JPH04335452A - ファイル属性チェック方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、ファイル属性チェック
方法に関し、特にファイル入出力機能を備えた情報処理
システムのファイル属性チェック方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来のファイル属性チェック方法は、従
来の情報処理システムのファイル入出力機能が図６のブ
ロック図に示すように構成されているので、利用者プロ
グラム２からファイル５に対するファイル入出力を依頼
されたファイル入出力機能３は、利用者プログラム２が
オペレーティングシステムの記憶領域４に格納したファ
イル属性情報４１を使って、ファイル入出力処理を行う
ようになっていた。このため、実際に接続されているフ
ァイル５のファイル属性のチェックは、人手を介して行
わなければならず、たとえば、利用者プログラム実行す
る前に仕様書に記述されたファイル属性と、ファイルア
ロケーションした時の実行リストを人間が目視によって
比較し、一致しているか否かを判定していた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上述した従来のファイ
ル属性チェック方法は、ファイル属性チェックを人手を
介して行っており、実際のファイルを接続する時に接続
ミスがあっても利用者プログラムを実行させてしまうこ
とがあるので、オペレーティングシステムの記憶領域に
格納されているファイル属性情報と、実際に接続するフ
ァイルのファイル属性との不一致が原因で利用者プログ
ラムが異常終了したり、結果不正が発生することがあり
、利用者プログラムの信頼性を低下させてしまうという
問題点がある。

【０００４】本発明の目的は、オペレーティングシステ
ムの記憶領域に格納されているファイル属性情報と、実
際に接続するファイル属性との不一致を事前に検出し、
利用者プログラムの信頼性を向上させることができるフ
ァイル属性チェック方法を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明のファイル属性チ
ェック方法は、電子計算機上で動作する利用者プログラ
ムから依頼されてファイルの入出力を行うファイル入出
力機能を備えた情報処理システムにおいて、前記ファイ
ル入出力機能が入出力を行うファイルからファイル属性
を取得するファイル属性取得手段と、前記利用者プログ
ラムが既に前記ファイル入出力機能に渡したファイル属
性情報と、前記ファイル属性取得手段が取得したファイ
ル属性とを比較し一致しているか否かを判定するファイ
ル属性判定手段とを含むファイル属性チェック部を設け
る構成である。

【０００６】

【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。

【０００７】図１は、本発明の一実施例のブロック図で
ある。

【０００８】ファイル属性チェック部１は、ファイル入
出力機能３とファイル５との間を接続するように設けら
れ、ファイル属性取得手段１１とファイル属性判定手段
１２とを含んでいる。ファイル属性取得手段１１は、フ
ァイル属性チェック部１がファイル入出力機能３から起
動されると最初に制御を渡され、実際に接続されたファ
イル５からファイル属性５１を取得した後、ファイル属
性判定手段１２にファイル属性５１を受け渡すと共に制
御を移す。ファイル属性判定手段１２は、オペレーティ
ングシステムの記憶領域４に存在しているファイル属性
情報４１と、ファイル属性取得手段１１から受け渡され
たファイル属性５１とを比較し、一致しているか否かを
リターンコード格納領域４２に設定し、このリターンコ
ード格納領域４２を介してファイル入出力機能３に通知
する。

【０００９】次にファイル属性情報について説明をする
。

【００１０】図２はファイル属性情報のデータ構成を説
明する説明図である。

【００１１】ファイル属性情報４１は、レコード長やフ
ァイル編成等から構成され、オペレーティングシステム
の記憶領域４に格納する。そして、利用者プログラム２
がファイル入出力機能３にファイルの入出力を依頼する
時に、ファイルのレコード長やファイル編成などのファ
イル属性をファイル入出力機能３に通知するために利用
する。

【００１２】次にファイル属性について説明する。

【００１３】図３はファイル属性のデータ構成を説明す
る説明図である。

【００１４】ファイル属性５１は、レコード長やファイ
ル編成等から構成され、ファイル５のディスク中に存在
するファイル管理領域に格納する。そしてファイルアロ
ケーションした時のレコード長やファイル編成などの情
報を格納する。

【００１５】次にファイル属性取得手段の動作について
説明する。

【００１６】図４はファイル属性取得手段の動作の流れ
図である。

【００１７】動作を開始すると、ステップ（以下Ｓと記
す）１１で実際に接続されたファイル５をオープンする
。このとき、ファイル５をオープンできなければ、エラ
ーコードをリターンコード格納領域４２に設定して、フ
ァイル入出力機能３に制御を戻し終了する。次にＳ１２
で実際に接続されたファイル５からファイル属性５１を
取得する。次にＳ１３で実際に接続されたファイル５を
クローズする。このとき、ファイル５をクローズできな
ければ、エラーコードをリターンコード格納領域４２に
設定し、ファイル入出力機能３に制御を戻し終了する。 クローズできれば、ファイル属性判定手段１２に制御を
渡し終了する。

【００１８】次にファイル属性判定手段の動作について
説明する。

【００１９】図５はファイル属性判定手段の動作の流れ
図である。ファイル属性判定手段１２は動作を開始する
と、Ｓ２１でファイル属性情報４１とファイル属性５１
との比較すべき情報をすべて比較したかどうかを判定し
、比較すべき情報をすべて比較し終えていれば、正常終
了コードをリターンコード格納領域４２に設定して、フ
ァイル入出力機能３に制御を戻し終了する。まだ情報が
残っている場合は、Ｓ２２で利用者プログラム２がファ
イル入出力機能３に渡したファイル属性情報４１と、フ
ァイル属性取得手段１１から受け渡されたファイル属性
５１とを比較し、比較するべき情報が一致していればＳ
２１に戻り、一致していなければエラーコードをリター
ンコード格納領域４２に設定し、ファイル入出力機能３
に制御を戻し終了する。

【００２０】

【発明の効果】以上説明したように、本発明はファイル
入出力機能から起動されて、オペレーティングシステム
の記憶領域に格納されているファイル属性情報と、実際
に接続されたファイルのファイル属性とを比較し、一致
しているか否かを判定することにより、ファイル属性情
報と実際に接続されたファイルの属性との不一致をファ
イル入出力が行われる前に知ることができるので、利用
者プログラムの異常終了や結果不正を防止し、利用者プ
ログラムの信頼性を向上することができるという効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例のブロック図である

【図２】
ファイル属性情報のデータ構成を説明する説明図である
。

【図３】ファイル属性のデータ構成を説明するための説
明図である。

【図４】ファイル属性取得手段の動作の流れ図である。

【図５】ファイル属性判定手段の動作の流れ図である。

【図６】従来の情報処理システムのファイル入出力機能
の接続構成を示すブロック図である。

【符号の説明】

１　　　　ファイル属性チェック部 ２　　　　利用者プログラム ３　　　　ファイル入出力機能 ４　　　　オペレーティングシステムの記憶領域５　　
　　ファイル １１　　　　ファイル属性取得手段 １２　　　　ファイル属性判定手段 ４１　　　　ファイル属性情報 ４２　　　　リターンコード格納領域 ５１　　　　ファイル属性

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　電子計算機上で動作する利用者プログ
   ラムから依頼されてファイルの入出力を行うファイル入
   出力機能を備えた情報処理システムにおいて、前記ファ
   イル入出力機能が入出力を行うファイルからファイル属
   性を取得するファイル属性取得手段と、前記利用者プロ
   グラムが既に前記ファイル入出力機能に渡したファイル
   属性情報と、前記ファイル属性取得手段が取得したファ
   イル属性とを比較し一致しているか否かを判定するファ
   イル属性判定手段とを含むファイル属性チェック部を設
   けることを特徴とするファイル属性チェック方法。