JP2545280B2 - ベーン形揺動アクチュエータ - Google Patents

ベーン形揺動アクチュエータ

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JP2545280B2
JP2545280B2 JP1057244A JP5724489A JP2545280B2 JP 2545280 B2 JP2545280 B2 JP 2545280B2 JP 1057244 A JP1057244 A JP 1057244A JP 5724489 A JP5724489 A JP 5724489A JP 2545280 B2 JP2545280 B2 JP 2545280B2
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shaft
vane
flange
mounting surface
side device
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秀次 藤谷
斉 山本
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SMC Corp
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SMC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ベーン形揺動アクチュエータに関するもの
である。
[従来の技術] 揺動アクチュエータは、出力側に流体圧シリンダ、チ
ャック、弁等の流体圧機器を取付けて使用する場合が多
いので、軸線方向両端に取付面を設けて、一方をアクチ
ュエータの固定面に、他方を出力側機器の取付面にし
て、出力側機器を直接取付けることが望ましい。
しかしながら、公知の揺動アクチュエータは、シャフ
トがボディを貫通しているので、出力側機器を取付、支
持するためのカップリングやベアリング等を必要として
いた。
また、外部に露出する出力側機器の配線や配管が、揺
動アクチュエータによって揺動するために、これらが作
業の邪魔になるばかりでなく、思わぬ事故を起すことが
ある。
[発明が解決しようとする課題] 本発明が解決しようとする課題は、出力側機器を直接
取付けることができ、しかも出力側機器の配線や配管を
挿通できるベーン形揺動アクチュエータを提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本発明のベーン形揺動アク
チュエータは、軸心に向くベーン及び軸心と直交する取
付面を有する筒状のシャフトと、該シャフトと相対回動
可能で上記ベーンの軸線方向一端及び軸心側を閉鎖する
ボディと、上記シャフトと相対回動可能で上記ベーンの
軸線方向他端を閉鎖する環状のフランジと、ボディとフ
ランジ間のストッパとを備え、上記ボディが、上記フラ
ンジの中心孔に開口する。出力側機器の配線や配管を挿
通させるための軸心部の筒部と、上記シャフトの取付面
と背向する取付面とを備え、上記筒状のシャフトとボデ
ィ及びフランジとの相対回動面を同径のシール部材でシ
ールしたことを特徴としている。
[作 用] 揺動アクチュエータにおけるボディまたはフランジと
シャフトとに設けた取付面の一方を固定して、他方の取
付面に出力側機器をブロックビルドすることができる。
また、ボディの軸心部に設けた筒部に、出力側機器の
配線や配管を挿通させることにより、これらが外部に露
出しないので、作業の邪魔になることがなく、かつ外観
をすっきりさせることができる。
さらに、ベーンをシャフトの外壁から軸心に向けて設
けたことにより、シャフトの重心が軸心側に移行するの
で、ベーンの回転がスムーズでシャフトの傾きが小さく
なるので、摩耗が少なくなって寿命を長くすることがで
きる。
また、筒状のシャフトとボディ及びフランジの相対回
動面を同径のシール部材でシールしたため、出力側機器
に駆動流体圧が作用しないので、アクチュエータをスム
ーズに揺動させることができる。
[実施例] 第1図及び第2図は本発明の第1実施例を示し、この
ベーン形揺動アクチュエータにおけるシャフト1は筒状
をなし、軸線と直交する取付面1aと、軸心に向くベーン
2を備えている。
上記ベーン2は、上記取付面1aと背向する取付面3aを
有するボディ3と、環状のフランジ5とによって軸線方
向両端が閉鎖され、シャフト1とボディ3及びフランジ
5との相対回動面は同径のシール部材6,6でシールされ
ており、フランジ5は、ボディ3の軸心部において軸線
方向に延設する筒部3bの先端に、ナット4によって固定
されいる。また、シャフト1の取付面1aに、環状の取付
プレート13がボルト14,・・により止着されている。
上記ボディ3とフランジ5間にはストッパ7が固定さ
れ、シャフト1、ボディ3及びその筒部3b、並びにフラ
ンジ5によって囲撓される環状の空間は、ベーン2とス
トッパ7によって駆動室8a,8bに区画され、ボディ3の
軸線方向に、図示を省略している圧力流体供給用のポー
トが開設されている。
また、ボディ3は、シャフト1の外周を覆うカバー10
を有し、シャフト1は、カバー10とその先端のベアリン
グ押え11との間に設置したベアリング12によって、ボデ
ィ3に相対回動可能に連結されている。
上記第1実施例は、取付面1aと3aを互いに背向させた
ことにより、一方の取付面に出力側機器(図示省略)が
直接取付けられるので、出力側機器をブロックビルドす
ることができる。
また、ボディ3の筒部3bに出力側機器の配線や配管を
挿通できるので、これらが作業の邪魔にならないばかり
でなく、外観をすっきりさせることができる。
上記第1実施例は、一方の取付面を固定して、駆動室
8a,8bに圧力流体を供給すると、シャフト1とボディ3
とが相対回動し、他方の取付面に直接取付けた出力側機
器が回転揺動する。この場合、筒部3bをベーン2のトル
クの小さい軸心部に設けたことにより、筒部3bの設置に
よる揺動アクチュエータのトルクの減少を小さくするこ
とができる。
また、筒状のシャフト1とボディ3及びフランジ5と
の相対回動面を同径のシール部材6,6でシールしたこと
により、出力側機器側に駆動流体圧が作用しないので、
これらの相対回動がスムーズである。
第3図ないし第7図は、第1実施例の変形例を示し、
このベーン形揺動アクチュエータにおけるシャフト21に
は、第7図に示すように、軸心に向くベーン2がボルト
22,・・によって止着されている。
上記ベーン2は、取付面23aを有するボディ23と、シ
ャフト21内に挿入され、ボディ23の軸心部において軸線
方向に延出する筒部23bの先端に嵌着されたフランジ25
とによって、軸線方向の両端が閉鎖され、シャフト21と
ボディ23及びフランジ25との相対回動面は、同径のシー
ル部材6,6でシールされている。
第5図に詳細を示すように、上記ボディ23とフランジ
25間には、一対の部材27a,27aで構成されたストッパ27
が固定され、シャフト21、ボディ23及びその筒部23b、
並びにフランジに25よって囲撓された環状の空間は、ベ
ーン2とストッパ27とによって駆動室8a,8bに区画さ
れ、これらの駆動室8a,8bは、部材27a,27aに設けた円周
方向の溝24a,24bを介してポート29a,29bに連通してい
る。
筒部23bの先端と、該先端にボルト26a,・・で止着さ
れた取付プレート26との間には、ベアリング12が設置さ
れており、シャフト21とボディ23及びフランジ25とは、
ベアリング12によって相対回動可能に連結され、シャフ
ト21における上記ボディの取付面23aと背向する取付面2
1aに、環状の取付プレート13がボルト14,・・によって
止着されている。
上記変形例は、カバーを有しないので、第1実施例に
比べて構造を簡単にすることができる。
また、ボディ23に、取付面23aと背向する取付プレー
ト26を設けたので、取付プレート26に、出力側機器や、
角度検出センサ、角度調節機構等の必要な部品を取付け
ることができる。
上記変形例の他の構成及び作用は、第1実施例と同じ
である。
[発明の効果] 本発明のベーン形揺動アクチュエータは、シャフトと
ボディまたはフランジとに設けた取付面の一方を出力側
機器の取付面としたので、出力側機器をブロックビルド
することができる。
また、ボディに出力側機器に必要な配線や配管を挿通
させるための筒部を設けたことにより、ブロックビルド
した出力側機器の配線や配管が外部に露出しないので、
これらが作業の邪魔になることがなく、しかも筒部を軸
心部に設けたことにより、筒部の設置に伴うトルクの減
少を小さくすることができる。
さらに、筒状のシャフトとボディ及びフランジとの間
の相対回動面を同径のシール部材によってシールしたた
めに、出力側機器側に駆動流体圧が作用しないので、ア
クチュエータの揺動がスムーズである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第1実施例の縦断面図、第2図は第1図
のA−A断面図、第3図は第1実施例の変形例の縦断正
面図、第4図は同側面図、第5図は第3図のB−B断面
図、第6図は第3図の分解図、第7図は第3図の要部を
示す断面図である。 1,21……シャフト、1a,3a,13a,21a,23a……取付面、2
……ベーン、3,23……ボディ、3b,23b……筒部、5,25…
…フランジ、6……シール部材。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸心に向くベーン及び軸心と直交する取付
    面を有する筒状のシャフトと、該シャフトと相対回動可
    能で上記ベーンの軸線方向一端及び軸心側を閉鎖するボ
    ディと、上記シャフトと相対回動可能で上記ベーンの軸
    線方向他端を閉鎖する環状のフランジと、ボディとフラ
    ンジ間のストッパとを備え、 上記ボディが、上記フランジの中心孔に開口する、出力
    側機器の配線や配管を挿通させるための軸心部の筒部
    と、上記シャフトの取付面と背向する取付面とを備え、 上記筒状のシャフトとボディ及びフランジとの相対回動
    面を同径のシール部材でシールした、 ことを特徴とするベーン形揺動アクチュエータ。
JP1057244A 1989-03-09 1989-03-09 ベーン形揺動アクチュエータ Expired - Lifetime JP2545280B2 (ja)

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