JP2545856B2 - メモリダンプ採取装置 - Google Patents

メモリダンプ採取装置

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JP2545856B2
JP2545856B2 JP62116152A JP11615287A JP2545856B2 JP 2545856 B2 JP2545856 B2 JP 2545856B2 JP 62116152 A JP62116152 A JP 62116152A JP 11615287 A JP11615287 A JP 11615287A JP 2545856 B2 JP2545856 B2 JP 2545856B2
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久幸 青木
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は計算機システムのプロセス管理において、プ
ロセスが自分自身で検出不可能な原因により強制的に異
常終了させられた場合と、プロセスが自分自身の内部矛
盾検査や外部環境へのアクセス時のエラーリターンなど
により異常を検出し異常終了する場合と、プロセスが自
分自身の内部矛盾検査や外部環境へのアクセス時のエラ
ーリターンなどにより異常を検出しても、異常終了せず
に、資料としてプロセスのメモリダンプのみを採取し
て、引き続き処理を続行する場合とにおいて、プロセス
のメモリダンプを採取する装置に関する。
〔従来の技術〕
プロセスの異常終了時に、プロセス終了処理中でプロ
セスのメモリダンプを採取することは、一般的に行われ
ている。この場合、プロセス起動時のパラメータとして
異常終了時にメモリダンプを採取するかどうかを指定で
きるシステムもある。以降、この装置を異常終了時ダン
プ採取装置と呼ぶ。
一方、プロセス実行中に、その時点でのメモリダンプ
を採取する手段としてスナップショットダンプ装置があ
る。これは、システムコールとして定義されており、プ
ロセスの処理手続中にサブルーチンコールとして記述し
ておけば、実行時に制御がその部分を通過すると、その
時点でのメモリダンプが採取される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
システムプロセス(システムに常駐しシステム全体に
関する特定の機能を遂行しているプロセス)などのよう
に、一度動きだしたら常に動いていなければならないプ
ロセスにおいて、異常が発生した場合、保守性の観点か
らは資料としてメモリダンプを採取する必要がある。し
かし、単純な異常終了時ダンプ採取装置では、プロセス
自体が終了してしまうので問題がある。そこで、自分自
身を再起動してから異常終了し、異常終了時ダンプ採取
装置によりメモリダンプを採取する方法が考えられる。
ところが、時間的継続性を必要とするプロセスや、膨大
の内部情報を保持しているプロセス、他のプロセスと相
互に関連しているプロセスなどにおいては、例え一時的
にではあってもプロセスが中断されることは許されな
い。このような場合は、上記手段は採用できない。
一方、特別な周辺装置を制御していたり、他のプロセ
スと関連を持っているなど、そのプロセス特有の終了処
理が必要な場合がある。この場合、異常検出直後に異常
終了できないので、異常終了時ダンプ採取装置で採取さ
れたメモリダンプは、異常検出時の状態ではない。異常
検出時の状態でないメモリダンプでは、原因解析不可能
となる場合があり、保守上問題となる。
上記のように、常駐プロセスや特別な終了処理を必要
とするプロセスにおいては、異常終了時ダンプ採取装置
では問題がある。そこで、スナップショットダンプ装置
が考えられる。つまり、常駐プロセスにおいては異常終
了せずにスナップショットダンプ採取後処理を続行、特
別な終了処理を必要とするプロセスにおいては異常検出
直後にスナップショットダンプを採取してから終了処理
を行う。
しかし、単純なスナップショットダンプ採取装置で
は、以下の点で問題がある。第一に、プロセス起動時の
ダンプ採取の指定の有無に関係なくメモリダンプを採取
してしまう。このため、メモリダンプを採取するファイ
ルスペースが充分にない運用形態など、メモリダンプを
採取するプロセスを限定したい場合に問題になる。第二
に、異常が次々に発生した時、あるいは、無限ループに
なった時などに、何回もスナップショットダンプが採取
される可能性がある。これは、メモリダンプを採取する
ためのファイルスペースを大量に必要とするので、その
ファイルスペースを別の目的と共同利用している場合な
どに問題となる。第三に、プロセス自身では検出不可能
な原因などにより強制的にプロセスが異常終了させられ
た場合に、スナップショットダンプを採取するタイミン
グがない。この場合は、異常終了時ダンプ採取装置など
に頼らざるを得ない。つまり、スナップショット採取装
置単独では、不完全である。
以上のように、スナップショットダンプ装置を採用す
るとしても、メモリダンプを採取するかどうかを選択で
きる工夫と、限りなくメモリダンプが採取されるのを防
ぐ工夫と、異常終了時ダンプ採取装置などと組合わせて
完全性を確保する工夫とが必要となる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のメモリダンプ採取装置は、計算機システムの
プロセス管理において、プロセス起動時に指定されたダ
ンプ採取回数を取り込む初期化手段と、プロセスが強制
的に異常終了させられた時点と自分自身で異常を検出し
た時点とにおいて、すでに採取したダンプの数が、前記
初期化手段で取り込んだダンプ採取回数未満の場合には
ダンプを採取すべきと判断し、ダンプ採取回数と等しい
場合にはダンプを採取すべきではないと判断する判定手
段と、前記判定手段においてダンプを採取すると判定さ
れた場合にその時点におけるプロセスのメモリダンプを
採取するダンプ採取手段とからなることを特徴とする。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して詳細に説明する。
第1図を参照すると、本発明の実施例は、プロセス起
動時に指定されたダンプ採取回数を取り込む初期化手段
Aと、プロセスが強制的に異常終了させられた時点と自
分自身で異常を検出した時点とにおいてダンプを採取す
べきかどうかを判断する判定手段Bと、前記判定手段に
おいてダンプを採取すると判定された場合にその時点に
おけるプロセスのメモリダンプを採取するダンプ採取手
段Cとから構成される。
第2図を参照すると、初期化手段Aは、まず、パラメ
ータ検索ステップA1で、プロセス起動時に最大ダンプ採
取回数のパラメータが指定されたかどうかを検査する。
最大ダンプ採取回数の指定がない場合は、ダンプカウン
タ規定値設定ステップA2で、ダンプカウンタに最大ダン
プ採取回数の規定値を設定する。最大ダンプ採取回数の
指定がある場合は、ダンプカウンタ指定値設定ステップ
A3で、指定された最大ダンプ採取回数をダンプカウンタ
に設定する。最大ダンプ採取回数を0にすれば、1回も
ダンプは採取されない。
第3図を参照すると、判定手段Bは、ダンプカウンタ
検査ステップB1で、ダンプカウンタの値を検査する。ダ
ンプカウンタの値が0以下の場合はダンプ採取は行わ
ず、ダンプカウンタの値が0より大きい場合のみダンプ
を採取する。ダンプを採取する場合は、ダンプ採取手段
Cの前に、ダンプカウンタ1減算ステップB2で、ダンプ
カウンタの値を1小さくする。これにより、最大ダンプ
採取回数だけダンプを採取した後に呼び出された判定手
段Bでは、ダンプカウンタの値が0になっているので、
ダンプ採取せずと判定することになる。
ダンプ採取手段Cは、従来の異常時ダンプ採取方式に
おけるダンプ採取ステップ、あるいは、従来のスナップ
ショットダンプと同一のものである。
再び第1図に戻り、時間経過に従って説明する。ま
ず、プロセスの起動処理・初期化処理の中でダンプ関係
の初期化処理として、初期化手段Aを実行する。以降、
プロセスの動作が開始される。プロセスが自分自身で検
出不可能な原因により強制的に異常終了させられた場合
と、プロセスが自分自身の内部矛盾検査や外部環境への
アクセス時のエラーリターンなどにより異常を検出し直
ちに異常終了する場合とにおいては、プロセスの終了処
理の中で判定手段Bの判定結果に基づきダンプ採取手段
Cによりダンプを採取する(第1図参照)。一方、プ
ロセスが自分自身の内部矛盾検査や外部環境へのアクセ
ス時のエラーリターンなどにより異常を検出しても、プ
ロセス内部に記述されたプロセスの終了処理を行うため
に直ちには異常終了できない場合と、資料としてプロセ
スのダンプのみを採取して引き続き処理を続行する場合
とにおいては、その時点でのプロセスダンプを採取する
システムコール(必ずしもシステムコールである必要は
ない)を実行し、そのシステムコール処理中で判定手段
Bの判定結果に基づきダンプ採取手段Cによりダンプを
採取する(第1図参照)。後者の場合、ダンプを採取
するシステムコールは何回も呼ばれる可能性がある。し
かし、前記判定手段Bにより、初期化手段Aで設定され
たダンプ採取回数以上には、ダンプは採取されない。ま
た、ダンプを採取するシステムコールが何回か呼ばれた
後で異常終了しても、やはり、初期化手段Aで設定され
たダンプ採取回数以上には、ダンプは採取されない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、プロセスの途
中で採取するダンプもプロセス起動時のダンプ採取に関
する指定を守ることができ、際限なくダンプが採取され
ることを防止でき、さらに、単純な異常終了時ダンプ採
取装置などに比べてよりタイムリーにダンプを採取する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の流れ図、第2図は第1図中
の初期化手段を示す流れ図、第3図は第1図中の判定手
段、ダンプ採取手段を示す流れ図である。 A……初期化手段、B……判定手段、C……ダンプ採取
手段、……プロセス途中でのダンプ採取、……プロ
セス終了処理でのダンプ採取。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】計算機システムのプロセス管理において、
    プロセス起動時に指定されたダンプ採取回数を取り込む
    初期化手段と、プロセスが強制的に異常終了させられた
    時点と自分自身で異常を検出した時点とにおいて、すで
    に採取したダンプの数が、前記初期化手段で取り込んだ
    ダンプ採取回数未満の場合にはダンプを採取すべきと判
    断し、ダンプ採取回数と等しい場合にはダンプを採取す
    べきではないと判断する判定手段と、前記判定手段にお
    いてダンプを採取すると判定された場合にその時点にお
    けるプロセスのメモリダンプを採取するダンプ採取手段
    とからなることを特徴とするメモリダンプ採取装置。
JP62116152A 1987-05-12 1987-05-12 メモリダンプ採取装置 Expired - Lifetime JP2545856B2 (ja)

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JPS63280347A JPS63280347A (ja) 1988-11-17
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JP2006146678A (ja) 2004-11-22 2006-06-08 Hitachi Ltd 情報処理装置におけるプログラム制御方法、情報処理装置、及びプログラム
JP2007265137A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Oki Electric Ind Co Ltd マルチタスク処理方法及びマルチタスク処理装置

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JPS6091459A (ja) * 1983-10-24 1985-05-22 Fujitsu Ltd デ−タ処理装置
JPS60238946A (ja) * 1984-05-14 1985-11-27 Fujitsu Ltd スナツプシヨツトダンプ処理方式

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