JP2546122B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2546122B2
JP2546122B2 JP5021957A JP2195793A JP2546122B2 JP 2546122 B2 JP2546122 B2 JP 2546122B2 JP 5021957 A JP5021957 A JP 5021957A JP 2195793 A JP2195793 A JP 2195793A JP 2546122 B2 JP2546122 B2 JP 2546122B2
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hard
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kbps
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真広 畑下
英一 森本
雅浩 飯田
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データを送受信す
るファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置は、文書、図形を画像
データとして、そのまま送受信することができるので、
広く普及し、一般家庭にまで利用されるようになりつつ
ある。それだけに利用の形態はさまざまであり、簡易型
が開発される一方、高速、高機能、多機能化も進んでい
る。多機能化の方向として、デュアル処理を行なうファ
クシミリ装置も開発されている。高速化では、最高通信
速度が9.6kbps(CCITT勧告V.29)か
ら、14.4kbps(CCITT勧告V.17)へと
向上している。14.4kbpsの速度では、高速のC
ODECが要求され、電子複写方式のページプリンタを
利用する場合には、特に、CODECの高速化の条件が
厳しいものである。
【0003】CODECには、プログラムによって、符
号化・復号化を行なうソフトCODECと、ハードウェ
アで対応するハードCODECとを用いることができ
る。上述した14.4kbpsのように、高速化が望ま
れる機種においては、ハードCODECが適している
が、高価であるという問題はある。デュアル処理を行な
わせようとすると、CODECを2つ必要とする。ハー
ドCODECを用いる場合には、かなりのコストアップ
となるという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題点を解決するためになされたもので、高速のCODE
Cを2つ設けることなく、デュアル処理を可能としたフ
ァクシミリ装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、速度の異なる
2つのCODECを備えたファクシミリ装置において、
速度の速いCODECを使用中に着信があった場合に、
DISにおける最高通信速度を速度の遅いCODECに
対応する通信速度で宣言することを特徴とするものであ
る。
【0006】
【実施例】図1は、本発明のファクシミリ装置の一実施
例の要部の概略構成図である。図中、1は通信制御部、
2はハードCODEC、3はソフトCODEC、4はL
EDプリンタ、5はスキャナ、6はRAMである。通信
制御部1は、回線との信号の授受を行なうもので、モデ
ムを有している。この実施例では、モデムは、14.4
kbpsおよび9.6kbps以下に対応して変復調が
可能である(CCITT勧告V.17、V.27te
r、V.29)。また、モデムは、CCITT勧告T.
30に基づくDIS等のバイナリの通信手順信号を送信
/受信するFSK変復調機能(CCITT勧告V.2
1) を有している。ハードCODEC2は、14.4
kbpsの符号化・復号化が可能な高速CODECであ
り、ハードウェア、例えば、DSPとして構成されてい
る。ソフトCODEC3は、ソフトウェアで構成されて
おり、9.6kbps以下の低速での符号化・復号化が
可能であり、ハードCODEC2と対比すれば、低速C
ODECということができる。LEDプリンタ4は、1
4.4kbpsに対応した速度で印字を行なうよう構成
されている。スキャナ5は、原稿を読み取るものであ
り、読み取った画像データは、ハードCODECまたは
ソフトCODECで符号化される。RAM6は、画像デ
ータを蓄積するものであるが、画像データは、例えば、
MH,MR,MMR等で符号化されたデータとして蓄積
され、また、読み出される。これら各部の動作は、図示
しないCPUによって、制御される。
【0007】画像データの代表的な処理動作について説
明する。原稿の送信は、スキャナ5で読み取られたデー
タが、通信制御部1から回線に送出される。ハードCO
DEC2が使用できるときは、スキャナ5で読み取られ
たデータは、ハードCODEC2またはソフトCODE
C3で符号化されて送信される。送信速度が、14.4
kbpsである場合には、ハードCODEC2が用いら
れる。9.6kbps以下の通信速度の場合には、ソフ
トCODEC3で符号化を行なって送信することもでき
る。しかし、9.6kbps以下の通信速度の場合に、
ハードCODEC2を用いてもよいことは当然である。
【0008】メモリ送信の場合は、スキャナ5で読み取
ったデータをハードCODEC2またはソフトCODE
C3で符号化してRAM6に蓄積する。この実施例で
は、ハードCODEC2で符号化する場合には、A4原
稿を6秒で蓄積でき、クイックスキャンモードを実行で
きる。ソフトCODEC3で符号化してRAM6に蓄積
する場合は、A4原稿を12秒で蓄積できる。符号化デ
ータとしては、例えば、MMRでRAM6に蓄積する。
送信の際は、RAM6から読み出したデータを一旦復号
化し、次いで、例えば、MH・MRのデータに符号化し
て送信する。14.4kbpsで送信する場合には、ハ
ードCODEC2が用いられる。ソフトCODEC3を
用いてRAM6の蓄積データを送信する場合には、MM
Rを復号化せずに、そのまま送信することも可能であ
る。
【0009】受信の場合は、ハードCODEC2を備え
ているから、DISで14.4kbpsを宣言すること
ができ、送信元が14.4kbpsの送信機能を備えて
いれば、ハードCODEC2を使用して受信を行なう。
受信データは、LEDプリンタ4で印字出力される。メ
モリ受信の場合には、復号化したデータを、MMRに符
号化し、RAM6に蓄積する。9.6kbpsの通信速
度で受信した場合には、ソフトCODEC3で復号化す
ることもできる。しかし、この場合は、高速の印字装置
であるLEDプリンタ4で印字を行なうことはできない
から、MMRに符号化し、RAM6に蓄積する。LED
プリンタのように高速印字装置を用いない場合、例え
ば、サーマルプリンタの場合には、ソフトCODEC3
で復号化したデータを直ちに印字出力することができ
る。
【0010】LEDプリンタ5に印字出力を行なう場合
もハードCODEC2が用いられる。スキャナ5から読
み取ったデータ、あるいは、メモリ受信したデータをR
AM6から読み出して、ハードCODEC2で復号化
し、RLデータをビットイメージに展開し、LEDプリ
ンタ4で印字出力する。
【0011】ハードCODEC2は、上述したように、
送信または受信の場合に限らず、クイックスキャンモー
ドや、RAM6に蓄積したデータを印字出力する場合に
も用いられる。したがって、クイックスキャンモードで
データを読み込み中、あるいは、RAM6に蓄積したデ
ータを印字出力中に着信があると、ハードCODEC2
は使用できない。ファクシミリ装置としては、14.4
kbpsの通信速度に対応できるのであるから、DIS
における最高通信速度を、ハードCODEC2で復号化
が可能な最高通信速度で宣言すると問題があり、デュア
ル処理はできないことになる。
【0012】この実施例では、ハードCODEC2の使
用状態を、フラグデータとして、RAM6の所定のアド
レスに、あるいは、別のRAMに書き込んでおく。そし
て、着信の際には、フラグデータを参照し、フラグが立
っている場合、すなわち、ハードCODEC2の使用中
には、ソフトCODEC3に対応した最高通信速度をD
ISで宣言するようにする。この実施例では、9.6k
bpsをDISで宣言する。
【0013】図2は、デュアル処理を行なう場合の動作
の一実施例を説明するためのフローチャートである。フ
ローがスタートすると、S1で初期化が行なわれ、ハー
ドCODECの使用状態を示すフラグFRGを0にす
る。FRGが0のときは、ハードCODECが使用され
ていない状態を表している。待機状態では、S2〜S8
をループしている。着信による通信要求があると、S3
からS9へ移行して、フラグを見る。フラグFRGが0
であれば、ハードCODECが使用できる。したがっ
て、S10におけるDISの送出では、14.4kbp
sの通信最高速度を宣言し、S11でFRGを1に書き
換える。受信は、送信先からの通信速度のいかんにかか
わらず、S12でハードCODECを起動して受信を開
始する。通信中は、S2〜S8をループして通信の終了
を待つとともに、蓄積要求、あるいは、プリント要求が
あれば、S4またはS5からS15またはS19へ移行
する。
【0014】S4の蓄積要求は、スキャナで読み取った
データを符号化してRAMに蓄積する動作である。S1
5でFLGが0であれば、S16へ進み、FLGを1に
書き換えて、クイックスキャンを行なって原稿の蓄積処
理を開始する。通信中で、ハードCODECが使用中で
あれば、FLGは1であるから、S18へ進み、ソフト
CODECを用いて、原稿の蓄積処理を開始する。
【0015】S5のプリント要求は、メモリに蓄積され
たデータを印字出力する動作である。S19でFLGが
0であれば、S20へ進み、FLGを1に書き換えて、
ハードCODECを使用して、印字出力を開始する。通
信中で、ハードCODECが使用中であれば、FLGは
1であるから、S22へ進み、ソフトCODECを用い
て、印字出力を開始する。なお、プリンタとして、高速
プリンタを使用してハードCODECでは、復号化の速
度が間に合わない場合には、FLGが1である場合に
は、ハードCODECが使用可能状態となるまで印字出
力を禁止するようにする。
【0016】このように、通信中であっても、蓄積要求
やプリント要求に対応してデュアル処理が可能である。
通信が終了すれば、S6からS23へ移行して、S2〜
S8のループに戻る。なお、ハードCODECを用いて
通信を行なった場合には、S24でFLGを0に書き換
え、上記ループに戻る。蓄積処理が終了した場合も同様
であり、S7からS25へ進み、S2〜S8のループに
戻るが、ハードCODECを用いた場合には、S26で
FLGを0に書き換えて、S2〜S8のループに戻る。
プリントが終了した場合も同様であり、S8からS27
へ進み、S2〜S8のループに戻るが、ハードCODE
Cを用いた場合には、S28でFLGを0に書き換え
て、S2〜S8のループに戻る。
【0017】上述したように、蓄積中、あるいは、プリ
ント中で、ハードCODECが使用されているときに着
信があった場合には、FLGは1に書き換えられてい
る。したがって、S3,S9からS13へ進んで、通信
最高速度を9.6kbpsとしてDISで宣言し、ソフ
トCODECを起動して受信を開始する。したがって、
最高通信速度を9.6kbpsとして、送信側が設定し
た通信速度で受信を行なう。この場合、蓄積動作、ある
いは、プリントを適当なところで中断して、そのときの
ページの受信が終了した段階で、新たに、14.4kb
psを宣言して、送信側が14.4kbpsの能力を有
している場合には、通信速度を上げることも可能であ
る。中断した蓄積処理、あるいは、プリントをソフトC
ODECで再開するようにしてもよい。
【0018】なお、ハードCODECの使用状態をフラ
グデータとしてメモリするようにしたが、これに限られ
るものではない。ハードCODECの使用状態を直接見
るようにしてもよい。ハードCODECにビジー信号線
を設け、使用中はビジー信号を出すようにして、これを
見るようにすることもできる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、高速CODECと低速CODECを用いるこ
とにより、デュアル処理を行なうようにしたから、高価
な高速CODECを2つ用いる必要がなく、装置のコス
トの上昇を抑えることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の一実施例の要部の
概略構成図である。
【図2】実施例のファクシミリ装置の動作の一例を説明
するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 通信制御部 2 ハードCODEC 3 ソフトCODEC 4 LEDプリンタ 5 スキャナ 6 RAM

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 速度の異なる2つのCODECを備えた
    ファクシミリ装置において、速度の速いCODECを使
    用中に着信があった場合に、DISにおける最高通信速
    度を速度の遅いCODECに対応する通信速度で宣言す
    ることを特徴とするファクシミリ装置。
JP5021957A 1993-01-14 1993-01-14 ファクシミリ装置 Expired - Lifetime JP2546122B2 (ja)

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