JP2544750Y2 - 重量物吊り具用ケーブル収納バスケット - Google Patents

重量物吊り具用ケーブル収納バスケット

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JP2544750Y2
JP2544750Y2 JP5819392U JP5819392U JP2544750Y2 JP 2544750 Y2 JP2544750 Y2 JP 2544750Y2 JP 5819392 U JP5819392 U JP 5819392U JP 5819392 U JP5819392 U JP 5819392U JP 2544750 Y2 JP2544750 Y2 JP 2544750Y2
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JP
Japan
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cable
rotating plate
storage basket
heavy
cable storage
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JP5819392U
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JPH0620386U (ja
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茂樹 滝沢
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Mitsui E&S Holdings Co Ltd
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Mitsui E&S Holdings Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、重量物をつかむ吊り具
上に設けられ、吊り具に電源を供給する給電用のケーブ
ルを、吊り具の移動に応じて強制的に巻取りしたり、ま
た引立し自在とする重量物吊り具用ケーブル収納バスケ
ットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンテナ船から重量物であるコン
テナの荷おろしに使用される図4に示す重量物クレーン
においては、コンテナ1をつかむ図5に示す吊り具2
が、クレーンブームやガーダ6上を横行するトロリー4
から複数のワイヤー5およびシーブを介して吊り下げら
れているが、その吊り具20揚程Hは高く、例えば図4
で、地上のレール7上から、例えば40m近くになって
おり、吊り具2は上下および左右に移動する際、この吊
り具2の電気品に電力を供給する給電ケーブル8が、図
5に示すように吊り具2の上部に設けたケーブル収納バ
スケット9に収納されたり引き出されるようになってい
る。
【0003】しかしながら、吊り具2がトロリー4から
巻き上げられながら横行する際、風などによって揺れる
ことから、給電ケーブル8がケーブル収納バスケット9
内に上手く収納されずに外部にばらけてしまうことがあ
るという問題がしばしば発生する。このケーブル8のケ
ーブル収納バスケット9への収納は、そのケーブル8の
自重だけでは難かしいので、ケーブル8自身にケーブル
収納バスケット9に収納され易いようなくせを付けるこ
とが行なわれているが、ケーブル8がケーブル収納バス
ケット9に上手く収納されずに、一旦外部にとび出す
と、そのような悪いくせがケーブル8に付いてしまいそ
れ以降の収納が困難となり、その場合はケーブル8を交
換しなければならず不経済である。
【0004】 そこで、円筒状の外囲いと、上端が円錐
台状になった円筒状の内囲いとの間に円環状のケーブル
収納部を設けると共に、内囲いを貫通する回転軸に設け
た時計針のようなアームの先端に長円形のリングからな
るケーブルガイドを設け、ケーブルを前記ケーブル収納
部に積極的に収納するようにしたケーブルバスケットが
提案されている(特開平3−256974号公報参
照)。 ところが、上記構成のケーブル導入手段は、ケー
ブルガイドが長円形のリングであるからケーブルをケー
ブル収納部に収納するに際してケーブルの浮き上がりを
防止する機能を有していないばかりでなく、ケーブル収
納部の上方がオープンになっているからケーブルガイド
を通ってケーブル収納部内に導入されたケーブルがケー
ブル収納部内から飛び出す恐れがある。
【0005】
【考案の解決しようとする課題】 本考案は、かかる従
来の欠点を解消するためになされたものであり、その目
的とするところは、給電ケーブルをケーブルタブ内に強
制的に収納するに当り、ケーブルをケーブルタブ内に従
来より円滑に収納することができるばかりでなく、ケー
ブルタブ内に入ったケーブルがケーブルタブ内から飛び
出さないような重量物吊り具用ケーブル収納バスケット
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 即ち、本考案の重量物
吊り具用ケーブル収納バスケットは、重量物をつかむ吊
り具の上に設けられた円筒状のケーブルタブの内部中央
に回転自在に立設した回転軸の周囲にガイドポストを設
けると共に、前記回転軸の頂部に円盤状の回転板を取り
付け、該回転板に円弧状で、かつ、ケーブル導入方向に
傾斜しているケーブル導入口を設けると共に、前記回転
板の下面に前記ケーブル導入口の延長線上に位置するガ
イドシューを設け、更に、前記回転板と回転軸駆動用ト
ルクモータとの間に一方向の回転のみを伝達するクラッ
チを配設することにより構成されている。
【0007】
【作 用】 上記の構成からなるケーブル収納バスケッ
トでは、回転板の回転によりケーブルがケーブル導入口
を通ってケーブルタブ内に強制的に収納されるが、回転
板の下面に設けられたガイドシューによりケーブルがよ
り積極的にケーブルタブ内に誘導される。また、回転板
によりケーブルタブ内に入ったケーブルの飛び出しが防
止される。一方、ケーブル引出し時には、ケーブルが回
転板を反対方向に回転させながら引き出されるが、その
クラッチがオフの状態になっており、ケーブルは抵
無く引き出されることになる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の実施例を説明
する。図1は本考案の一実施例におけるケーブル収納バ
スケットの要部側断面図、図2は図1のA−A方向の回
転板要部の平面図、図3は図2のB−B方向の回転板要
部の側断面図である。
【0009】まず、このケーブル収納バスケットは、図
4および図5に示すようなコンテナクレーンの吊り具2
の上部に設けられ、給電ケーブル8を強制的に収納する
ものであり、吊り具2上の円筒状のケーブルタブ10の
内部の中央にベアリング11で回転自在に立設された回
転軸12があり、その回転軸12の周囲には円筒状のガ
イドポスト13が設けられている。
【0010】次に、この回転軸12の頂部に円盤状の回
転板14が取付けられており、この回転板14の外周に
は、図2および図3に示す半円弧状の長穴のケーブル導
入口15がケーブル8を導入する方向に傾斜して開口し
ており、このケーブル導入口15の内側には、図3に示
すガイドシュー17が設けられており、この回転板14
が矢印R方向に回転すると、ケーブル8はケーブル導入
口15からガイドシュー17にガイドされて矢印F方向
にケーブルタブ10内に導入され、ガイドポスト13の
外周に巻かれて収納されるようになっている。
【0011】また、上記回転軸12の下部に固設したス
プロケット18と、この回転軸12を駆動するトルクモ
ータ19の軸端に固設したスプロケット20とは、チェ
ーン21で連結連動されており、このスプロケット18
と回転軸12との間には、一方向の回転力のみを伝える
クラッチ23を介設している。上記の構成からなるケー
ブル収納バスケットでは、吊り具2の移動により給電用
のケーブル8を収納時には、トルクモータ19で回転軸
12を回転し、これと共に回転板14も回転し、ケーブ
ル8は、R方向に回転しながら移動するケーブル導入口
15からガイドポスト13の外周に強制的に導入され収
納される。
【0012】一方、ケーブル8をケーブルタブ10内か
ら引き出す時は、ケーブル8が引出される力で回転板1
4を矢印Rと反対方向に回転させる、その際クラッチ2
3はオフの状態となり、ケーブル8は抵抗なく引き出さ
れる。なお、この実施例では、クラッチ23をトルクモ
ータ19と回転軸12との間に介設したが、このクラッ
チ23はトルクモータ19と回転板14との間ならどこ
に介設してもよく、例えば、回転軸12と回転板14と
の間に介設してもよい。
【0013】
【考案の効果】 上記のように、本考案は、重量物をつ
かむ吊り具の上に設けられた円筒状のケーブルタブの内
部中央に回転自在に立設した回転軸の周囲にガイドポス
トを設けると共に、前記回転軸の頂部に円盤状の回転板
を取り付け、該回転板に円弧状で、かつ、ケーブル導入
方向に傾斜しているケーブル導入口を設けると共に、前
記回転板の下面に前記ケーブル導入口の延長線上に位置
するガイドシューを設け、更に、前記回転板と回転軸駆
動用トルクモータとの間に一方向の回転のみを伝達する
クラッチを配設したので、給電ケーブルをケーブルタブ
内に強制的に収納するに当り、ケーブルをケーブルタブ
内に従来より円滑に収納することができるようになっ
た。また、一旦、ケーブルタブ内に入ったケーブルがケ
ーブルタブ内から飛び出さないようになった。
【0014】 また、本考案では、一方向の回転力のみ
を伝達するクラッチを配設しているので、ケーブル
ーブルタブから引き出す時に回転板が空回りして抵抗無
くケーブルが引き出されるので、ケーブルの引出しも円
滑に行える。
【0015】なお、吊り具は、図5に示すようなスプレ
ッダに直接巻上ロープガ掛けられているものと、図6の
如くヘッドブロックhとスプレッダsで構成されている
ものだある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のケーブル収納バスケットの一実施例に
おける要部側断面図である。
【図2】図1のA−A方向の回転板要部の平面図であ
る。
【図3】図2のB−B方向の回転板要部の側断面図であ
る。
【図4】従来のコンテナクレーンの全体図である。
【図5】吊り具の斜視図である。
【図6】吊り具の他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 コンテナ 2 吊り具 8 ケーブル 10 ケーブルタ
ブ 12 回転軸 13 ガイドポス
ト 14 回転板 15 ケーブル導
入口 19 トルクモータ 23 クラッチ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量物をつかむ吊り具の上に設けられた
    円筒状のケーブルタブの内部中央に回転自在に立設した
    回転軸の周囲にガイドポストを設けると共に、前記回転
    軸の頂部に円盤状の回転板を取り付け、該回転板に円弧
    状で、かつ、ケーブル導入方向に傾斜しているケーブル
    導入口を設けると共に、前記回転板の下面に前記ケーブ
    ル導入口の延長線上に位置するガイドシューを設け、更
    に、前記回転板と回転軸駆動用トルクモータとの間に一
    方向の回転のみを伝達するクラッチを配設した重量物吊
    り具用ケーブル収納バスケット。
JP5819392U 1992-08-19 1992-08-19 重量物吊り具用ケーブル収納バスケット Expired - Lifetime JP2544750Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5819392U JP2544750Y2 (ja) 1992-08-19 1992-08-19 重量物吊り具用ケーブル収納バスケット

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5819392U JP2544750Y2 (ja) 1992-08-19 1992-08-19 重量物吊り具用ケーブル収納バスケット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0620386U JPH0620386U (ja) 1994-03-15
JP2544750Y2 true JP2544750Y2 (ja) 1997-08-20

Family

ID=13077191

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JP5819392U Expired - Lifetime JP2544750Y2 (ja) 1992-08-19 1992-08-19 重量物吊り具用ケーブル収納バスケット

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