JP2545204Y2 - プリント基板の処理装置 - Google Patents

プリント基板の処理装置

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JP2545204Y2
JP2545204Y2 JP3686992U JP3686992U JP2545204Y2 JP 2545204 Y2 JP2545204 Y2 JP 2545204Y2 JP 3686992 U JP3686992 U JP 3686992U JP 3686992 U JP3686992 U JP 3686992U JP 2545204 Y2 JP2545204 Y2 JP 2545204Y2
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JP
Japan
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printed circuit
circuit board
processing
pair
belts
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JP3686992U
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JPH0595076U (ja
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敦彦 佐藤
淳 森
盛造 北垣
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C.UYEMURA&CO.,LTD.
Original Assignee
C.UYEMURA&CO.,LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は多数の小径孔(スルーホ
ール)を有するプリント基板の、上記小径孔の内面に対
し洗浄したりめっきその他の電解処理をするのに適した
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来プリント基板を処理槽内で搬送する
際に、プリント基板の両側には密閉状態の処理チャンバ
は形成されていないため、多数の小径孔(直径0.1〜
0.2mm)の中を加圧、減圧等の手段で液を通すことが
できず、小径孔の内面の処理が不充分になる不具合があ
った。
【0003】
【考案の目的】本考案は、多数の小径孔を有するプリン
ト基板の両側を処理槽内で密閉状態に保ち、加圧、減圧
等の手段で小径孔の内部に液を通すことができるように
することを目的としている。
【0004】第1の考案は処理槽内において、水平面内
で駆動プーリーと従動プーリーに掛け渡されて循環駆動
され直線状の部分が外周面で互いに圧接して僅かな前後
間隔を隔てて垂直姿勢で連続する多孔プリント基板の下
端縁部を挾持する1対の下部ベルトとその上方にあって
上記プリント基板の上端縁部を挾持する昇降自在の1対
の上部ベルトと、上記各プーリーと一体で上記プリント
基板を介し圧接しかつ処理槽のプリント基板の入口と出
口とをシールするシールロールとによりプリント基板の
群の両側の処理槽内に実質的に区画されて略独立した処
理チャンバを形成し、上部ベルトをプリント基板の高さ
に応じて昇降するようにすると共に上記両側の処理チャ
ンバ内の処理液に圧力差を与えてプリント基板の多数の
小径孔内に処理液の流れが生ずるようにしたことを特徴
とするプリント基板の処理装置である。
【0005】第2の考案は処理槽内において、水平面内
で駆動プーリーと従動プーリーに掛け渡されて循環駆動
され直線状の部分が外周面で互いに圧接して僅かな前後
間隔を隔てて垂直姿勢で連続する多孔プリント基板の下
端縁部を挾持する1対の下部ベルトとその上方にあって
上記プリント基板の上端縁部を挾持する昇降自在の1対
の上部ベルトと、上記各プーリーと一体で上記プリント
基板を介し圧接しかつ処理槽のプリント基板の入口と出
口とをシールするシールロールとによりプリント基板の
群の両側の処理槽内に実質的に区画されて略独立した処
理チャンバを形成し、上部ベルトをプリント基板の高さ
に応じて昇降するようにすると共に、上記上下ベルトで
挾持搬送されるプリント基板の両側面を僅かな隙間を隔
てて覆う隔離板と、上記隔離板の一部に明けた孔に駆動
機により押し引きされるダイヤフラムとを設けてプリン
ト基板の多数の小径孔内に処理液の往復流れが生ずるよ
うにしたことを特徴とするプリント基板の処理装置であ
る。
【0006】
【実施例】図1、図2において、1は処理槽で、その内
部で多孔のプリント基板2に対して洗浄、めっきその他
の処理が施される。3、3aは搬送用の下部ベルトで、
それぞれ図2の駆動プーリー4、4a、図3の従動プー
リー5、5aに掛け渡されて水平面内で循環駆動される
ようになっており、外周面にはプリント基板2の下端縁
部を支持する段部6、6aを備えている。7、7aは搬
送用の昇降自在の幅広上部ベルトで、図2の駆動プーリ
ー8、8a、図3の従動プーリー9、9aに掛け渡され
て水平面内で循環駆動されるようになっている。図2の
10、10aは処理槽1に固定されたバックアップレー
ルである。また図1の11、11aは処理液供給配管
で、ポンプ12の吐出口に接続している。13は処理液
タンクである。処理槽1には処理液排出用の配管(図示
せず)が接続している。
【0007】図示されていない受渡しコンベヤからプリ
ント基板2が垂直状態で僅かな前後間隔を隔て連続して
下部ベルト3、3a、上部ベルト7、7aに挾み込ま
れ、処理槽1内を前進する。その際処理槽1内にはプリ
ント基板2の群により実質的に区画された1対の処理チ
ャンバ14、14aができ、配管11、11aの抵抗の
差等に起因して処理チャンバ14、14a内に生ずる圧
力差により、プリント基板2の多数の小径孔内に処理液
の流れが生じ、小径孔内の洗浄や電解処理が均一にかつ
確実に行われる。
【0008】具体例を示す図3と、図3のIVーIV断面、
VーV断面を示す図4、図5において、図1、図2中の
符号と同一の符号は対応部品である。図3の16、16
aは隔離板で、プリント基板2の群の両側に狭い処理チ
ャンバ17、17a(隙間)を形成している。18、1
8aはシールロール、19、19aはシール板、20、
20aは駆動プーリー4、4a、8、8aと一体のシー
ルロール、21、21aは従動プーリー5、5a、9、
9aと一体のシールロールである。処理槽1に対するプ
リント基板2の入口と出口がシールロール20、20
a、21、21aによりシールされる。22、22aは
隔離板である。
【0009】図4の23aは隔離板16aに明けた孔
で、この孔23aの縁に部分球形のゴム状弾性体からな
るダイヤフラム24がボルト25により固定され、ダイ
ヤフラム24の中央部はコネクタ26を介して駆動機2
7に接続している。駆動機27は、クランク機構を有す
るモータ又はエアシリンダであり、コネクタ26に矢印
A、Bで示す往復運動を与える機能を有し、処理槽に固
定されている。29は軸である。
【0010】プリント基板2を図3の矢印C方向に搬送
しながら図4の駆動機27を作動させると、コネクタ2
6が矢印A方向に駆動される時処理チャンバ17a内の
圧力が上昇し、処理チャンバ17a内の処理液がプリン
ト基板2の多数の小径孔を通り、反対側の処理チャンバ
17に入る。コネクタ26が矢印B方向に駆動されると
小径孔内には逆向きの流れが生ずる。このようにして処
理チャンバ17a内の加圧、減圧により、小径孔の液を
強制的に動かすことにより内面の処理が完全に行われ
る。
【0011】
【考案の効果】第1の考案によると、僅かな前後間隔を
隔てて垂直姿勢で連続するプリント基板2の下端縁部は
下部ベルト3、3aにより支持されて縁が切られ、上端
縁部はプリント基板2の高さに応じて上下に可動の幅広
の上部ベルト7、7aにより支持されて縁が切られ、プ
リント基板2のサイズに対応した上下のクランプが可能
となり、しかも処理槽1に対するプリント基板2の入口
と出口がシールロール20、20a、21、21aによ
りシールされるので、プリント基板2の群の両側を処理
槽内で実質的に区画されて略独立した処理チャンバ1
4、14aとして略密閉状態に保つことができ、例えば
図1の配管11、11aの抵抗の差を利用して短い配管
11側の処理チャンバ14内の圧力を長い配管11a側
の処理チャンバ14a内の圧力より高く保ち、これによ
りプリント基板2の多数の小径孔の内部に処理チャンバ
14から処理チャンバ14a側への流れが生じ、小径孔
の内部の処理を均一かつ確実に進めることができるよう
になる。第2の考案によると隔離板16、16aを設け
ることにより処理チャンバ17、17aの容積が減少
し、駆動機27に接続したダイヤフラム24を設けるだ
けで処理チャンバ17aを強制的かつ敏感に加圧、減圧
して、処理液をプリント基板2の多数の小径孔の内部に
往復流通させることができ、小径孔の内面の処理が一層
均一かつ確実に処理できるようになる。なお下部ベルト
3、3aが処理槽1の底面から僅かに離れて配設されて
いてもプリント基板2の群の両側が処理槽内で実質的に
区画されて略独立した処理チャンバ14、14aとして
略密閉状態に保つことができれば本考案の機能を充分発
揮することができるが、下部ベルト3、3aは処理槽1
の底面に接している方が区画効果が増し、好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 装置の縦断面図である。
【図2】 装置の要部の斜視図である。
【図3】 具体例を示す平面図である。
【図4】 図3のIV−IV断面図である。
【図5】 図3のV−V断面図である。
【符号の説明】
1 処理槽 2 プリント基板 3、3a 下部ベルト 4、4a 駆動プーリー 5、5a 従動プーリー 7、7a 上部ベルト 8、8a 駆動プーリー 9、9a 従動プーリー 16、16a 隔離板 17、17a 処理チャンバ 19、19a シール板 20、20a シールロール 21、21a シールロール 23a 孔 24 ダイヤフラム 27 駆動機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−229490(JP,A) 特開 平2−239698(JP,A) 実開 昭62−30382(JP,U) 実開 昭61−182072(JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理槽内において、水平面内で駆動プー
    リーと従動プーリーに掛け渡されて循環駆動され直線状
    の部分が外周面で互いに圧接して僅かな前後間隔を隔て
    て垂直姿勢で連続する多孔プリント基板の下端縁部を挾
    持する1対の下部ベルトとその上方にあって上記プリン
    ト基板の上端縁部を挾持する昇降自在の1対の上部ベル
    トと、上記各プーリーと一体で上記プリント基板を介し
    圧接しかつ処理槽のプリント基板の入口と出口とをシー
    ルするシールロールとによりプリント基板の群の両側の
    処理槽内に実質的に区画されて略独立した処理チャンバ
    を形成し、上部ベルトをプリント基板の高さに応じて昇
    降するようにすると共に上記両側の処理チャンバ内の処
    理液に圧力差を与えてプリント基板の多数の小径孔内に
    処理液の流れが生ずるようにしたことを特徴とするプリ
    ント基板の処理装置。
  2. 【請求項2】 処理槽内において、水平面内で駆動プー
    リーと従動プーリーに掛け渡されて循環駆動され直線状
    の部分が外周面で互いに圧接して僅かな前後間隔を隔て
    て垂直姿勢で連続する多孔プリント基板の下端縁部を挾
    持する1対の下部ベルトとその上方にあって上記プリン
    ト基板の上端縁部を挾持する昇降自在の1対の上部ベル
    トと、上記各プーリーと一体で上記プリント基板を介し
    圧接しかつ処理槽のプリント基板の入口と出口とをシー
    ルするシールロールとによりプリント基板の群の両側の
    処理槽内に実質的に区画されて略独立した処理チャンバ
    を形成し、上部ベルトをプリント基板の高さに応じて昇
    降するようにすると共に、上記上下ベルトで挾持搬送さ
    れるプリント基板の両側面を僅かな隙間を隔てて覆う隔
    離板と、上記隔離板の一部に明けた孔に駆動機により押
    し引きされるダイヤフラムとを設けてプリント基板の多
    数の小径孔内に処理液の往復流れが生ずるようにしたこ
    とを特徴とするプリント基板の処理装置。
JP3686992U 1992-06-01 1992-06-01 プリント基板の処理装置 Expired - Lifetime JP2545204Y2 (ja)

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JPH0595076U JPH0595076U (ja) 1993-12-24
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