JP2544850Y2 - 電球ソケット - Google Patents

電球ソケット

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JP2544850Y2
JP2544850Y2 JP1991066489U JP6648991U JP2544850Y2 JP 2544850 Y2 JP2544850 Y2 JP 2544850Y2 JP 1991066489 U JP1991066489 U JP 1991066489U JP 6648991 U JP6648991 U JP 6648991U JP 2544850 Y2 JP2544850 Y2 JP 2544850Y2
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博之 近藤
好弘 村上
正 原田
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Koito Manufacturing Co Ltd
Yazaki Corp
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Koito Manufacturing Co Ltd
Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電球ソケットに関し、特
にコンタクトの変形防止を図ったウェッジベース型電球
用の電球ソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のウェッジベース型電球用の電球ソ
ケットの一例を図6に示す。この例はソケットの一部を
コネクタとして構成したものであり、ウェッジベース型
電球5のベース部51が嵌入されるソケット本体1と、
このソケット本体1に内装されて電球のベース部51に
設けられたリード線52に接触される一対のコンタクト
2とで構成されている。このコンタクト2は金属板材を
曲げ加工しており、断面コ字状に形成することで電球の
ベース部51を受け入れたときに、両側片で構成される
接触片21が電球5のリード線52に接触し、相互に電
気接続を行うことができる。又、このコンタクト2はソ
ケット本体1と一体成形されてその一部がソケット本体
1内に埋設されており、その他端部はコネクタコンタク
トとしてソケット本体1と一体に設けたコネクタハウジ
ング3の内部に配設され、図外のコネクタが着脱され
る。又、ソケット本体1の外周部には円形のフランジ1
4が設けられ、円周複数箇所に設けられた嵌合突起15
とでバヨネット構造のソケット取付部が形成される。1
6はガスケットである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このような従来の電球
ソケットでは、コンタクト2の接触片間に存在する中央
片22は、接触片21を一体的に連結する為に、又はコ
ンタクト2をソケット本体1の所定位置に支持させる為
に、更には電球5のベース部51を嵌入する際の案内と
する為の支持片として構成される。このため、支持片2
2は真直に延長されてソケット本体1の内面に沿って配
設される。しかしながら、この構成では電球のベース部
51をソケット本体1内に嵌入するときに、ベース部5
1の一部が支持片22の先端部と干渉すると、図7のよ
うに支持片22に電球5の嵌入力が加えられ、支持片2
2が曲げ変形されてしまうことがある。この支持片22
の曲げはソケット本体1の内方に向けられるため、電球
5を装着する際の障害となり、ひいては支持片22の曲
げが接触片21の変形を引き起こし、リード線52との
良好な接触が阻害されることもある。本考案の目的はコ
ンタクトの変形を防止して電球との電気接続を好適に行
うことを可能とした電球ソケットを提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の電球ソケット
は、ウェッジベース型電球のベース部が嵌入可能なソケ
ット本体に一体成形され、嵌入された電球のベース部に
設けたリード線に接触されるコンタクトを、金属板材を
曲げ加工して断面コ字状に形成するとともに、その両側
の片をリード線に接触可能な接触片とし、その中央の片
をソケット本体の内面に沿って配設した支持片とし、か
つこの支持片の上端部にはその一部を曲げ形成した係止
片を設け、この係止片をソケット本体の内部に露呈され
ない状態にソケット本体に埋設した構成とする。
【0005】
【作用】本考案によれば、係止片をソケット本体に埋設
して一体化させることで支持片の上端部をソケット本体
に強固に固定することができ、電球を嵌入する際の力に
よってコンタクトが変形されることを防止する。
【0006】
【実施例】次に本考案について図面を参照して説明す
る。図1は本考案の一部を破断した斜視図であり、ここ
では先に示した従来のものと同様に、その一部にコネク
タを一体的に構成した電球ソケットの例を示している。
図2はその平面図、図3は図2のA−A線に沿う断面図
である。これらの図において、ソケット本体1は一端側
が略円筒状に形成されており、その内面に形成された複
数のリブや柱状体(図示せず)等によってウェッジベー
ス型電球5のベース部51を嵌入できる空間が画成され
ている。又、このソケット本体1の内部には、前記電球
5のベース部51に設けたリード線52に接触される一
対のコンタクト2がソケット本体1と一体成形されてい
る。又、ソケット本体1の他端側には角筒状をしたコネ
クタハウジング3が一体に形成されており、その内部に
は前記コンタクト2の一部で構成されたコネクタコンタ
クト4が夫々真直状態に配設され、これらでコネクタを
構成している。更に、ソケット本体の他端側の位置には
円形のフランジ14と、このフランジ14と軸方向に離
れた円周複数箇所に嵌合突起15が形成され、前記フラ
ンジ14に支持された環状のガスケット16とでバヨネ
ット構造のソケット取付部を構成している。
【0007】前記一対のコンタクト2は、図4に示すよ
うに、所定形状に形成した金属板材を曲げ加工し、ソケ
ット本体1に一体成形により一体化させている。即ち、
ソケット本体1を成形する金型内に一対のコンタクト2
を配置し、これらを所謂インサート成形によってソケッ
ト本体1の成形時に同時に一体化させている。これらコ
ンタクト2は、その一端側を断面コ字状に曲げ形成して
ソケット本体1の内部に夫々対向して配設することで、
ソケット本体1内に嵌入されたウェッジベース型電球5
のベース部51を受け入れることができる。この断面コ
字状とされた部分は、その両側の片を相互に対向させ、
かつ夫々を対向方向に突出するように湾曲形成すること
で、その弾性変形力を利用して嵌入される電球5のリー
ド線52に夫々接触し、相互に電気接続を行うことがで
きる接触片21として構成される。この接触片21の下
側の部分は更に直角に曲げ形成され、嵌入されるウェッ
ジベース型電球5のベース部51に当接して電球5の嵌
入位置決めを行う当接片21aとして構成される。
【0008】又、コ字状部分の中央の片は真直に延長さ
せ、ソケット本体1の内面に沿って配設することでコン
タクト2をソケット本体1の所定位置に支持させる支持
片22として構成される。更に、この支持片22の上端
部には、支持片22よりも細幅に形成してその板厚方向
外側に向けて直角に曲げ形成した係止片23を設けてい
る。そして、この係止片23は、図3に示すように、ソ
ケット本体1の内壁面の一部に埋設されている。この例
ではソケット本体1の内壁面に筒軸方向に伸びる厚肉の
リブ11を一体に設け、このリブ11の内壁面に筒軸と
直角な方向に係止片23を侵入させている。尚、コンタ
クト2の他端側は真直に延長された上で横方向に重ねて
折曲げており、前記コネクタコンタクト4として構成さ
れる。
【0009】この構成によれば、コンタクト2の支持片
22の上端部に設けた係止片23がソケット本体1の内
壁面のリブ11に一体的に埋設されているため、支持片
22の上端部をソケット本体1に強固に結合させた状態
とすることができる。したがって、電球5のベース部5
1をソケット本体1内に嵌入させる際に、ベース部51
の一部がコンタクト2の支持片22の上端部に干渉して
嵌入力が支持片22に加えられた場合でも、支持片22
の上端部が内方に変形されることが防止でき、リード線
52とコンタクト2との良好な接触状態を得ることが可
能となる。
【0010】尚、図5のように、支持片22の上端部に
は逆L字状の係止片23Aを曲げ形成してこの係止片2
3Aをソケット本体1に埋設することで、係止片23A
とソケット本体1との結合関係を更に強め、支持片22
の上端部の曲げ防止効果を更に高めることもできる。
【0011】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、コンタク
トの支持片の上端部に係止片を設け、この係止片をソケ
ット本体の内部に露呈されない状態にソケット本体に埋
設させた構成としているので、支持片の上端部をソケッ
ト本体に強固に結合させた状態にでき、しかも電球をソ
ケット本体に嵌入する際に、係止片がソケット本体の内
部に露呈されないことから係止片が電球の一部に接触さ
れることは全くなくなり、電球との干渉によってコンタ
クトが曲げ変形されることを防止し、ソケットの信頼性
を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電球ソケットの一実施例の一部破断斜
視図である。
【図2】本考案の電球ソケットの一実施例の平面図であ
る。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】コンタクトの拡大斜視図である。
【図5】本考案の他の実施例の要部の断面図である。
【図6】従来の電球ソケットの一例の斜視図である。
【図7】従来の電球ソケットの不具合を説明するための
断面図である。
【符号の説明】
1 ソケット本体 11 リブ 2 コンタクト 21 接触片 22 支持片 23,23A 係止片 3 コネクタハウジング 4 コネクタコンタクト 5 ウェッジベース型電球 51 ベース部 52 リード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 原田 正 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小 糸製作所静岡工場内 (56)参考文献 実公 昭63−9112(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェッジベース型電球のベース部が嵌入
    可能なソケット本体に、嵌入された電球のベース部に設
    けたリード線に接触されるコンタクトを一体成形してな
    る電球ソケットにおいて、前記コンタクトは金属板材を
    曲げ加工して断面コ字状に形成し、その両側の片を前記
    電球のリード線に接触される接触片とし、その中央の片
    をソケット本体の内面に沿って配設する支持片とし、か
    つこの支持片の上端部にはその一部を曲げ形成した係止
    片を設け、この係止片をソケット本体の内部に露呈され
    ない状態にソケット本体に埋設したことを特徴とする電
    球ソケット。
JP1991066489U 1991-07-27 1991-07-27 電球ソケット Expired - Fee Related JP2544850Y2 (ja)

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JPH0511381U JPH0511381U (ja) 1993-02-12
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JPS639112U (ja) * 1986-07-02 1988-01-21
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