JP2545351Y2 - 蛍光表示管 - Google Patents

蛍光表示管

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JP2545351Y2
JP2545351Y2 JP1993021926U JP2192693U JP2545351Y2 JP 2545351 Y2 JP2545351 Y2 JP 2545351Y2 JP 1993021926 U JP1993021926 U JP 1993021926U JP 2192693 U JP2192693 U JP 2192693U JP 2545351 Y2 JP2545351 Y2 JP 2545351Y2
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正志 鈴木
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、陰極支持体で線状陰極
を張設した蛍光表示管の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は実開昭62−167354号で開
示された蛍光表示管のガラス基板1を示している。ガラ
ス基板1は、外囲器の少なくとも一部を構成するガラス
部材であり、該ガラス基板1の上面には蛍光体を有する
発光表示部としての陽極2が形成されている。また、該
陽極2の上方には、ガラス基板1上に取り付けられた陰
極支持体3,4によって線状陰極5が張設されている。
【0003】前記陰極支持体は、線状陰極5の一端をガ
ラス基板1に対して固定するサポート部4と、同他端を
保持して該線状陰極5に張力を与えるアンカー部3から
なる。
【0004】図6に示すように、アンカー部3は、フリ
ットガラスを主成分とする封着材でガラス基板1上に固
定された取付板6と、該取付板6に溶接固定されたアン
カー7とによって構成される。このアンカー7は、取付
板6に溶接された板部8と、該板部8から上方に立ち上
げて成形されたアーム部9を有している。アーム部9は
湾曲した形状で、先端に線状陰極5の端部が固定されて
おり、該線状陰極5に所要の張力を与えている。
【0005】熱電子を放出させるため、線状陰極5は通
電により600〜650℃の温度に保たれる。従って通
電していない時に比べ、通電時には熱膨張で長くなる。
そこで適度の張力とストロークを有するばね部材として
の前記アンカー部3を線状陰極5の少なくとも一端部に
設けて、線状陰極5が緩まないようにしているのであ
る。
【0006】従って、前記アンカー7はばね性を有する
SUS304等の材料で構成されているが、ガラス基板
1に固定される取付板6の材料としては、熱膨張係数が
ガラスに近い値である426合金(42%Ni,6%C
r,残部Fe)が選択されている。換言すれば、ガラス
基板1に取付けるアンカー部3の材料としては、ガラス
と同等の熱膨張係数を有する材料、例えば426合金が
好ましいが、アーム部9にはばね性も求められる。42
6合金にはばね性はあまりないので、従来はアンカー7
のみを、ばね性の良好な別材料によって取付板6とは別
部品として製作していた。
【0007】サポート部4は、線状陰極5の一端を固定
できればよいので、ばね性は必要とされない。従ってガ
ラス基板1上に確実に固着するため、前述した426合
金によって形成されている。
【0008】次に、図7は、従来のスペーサフレーム1
00を用いた蛍光表示管の組み立て構造を示す斜視図で
ある。ガラス基板21の上面には、蛍光体が被着された
発光表示部としての陽極22が設けられている。この上
に、矩形枠状の電極構体であるスペーサフレーム100
を位置決めし、該スペーサフレーム100を間に挟んで
前記ガラス基板1の上面に蓋状の容器部23を封着し、
さらに内部を排気して蛍光表示管の外囲器24を構成す
る。なお、図示はしないが、この外囲器24内のスペー
サフレーム100及びガラス基板21上には、それぞれ
線状陰極及び制御電極が配設される。
【0009】前記スペーサフレーム100は、一対の陰
極支持体として、線状陰極の一端を固定するサポート部
101と、線状陰極の他端を引張って張力を与えるアン
カー部102とを有している。そしてアンカー部102
とサポート部101は、各一端部間をリード部104で
連結され、各他端部間を支持バー103によって連結さ
れていた。
【0010】ところで、前記アンカー部102とサポー
ト部101は、両者とも単一の部品ではなく、それぞれ
取付板105,105にアンカー106とサポート10
7をそれぞれ溶接した構造の組立て部品であった。
【0011】アンカー部102とサポート部101がこ
のような組立て構造を有している理由は以下の通りであ
る。まず、取付板105はガラス基板21と容器部23
の封着部においてフリットガラスを主成分とする封着材
で固着される。従って取付板105の材質は、ガラス基
板21とほぼ等しい熱膨張係数を有するものであること
が必要である。この点についてはリード部104も同様
である。そのため従来は、取付板105及びリード部1
04には426合金が使用されていた。
【0012】しかしながら、前記取付板105に取り付
けられるアンカー106には、線状陰極に張力を与える
ためにばね性が要求される。このため、アンカー106
には必要なだけのばね性を有するSUS304が使用さ
れていた。なお、線状陰極の一端を固定するサポート1
07もSUS304で形成されていた。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】図6に示した従来の陰
極支持体、特にアンカー部3の構造によれば、取付板6
にアンカー7を溶接していたので、部品点数及び加工工
数が多く、製造コストが高いという問題点があった。
【0014】従来のアンカー7はばね性を有するSUS
304等の材料からなり、熱膨張係数がガラスとは大き
く異なるので、ガラス基板1に固着させると加熱時にガ
ラス基板1にクラックを生じさせてしまう。このため、
従来の陰極支持体のアンカー7はガラス基板1に直接固
着させることができなかった。
【0015】そこで本考案は、線状陰極に張力を付与す
るためのばね性を有する陰極支持体を、ガラス基板等の
ガラス部材に直接取り付けたり、外囲器の封着部に挟持
する構造としても、熱膨張時に構造的な支障が生じない
ようにすることを第1の目的としている。
【0016】また図7に示した従来のスペーサフレーム
によれば、一対の陰極支持体がそれぞれ2個づつの部品
で構成されているので、材料費・加工費が嵩み、コスト
高になるという問題があった。
【0017】そこで本考案は、線状陰極に張力を付与す
るためのばね性を有する陰極支持体を備えた蛍光表示管
において、陰極支持体の構成を簡単にすることを第2の
目的としている。
【0018】さらに本考案は、以上の各目的を達成しう
るような機械的性質を備えた新規な合金を提供すること
を第3の目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された蛍
光表示管は、線状陰極を取付ける一対の陰極支持体を備
えた蛍光表示管において、陰極支持体が、Ni37〜4
2%,Ti2.0〜2.6%,残部Feからなる合金か
ら構成された単一部品であり、ばね性を有するとともに
その陰極支持体を固着するガラス部材にほぼ等しい熱膨
張係数を有することを特徴としている。
【0020】請求項2に記載された蛍光表示管は、請求
項1記載の蛍光表示管において、ガラス部材が外囲器の
一部を構成するガラス基板であることを特徴としてい
る。
【0021】請求項3に記載された蛍光表示管は、請求
項1記載の蛍光表示管において、陰極支持体を外囲器の
封着部に挟持したことを特徴とする。
【0022】請求項4に記載された蛍光表示管は、請求
項3記載の蛍光表示管において、陰極支持体がリード部
と支持バーにより枠状に連結されている。
【0023】請求項5に記載された蛍光表示管は、請求
項3記載の蛍光表示管において、陰極支持体の封着代の
みを封着部に挟持することを特徴とする。
【0024】
【0025】
【0026】
【作用】本考案の陰極支持体は、ガラス部材にほぼ等し
い熱膨張係数を備えている。従って、該陰極支持体が取
り付けられたガラス基板や外囲器等のガラス部材には熱
膨張時にも無理な力がかからず、線状陰極には常に十分
な張力が与えられる。
【0027】
【実施例】本考案の第1実施例を図1及び図2を参照し
て説明する。本実施例の陰極支持体が適用される蛍光表
示管の基本的な構成は図3を参照して説明した従来例と
ほぼ同じである。
【0028】本実施例の陰極支持体10は、線状陰極5
の一端をガラス基板1に対して固定するサポート部と、
同他端を保持して該線状陰極5に張力を与えるアンカー
部11からなる。ここで、本実施例の陰極支持体10
は、使用されている合金の種類が従来と異なる新規なも
のである。また、アンカー部11の構造が従来と異な
る。
【0029】図1に示すように、このアンカー部11
は、ガラス基板1に封着材で固定される取付板部12
と、該取付部12から上方に立ち上げて成形されたアー
ム部13とを有している。取付板部12とアーム部13
は共通の金属板からプレス成形等の手段によって一体に
構成されている。
【0030】前記アンカー部11は、37〜42%N
i,2.0〜2.6%Ti,残部Feから成るNi−F
e合金からなる。この合金のサンプル〜の組成及び
熱膨張係数を、SUS304及び板ガラスと比較して図
2に示す。
【0031】図2によれば、熱膨張係数が板ガラスの値
に近く、最も好ましいのはサンプルの42%Ni,
2.0%Ti,残部Feの合金であるが、〜のすべ
てのサンプルが実用上利用可能である。
【0032】サンプル〜は、成分中にTiが含有さ
れているので、水素処理をしなくても固着工程での加熱
処理によって酸化チタンが表面に生じる。これが板ガラ
スや封着材とよくなじむので、固着が強固になると考え
られる。
【0033】サンプル〜に添加されているTiは、
ヤング率、弾性限界及び伸び率を向上させるので、ばね
性は426合金等よりも向上する。但し、Tiの含有量
が2.0未満であるとその効果があらわれない。又含有
量を増やすと逆に熱膨張係数が高くなりすぎてしまうの
で、Tiの含有量は実用上の見地から前述したサンプル
〜に示す2.0〜2.6%の範囲が好ましい。
【0034】以上説明した実施例では、陰極支持体がア
ンカー部とサポート部から成っていた。しかしながら、
一対のアンカー部からなる陰極支持体によって線状陰極
を支持し、線状陰極の両端をそれぞれアンカー部で引っ
張るようにしてもよい。長い線状陰極を有する蛍光表示
管においてこのような構造を採用すれば、駆動時に発生
する大きな熱膨張を余裕をもって吸収することができ
る。
【0035】本実施例によれば、十分なばね性とガラス
に近い熱膨張率を有する金属を陰極支持部材の材料に採
用したので、線状陰極の一端を保持してこれに張力を与
えるための陰極支持部材を、一部品で構成するとともに
これを直接ガラス基板上に固着させることが可能となっ
た。このため蛍光表示管の製造において部品点数と組立
て工数が削減でき、コストを低減させることができる。
【0036】また、陰極支持部材をガラス基板上に直接
固着できるので組立ての自動化が容易である。
【0037】次に、本考案の第2実施例を図3を参照し
て説明する。本実施例のスペーサフレームが適用される
蛍光表示管の基本的な構成は図7を参照して説明した従
来例とほぼ同じである。
【0038】本実施例のスペーサフレーム30は、図3
に示すように、一対の陰極支持体として、線状陰極の一
端を固定するサポート部31と、同他端を引張って張力
を与えるアンカー部32とを有している。
【0039】アンカー部32は、組立て時に外囲器24
の外に両端が突出する寸法の取付板33と、湾曲したア
ーム状のアンカー34とを有している。取付板33とア
ンカー34は共通の金属板からプレス成形等の手段によ
って一体の単一部品として形成されている。
【0040】サポート部31は、組立て時に外囲器24
の外に両端が突出する寸法の取付板35と、フランジ状
のサポート36とを有している。前記アンカー部32と
同様に、取付板35とサポート36は共通の金属板から
プレス成形等によって一体の単一部品として形成されて
いる。
【0041】そして前記アンカー部32の取付板33と
前記サポート部31の取付板35は、各一端部間をリー
ド部37で連結され、各他端部間を支持バー38によっ
て連結されており、全体として矩形の枠状のスペーサフ
レーム30が構成されている。
【0042】前記アンカー部32と、サポート部31
と、リード部37は、37〜42%Ni,2.0〜2.
6%Ti,残部Feから成るNi−Fe合金からなる。
この合金は、図2にSUS304及び板ガラスと比較し
て示した前記第1実施例の合金と同じである。
【0043】以上説明した実施例では、リードフレーム
の一部を構成している一対の陰極支持体がアンカー部と
サポート部から成っていた。しかしながら、一対の陰極
支持体が2個1組のアンカー部からなり、線状陰極の両
端をそれぞれアンカー部で引っ張るようにしてもよい。
長い線状陰極を有する蛍光表示管においてこのような構
造を採用すれば、駆動時に発生する大きな熱膨張を余裕
をもって吸収することができる。
【0044】本実施例によれば、十分なばね性とガラス
に近い熱膨張率を有する金属を、リードフレームの構成
部品である陰極支持体の材料に採用したので、線状陰極
の一端を保持してこれに張力を与えるための陰極支持体
を一部品で構成するとともに、これをリードフレームの
一部として直接ガラス基板上に固着させることが可能と
なった。このため蛍光表示管の製造において部品点数と
組立て工数が削減でき、コストを低減させることができ
る。
【0045】次に、本考案の第3実施例を図4を参照し
て説明する。本実施例の蛍光表示管における外囲器24
の基本的な構成は図7を参照して説明した従来例とほぼ
同じである。
【0046】本実施例の陰極支持体40は、図4に示す
ように、ガラス基板21上で線状陰極41の一端を固定
するサポート部42と、同他端を引張って張力を与える
アンカー部43とを有している。
【0047】アンカー部43は、組立て時に外囲器24
の封着部に挟持固定される寸法の封着代44,45と、
湾曲したアーム状のアンカー46とを有している。本実
施例の封着代44,45は、ガラス基板21の対向する
一対の長辺側で封着される2本の封着代44,44と、
ガラス基板21の一方の短辺側で封着される2本の封着
代45,45から成る。封着代44,45とアンカー4
0は共通の金属板からプレス成形等の手段によって一体
の単一部品として形成されている。
【0048】サポート部42は、組立て時に外囲器24
の封着部に挟持固定される寸法の封着代47,48と、
フランジ状のサポート49を有している。本実施例の封
着代47,48は、ガラス基板21の対向する一対の長
辺側で封着される2本の封着代47,47と、ガラス基
板21の他方の短辺側で封着される2本の封着代48,
48から成る。前記アンカー部43と同様に、封着代4
7,48とサポート49は共通の金属板からプレス成形
等によって一体の単一部品として形成されている。
【0049】図4において、50はフィラメントリード
であり、ガラス基板21上に形成された配線導体51の
一端に接続された状態で、外囲器24の封着部に挟持固
定される。なお、配線導体51の他端には、前記サポー
ト部42とアンカー部43がそれぞれ接続される。
【0050】前記陰極支持体40をガラス基板21上に
実装する際には、適宜な接着剤によってアンカー部43
とサポート部42をガラス基板21上の所定位置に仮固
定し、線状陰極41を張設する。そして、容器部23を
ガラス基板21上に重ね、加熱して封着ガラス52,5
2を軟化させて両者を封着する。これによって外囲器2
4が形成されるとともに、ガラス基板1上のアンカー部
43及びサポート部42は封着代44,45,47,4
8を外囲器24の封着部に挟持されてガラス基板21上
に確実に固定される。なお、仮固定用の接着剤は加熱時
に分解される。
【0051】前記アンカー部43と、サポート部42
と、フィラメントリード部50は、37〜42%Ni,
2.0〜2.6%Ti,残部Feから成るNi−Fe合
金からなる。この合金は、図2にSUS304及び板ガ
ラスと比較して示した前記第1実施例の合金と同じであ
る。
【0052】以上説明した実施例では、陰極支持体40
がアンカー部43とサポート部42から成っていた。し
かしながら、一対のアンカー部からなる陰極支持体によ
って線状陰極を支持し、線状陰極の両端をそれぞれアン
カー部で引っ張るようにしてもよい。長い線状陰極を有
する蛍光表示管においてこのような構造を採用すれば、
駆動時に発生する大きな熱膨張を余裕をもって吸収する
ことができる。
【0053】また、前記実施例では、サポート部42お
よびアンカー部43ごとに、各々2種類各2本づつの封
着代が設けられていたが、各部ごとに1種類2本づつの
封着部でもよい。
【0054】本実施例によれば、一対の陰極支持体を十
分なばね性とガラスに近い熱膨張率を有する金属でそれ
ぞれ単一部品として形成し、この陰極支持体をガラス基
板上に直接載置するとともに、それぞれ一体に設けた封
着代において外囲器の封着部で固定されるようにしてあ
る。従って本考案によれば、線状陰極の一端を保持して
これに張力を与えるための陰極支持体を直接ガラス基板
上に確実に取り付けることが可能となった。このため、
従来のスペーサフレーム方式で必要としていたような取
付板が不要となり、部品点数と加工工数が減るのでコス
トダウンを実現できた。なお、封着代の封着部分にクラ
ックが発生する恐れはなく、気密性は良好である。
【0055】
【考案の効果】以上、各実施例に沿って説明したよう
に、本考案の蛍光表示管によれば、陰極に張力を与える
陰極支持体がガラス部材にほぼ等しい熱膨張係数を備え
ている。従って、該陰極支持体が取り付けられたガラス
基板や外囲器等のガラス部材には熱膨張時にも無理な力
がかからず、従って線状陰極には常に十分な張力が与え
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例におけるアンカー部の拡大
斜視図である。
【図2】本考案の第1実施例に用いた合金のサンプル
〜の組成と熱膨張係数をSUS304及び板ガラスと
比較した表図である。
【図3】本考案の第2実施例を示す分解斜視図である。
【図4】本考案の第3実施例を示す分解斜視図である。
【図5】従来の蛍光表示管のガラス基板を示す図であ
る。
【図6】従来の蛍光表示管におけるアンカー部の拡大斜
視図である。
【図7】従来例の蛍光表示管の分解斜視図である。
【符号の説明】
1,21 外囲器の一部を構成するガラス部材としての
ガラス基板 5,41 線状陰極 10,40 陰極支持体 11,32,43 アンカー部 24 外囲器 30 スペーサフレーム 37 リード部 38 支持バー 44,45,47,48 封着代
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 立吉 貞雄 千葉県茂原市大芝629 双葉電子工業株 式会社内 (72)考案者 和田 博之 千葉県茂原市大芝629 双葉電子工業株 式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−53840(JP,A) 実開 昭61−177356(JP,U) 実開 昭57−147564(JP,U) 実開 昭54−180661(JP,U)

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線状陰極を取付ける一対の陰極支持体を
    備えた蛍光表示管において、陰極支持体が、Ni37〜
    42%,Ti2.0〜2.6%,残部Feからなる合金
    から構成された単一部品であり、ばね性を有するととも
    にその陰極支持体を固着するガラス部材にほぼ等しい熱
    膨張係数を有することを特徴とする蛍光表示管。
  2. 【請求項2】 ガラス部材が外囲器の一部を構成するガ
    ラス基板である請求項1記載の蛍光表示管。
  3. 【請求項3】 陰極支持体を外囲器の封着部に挟持した
    ことを特徴とする請求項1記載の蛍光表示管。
  4. 【請求項4】 陰極支持体がリード部と支持バーにより
    枠状に連結されている請求項3記載の蛍光表示管。
  5. 【請求項5】 陰極支持体の封着代のみを封着部に挟持
    することを特徴とする請求項3記載の蛍光表示管。
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