JPS604716Y2 - ロ−タリアクチエ−タにおける被動体支持装置 - Google Patents

ロ−タリアクチエ−タにおける被動体支持装置

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Publication number
JPS604716Y2
JPS604716Y2 JP10333180U JP10333180U JPS604716Y2 JP S604716 Y2 JPS604716 Y2 JP S604716Y2 JP 10333180 U JP10333180 U JP 10333180U JP 10333180 U JP10333180 U JP 10333180U JP S604716 Y2 JPS604716 Y2 JP S604716Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driven body
support
annular groove
rotating shaft
low reactor
Prior art date
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Expired
Application number
JP10333180U
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English (en)
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JPS5728896U (ja
Inventor
修 外山
Original Assignee
豊田工機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はロークリアクチエータにおける被動体支持装置
に関し、その目的は、支持した被動体の重量及び外力を
ロークリアクチエータの回転軸に作用させることなく、
小スペースでもって回転軸と被動体との連結を遠戚した
ことである。
工作物等を把持して自動的に搬入搬出するマニプレータ
の作動装置としてロークリアクチエータが用いられてい
る。
このロークリアクチエータはシリンダの内周面に摺接す
る可動翼を有有する回転軸が回転自在に軸承され、シリ
ンダに固定された固定翼と前記可動翼との間に形成され
る2室のシリンダ室に圧力流体の給排を制御して回転軸
を回転させるようになっている。
そして、前記可動翼とシリンダとの間の摺接面並びに固
定翼と回転軸との摺接面にはそれぞれシール手段が設け
られ液密的に構成されている。
従って、回転軸にスラスト及びラジアル方向の外力が作
用すると各摺動面におけるシール効果に悪影響を与えシ
ール効果が減殺されるので回転軸にはこのような外力を
作用させないようにすることが必要である。
このため従来ではマニプレータ等の被動体を取付けるべ
き取付フランジを有する支持体を支持台に対してスラス
トベアリング及びラジアルベアリングを介して軸承し、
ロークリアクチエータもこの支持台に固着して回転軸と
前記支持体とをキー係合により連結していた。
しかし、このような構成では口、−タリアクチェー夕の
端面と被動体間の距離が長くなり、スペース的に不利と
なるだけでなく、支持台を介在させるために構成の複雑
化重量の増大化を招いていた。
本考案は上記従来の不具合に鑑み、被動体を取付ける支
持体を回転軸長と等長円でスラスト、ラジアルの二方向
の減摩擦手段を介して支承させ、被動体とロークリアク
チエータ間の距離を許容される限度まで短<シ、スペー
スの縮少化と重量の軽減を図った構造の被動体支持装置
を提供するものである。
本考案の実施例につにて図面に基き説明する。
第1図において1は一般周知の構造のロークリアクチエ
ータ、2はロークリアクチエータ1の端面より所要長さ
で突出している回転軸であり、給排ポート20より油圧
が給排されることにより所定の回転角度で正逆回転され
るものである。
本考案は、この回転軸2が突出しているロータリアクチ
エータ1の端面に、回転軸2と同心で第1固定支持部材
3と第2固定支持部材4とを積層して同軸的に固定する
すなわち、第1固定支持部材3と第2固定支持部材4と
の両者は締付ボルト19によって一体に結合され、この
結合された両者は第2固定支持部材4に設けられている
ボルト穴5より固定ボルト6を挿入し、ロークリアクチ
エータ1の端面に固定されている。
そして、第1固定支持部材3と第2固定支持部材4との
接合面内周部には円弧状の環状凹溝7が形成され、この
環状凹溝7内にボール8を配列しボールスラスト軸受を
構成している。
13は支持体であり、前記回転軸2にキー係合する円筒
部10と、第5図に示すような把持爪開閉用シリンダ2
2とこれによって開閉作動する把持爪24を有する支持
本体23からなるマニプレータ25等の被動体を支持ブ
ラケット26を介して取付けるための被動体取付フラン
ジ14とが設けられ、前記円筒部10の外周面には前記
ボール8と係合する環状凹溝11が形成され、また被動
体取付フランジ14には支持ブラケット26等の取付用
のボルトねじ穴15が設けられている。
前記回転軸2にキー12で係合された円筒部10は、そ
の外周面と第2固定支持部材4の内周面に軸受金16を
介して軸承され、この軸受金16によってラジアル軸受
を構成してるものである。
そして前記ボール8によりスラスト方向を、また軸受金
16によりラジアル方向を減摩擦的に第1固定支持部部
材3と第2固定支持部材4とに支承され、且つ回転軸2
とキー12で係合された支持体13は、被動体取付フラ
ンジ14の端面から円筒部10の端面までの全長は回転
軸2の先端までの全長内に納まる寸法で形成されている
さらに、前記支持体13の回転角度範囲θを規定する機
構としては、第2固定支持部材4にストッパピン17.
17’を固定し、これと当接する可動ピン18.18’
を支持体13の被動体取付フランジ14に固定する。
そして、この可動ピン18.18’の回動を許容させる
ために、第2固定支持部材4外端面には回転軸2を中心
とする環状凹溝9が設けられている。
本考案は上記の通りの構造としたものであるから、ロー
クリアクチエータ1の回転軸2にキー12で係合される
被動体の支持体13は、その円筒部10をロークリアク
チエータ1の端面に積層して固定された第1固定支持部
材3と第2固定部材4とにスラスト方向は環状囲17.
11内のボール8により、またラジアル方向は軸受金1
6によってそれぞれ支承され、支持体13に取付けられ
るマニプレータ25等の被動体の重量及び外力を回転軸
2に作用しない状態となっている。
従って、ロークリアクチエータ1内のシール手段には何
等影響を及ぼすことなく所期のシール効果を保持してい
る。
また、支持体13の支承には従来のように支持台を不要
とし、しかもスラスト、ラジアル方向の軸受を独立した
ベアリングを使用しないので、外形が非常にコンパクト
並びに重量の軽減となり、支持体13の全長は回転軸2
の全長内に納められるのでロークリアクチエータ1と被
動体とを接近させて連結することができスペースの節減
が得られる等の利点を有しているものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の要部断面図、第2図は第1図の■
−■線矢視図、第3図は第1図の■−■線断面図、第4
図は第3図のIV−IV線断面図、第5図は被動体を取
付けた状態のロータリアクチェータの側面図である。 1・・・・・・ロークリアクチエータ、2・・・・・・
回転軸、3・・・・・・第1固定支持部材、4・・・・
・・第2固定支持部材、7・・・・・・環状凹溝、訃・
・・・・ボール、9・・・・・・環状凹溝、10・・・
・・・円筒部、12・・・・・・キー、13・・・・・
・支持体、14・・・・・・被動体取付フランジ、1・
・・・・・軸受金、17? 17’・・・・・・スト
ッパピン、18.18′・・・・・・可動ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロータリアクチェータの端面に同軸的にかつ積層して取
    付けた一対の支持部材の接合面内周部に円弧状の環状凹
    溝を形成し、この環状凹溝内にボールを配列してボール
    スラスト軸受けを構成すると共に、このボールをローク
    リアクチエータの回転軸に係合される支持体の円筒部外
    周面に形成した環状凹溝に係合させ、前記支持体の円筒
    部外周面ば軸端側の前記支持部材の内周面に軸受金を介
    して軸承し、且つ支持体には所要の被動体を取付けるた
    めの被動体取付フランジを突設して成るロークリアクチ
    エータにおける被動体支持装置。
JP10333180U 1980-07-23 1980-07-23 ロ−タリアクチエ−タにおける被動体支持装置 Expired JPS604716Y2 (ja)

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JPS5728896U JPS5728896U (ja) 1982-02-15
JPS604716Y2 true JPS604716Y2 (ja) 1985-02-12

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