JPH068149Y2 - クレーン用吊具への給電装置 - Google Patents
クレーン用吊具への給電装置Info
- Publication number
- JPH068149Y2 JPH068149Y2 JP8237188U JP8237188U JPH068149Y2 JP H068149 Y2 JPH068149 Y2 JP H068149Y2 JP 8237188 U JP8237188 U JP 8237188U JP 8237188 U JP8237188 U JP 8237188U JP H068149 Y2 JPH068149 Y2 JP H068149Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- power supply
- wound
- guide rope
- crane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、クレーン用吊具への給電装置に関するもので
ある。
ある。
一般に、コンテナクレーンなどにおける吊具には、モー
タ，リミットスイッチ，電磁弁等の電気機器が備えられ
ており、これら機器への給電システムは、従来第３図に
示すように、トロリ１上の接続器２から給電ケーブル３
を下へ垂らし、クレーンの巻揚げ−巻降ろし動作に対応
して、自然にコンテナ等の吊荷Ｗを吊下げた吊具４上に
設けられたケーブルタブ５内に巻込み−巻出していく給
電システムが広く採用されていた。
タ，リミットスイッチ，電磁弁等の電気機器が備えられ
ており、これら機器への給電システムは、従来第３図に
示すように、トロリ１上の接続器２から給電ケーブル３
を下へ垂らし、クレーンの巻揚げ−巻降ろし動作に対応
して、自然にコンテナ等の吊荷Ｗを吊下げた吊具４上に
設けられたケーブルタブ５内に巻込み−巻出していく給
電システムが広く採用されていた。
ところが、このような従来の給電システムにあっては、
風の強い時とかトロリ１の横行慣性などにより、給電ケ
ーブル３が水平方向になびくことがあり、この状態でク
レーンの巻上げ操作を行なった場合、給電ケーブル３が
ケーブルタブ５内に巻込（格納）まれない事態が時折り
生じ、給電ケーブル３の破損等に繋がっている。
風の強い時とかトロリ１の横行慣性などにより、給電ケ
ーブル３が水平方向になびくことがあり、この状態でク
レーンの巻上げ操作を行なった場合、給電ケーブル３が
ケーブルタブ５内に巻込（格納）まれない事態が時折り
生じ、給電ケーブル３の破損等に繋がっている。
また、ケーブルタブ５の形状等が悪いと、クレーンの巻
上げ時に、ケーブルタブ５内での給電ケーブル３巻込み
方向が突如逆転する場合もあり、給電ケーブル３の寿命
を低下させる原因となっている。
上げ時に、ケーブルタブ５内での給電ケーブル３巻込み
方向が突如逆転する場合もあり、給電ケーブル３の寿命
を低下させる原因となっている。
本考案は、かかる従来の問題点に着目して案出されたも
ので、給電ケーブルを、たるみを生じることなく効果的
に、巻込み−巻出しすることができるようにして、上記
問題点を解消したクレーン用吊具への給電装置を提供す
ることを目的とするものである。
ので、給電ケーブルを、たるみを生じることなく効果的
に、巻込み−巻出しすることができるようにして、上記
問題点を解消したクレーン用吊具への給電装置を提供す
ることを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本考案に係るクレーン用吊
具への給電装置は、トロリと吊具との間に、前記給電ケ
ーブルを巻付けるガイドロープを張設し、このガイドロ
ープは、前記ケーブルタブ内の中心部を通して駆動手段
により巻取り−巻出し可能に配設したことを要旨とする
ものである。
具への給電装置は、トロリと吊具との間に、前記給電ケ
ーブルを巻付けるガイドロープを張設し、このガイドロ
ープは、前記ケーブルタブ内の中心部を通して駆動手段
により巻取り−巻出し可能に配設したことを要旨とする
ものである。
上記の構成によれば、クレーンの巻上げ−巻下げ動作に
追従して、ガイドロープと給電ケーブルとを略同じ速度
で巻取り−巻出しすることができ、依って給電ケーブル
がガイドロープにつる巻き状にガイドされて、たるみが
防止されるとともにケーブルタブ内への巻込み方向が方
向づけられ、確実な巻き込みと、巻出しを行うことが出
来る。
追従して、ガイドロープと給電ケーブルとを略同じ速度
で巻取り−巻出しすることができ、依って給電ケーブル
がガイドロープにつる巻き状にガイドされて、たるみが
防止されるとともにケーブルタブ内への巻込み方向が方
向づけられ、確実な巻き込みと、巻出しを行うことが出
来る。
以下添付図面に基づいて、本考案に係るクレーン用吊具
への給電装置の一実施例を説明する。
への給電装置の一実施例を説明する。
第１図において、10はレール11上を横行するトロリを、
また12はスプレッダ13とヘッドロック14とからなる吊具
をそれぞれ示す。
また12はスプレッダ13とヘッドロック14とからなる吊具
をそれぞれ示す。
前記トロリ10上にはジャンクションボックス（接続器）
15が設けられ、該ジャンクションボックス15からは給電
ケーブル16が垂下されている。
15が設けられ、該ジャンクションボックス15からは給電
ケーブル16が垂下されている。
上記給電ケーブル16は、上記ヘッドブロック14上に設け
られた断面略円錐筒状のケーブルタブ17内に巻込み格納
されるようになっている。
られた断面略円錐筒状のケーブルタブ17内に巻込み格納
されるようになっている。
ここまでの構成は従来の給電システムと同様であるが、
本考案の特徴は上記トロリ10と吊具12との間に、給電ケ
ーブルガイド用のガイドロープ18を張設した点である。
本考案の特徴は上記トロリ10と吊具12との間に、給電ケ
ーブルガイド用のガイドロープ18を張設した点である。
上記ガイドロープ18はナイロン等で被覆されて用いら
れ、その上端はトロリ10の下部に、また下端は、第２図
に示すように、ケーブルタブ17内の中心部を通してヘッ
ドブロック14上の巻取りドラム19にそれぞれ固定されて
いる。なお、図中20a,20bはガイドロープ案内用のプー
リを示す。
れ、その上端はトロリ10の下部に、また下端は、第２図
に示すように、ケーブルタブ17内の中心部を通してヘッ
ドブロック14上の巻取りドラム19にそれぞれ固定されて
いる。なお、図中20a,20bはガイドロープ案内用のプー
リを示す。
上記巻取りドラム19はトルクモータ等の駆動手段21で正
転，逆転の回転駆動が行われる。
転，逆転の回転駆動が行われる。
このように構成されるため、若干の張力で常にガイドロ
ープ18を張っておけば、吊具12の巻上げ−巻下げ動作に
十分追従でき、依って給電ケーブル16は上記ガイドロー
プ18をガイドとしてつる巻き状の格好でトロリ10上から
ケーブルタブ17内に巻込み或いは繰出しされ、従って、
給電ケーブル16が風になびくことがなく、損傷等を未然
に防止することが出来る。
ープ18を張っておけば、吊具12の巻上げ−巻下げ動作に
十分追従でき、依って給電ケーブル16は上記ガイドロー
プ18をガイドとしてつる巻き状の格好でトロリ10上から
ケーブルタブ17内に巻込み或いは繰出しされ、従って、
給電ケーブル16が風になびくことがなく、損傷等を未然
に防止することが出来る。
以上説明したように本考案によれば、トロリと吊具との
間に、前記給電ケーブルを巻付けるガイドロープを張設
し、このガイドロープは、前記ケーブルタブ内の中心部
を通して駆動手段により巻取り−巻出し可能に配設した
為、給電ケーブルが強い風などで生じる水平方向にたわ
みに対しても適切なピッチでガイドロープにガイドさ
れ、そのたわみ量が極めて小さくなってケーブルタブか
ら垂れることなく正しく巻込まれる。また、上記ガイド
ロープの存在により、給電ケーブルのケーブルタブ内へ
の巻込み方向が方向づけられて規則正しく巻込まれてい
くため、従来の給電システムで生じていた、ケーブルタ
ブ内での巻込み方向が途中から逆転するといった給電ケ
ーブルの乱巻きによるトラブルも解消される。更に、ガ
イドロープと給電ケーブルとは略同じ速度で巻取り−巻
出しすることができるため、ガイドロープが給電ケーブ
ルをこするという不具合も生じない。
間に、前記給電ケーブルを巻付けるガイドロープを張設
し、このガイドロープは、前記ケーブルタブ内の中心部
を通して駆動手段により巻取り−巻出し可能に配設した
為、給電ケーブルが強い風などで生じる水平方向にたわ
みに対しても適切なピッチでガイドロープにガイドさ
れ、そのたわみ量が極めて小さくなってケーブルタブか
ら垂れることなく正しく巻込まれる。また、上記ガイド
ロープの存在により、給電ケーブルのケーブルタブ内へ
の巻込み方向が方向づけられて規則正しく巻込まれてい
くため、従来の給電システムで生じていた、ケーブルタ
ブ内での巻込み方向が途中から逆転するといった給電ケ
ーブルの乱巻きによるトラブルも解消される。更に、ガ
イドロープと給電ケーブルとは略同じ速度で巻取り−巻
出しすることができるため、ガイドロープが給電ケーブ
ルをこするという不具合も生じない。
第１図は本考案の給電装置の一実施例を示す概略構成
図、第２図はその要部拡大斜視図、第３図は従来の給電
システムの概略構成図である。 10…トロリ、12…吊具、16…給電ケーブル、17…ケーブ
ルタブ、18…ガイドロープ、19…巻取りドラム。
図、第２図はその要部拡大斜視図、第３図は従来の給電
システムの概略構成図である。 10…トロリ、12…吊具、16…給電ケーブル、17…ケーブ
ルタブ、18…ガイドロープ、19…巻取りドラム。
Claims (1)
- 【請求項１】トロリと吊具との間に架設した給電ケーブ
ルを、クレーンの巻揚げ−巻降ろし動作に対応して、ケ
ーブルタブ内に巻込み，巻出しするようにしたクレーン
用吊具への給電装置において、前記トロリと吊具との間
に、前記給電ケーブルを巻付けるガイドロープを張設
し、このガイドロープは、前記ケーブルタブ内の中心部
を通して駆動手段により巻取り−巻出し可能に配設した
ことを特徴とするクレーン用吊具への給電装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8237188U JPH068149Y2 (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 | クレーン用吊具への給電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8237188U JPH068149Y2 (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 | クレーン用吊具への給電装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH024888U JPH024888U (ja) | 1990-01-12 |
| JPH068149Y2 true JPH068149Y2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=31307129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8237188U Expired - Lifetime JPH068149Y2 (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 | クレーン用吊具への給電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068149Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6186666B1 (ja) * | 2016-06-03 | 2017-08-30 | 裕之 本地川 | 巻取装置 |
| WO2017208720A1 (ja) * | 2016-06-03 | 2017-12-07 | 裕之 本地川 | 情報収集装置およびこれを用いた物品管理システム、ならびに巻取装置 |
-
1988
- 1988-06-23 JP JP8237188U patent/JPH068149Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6186666B1 (ja) * | 2016-06-03 | 2017-08-30 | 裕之 本地川 | 巻取装置 |
| WO2017208720A1 (ja) * | 2016-06-03 | 2017-12-07 | 裕之 本地川 | 情報収集装置およびこれを用いた物品管理システム、ならびに巻取装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH024888U (ja) | 1990-01-12 |
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