JPH0217420Y2 - - Google Patents

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JPH0217420Y2
JPH0217420Y2 JP10968685U JP10968685U JPH0217420Y2 JP H0217420 Y2 JPH0217420 Y2 JP H0217420Y2 JP 10968685 U JP10968685 U JP 10968685U JP 10968685 U JP10968685 U JP 10968685U JP H0217420 Y2 JPH0217420 Y2 JP H0217420Y2
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flange
shell part
outer cover
mold
rear shell
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電子機器相互間を電気的に接続するイ
ンターフエース用コネクタの一種で、外側を塩化
ビニール等の絶縁材料でモールド成形(モール
ド・イン)するモールド・イン型コネクタに関す
る。
〔従来の技術〕
従来のモールド・イン型コネクタ10の一例の
外観を第7図及び第8図に示す。図示のコネクタ
10は、図示しない相手のコネクタと接合する口
金11の一端にフランジ12を形成したフロント
シエル部品13と、複数のコンタクト14を包持
したインシユレータ15を内蔵している角筒形部
分の一端にフランジ16を形成したリアシエル部
品17とで構成した金属製シエルを含んでいる。
そのフロントシエル部品13とリアシエル部品1
7とは、コンタクト14の一端が口金11内に延
在するフランジ12,16同志を取付穴部18の
位置で接合して一体化している。
このようなモールド・イン型コネクタ10は一
般に第9図及び第10図に示すように、コンタク
ト14にケーブル19を接合して、その接合部と
インシユレータ15とを硬質塩化ビニールによつ
て1次モールドしてインナーカバー20を形成し
た後、そのインナーカバー20とフランジ12,
16の接合部外周とを軟質塩化ビニールによつて
2次モールドしてアウターカバー21を形成して
いた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、従来の構成であると、インナーカバ
ー20は硬質塩化ビニール、アウターカバー21
は軟質塩化ビニールを夫々使用しているので両者
の境界面は互いに融着し、確実に固定され何等問
題を生じないが、コネクタ10の両シエル部品1
3,17は金属製であるため、アウターカバー2
1の軟質塩化ビニールとは密着性が悪く以下に述
べる問題点が発生していた。
周知のように、どのようなモールド材料であつ
ても、モールド成形後に材料が固化したとき収縮
する性質を有している。従つて、アウターカバー
21もモールド成形後、第11図中矢印Aの方向
に収縮するため、前述したように両シエル部品1
3,17とアウターカバー21との密着性が悪く
なる。その結果、例えばアウターカバー21が同
図中矢印C方向にめくれ、フロントシエル部品1
3のフランジ12の外周端が露出する(第11図
B部)と共に、第12図に示すようにコネクタ1
0とアウターカバー21との境界面に隙間Dが発
生していた。
したがつて、美観を損ね、モールド・イン型コ
ネクタ10としての商品価値を下げていた。
そこで、本考案はアウターカバーの収縮を規制
して、意匠的に優れたモールド・イン型コネクタ
を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、フロントシエル部品のフランジの外
周をリアシエル部品のフランジの外周よりも小さ
くすると共に、リアシエルのフランジにアウター
カバーが収縮するのをを防止する係止部を形成
し、前記の目的を達成するモールド・イン型コネ
クタである。
〔実施例〕
以下本考案を実施例にもとづいて従来と異なる
部分について説明をする。
第1図乃至第4図を参照して、図示のモール
ド・イン型コネクタ30においては、フロントシ
エル部品31のフランジ32の外周を、リアシエ
ル部品33のフランジ34の外周よりも小さくし
ている。即ち、リアシエル部品33のフランジ3
4はフロントシエル部品31のフランジ32より
も半径方向外側に張り出ている。さらにリアシエ
ル部品33のフランジ34の外周には末広がり状
の切欠即ち蟻溝35を複数形成している。
この様な構造のコネクタ30によると、アウタ
ーカバー21はモールド成形した際にその材料の
一部が蟻溝35内で固化し、リアシエル部品33
と半径方向で係合することとなる。したがつてア
ウターカバー21の第3図矢印C方向へのめくれ
は防止される。
またフロントシエル部品31のフランジ32の
外周を小さくしてあるので、アウターカバー21
がモールド成形後に第4図の矢印A方向に収縮し
ようとすると、アウターカバー21の一部分がリ
アシエル部品33のフランジ34に引掛る。した
がつて、アウターカバー21の収縮も規制され
る。
以上の説明ではリアシエル部品33のフランジ
34の外周に末広がり状の切欠即ち蟻溝を形成し
たが、第5図に示すように複数の孔36を穿設し
たり、第6図に示すようにコンタクト14側に折
曲げ片37を形成しても同様の目的が達成され
る。
〔考案の効果〕
以上の様に本考案はフロントシエル部品及びリ
アシエル部品の各フランジを、アウターカバーの
モールド成形の際、モールド材が収縮するのを規
制する形状にしたのでで、モールド成形の外形が
変形すること無く、意匠的に優れたモールド・イ
ン型コネクタを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1乃至6図は本考案の実施例、第7乃至12
図は従来例を示す。第1図はモールド・イン型コ
ネクタの斜視図、第2図はコネクタにモールド成
形した正面図、第3図は第2図の部分拡大図、第
4図は第3図の側断面図、第5図、第6図は他の
実施例、第7図は第1図に対応した図、第8図は
側面図、第9図はモールド成形した斜視図、第1
0図は側断面図、第11図はアウターカバーが収
縮した図、第12図は第11図の正面図である。 図中、10,30はモールド・イン型コネク
タ、11は口金、12,16,32,34はフラ
ンジ、13,31はフロントシエル部品、14は
コンタクト、15はインシユレータ、17,33
はリアシエル部品、19はケーブル、20はイン
ナーカバー、21はアウターカバー、35は蟻
溝、36は孔、37は折曲げ片である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロントシエル部品の一端のフランジとリアシ
    エル部品の一端のフランジとを互いに突合わせて
    固定してなる金属製シエルと、上記シエルの内側
    に絶縁的に組み込まれたコンタクトとを含み、上
    記シエルの外側を囲むようにプラスチツク製アウ
    ターカバーをモールド成形されるモールド・イン
    型コネクタにおいて、上記リアシエル部品のフラ
    ンジの外周を上記フロントシエル部品のフランジ
    の外周よりも半径方向外側に張り出させるととも
    に、上記リアシエル部品のフランジに、上記アウ
    ターカバーの一部が半径方向で係合する係止部を
    形成してあることを特徴とするモールド・イン型
    コネクタ。
JP10968685U 1985-07-19 1985-07-19 Expired JPH0217420Y2 (ja)

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JP10968685U JPH0217420Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

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JP10968685U JPH0217420Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

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Publication Number Publication Date
JPS6218975U JPS6218975U (ja) 1987-02-04
JPH0217420Y2 true JPH0217420Y2 (ja) 1990-05-15

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JP10968685U Expired JPH0217420Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2509617Y2 (ja) * 1989-01-25 1996-09-04 セイレイ工業株式会社 動力作業機の駐車ブレ―キ構造

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JPS6218975U (ja) 1987-02-04

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