JP2545529Y2 - 光電スイッチ - Google Patents

光電スイッチ

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JP2545529Y2
JP2545529Y2 JP1990041662U JP4166290U JP2545529Y2 JP 2545529 Y2 JP2545529 Y2 JP 2545529Y2 JP 1990041662 U JP1990041662 U JP 1990041662U JP 4166290 U JP4166290 U JP 4166290U JP 2545529 Y2 JP2545529 Y2 JP 2545529Y2
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JP
Japan
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light receiving
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photoelectric switch
variable resistor
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JP1990041662U
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伸紀 今岡
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Omron Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、安定表示機能を有する光電スイッチに関
する。
(ロ)従来の技術 光電スイッチは、一般に受光素子に入光して得られた
受光信号が所定の動作レベルを越えたか否かを比較器で
比較して比較結果に応じONあるいはOFF信号を出力する
とともに、動作レベルの±何%からのレベルを安定動作
レベルとし、受光信号が安定動作レベルを越えている場
合に安定動作表示灯を点灯するようにしたものがある。
この種の光電スイッチにおいて、基準安定レベルは固定
であった。
(ハ)考案が解決しようとする課題 上記した従来の光電スイッチは、安定動作(入光)レ
ベルが内部回路により、固定されている為、安定動作レ
ベルに余裕がないと、ほこりや湯気の多い環境で使用す
ると、設置時に安定表示が点灯しているにもかかわら
ず、その環境下で受光レベルが動作レベル前後となり、
動作が不安定になるという問題があった。
この考案は、上記問題点に着目してなされたものであ
って、簡単な構成で安定動作レベルを外部から調整可能
とし、充分な余裕度を確保したレベルで安定表示灯が点
灯するように、外部から基準安定レベルを変更し得る光
電スイッチを提供することを目的としている。
(ニ)課題を解決するための手段及び作用 この考案の光電スイッチは、受光素子(PD)と、受光
素子の出力に基づいた受光信号と所定の動作レベルとを
比較して、比較結果に応じてONあるいはOFF信号を出力
する第1の比較手段(5)と、前記受光信号と所定の安
定動作レベルとを比較して、比較結果に応じて安定動作
あるいは不安定動作信号を出力する第2の比較手段
(4、6)と、を備えるものにおいて、回路電源とグラ
ンドレベル(GND)間に、定電流源(3)と、可変抵抗
器(VR)と、固定抵抗器(R4)とを直列に接続し、前記
可変抵抗器と固定抵抗器の接続点の電位を動作レベル
(VS)として第1の比較手段に与えるとともに、前記定
電流源と可変抵抗器の接続点の電位を安定動作レベル
(VH)として第2の比較手段に与え、前記可変抵抗器を
外部より操作して第2の比較手段の安定動作レベルを設
定するものである。
この光電スイッチにおいて、安定動作表示レベルに、
さらに余裕を持たせたい場合は、外部より可変抵抗器を
操作して可変抵抗器の抵抗値を変化させて、安定レベル
を上げることができる。
(ホ)実施例 以下、実施例により、この考案をさらに詳細に説明す
る。
第1図は、この考案の一実施例を示す光電スイッチの
受光部の回路図である。同図において、電源回路1から
の+V電源とグランドGND間に、抵抗R6とトランジスタQ
1の直列回路が接続され、トランジスタQ1のベースとコ
レクタ間に抵抗R1と受光用のホトダイオードPDが並列に
接続され、さらにトランジスタQ1のコレクタとエミッタ
間にコンデンサC2が並列に接続されている。また、+V
電源とグランドGND間にコンデンサC1が接続されてい
る。同様に、+V電源とGND間に基準電圧を発生するた
めの定電流源3、安定レベル調整用の可変ボリウムVR、
抵抗R4、R5の直列回路が接続されている。このボリウム
VR、抵抗R4、R5の直列回路によって、R4とR5の接続点よ
り、低レベルの安定表示レベルVL、抵抗R4と可変ボリウ
ムVRの接続点に動作基準レベルVS、さらに可変ボリウム
VRの両端により、ハイレベルの安定レベルVHが発生さ
れ、これらの基準電圧VH、VS、VLは、それぞれ比較器
4、5、6の入力の一端に接続されている。
一方、トランジスタQ1のコレクタがコンデンサC3、抵
抗R2を経て、アンプ2に接続され、アンプ2の出力は、
比較器4、5、6の他の入力の一端にそれぞれ受光信号
として加えられている。比較器4の出力及び比較器6の
出力は、信号処理回路7に接続され、信号処理回路7
と、電源+V間に安定表示灯Lが接続されている。
また、比較器5の出力は、信号処理回路8を経て、出
力トランジスタQ2のベースに接続されている。トランジ
スタQ2のエミッタはグランドGNDに接続され、コレクタ
は出力端子P0に接続されている。
第2図に、実施例光電スイッチの外観斜視図を示して
いる。第2図において、光電スイッチの本体ケース10の
前面には光を入光するためのレンズ12、また安定動作表
示灯Lを備えるとともに、安定レベル可変ボリウムVRを
調整するためのツマミ11を備えている。この安定レベル
可変ボリウムVRのツマミ11は、通常の安定レベルに対
し、2倍、3倍、4倍、5倍といった、より安定レベル
を考慮したメモリが付してある。
なお、安定表示灯Lの隣には、入光表示灯が設けられ
ている。
以上のように構成される光電スイッチにおいて、今レ
ンズ12の部分より入光があると、この光がホトダイオー
ドPDで受光され、この受光電流はトランジスタQ1を流
れ、さらにアンプ2で増幅されて、比較器4、5、6に
入力される。この比較器4、5、6に入光された受光信
号は、比較器5で、まず動作基準電圧VSと比較され、受
光信号の方が大なる場合に、出力信号を比較器5が出力
し、信号処理回路8を経てトランジスタQ2をオンし、出
力端子P0より出力信号を導出する。
一方、この受光信号が安定レベルVHよりも大きいと、
比較器4の出力もハイとなり、信号処理回路7にこの信
号が伝達され、発光素子Lに電流が流れ、安定表示灯L
が点灯する。
この実施例光電スイッチを、埃や湯気等、不安定要因
の大きい環境で使用する場合には、安定動作レベルに余
裕を持たせるために、外部よりツマミ11を回し、可変ボ
リウムVRの抵抗値を大きく設定する。これにより安定動
作レベルVHのみがより大となり、その変動に対して充分
な余裕度を確保できる。そして、この充分な余裕度を確
保できた状態で光軸調整を行うことができる。
また、逆に不安定要因の小さな環境で半透明体マーク
など入遮光レベル差が小さいものを検出する場合には、
その状態にあった、小さい余裕度で使用することができ
る、つまり可変ボリウムVRの値を小さく設定する。これ
により、実際に使用するアプリケーションにあった適切
な余裕度に光軸調整をすることができる。
(ヘ)考案の効果 この考案によれば、回路電源とグランドレベル間に、
定電流源と、可変抵抗器と、固定抵抗器とを直列に接続
し、前記可変抵抗器と固定抵抗器の接続点の電位を動作
レベルとして第1の比較手段に与えるとともに、前記定
電流源と可変抵抗器の接続点の電位を安定動作レベルと
して第2の比較手段に与え、前記可変抵抗器を外部より
操作して第2の比較手段の安定動作レベルを設定するよ
うにしているので、外部から安定動作レベルを変化する
ことができ、埃や湯気など、不安定要因の大きい環境で
使用する場合には、この変動に対して充分な余裕度を確
保できた状態で、光軸調整をできるし、また不安定要因
の小さな環境で使用する場合には、その状態にあった余
裕度で使用することができる。また、安定動作レベルの
調整を簡単な構成で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す光電スイッチの受
光部の回路図、第2図は、同光電スイッチの外観斜視図
である。 L:安定表示灯、VR:安定レベル可変ボリウム、11:安定レ
ベル可変ボリウム調整用ツマミ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】受光素子と、受光素子の出力に基づいた受
    光信号と所定の動作レベルとを比較して、比較結果に応
    じてONあるいはOFF信号を出力する第1の比較手段と、
    前記受光信号と所定の安定動作レベルとを比較して、比
    較結果に応じて安定動作あるいは不安定動作信号を出力
    する第2の比較手段と、を備える光電スイッチにおい
    て、 回路電源とグランドレベル間に、定電流源と、可変抵抗
    器と、固定抵抗器とを直列に接続し、前記可変抵抗器と
    固定抵抗器の接続点の電位を動作レベルとして第1の比
    較手段に与えるとともに、前記定電流源と可変抵抗器の
    接続点の電位を安定動作レベルとして第2の比較手段に
    与え、前記可変抵抗器を外部より操作して第2の比較手
    段の安定動作レベルを設定することを特徴とする光電ス
    イッチ。
JP1990041662U 1990-04-18 1990-04-18 光電スイッチ Expired - Lifetime JP2545529Y2 (ja)

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JPH042130U JPH042130U (ja) 1992-01-09
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JPS6013611B2 (ja) * 1978-06-07 1985-04-08 北陽電機株式会社 光電スイツチの感度設定値の確認装置
JPS5529011U (ja) * 1978-08-16 1980-02-25
JPS61102817A (ja) * 1984-10-25 1986-05-21 Matsushita Electric Works Ltd 光電スイツチ

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