合が不能となる
ことがなく、更にその弾性ガイド片18は短かくかつ下
前方へ弯曲形成させから、そのガイド片先端が栓体の
指掛けリング7に当ってそのため閉蓋が不完全となるこ
ともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案蓋栓を開蓋状態で示す縦断面図である。
【図2】その蓋栓の平面図である。
【図3】閉蓋状態での縦断面図である。
【図4】閉蓋の際の要部拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1 栓体 11 蓋板 18 弾性ガイド片

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1頂壁2外周から容器体口頸部の上部外
    面へ嵌着させる第1周壁3を垂設すると共に、第1頂壁
    中央部を肉薄破断線5周設により剥離板6となし、かつ
    該剥離板の外周一部から指掛け用リング7付き突片8を
    起立し、更に上記破断線を囲む第1頂壁部分から上記指
    掛けリング7よりも高く注出筒9を、かつ第1頂壁外周
    との間に小間隙を残して第1頂壁上面から短嵌合筒10
    を、それぞれ起立する栓体1と、上記注出筒9の上部内
    面へ水密に嵌合させたシール筒12を第2頂壁13下面
    から、かつ短嵌合筒10外面へ嵌合させた第2周壁14
    を第2頂壁外周から、それぞれ垂設した蓋板11とを有
    し、上記第1周壁3と第2周壁14との各後部を、蓋板
    の開閉が可能にヒンジ15で連結して、合成樹脂材によ
    り全体を一体成形した蓋栓において、上記ヒンジ15に
    近接するシール筒12後部の下端部分から、上記ヒンジ
    15を中心とする回動で蓋板11を閉蓋させるに際して
    注出筒9の上端内縁部に接してシール筒12を注出筒の
    上部内面へ案内する弾性弯曲ガイド片18を、短かくか
    つ下前方へ弯曲形成させて突設したことを特徴とする破
    断開口部付き蓋栓。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20190138805A (ko) * 2017-04-13 2019-12-16 니혼 클로져 가부시키가이샤 힌지 캡

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