JPH027877B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH027877B2 JPH027877B2 JP241082A JP241082A JPH027877B2 JP H027877 B2 JPH027877 B2 JP H027877B2 JP 241082 A JP241082 A JP 241082A JP 241082 A JP241082 A JP 241082A JP H027877 B2 JPH027877 B2 JP H027877B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winch
- wire
- boom
- cargo
- cargo handling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 13
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims description 11
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 5
- 238000004873 anchoring Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66C—CRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
- B66C23/00—Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes
- B66C23/62—Constructional features or details
- B66C23/82—Luffing gear
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は船舶の甲板上に塔載した揚貨装置に適
用して利便な索取方法に関する。
用して利便な索取方法に関する。
船舶に塔載する重量貨物用クレーン装置は、主
柱と該主柱に対して俯仰旋回可能にブームを取付
け、荷役用ウインチ及びブーム俯仰用ウインチよ
り巻出したワイヤを前記主柱又はブームを介して
ブーム先端より垂設させ、フツク付動滑車によつ
て貨物を吊つて旋回又は引込みつつ搬送させる形
式を主力としているが、デリツクでは甲板上又は
デリツクポスト内にウインチ類を装備して、巻上
げ、ラツフイング、旋回を行わせるため、旋回角
度に制約が生ずる難点の外、大重量貨物の場合は
ワイヤー等の索取方法も複雑な多重掛を要すると
いう欠点がある。即ち荷役用ウインチと、ブーム
俯仰用ウインチの索取を夫々別系統で行う手段が
通常採用されており、デツキクレーンの場合につ
いて説明すると、俯仰ウインチ力量を減少させる
と同時に水平引込を行わせるために第１図に略図
的に示した索取方法が一般に用いられている。即
ち同図において１は荷役用ウインチであつて該ウ
インチのドラムより巻出されたワイヤ２は主柱の
頭部に設けたシーブ軸３のシーブ４より、ブーム
先端に設けたシーブ軸５のシーブ６を巻回して主
柱側のシーブ７、ブーム側のシーブ８を介した
後、フツク９を装着した動滑車１０及びシーブ１
１，１２，１３を巻回し、根止め部１４にて固定
している。この構成によると荷役索１フオールに
つき、主柱側とブーム先端間は三重掛となつてお
り、従つて２フオールでは６重掛、４フオールで
は12重掛の索取が必要となる。一方俯仰ウインチ
１５より巻出されたワイヤ１６は、シーブ１７，
１８，１９，２０，２１，２２を巻回した後、根
止め部２３にて固定している。前記荷役用ワイヤ
２を多重掛にすることによつて俯仰ウインチ１５
の力量を減少させると同時に、貨物の水平引込み
を行わせることを意図している。
柱と該主柱に対して俯仰旋回可能にブームを取付
け、荷役用ウインチ及びブーム俯仰用ウインチよ
り巻出したワイヤを前記主柱又はブームを介して
ブーム先端より垂設させ、フツク付動滑車によつ
て貨物を吊つて旋回又は引込みつつ搬送させる形
式を主力としているが、デリツクでは甲板上又は
デリツクポスト内にウインチ類を装備して、巻上
げ、ラツフイング、旋回を行わせるため、旋回角
度に制約が生ずる難点の外、大重量貨物の場合は
ワイヤー等の索取方法も複雑な多重掛を要すると
いう欠点がある。即ち荷役用ウインチと、ブーム
俯仰用ウインチの索取を夫々別系統で行う手段が
通常採用されており、デツキクレーンの場合につ
いて説明すると、俯仰ウインチ力量を減少させる
と同時に水平引込を行わせるために第１図に略図
的に示した索取方法が一般に用いられている。即
ち同図において１は荷役用ウインチであつて該ウ
インチのドラムより巻出されたワイヤ２は主柱の
頭部に設けたシーブ軸３のシーブ４より、ブーム
先端に設けたシーブ軸５のシーブ６を巻回して主
柱側のシーブ７、ブーム側のシーブ８を介した
後、フツク９を装着した動滑車１０及びシーブ１
１，１２，１３を巻回し、根止め部１４にて固定
している。この構成によると荷役索１フオールに
つき、主柱側とブーム先端間は三重掛となつてお
り、従つて２フオールでは６重掛、４フオールで
は12重掛の索取が必要となる。一方俯仰ウインチ
１５より巻出されたワイヤ１６は、シーブ１７，
１８，１９，２０，２１，２２を巻回した後、根
止め部２３にて固定している。前記荷役用ワイヤ
２を多重掛にすることによつて俯仰ウインチ１５
の力量を減少させると同時に、貨物の水平引込み
を行わせることを意図している。
上記の例ではワイヤの巻回数、シーブ数ともに
多くなるため、コスト及び重量の増大をもたらす
欠点がある。
多くなるため、コスト及び重量の増大をもたらす
欠点がある。
本発明は上記に鑑みて考えられた新規な船舶用
揚貨装置の索取方法に関し、複雑な索取を行わな
くとも効率的な荷役作業を可能とする方法を提供
することを目的とする。本実施例における索取方
法を第３図によつて略図的に説明する。
揚貨装置の索取方法に関し、複雑な索取を行わな
くとも効率的な荷役作業を可能とする方法を提供
することを目的とする。本実施例における索取方
法を第３図によつて略図的に説明する。
即ち３４は荷役用ウインチであり、該ウインチ
のドラムより巻出されたワイヤ３１は主柱の頭部
に設けたシーブ軸３５に嵌入するシーブ３０を巻
回した後、ブーム先端に設けたシーブ軸３６に嵌
入するシーブ３７を巻回し、次にフツク付動滑車
３３に巻回され、再びシーブ３８，３９を介した
後、俯仰用ウインチ４０のドラム４０′に巻かれ
て成る。該俯仰用ウインチ４０のドラムは４０′
と４０″に２分割されており、ワイヤ３１とワイ
ヤ４１とは、夫々巻出し方向が正反対に巻装され
てなる。即ち４０″からは、ドラム４０′と全く正
反対の巻出し方向を持つ俯仰用ワイヤ４１が巻出
され、シーブ４２，４３，４４，４５を巻回した
後、根止め部４６にて固定されている。本発明に
係る索取方法の特徴は第３図に示した構成、即ち
荷役用ワイヤ３１の根止め側を、俯仰用ウインチ
のドラムに対するワイヤ４１の巻込み方向と逆方
向に巻回させた技術手段に存する。
のドラムより巻出されたワイヤ３１は主柱の頭部
に設けたシーブ軸３５に嵌入するシーブ３０を巻
回した後、ブーム先端に設けたシーブ軸３６に嵌
入するシーブ３７を巻回し、次にフツク付動滑車
３３に巻回され、再びシーブ３８，３９を介した
後、俯仰用ウインチ４０のドラム４０′に巻かれ
て成る。該俯仰用ウインチ４０のドラムは４０′
と４０″に２分割されており、ワイヤ３１とワイ
ヤ４１とは、夫々巻出し方向が正反対に巻装され
てなる。即ち４０″からは、ドラム４０′と全く正
反対の巻出し方向を持つ俯仰用ワイヤ４１が巻出
され、シーブ４２，４３，４４，４５を巻回した
後、根止め部４６にて固定されている。本発明に
係る索取方法の特徴は第３図に示した構成、即ち
荷役用ワイヤ３１の根止め側を、俯仰用ウインチ
のドラムに対するワイヤ４１の巻込み方向と逆方
向に巻回させた技術手段に存する。
以下本発明の動作に関して説明を行う。今荷役
用ウインチ３４よりワイヤ３１を巻出してブーム
先端より吊設したフツク付動滑車３３によつて貨
物を吊上げると、該貨物重量の２分の１はワイヤ
ーを介して俯仰用ウインチ４０のドラム４０′に
テンシヨンとして懸かることになる。即ち図示例
では俯仰用ワイヤ４１を巻込む方向にテンシヨン
がかかる。これによつて貨物を吊した後、ブーム
を上方へ移動させるべく俯仰用ウインチ４０を駆
動してワイヤ４１を巻込む際に、上記テンシヨン
がこれを援助し、ウインチの力量を減少させるこ
とが可能となる。更にブームを上昇移動させるべ
くドラム４０″の巻込みを継続させると、ドラム
４０′のワイヤ３１は逆に巻出し方向に回転する
ことになつて順次繰り出され、第２図に示したよ
うにフツク付動滑車３３の軌跡がＡに示したよう
に近似水平となる。尚２８′はブーム２８の上昇
位置を示し、軌跡Ｂは通常のデリツク装置におけ
るフツク付動滑車３３′の移動状態を示す。軌跡
Ｂに比して軌跡Ａは水平に近い移動となつて荷役
時の貨物運搬作業が極めて容易であることを示し
ている。
用ウインチ３４よりワイヤ３１を巻出してブーム
先端より吊設したフツク付動滑車３３によつて貨
物を吊上げると、該貨物重量の２分の１はワイヤ
ーを介して俯仰用ウインチ４０のドラム４０′に
テンシヨンとして懸かることになる。即ち図示例
では俯仰用ワイヤ４１を巻込む方向にテンシヨン
がかかる。これによつて貨物を吊した後、ブーム
を上方へ移動させるべく俯仰用ウインチ４０を駆
動してワイヤ４１を巻込む際に、上記テンシヨン
がこれを援助し、ウインチの力量を減少させるこ
とが可能となる。更にブームを上昇移動させるべ
くドラム４０″の巻込みを継続させると、ドラム
４０′のワイヤ３１は逆に巻出し方向に回転する
ことになつて順次繰り出され、第２図に示したよ
うにフツク付動滑車３３の軌跡がＡに示したよう
に近似水平となる。尚２８′はブーム２８の上昇
位置を示し、軌跡Ｂは通常のデリツク装置におけ
るフツク付動滑車３３′の移動状態を示す。軌跡
Ｂに比して軌跡Ａは水平に近い移動となつて荷役
時の貨物運搬作業が極めて容易であることを示し
ている。
上記動作態様より明らかなように、本発明に係
る索取方法は荷役用ワイヤーの根止め部を俯仰用
ウインチのドラムに対して、俯仰用ワイヤと逆方
向に巻き込んだ如き方法を特徴としており、貨物
の重量を利用して俯仰用ウインチの巻き込み力を
援助すると同時に近似水平引込を行うので従来の
ようにワイヤの複雑な多重掛を要することなく効
率の高い揚貨及び運搬装置を提供するものであ
り、貨物船又は起重機船等各種船舶に搭載して有
効に用いることができる。
る索取方法は荷役用ワイヤーの根止め部を俯仰用
ウインチのドラムに対して、俯仰用ワイヤと逆方
向に巻き込んだ如き方法を特徴としており、貨物
の重量を利用して俯仰用ウインチの巻き込み力を
援助すると同時に近似水平引込を行うので従来の
ようにワイヤの複雑な多重掛を要することなく効
率の高い揚貨及び運搬装置を提供するものであ
り、貨物船又は起重機船等各種船舶に搭載して有
効に用いることができる。
第１図は従来のデツキクレーンの索取方法を示
す概略斜視図、第２図は水平引込の説明図、第３
図は本発明の索取方法の実施例を示す概略斜視図
である。 ２８……ブーム、３１，４１……ワイヤ、３３
……フツク付動滑車、３４……荷役用ウインチ、
３５，３６……シーブ軸、３７，３８，３９，４
２，４３，４４，４５……シーブ、４０……俯仰
用ウインチ。
す概略斜視図、第２図は水平引込の説明図、第３
図は本発明の索取方法の実施例を示す概略斜視図
である。 ２８……ブーム、３１，４１……ワイヤ、３３
……フツク付動滑車、３４……荷役用ウインチ、
３５，３６……シーブ軸、３７，３８，３９，４
２，４３，４４，４５……シーブ、４０……俯仰
用ウインチ。
Claims (1)
- １ 船舶上に塔載する揚貨装置における索取に際
し、荷役用ウインチ及びブーム俯仰用ウインチを
具備し、主柱及び該主柱に対して俯仰旋回可能に
取り付けたブームを設けるとともにブーム先端よ
りフツク付動滑車を吊設し、且つ前記荷役用ウイ
ンチ、俯仰用ウインチより巻出したワイヤを主柱
又はブームを介してブーム先端に巻回させ、荷役
用ワイヤの根止め側を俯仰用ウインチのドラムに
対するワイヤ巻込み方向と逆方向に巻回させたこ
とを特徴とする船舶用揚貨装置の索取方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP241082A JPS58122286A (ja) | 1982-01-11 | 1982-01-11 | 船舶用揚貨装置の索取方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP241082A JPS58122286A (ja) | 1982-01-11 | 1982-01-11 | 船舶用揚貨装置の索取方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58122286A JPS58122286A (ja) | 1983-07-20 |
| JPH027877B2 true JPH027877B2 (ja) | 1990-02-21 |
Family
ID=11528472
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP241082A Granted JPS58122286A (ja) | 1982-01-11 | 1982-01-11 | 船舶用揚貨装置の索取方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58122286A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007099522A (ja) * | 2006-12-27 | 2007-04-19 | Kitagawa Iron Works Co Ltd | 起伏式ジブクレーンのワイヤリング方法 |
-
1982
- 1982-01-11 JP JP241082A patent/JPS58122286A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58122286A (ja) | 1983-07-20 |
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