JP2545179Y2 - 作動液リザーバ - Google Patents

作動液リザーバ

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JP2545179Y2
JP2545179Y2 JP1517390U JP1517390U JP2545179Y2 JP 2545179 Y2 JP2545179 Y2 JP 2545179Y2 JP 1517390 U JP1517390 U JP 1517390U JP 1517390 U JP1517390 U JP 1517390U JP 2545179 Y2 JP2545179 Y2 JP 2545179Y2
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hydraulic fluid
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俊幸 高橋
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  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両等のマスタシリン用として好適な作動
液リザーバに関する。
〔従来の技術〕
この種の作動液リザーバとして、従来、実開昭59−12
8529号公報に記載されたものがある。ここに開示されて
いる作動液リザーバは、作動液を貯えるリザーバ本体の
内部空所の中央部分に筒状のフロートガイド壁を有し、
このフロートガイド壁内に磁石付フロートを上下動可能
に配設し、該フロートの磁石に応動するリードスイッチ
組立体とからなる液面検知装置を備えている。
上記作動液はリザーバ本体の開口からリザーバ本体内
に配設したフイルタを通して上記内部空所に所定高さま
で注入されるが、上記従来の作動液リザーバでは、フロ
ートガイド壁の上部にフイルタを挿入し、フロートガイ
ド壁内面に形成した突起上に載置して支持する構造を採
っている。
〔考案が解決しようとする課題〕
このように、フイルタを、フロートガイド壁内で、単
に、載置支持しているだけであるので、フイルタの上方
に余裕空間がある場合には、運搬時等に、振動し、激し
い振動でさかさまに反転したり、傾斜姿勢でひっかかっ
たりし、防塵機能が損なわれる恐れがあるという問題が
あった。
本考案は上記問題を解消するためになされたもので、
運搬時に振動を受けても、フイルタが正しい姿勢を維持
することができる作動液リザーバを提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するため、フィルタの外周に
は、穴内に嵌め込まれ該フィルタをフロートガイド壁に
固定する凸状突起が設けられ、この凸状突起は、フィル
タが段部に着座した状態で、穴内の上縁に係合する位置
に形成されているものである。
〔作用〕
本考案では、フイルタから外方に突出する突起が、フ
ロートガイド壁の周囲の空間と開口部とを連通するため
に該フロートガイド壁の開口部に設けた穴に係合してい
るから、フイルタの上下動が拘束される。
〔実施例〕
以下、本考案の1実施例を図面を参照して説明する。
第1図において、1はタンデムマスタシリンダMCに連
結される作動液リザーバの合成樹脂製リザーバ本体であ
って、リザーバ上本体1Uと下本体1Dからなり、両者で作
動液を貯える内部空所を区画し、上本体1Uの上部の開口
2からは円筒状の開口部2Aが上方に伸び、キャップシー
ル29を介在してキャップ28で蓋されている。リザーバ本
体1の上本体1U内には、第2図および第4図(a)に示
す如く、開口2を挟んで該開口2から底壁12側に向って
垂下する所定長さの隔壁3、3′が設けられ、両隔壁
3、3′は上本体1Uの開口2から下方部分を左右および
中央の3つの空間に区画している。上本体1Uの両隔壁
3、3′間には、フロートガイド壁4が開口部2Aと同軸
に形成されて垂下しており、このフロートガイド壁4は
段部5でフイルタ受部となる部分4Aとこれより小径でフ
ロートガイドとなる部分4Bに区分されている。フロート
ガイド壁4は隔壁3、3′に一体に設けられた筒状体で
あって、部分4Aの内周面にはフイルタ部材ガイド用のリ
ブ7が形成されている。このフロートガイド壁4の上記
部分4Aには、更に、第4図(a)および(b)に示す如
く、部分4A内を、上本体1U周壁および隔壁3、3′と部
分4Aとが区画する空間に連通するたあの4個の穴6が形
成されている。
11はフイルタであって、第5図(a)に示す如く、フ
イルタ枠9に張られた底面および周面のフイルタ網窓10
を有し、鍔8をフイルタ受部4の上端面に係合して上記
段部5まで嵌入される。このフイルタ11は、第5図
(b)および(c)に示す如く、フイルタ枠9の周方向
所定間隔を隔てる4本の縦枠リブ9Aの各々から外方に突
出する突起9aを有している。この突起9aはフイルタ11が
フロートガイド壁4の段部5に着座した状態で、穴6の
上縁に係合する高さ位置に形成されており、フイルタ11
はこの突起9aを第5図(c)に示す如く部分4Aの対応す
る穴6の上縁に係合するかたちで該穴に挿入して部分4A
内に収納される。
第6図(a)およ(b)は上記突起9aの例を示したも
ので、第6図(a)の突起9aは中空部9bを形成して弾力
を持たせてある。
リザーバ本体1の下本体1Dの内部には、第3図に示す
如く、底壁12から、側端相互間に液通路15を形成して上
に伸びる隔壁16、16′の対と、同様に側端相互間に液通
路17を形成して伸びる隔壁18、18′の対とで3つに区画
されており、隔壁16、16′の対の上端は隔壁3の下端近
傍まで伸びて、これら3つの隔壁でリザーバ本体1の周
壁との間に空間Aを区画し、隔壁18、18′の対の上端は
隔壁3′の下端近傍まで伸びて、これら3つの隔壁でリ
ザーバ本体1の周壁との間に空間Cを区画し、また隔壁
16、16′の対は隔壁18、18′の対との間に空間Bを区画
している。この空間B内には、底壁12から上に伸びるフ
ロートガイド壁19がフロートガイド壁4の部分4Bと同軸
に設けられており、このフロートガイド壁19の上端は部
分4Bの下面に近接して対向しており、その内周面の直径
を隔てて対向する位置にガイド片20、20′が形成されて
いる。フロートガイド壁19は隔壁16、16′の対、隔壁1
8、18′の対および下本体1Dの周壁との間に空間を区画
し、この空間とフロートガイド壁19内とを連通するため
の液通路19A有している。上記空間の底壁12から所定高
さ部分までは、フロートガイド壁19より高さの低いリブ
21と21′で空間A側の空間と空間C側の空間とに区分さ
れている。
22は液面検知装置の駆動子となる磁石23を有するフロ
ートであって、ガイド片20、20′に嵌合する縦向きのガ
イド溝23、23′を有し、このガイド溝23、23′をガイド
片20、20′に係合してガイド筒19内に上下動可能に嵌入
されている。
リザーバ本体1の底壁12の外面には、リードスイッチ
組立体30を収納する筒状支持部24が一体に形成されると
ともに、空間Aに開口する接続部25Aと空間Cに開口す
る接続部25Cが突出形成されている。この接続部25A、25
CはマスタシリンダMCの接続ボス部26A、26Cに連結され
る。
この構成においては、フイルタ11の突起9aがフロート
ガイド壁4の部分4Aに形成した穴6の上縁に係合するか
たちで該穴6に挿入されているので、フイルタ11のフロ
ートガイド壁4内で上下動は拘束されている。
従って、組立が完了した作動液リザーバの運搬時に、
作動液リザーバに振動が加わっても、フイルタ11がリザ
ーバ本体1内で上下動や揺動して姿勢や位置が正常姿勢
や正常位置からずれたりする恐れは無い。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明した通り、フイルタに外方に突出す
る突起を形成し、フロートガイド壁の周囲の空間と開口
部とを連通するために該フロートガイド壁の開口部に設
けた穴に上記突起を係合してフイルタの上下動を拘束す
るようにしたので、運搬時等にリザーバに加わる振動で
フイルタがさかさまに反転したり、傾斜姿勢でひっかか
ったりすることはな無くなり、運搬後等に防塵機能が損
なわれるようなことは確実に防止することができる。
また、凸状突起としたので、フィルタに対する最小限
の形状変更で、安価にフィルタをフロートガイド壁に固
定することができる。
更に、フィルタは、凸状突起を弾性変形させつつフロ
ートガイド壁に押し込むことで、凸状突起を穴内の上縁
に係合して段部を着座させることができるので、簡単な
構造で且つ容易に、フィルターをフロートガイド壁に固
定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す縦断面図、第2図は上記
実施例にけるリザーバ本体を示す縦断面図、第3図は第
2図におけるIII−III矢視図、第4図(a)は上記実施
例におけるフロートガイド壁部分の縦断面図、第4図
(b)は第4図(a)のIV−IV矢視図、第5図(a)は
上記実施例におけるフイルタの側面図、第5図(b)は
上記実施例におけるフイルタを配設したフロートガイド
壁部分の縦断面図、第5図(c)は上記実施例における
フロートガイド壁とフイルタ配置を示す図、第6図
(a)と(b)は上記フイルタに設けた突起の例を示す
図である。 1……リザーバ本体、2……開口、2A……開口部、4、
19……フロートガイド壁、5……段部、6……穴、9…
…フイルタ枠、9a……突起、11……フイルタ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部空所を形成した本体と、本体の上部に
    形成されたキャップにより閉鎖される開口部と、開口部
    と同軸に内部空所内で伸び内部に上下動可能にフロート
    を挿入させるフロートガイド壁と、フロートガイド壁の
    開口側に形成されフロートガイド壁の周囲の空間と開口
    部とを連通する穴と、開口部からフロートガイド壁に向
    けて挿入され開口部またはフロートガイド壁に設けた段
    部上に着座されるフィルタを備えた作動液リザーバにお
    いて、 前記フィルタの外周には、穴内に嵌め込まれ該フィルタ
    をフロートガイド壁に固定する凸状突起が設けられ、 この凸状突起は、フィルタが段部に着座した状態で、前
    記穴内の上縁に係合する位置に形成されている作動液リ
    ザーバ。
JP1517390U 1990-02-20 1990-02-20 作動液リザーバ Expired - Lifetime JP2545179Y2 (ja)

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