JP2546465Y2 - バスステーションにおけるパネルの取付け構造 - Google Patents

バスステーションにおけるパネルの取付け構造

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JP2546465Y2
JP2546465Y2 JP6325991U JP6325991U JP2546465Y2 JP 2546465 Y2 JP2546465 Y2 JP 2546465Y2 JP 6325991 U JP6325991 U JP 6325991U JP 6325991 U JP6325991 U JP 6325991U JP 2546465 Y2 JP2546465 Y2 JP 2546465Y2
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吉俊 川淵
満弘 須磨
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立山アルミニウム工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、アルミ等の軽金属の押
出形材で組み立てられる小屋としてのバス・ステーショ
ンにおけるパネルの取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のバス・ステーションを組
み立てるときには、コンクリートの土台の上に支柱を立
設し、支柱間に中桟等の横桟を架設するとともにパネル
が嵌め込まれる。そこで、隣接する両支柱の相対向面お
よび上下横桟の相対向面にはパネルの嵌着溝が形成して
あった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のような従来のパ
ネルの取付けによれば、嵌着溝にパネルを差し込む必要
があることから、バス・ステーションの組立て作業にお
いては、骨組みを組み立てながらパネルを組み込まなけ
ればならず、手順が複雑で、組立て作業が非常に厄介と
なり、作業性が非常に悪いという問題があった。
【0004】また、パネルを工場において予め切断して
あると、パネルの数が非常に多くなり、バス・ステーシ
ョン一式の在庫管理や運搬に不便となるために、多くの
場合、現場においてパネルを切断していたので、この点
でも作業能率が悪かった。
【0005】本考案は、上記のような実情に鑑みて、骨
組みを組み立てた後においても、パネルを一挙に嵌め込
むことができ、しかも、現場においてパネルを切断する
ことは全く必要がなく、非常に安定した取付け状態が得
られるバス・ステーションにおけるパネルユニットの取
付け構造を提供することを目的とした。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案は、屋根を受ける複数の支柱が立設され、
隣接する支柱間に、縦桟と横桟とにより囲まれた枠体に
パネルを装着したパネルユニットを嵌込むバスステーシ
ョンにおけるパネルの取付け構造において、前記隣接す
る支柱の相対向壁の室内側端に取付片を突設する一方、
この取付片に内接し互いにビス止めされる連結片を前記
パネルユニットの縦桟の室内側端に突設し、前記隣接す
る支柱の相対向壁の室外側に掛止片を室外方へ向けて突
設し、前記パネルユニットの縦桟の室外側端に先端が前
記支柱の外側壁の端縁に当接する外側片を突設し、前記
掛止片の突出方向に対し所定の角度に傾斜し前記掛止片
の先端に係合する係合片を前記外側片に突設した構成と
されている。
【0007】
【作用】バス・ステーションにおけるパネルの取付け構
造を上記のように構成したから、バス・ステーションを
組み立てるときには、その骨組みを完成してから、パネ
ルユニットを外側から嵌め込む。そうすると、支柱の掛
止片に係合片が引っ掛かるから、取付片に連結片をビス
止めすると、その引っ掛かりが決して外れなくなること
は勿論、掛止片に係合片が圧接し、係合片の傾斜により
外側片が支柱側に引き付けられる結果、係合片の先端が
支柱凹部の段状壁に圧接するために、がたつかず非常に
安定した取付け状態が得られる。
【0008】また、外側片の先端が支柱の外側壁の端縁
に当接するので、縦桟の外側片が掛止片に支えられるこ
とがなくなり、支柱の外側壁の延長のように形成するこ
とができたものである。
【0009】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0010】バス・ステーションは、図1および図2に
示すように土台1の上に多数の支柱3を立設し、その上
に屋根5を設け、出入口7以外において、隣接する両支
柱3,3間にパネルユニット9が嵌め込まれている。図
1は、バス・ステーションの正面図を、図2は、平断面
図を示したもので、正面から見たときには、左右に一対
づつ支柱3を有し、中央の両支柱3,3間が出入口7と
して開放される。
【0011】支柱3は、それぞれ場所によって形状が異
なっているが、それぞれ中空に形成され、図3に示すよ
うに隣接する支柱3との相対向壁10において、内側壁
11の延長にパネルユニット9の取付片13を突設し、
室外側角部に切欠き状に凹部15を設け、凹部15に掛
止片17を突設してある。
【0012】凹部15は、室外に開放する段状に形成さ
れ、図5,図6に示すように段状壁16には室内側面か
ら掛止片17が室外側に向けて突設され、相対向壁10
と平行となっている。また、掛止片17の先端部が断面
において鉤針状に形成され、支柱3側において斜面18
を有する。
【0013】パネルユニット9は、再び図1に示すよう
に、左右一対の縦桟21,21の間に、上横桟23、中
横桟25、下横桟27が架設され、上横桟23と中横桟
25、および中横桟25と下横桟27との間にそれぞれ
透明ガラスのパネル12が嵌め込まれる。そのため、各
縦桟21には図3に示すパネルの嵌着溝34を、横桟2
3,25,27には図4に示すパネル12の嵌着溝36
を有する。40はパネル12を押さえるパッキンであ
る。
【0014】左右縦桟21は、図3,図5に示すよう
に、基片29の一端に連結片31が突設され、他端には
外側片33が突設される。また、基片29の巾中央部に
パネル12の嵌着溝34をその底部が支柱3の相対向壁
10に受けられるように形成される。
【0015】連結片31は、取付片13と外面が面一と
なって内接するように段状に形成され、取付片13には
取付ビス22の通し孔37a、連結片31には螺入孔3
7bがそれぞれ穿設される。
【0016】各支柱3においてその外側壁14が湾曲し
ているため、縦桟21の外側片33は、支柱3の外側壁
14の延長と見えるように湾曲され、先端37が図5に
示すように凹部15の段状壁16の端縁に突き合わさ
れ、その端縁から外れ難く内側に膨出される。また、先
端近くには支柱3の掛止片17との係合片35が突設さ
れ、係合片35が掛止片17の斜面18に接合するよう
に支柱3側に傾斜される。
【0017】パネルユニット9を組み込むときには、バ
ス・ステーションの骨組みをまず完成し、それから支柱
3,3間に図6に示すように外側からパネルユニット9
を差し込むが、その際に、図5に示すように縦桟21の
嵌着溝34の底部が支柱3の相対向壁10に接合するこ
とにより、位置決めがなされるために、係合片35が掛
止片17に確実に引っ掛かる。
【0018】そこで、取付ビス22により支柱3の取付
片13に連結片31を締め付けると、縦桟21が室内方
向Pへ引き付けられることによって、さらに引っ掛かり
が深くなり、係合片35の傾斜により外側片33が支柱
3方向Qへ引き付けられ、先端37が凹部15の段状壁
16の端縁に圧接する。
【0019】
【考案の効果】本考案は、以上説明した如くであるか
ら、次のような効果を顕著に発揮する。
【0020】1)バス・ステーションの骨組みを完成し
てから、隣接する両支柱の間にパネルユニットをワンタ
ッチで嵌め込むことができ、しかも、両支柱の取付片に
縦桟の連結片をビス止めするだけで、安定した取付け状
態が得られるために、バス・ステーションの組立てにお
ける作業性が非常に良好となる。
【0021】2)両支柱の間に組み込む単位がパネル単
独ではなく、縦桟と横桟との囲みの中にパネルを組み入
れたパネルユニットを組み込みの単位とするので、その
パネルユニットを工場において組み立てることによっ
て、バス・ステーション一式の点数が少なくなり、その
結果、在庫管理や運搬が容易となる。また、現場におい
てパネルを切断する面倒で手数の掛かる作業が全く不要
となる。
【0022】3)パネルユニットの取付けの安定性につ
いては、取付片に対する連結片のビス止めにより、係合
片が掛止片に圧接するように支柱側へ傾斜させたから、
縦桟の外側片の先端がビスの締付けにより支柱に圧接
し、がたつかない安定した取付け状態となる。
【0023】4)支柱において、パネルユニットとの掛
止片が支柱の外側壁の端縁に当接するように形成するこ
とによって、パネルユニットの縦桟の外側片が支柱の外
側壁と面一となり、室外側から見て、支柱と縦桟とが一
体に感じられ、体裁が良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】バス・ステーションの一部破砕した正面図であ
る。
【図2】バス・ステーションの概略平断面図である。
【図3】図1中のIII−III矢視断面図である。
【図4】図1中のIV−IV矢視断面図である。
【図5】図3中のA部の拡大断面図である。
【図6】図5中のB部の拡大断面図である。
【符号の説明】
3 支柱 5 屋根 9 パネルユニット 12 パネル 13 取付片 14 外側壁 17 掛止片 21 縦桟 22 ビス 23,27 横桟 31 連結片 33 外側片 35 係合片 37 外側壁の先端

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根5を受ける複数の支柱3が立設さ
    れ、隣接する支柱3,3間に、縦桟21と横桟23,2
    7とにより囲まれた枠体にパネル12を装着したパネル
    ユニット9を嵌込むバスステーションにおけるパネルの
    取付け構造において、 前記隣接する支柱3,3の相対向壁10の室内側端に取
    付片13を突設する一方、この取付片13に内接し互い
    にビス止めされる連結片31を前記パネルユニット9の
    縦桟21の室内側端に突設し、 前記隣接する支柱3,3の相対向壁10の室外側に掛止
    片17を室外方へ向けて突設し、前記パネルユニット9
    の縦桟21の室外側端に先端37が前記支柱3,3の外
    側壁14の端縁に当接する外側片33を突設し、前記掛
    止片17の突出方向に対し所定の角度に傾斜し前記掛止
    片17の先端に係合する係合片35を前記外側片33に
    突設したことを特徴とするバスステーションにおけるパ
    ネルユニットの取付け構造。
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