JPS5922330Y2 - アクチユエ−タ機構 - Google Patents

アクチユエ−タ機構

Info

Publication number
JPS5922330Y2
JPS5922330Y2 JP12718279U JP12718279U JPS5922330Y2 JP S5922330 Y2 JPS5922330 Y2 JP S5922330Y2 JP 12718279 U JP12718279 U JP 12718279U JP 12718279 U JP12718279 U JP 12718279U JP S5922330 Y2 JPS5922330 Y2 JP S5922330Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
fixed
stator
fixed shaft
fluid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12718279U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5644203U (ja
Inventor
康平 永原
Original Assignee
トキコ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by トキコ株式会社 filed Critical トキコ株式会社
Priority to JP12718279U priority Critical patent/JPS5922330Y2/ja
Publication of JPS5644203U publication Critical patent/JPS5644203U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5922330Y2 publication Critical patent/JPS5922330Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Actuator (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば産業用ロボットのアーム先端に手首機構
として適用されるアクチュエータに関する。
この種アクチュエータの場合、2以上の自由度を確保す
べく、一般に垂直軸回りを回転すると共に水平軸回りを
回転する機能を有していることが好ましい。
現在使用されているアクチュエータでは、夫々独立した
2つの回転部を組み合わせて、圧力流体をこの回転部に
給排することにより垂直軸回りの回転と垂直軸回りの回
転とを行わせている。
そうして第1図及び第2図に示、すように、ロボットの
アーム1に連結された垂直回転部2の片側に、配管3〜
6の一端を取り付け、例えば、配管4及び6から垂直回
転部2の固定軸7に穿設された貫通孔8及び9を介して
垂直回転部2の内部に対して給排される圧力流体でもっ
て垂直回転部2のケーシング10をアーム1に対して回
転させるようにし、配管3及び5から垂直回転部2の固
定軸7及び支持部材11に穿設された貫通孔12及び1
3を介してケーシング10に連結された水平回転部14
の内部に対して給排される圧力流体でもって水平回転部
14の回転軸15を水平回転部14のケーシング16に
対して回転させるようにしたアクチュエータ17も提案
されている。
ところでアクチュエータ17においては、配管3〜6を
垂直回転部2の片側に集中して配置するため、圧力流体
の流路としての貫通孔8,9及び12は、固定軸7にお
いて、重合して形成しなければならず、このため固定軸
7の軸径は実質的に大きくなると共に固定軸7の重量は
重くなり、アーム1に対する負荷が増大することになる
加えて配管の集中により組み立てが比較的困難となり、
必ずしも製造性に優れたものとはいえない。
本考案は前記諸点に鑑みなされたものであり、その目的
とするところは、軽量に形成し得、組み立て作業性を向
上し得るアクチュエータ機構を提供することにある。
次に本考案による好ましい一具体例を図面に基づいて説
明する。
第3図ないし第7図に示すように、固定軸20はその両
端部においてブラケツ)21,21により固定的に支持
されており、ブラケツ) 21.21はロボットのアー
ムその他のベース22 aに固定される。
本例においては、固定軸20はいわゆる両持式にブラケ
ツ) 21.21に支持されているが、いずれか一方の
ブラケット21により、片持式に支持するようにしても
よい。
固定軸20には前もってその軸心方向に固定軸20の端
部22及び23側から夫々2つの貫通孔24゜25及び
26.27を穿つとともに、端部22及び23の側面部
は盲プラグで栓をする(図示してない)。
この固定軸20の端部22及び23を夫々、内側に断面
円形の内クリ加工28 a及び28 bを施した円筒部
材29及び30の夫々の貫通孔31及び32に圧入する
円筒部材29及び30の夫々の外周面33及び34から
穴35.36及び37.38を穿ち穴35は貫通孔24
に、穴36は貫通孔25に、穴37は貫通孔26に、穴
38は貫通孔27にそれぞれ連通する。
固定軸20には、第1ステータ(このステータおよび後
述のロータは機能に基づいて名付けたもので゛ある)3
9をボルト40によって固定し、このように固定した第
1ステータ39を第1ケーシング41によって囲繞せし
め、第1ケーシング41が固定軸回りを回転可能となる
ごとく形成する。
第1ケーシング41は、突出端部42を有する蓋43と
、中央に断面円形の内クリ加工44を施した本体45と
からなる。
蓋43の突出端部42を円筒部材29の内クリ加工28
a内に挿入し、蓋43が回転可能となるごとく設置す
る。
第1ケーシングを構成する本体45の内クリ加工部44
内には第1ステータ39と第10−タ47とが位置し、
これらと固定軸20とにより流体室48と49とが国威
されるごとく、本体45からピン50を打ち込み、第1
0−タ47を第1ケーシングの本体45に固定する。
本体45には、固定軸20の貫通孔26及び27の夫々
の開口51及び52に対向する位置に内クリ53及び5
4を設け、この内クリ53及び54の夫々に連通ずる貫
通孔55及び56を本体45の外側面で後述する第2ケ
ーシングとの接合面57まで穿設してあり、本体45の
一端58を円筒部材30の内クリ加工28 b内に挿入
し、本体45が円筒部材30に対して回転可能となるご
とく設置する。
46.59゜60及び61はそれぞれシール用のO−リ
ングで゛ある。
本体45と蓋43とはボルト62により締め付け、両者
を固定して第1ケーシングは形成される。
第2ケーシング63は第1ケーシング41とほぼ゛同じ
構成であるが、第1ケーシング41に設ける固定軸20
と第2ケーシング63に設ける回転軸64とはそれぞれ
軸心が互いに直交するごとく配置される。
第2ケーシング63は、断面円形の内クリ65を有する
本体66と、蓋67とからなり、中央に、第20−タ6
8をボルト69により固定した回転軸64を回転自在に
装着している。
回転軸64の一端中央には穴70を穿って、この穴内に
、蓋67を貫通して突出している軸71を嵌入させ、ブ
ッシング72を介して回転軸64を支持させ、回転軸6
4の他方の端部をベアリング73とベアリング押さえ7
4とにより支持する。
回転軸64の一端部はベアリング押さえ74よりも外方
へ突出しており、この突出端部にキー75によりブラケ
ット76を固着し、このブラケツ1へ76に例えばスプ
レーガン77を連結する。
第2ステータ78はピン79により本体66に固定され
、この第2ステータ78、第20−タ68および回転軸
64により、本体内に流体室80と81とが形成される
本体66内に回転軸64を装着するに先だち、第1ケー
シング41の本体45と第2ケーシング63の本体66
とのそれぞれの接合面57と823とを接合し、第2ケ
ーシングの本体66の内クリからボルト83a、84
aを挿し込んでこれを第1ケーシングの本体45にネジ
込み、側本体を一体的に固定する。
側本体を固定する際に、各流体室80.81にそれぞれ
連通する貫通孔82と83とを、第1ケーシングの本体
45に設けた貫通孔55と56とにそれぞれ対向させ、
O−リング84と85とを接合面に配置して、圧力流体
が外部へ漏れ出るのを防止した状態でその固定を行い、
流体室80と81とに至る第1ケーシングからの流路を
形成する。
前記のごとく、側本体45と66との固定を行った後、
回転軸64を装着し、第2ケーシングの本体66と蓋6
7とはボルト86により締め付は固定する。
前記構成からなる本考案アクチュエータ機構の操作は次
のごとく行われる。
円筒部材29及び30に設けた各穴35.36.37お
よび38に圧力流体供給用の配管87.88.89及び
90を接続し、まず配管87から穴35に圧力流体を供
給すると、この流体は貫通孔24を経て、第1ケーシン
グ41内の流体室48への開口24 aに至り、流体室
48へ圧力流体が供給される。
この結果、第1ステータ39が固定軸20に固定されて
いるので、圧力流体は第10−タ47を押し動かし、こ
の第10−タ47を一体的に固定している第1ケーシン
グ41は固定軸20の回りを第5図において時計回りの
方向に回転する。
一方流体室49内の流体は開口25 aから貫通孔25
に至り、穴36から配管88を介して排出される。
逆に、第1ケーシング41を第5図において反時計回り
の方向へ回転させるには、配管88がら流体室49へ圧
力流体の供給を行い、流体室48の流体を配管87を介
して系外へ排出するようにする。
第1ケーシング41の回転変位は、本体45に連結した
L型部材91によってポテンショメータ92へ伝えられ
、電気的に取り出される。
第1ケーシング41の回転に応じて、この第1ケーシン
グと一体となった第2ケーシング63も固定軸20回り
の回転を行い、第2ケーシングに接続される、例えばス
プレーガン77にもこの回転がそのまま取り出される。
次に、配管89から穴37へ圧力流体の供給を行うと、
圧力流体は、貫通孔26を経て、開口51から内クリ5
3の部分へ至り、貫通孔55から第2ケーシングの本体
66に設けた貫通孔82を経て、流体室81に達する。
第2ステータ78は本体66に固定されているので、流
体室81内の圧力流体は第20−タ68を押し動かし、
回転軸64が第2ケーシング63に対して第4図におい
て反時計方向の回転を行う。
この回転により、流体室80内の流体は、貫通孔83か
ら貫通孔56に至り、さらに貫通孔56から内クリ54
の部分に至り、開口52から貫通孔27を経て、円筒部
材の穴38に達し、配管90から系外へ排出される。
逆に、回転軸64に、第4図において時計方向の回転を
行わせるためには、配管90から流体室80へ圧力流体
の供給を行い、流体室81の流体を配管89から系外へ
排出するように行えばよい。
回転軸64の回転は、この回転軸に接続される、例えば
スプレーガン77にそのまま伝えられる。
回転軸64の回転変位は回転軸64に固定したブラケッ
ト76、L型部材93を経てポテンショメータ94に伝
えられ、検出される。
前記動作は同時に行うこともでき、この結果、例えば手
首機構は、垂直軸回りおよび水平軸回りの運動を行うこ
ととなる。
前記例において、圧力流体供給用の流路については次の
ような変形も考えられる。
第4図の想像線で示すように、円筒部材30の外側面に
対して、流体シール部95を回転可能に形成する一方、
円筒部材30への圧力流体の供給は固定軸20に平行す
る方向から円筒部材30の端面に向けて行うようにし、
流体シール部95からパイプ96を第1ケーシング、第
2ケーシングのそれぞれ外周に沿わせて第2ケーシング
の本体66の位置へ導き、流体室80または81と連通
させる。
この場合、L型部材91及びポテンショメータ92を円
筒部材2つ側に設けるとよい。
また第1ケーシング内の流体室48.49への流路も第
2図の想像線97で示すごとく、固定軸20の開口から
行うのではなく、蓋43を経て行うようにしてもよい。
前記の如く、本考案によれば、圧力流体供給用の配管を
垂直回転部の両側に分散して取り付けられるため、固定
軸に設けられる貫通孔の重合を少なくし得、従って垂直
回転部の固定軸を径の小さいものを使用し得る結果、軽
量化を計り得る。
加えて、配管等の絡み合い等を低減し得、組み立て性を
向上し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のアクチュエータ機構の平面図、第2図は
第1図のII −II線端面図、第3図は本考案アクチ
ュエータ機構の平面図、第4図は断面図で、第3図の紙
面と平行する面に沿って切断したものであり、第5図は
断面図で、第3図の紙面に垂直する面に沿って切断した
ものであり、第6図は第4図のVI−VI線端面図、第
7図は第4図のVII−Vll線端面図である。 20・・・・・・固定軸、39・・・・・・第1ステー
タ、41・・・・・・第1ケーシング、47・・・・・
・第10−タ、63・・・・・・第2ケーシング、64
・・・・・・回転軸、68・・・・・・第20−タ、7
8・・・・・・第2ステータ、48.49.80.81
・・・・・・流体室、87゜88、89.90・・・・
・・配管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベースに固定して設けられた固定軸と、該固定軸に固定
    して設けられた第1ステータと、該第1ステータを囲繞
    して前記固定軸回りに回動可能に設けられかつ内部に第
    10−タを固定して設けた第1ケーシングと、該第1ケ
    ーシングに固定して設けられかつ内部に第2ステータを
    固定して設けた第2ケーシングと、該第2ケーシング内
    に設けられた第20−タと、前記第2ケーシング内へ挿
    通されかつ第20−タを固定して設けた回転軸とからな
    り、前記第1ケーシング内に国威された流体室に対する
    流体の給排は、前記固定軸の一端側から前記固定軸に設
    けた流路を介して行うようにし、前記第2ケーシング内
    に国威された流体室に対する流体の給排は、前記固定軸
    の他端側から前記固定軸に設けた他の流路を介して行う
    ようにしてなるアクチュエータ機構。
JP12718279U 1979-09-14 1979-09-14 アクチユエ−タ機構 Expired JPS5922330Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12718279U JPS5922330Y2 (ja) 1979-09-14 1979-09-14 アクチユエ−タ機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12718279U JPS5922330Y2 (ja) 1979-09-14 1979-09-14 アクチユエ−タ機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5644203U JPS5644203U (ja) 1981-04-21
JPS5922330Y2 true JPS5922330Y2 (ja) 1984-07-04

Family

ID=29359051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12718279U Expired JPS5922330Y2 (ja) 1979-09-14 1979-09-14 アクチユエ−タ機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5922330Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59168004U (ja) * 1983-04-27 1984-11-10 株式会社 トルカ− 2軸揺動アクチユエ−タ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5644203U (ja) 1981-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0361873B2 (ja)
JPS5922330Y2 (ja) アクチユエ−タ機構
CN107150338A (zh) 液压管路结构及多自由度液压机械臂
EP1462704B1 (en) Rotary joint
CN110154080A (zh) 关节驱动模块、七轴机械臂及机器人
CN205350363U (zh) 低速设备大偏摆自适应密封
US4477221A (en) Arm for a programme controlled manipulator
JP2001269890A (ja) 搬送ロボット
CA2315960A1 (en) Structure for supporting rotary shaft
JP2542435Y2 (ja) ロータリージョイント
JP3091438B2 (ja) 消防自動車
JPS6145300Y2 (ja)
JP2569352Y2 (ja) 揺動アクチュエータ
JPS5847318B2 (ja) 塗装用ロボットの手首
CN116533284A (zh) 一种静液驱动六轴机器人
GB2132274A (en) Rotary hydraulic actuator
JP2001254724A (ja) 転がり球面軸受
EP0901888A1 (en) Rotary balancer and robot with the rotary balancer
JPH0932804A (ja) ロータリアクチュエータ
JPS6216207Y2 (ja)
JPS6144796Y2 (ja)
JPH08270364A (ja) 掘削機の掘削方向制御部密封装置
JPH0537947Y2 (ja)
JPH08270363A (ja) 掘削機の掘削方向制御部密封装置
JPH0126559Y2 (ja)