JP2546137Y2 - 注出キャップ - Google Patents

注出キャップ

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JP2546137Y2
JP2546137Y2 JP1991007615U JP761591U JP2546137Y2 JP 2546137 Y2 JP2546137 Y2 JP 2546137Y2 JP 1991007615 U JP1991007615 U JP 1991007615U JP 761591 U JP761591 U JP 761591U JP 2546137 Y2 JP2546137 Y2 JP 2546137Y2
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JP
Japan
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lid
pouring
opening
pouring cylinder
cap
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991007615U
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JPH04106247U (ja
Inventor
勝 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、注出キャップに係り、
例えば、ソースやケチャップなどの容器口部に取り付け
られる注出キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の注出キャップとして、実
公昭56−49899号公報に記載されたキャップが知
られている。
【0003】これは、図4のように、容器口部に取り付
けられるキャップ本体10に、このキャップ本体10の
上面を開閉する蓋体12をヒンジ14付けしてあり、前
記キャップ本体10は、容器口部に連通する注出筒部1
6を上下方向に向けて立設してあり、前記蓋体12は、
閉蓋時に前記注出筒部16の上部内側に嵌合する封止筒
部24を内面に垂設してある。
【0004】そして、注出筒部16内が閉鎖板18で閉
ざされ、この閉鎖板18に環状に弱め線20が刻設さ
れ、この弱め線20に囲まれた部分にプルトップリング
22が連設されている。
【0005】このプルトップリング22を使用時に引っ
張って、弱め線20を破砕すると弱め線20内部が除去
され、注出口が開くようになっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかし、このような構
造では、蓋体12を開くと、蓋体12は大きく開きすぎ
て邪魔になったり、また、固定せずヒンジ14部を中心
に揺動するため、使いづらいという問題がある。
【0007】また、前記従来の構造では、注出口開口
後、閉蓋時に容器を倒したり、容器を振った場合など、
注出口から出た内容液が蓋体12内面に付着するので、
そのまま蓋体12を開くと、蓋体12内面に付着してい
た内容液が開蓋により起立した蓋体12内面を伝わって
落下し、注出筒部16の外側とりわけヒンジ14部に付
着し、容器口部周りを汚し、不潔感を使用者に与える。
【0008】本考案は以上のような点に鑑みなされたも
ので、蓋体12を所定の開き角度で係止でき、しかも、
蓋体12内面に付着した内溶液が注出筒部16の外に落
下しないようにした注出キャップを提供することを課題
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記課題を解
決するため、以下のような手段を採用した。
【0010】本考案の注出キャップは、容器口部に取り
付けられるキャップ本体10に、このキャップ本体10
の上面を開閉する蓋体12をヒンジ14付けしてある。
【0011】ここで、前記キャップ本体10は、容器口
部に連通する注出筒部16を上下方向に向けて立設して
あり、前記蓋体12は、閉蓋時に前記注出筒部16の上
部内側に嵌合する封止筒部24を内面に垂設してある。
【0012】そして、この封止筒部24において前記ヒ
ンジ14に最接近する部位を含む部分に注出筒部16内
側に向かって延出する板状の舌片26を設け、この舌片
26の外面が前記蓋体12の開蓋の途中で、注出筒部1
の上縁に当接・係止するよう構成してある。
【0013】この舌片26の形状は、内容液を注出筒部
16内に案内できる形状、例えば、下方に向かって凸の
湾曲形状、三角形状等である。
【0014】
【作用】本考案で、蓋体12を開くと、舌片26の外面
が注出筒部16の上縁に当接し、蓋体12はこの位置で
係止される。従って、蓋体12は例えば45度の開度で
停止したままとなる。
【0015】ここで、もし蓋体12内面に内容液が付着
していると、その内溶液は、蓋体12内面をヒンジ14
側に向かって流下するが、ヒンジ14側に前記舌片26
が設けられているので、内溶液は舌片26に案内され、
注出筒部16内に流入する。
【0016】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0017】容器口部に螺着される筒状のキャップ本体
10に、ヒンジ14を介して蓋体12が取り付けられ、
この蓋体12は、キャップ本体10の上面を開閉するよ
うになっている。
【0018】前記キャップ本体10内には、容器口部に
連通する注出筒部16が上下方向に向いて立設されてい
る。この注出筒部16の上縁は外方へらっぱ状にやや広
がり、また、ヒンジ14側の部分で、外周の4分の1程
の部分が、他より一段下がった段差部17となってい
る。この下げ幅は約0.5〜1.0mm程度である。
【0019】そして、注出筒部16内が閉鎖板18で閉
ざされ、この閉鎖板18に環状に弱め線20が刻設さ
れ、この弱め線20に囲まれた部分にプルトップリング
22が連設されている。
【0020】このプルトップリング22を使用時に引っ
張って、弱め線20を破砕すると弱め線20内部が除去
され、注出口が開くようになっている。
【0021】また、前記蓋体12の内面に、閉蓋時に前
記注出筒部16の上部内側に水密に嵌合する封止筒部2
4が垂設されている。
【0022】この封止筒部24において前記ヒンジ14
に最接近する部位を含む部分に注出筒部16内側に向か
って延出した舌片26が設けられている。そして、前記
蓋体12の開蓋の途中で、この舌片26の外面が注出筒
部16の上縁に当接・係止するようになっている。この
舌片26は下方に凸に湾曲した板状である。
【0023】すなわち、ヒンジ14部分を中心として蓋
体12が回動するとき、舌片26の外面の描く円が、前
記注出筒部16の上縁と交差するようになっている。
【0024】このため、蓋体12を開くと、舌片26の
外面が注出筒部16の上縁に当接し、蓋体12はこの位
置で係止される。従って、蓋体12は例えば45度の開
度で停止したままとなる。
【0025】ここで、もし蓋体12内面に内容液が付着
していると、その内溶液は、蓋体12内面をヒンジ14
側に向かって流下するが、ヒンジ14側に前記舌片26
が設けられているので、内溶液は舌片26に案内され、
注出筒部16内に流入する。
【0026】なお、無理に蓋体12を開けば、舌片26
は注出筒部16の上縁を摺動するので、蓋体12は大き
く開くことができる。
【0027】
【考案の効果】本考案は以上のように構成したので、蓋
体を所定の開き角度で係止でき、しかも、蓋体内面に付
着した内溶液が注出筒部の外に落下せず、周囲を汚すこ
とがない。また、内溶液を有効に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示した断面図
【図2】その側方からみた斜視図
【図3】その正面からみた斜視図
【図4】従来例を示した断面図
【符号の説明】 10 キャップ本体 12 蓋体 14 ヒンジ 16 注出筒部 18 閉鎖板 20 弱め線 22 プルトップリング 24 封止筒部 26 舌片

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器口部に取り付けられるキャップ本体
    (10)に、このキャップ本体(10)の上面を開閉す
    る蓋体(12)をヒンジ(14)付けした注出キャップ
    において、 前記キャップ本体(10)は、容器口部に連通する注出
    筒部(16)を上下方向に向けて立設してあり、 前記蓋体(12)は、閉蓋時に前記注出筒部(16)の
    上部内側に嵌合する封止筒部(24)を内面に垂設して
    あり、 この封止筒部(24)において前記ヒンジ(14)に最
    接近する部位を含む部分に注出筒部(16)内側に向か
    って延出する板状の舌片(26)を設け、この舌片(2
    6)の外面が前記蓋体(12)の開蓋の途中で、注出筒
    部(16)の上縁に当接・係止するように構成したこと
    を特徴とする注出キャップ。
JP1991007615U 1991-02-20 1991-02-20 注出キャップ Expired - Lifetime JP2546137Y2 (ja)

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JPH04106247U JPH04106247U (ja) 1992-09-14
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