JP2544735Y2 - 机の足載装置 - Google Patents
机の足載装置Info
- Publication number
- JP2544735Y2 JP2544735Y2 JP6650691U JP6650691U JP2544735Y2 JP 2544735 Y2 JP2544735 Y2 JP 2544735Y2 JP 6650691 U JP6650691 U JP 6650691U JP 6650691 U JP6650691 U JP 6650691U JP 2544735 Y2 JP2544735 Y2 JP 2544735Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- step board
- pinion
- desk
- rack
- chair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、椅子を机の足入れ空間
内に押し込むだけで、足載せに用いられるステップボー
ドを自動的に上部後方へ回転移動させ、当該椅子を引き
出すことでステップボードを略水平な使用状態に復帰さ
せ得るようにした机の足載装置に関する。
内に押し込むだけで、足載せに用いられるステップボー
ドを自動的に上部後方へ回転移動させ、当該椅子を引き
出すことでステップボードを略水平な使用状態に復帰さ
せ得るようにした机の足載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の足載装置としては、図5
に示す如きものが知られている。すなわち、机aの足入
れ空間bに面している両側板cにあって、足載板dの両
側奥端部から下突させた取付け金具eの下端部を、枢軸
fにより軸支することで、当該足載板dを回動可能とす
る。さらに、当該枢支点gよりも手前側で、かつ上方位
置には、上記側板cに支持用ダボhが突設され、これに
足載板dを支承することで、これを略水平に保持できる
ようにする。しかも、足載板dを所定角度だけ上側後方
へ向け回動させた状態で、これを支承するストッパーi
が、これまた上記側板cの適所に突設された構成を有し
ている。(実開平1−161636号公報)
に示す如きものが知られている。すなわち、机aの足入
れ空間bに面している両側板cにあって、足載板dの両
側奥端部から下突させた取付け金具eの下端部を、枢軸
fにより軸支することで、当該足載板dを回動可能とす
る。さらに、当該枢支点gよりも手前側で、かつ上方位
置には、上記側板cに支持用ダボhが突設され、これに
足載板dを支承することで、これを略水平に保持できる
ようにする。しかも、足載板dを所定角度だけ上側後方
へ向け回動させた状態で、これを支承するストッパーi
が、これまた上記側板cの適所に突設された構成を有し
ている。(実開平1−161636号公報)
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記机の足載装置によ
るときは、椅子jを机aの足入れ空間b内へ押し込むこ
とで、足載板dを図中矢印kの如く上側後方へ回転移動
させようとするものであるから、上記足載板dと取付金
具eの枢支点gとの離間距離lが大きくないと、足載板
dは上記のように回転移動させることができないことと
なる。
るときは、椅子jを机aの足入れ空間b内へ押し込むこ
とで、足載板dを図中矢印kの如く上側後方へ回転移動
させようとするものであるから、上記足載板dと取付金
具eの枢支点gとの離間距離lが大きくないと、足載板
dは上記のように回転移動させることができないことと
なる。
【0004】従って、上記装置では、上記の離間距離l
が大きくなればなるほど、足載板dの矢印k方向への回
転移動が円滑になされることとなる。しかし、上記のl
が大きくなると、例えば図6に示したように、側板cに
おける下縁c′の位置が比較的高位である机aにあって
は、取付金具e枢支点gの位置が、当然高くなり、この
結果、足載板dも高くなり過ぎて使いものにならなくな
ってしまう。
が大きくなればなるほど、足載板dの矢印k方向への回
転移動が円滑になされることとなる。しかし、上記のl
が大きくなると、例えば図6に示したように、側板cに
おける下縁c′の位置が比較的高位である机aにあって
は、取付金具e枢支点gの位置が、当然高くなり、この
結果、足載板dも高くなり過ぎて使いものにならなくな
ってしまう。
【0005】そこで、上記足載板dを足置きとして適正
な位置に配設しようとすれば、離間距離lを可及的に小
さくしなければならず、この結果、当然足載板dの回転
移動が円滑に行われなくなるので、これを回避するため
には、足載板dの手前端部に、スライダーやローラー等
を付設しなければならなくなる。また、上記従来装置に
よるときは、図7に示したような側板の無い机aの場
合、取付箇所がないため採択不能となり、それだけ使用
範囲も限定されてしまうこととなる。
な位置に配設しようとすれば、離間距離lを可及的に小
さくしなければならず、この結果、当然足載板dの回転
移動が円滑に行われなくなるので、これを回避するため
には、足載板dの手前端部に、スライダーやローラー等
を付設しなければならなくなる。また、上記従来装置に
よるときは、図7に示したような側板の無い机aの場
合、取付箇所がないため採択不能となり、それだけ使用
範囲も限定されてしまうこととなる。
【0006】本考案は、上記従来技術の有するこのよう
な問題点に鑑み、椅子を机の足入れ空間内に押し込んだ
ときの押し込み力によって足載用のステップボードが、
ラックとピニオンによる特殊機構により後方へ移動しつ
つ上側後方へ向けて回転移動するよう構成し、これによ
って、前記従来例における離間距離lとは全く無関係
に、足置きとしての最適な高さを決定することができ、
しかも当該ステップボードの上側後方への回転移動を、
軽快にして円滑に行ない得るようにするのがその目的で
ある。
な問題点に鑑み、椅子を机の足入れ空間内に押し込んだ
ときの押し込み力によって足載用のステップボードが、
ラックとピニオンによる特殊機構により後方へ移動しつ
つ上側後方へ向けて回転移動するよう構成し、これによ
って、前記従来例における離間距離lとは全く無関係
に、足置きとしての最適な高さを決定することができ、
しかも当該ステップボードの上側後方への回転移動を、
軽快にして円滑に行ない得るようにするのがその目的で
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するため、机の足入れ空間に面した左右の側板に、手
前側にステップボードを略水平に載置する支持部を有
し、後部上面にラックを前後方向へ長く刻設したガイド
レールを略水平にして、かつ対向させて固設し、一方、
上記ステップボードの後端両側に、後方へ突出させてピ
ニオンを固設し、該各ピニオンを上記各ラックに噛合載
置させると共に、当該ピニオンにおけるピニオン軸を、
上記ガイドレール後部の側壁に前後方向へ長く凹設した
ガイド溝に回転、かつスライド自在なるよう係合させ、
ステップボードが椅子により押し込まれることでラック
と噛合の上記ピニオンが回転移動して、当該ステップボ
ードが自重により復動自在なる移動限度位置にて停止自
在とした机の足載装置を提供しようとするものである。
成するため、机の足入れ空間に面した左右の側板に、手
前側にステップボードを略水平に載置する支持部を有
し、後部上面にラックを前後方向へ長く刻設したガイド
レールを略水平にして、かつ対向させて固設し、一方、
上記ステップボードの後端両側に、後方へ突出させてピ
ニオンを固設し、該各ピニオンを上記各ラックに噛合載
置させると共に、当該ピニオンにおけるピニオン軸を、
上記ガイドレール後部の側壁に前後方向へ長く凹設した
ガイド溝に回転、かつスライド自在なるよう係合させ、
ステップボードが椅子により押し込まれることでラック
と噛合の上記ピニオンが回転移動して、当該ステップボ
ードが自重により復動自在なる移動限度位置にて停止自
在とした机の足載装置を提供しようとするものである。
【0008】
【作用】机の足入れ空間内に押し込まれた椅子によっ
て、ガイドレールに載設されたステップボードは後方へ
押動され、当該ステップボードに設けられたピニオン
が、ラックとの噛み合いによって回転しながら後方へ移
動する。このことによって、ステップボードは上側後方
へ回転しながら後退し、上記ピニオンとラックとの噛み
合いエンドか、ストッパーとの当接によって規制される
位置まで回動して停止し、その位置に保持されることと
なり、この際椅子は机の足入れ空間内に収納される。
て、ガイドレールに載設されたステップボードは後方へ
押動され、当該ステップボードに設けられたピニオン
が、ラックとの噛み合いによって回転しながら後方へ移
動する。このことによって、ステップボードは上側後方
へ回転しながら後退し、上記ピニオンとラックとの噛み
合いエンドか、ストッパーとの当接によって規制される
位置まで回動して停止し、その位置に保持されることと
なり、この際椅子は机の足入れ空間内に収納される。
【0009】次に、椅子を机の足入れ空間内から前方へ
引き出すと、当該椅子による押し込み力が解かれるので
ステップボードの手前側である自由端部が、その自重に
よって下降する。この時、ステップボードと共にピニオ
ンが逆転されるので、該ピニオンはラックとの噛み合い
により前方へ回転移動し、これによってステップボード
は手前側下方へ回転しながら、手前側へ移動し、手前側
部がガイドレール手前側部の支持部に当接して回転が阻
止され、当該ステップボードは、上記支持部上に載置さ
れて、略水平な状態に支持され、足を載せ得る状態に復
動保持される。
引き出すと、当該椅子による押し込み力が解かれるので
ステップボードの手前側である自由端部が、その自重に
よって下降する。この時、ステップボードと共にピニオ
ンが逆転されるので、該ピニオンはラックとの噛み合い
により前方へ回転移動し、これによってステップボード
は手前側下方へ回転しながら、手前側へ移動し、手前側
部がガイドレール手前側部の支持部に当接して回転が阻
止され、当該ステップボードは、上記支持部上に載置さ
れて、略水平な状態に支持され、足を載せ得る状態に復
動保持される。
【0010】上記ピニオン軸の端部は、前記ガイドレー
ルの側壁に凹設されたガイド溝に係合することで前後方
向へ案内されるから、ステップボードが上記したよう
に、上側後方へ押し込まれながら回転移動されたり、逆
に下方へ向け手前側に自重により回転移動されるとき、
上記、ピニオンとラックとの噛み合いが外れることな
く、従って、ステップボードの上記作業が確実にして、
かつスムースに行なわれる。
ルの側壁に凹設されたガイド溝に係合することで前後方
向へ案内されるから、ステップボードが上記したよう
に、上側後方へ押し込まれながら回転移動されたり、逆
に下方へ向け手前側に自重により回転移動されるとき、
上記、ピニオンとラックとの噛み合いが外れることな
く、従って、ステップボードの上記作業が確実にして、
かつスムースに行なわれる。
【0011】
【実施例】以下、本考案の実施例について図面を参照し
て説明する。図1の(A)(B)に示した机1は、足入
れ空間2の一側(同図(B)において下部)に図示しな
い袖引出しを設けた通常の構造のもので、上記足入れ空
間2内に本案の足載装置3を配設することとなる。
て説明する。図1の(A)(B)に示した机1は、足入
れ空間2の一側(同図(B)において下部)に図示しな
い袖引出しを設けた通常の構造のもので、上記足入れ空
間2内に本案の足載装置3を配設することとなる。
【0012】上記足載装置3は、図1ないし図4に示し
たように、対象に形成した机の巾方向にある左右一対の
ガイドレール4、4と、当該ガイドレール4、4に、上
向きで刻設した横向きのラック5、5に、夫々噛合され
た左右一対のピニオン6、6と当該ピニオン6、6を有
する足載せ用である一枚のステップボード7とを主要な
構成部材としている。
たように、対象に形成した机の巾方向にある左右一対の
ガイドレール4、4と、当該ガイドレール4、4に、上
向きで刻設した横向きのラック5、5に、夫々噛合され
た左右一対のピニオン6、6と当該ピニオン6、6を有
する足載せ用である一枚のステップボード7とを主要な
構成部材としている。
【0013】上記一対のガイドレール4、4は、机1の
前後方向へ長く、かつ所要の肉厚を有して、机1の巾方
向に底壁4aと側壁4bとにより横断面が略L字状とな
るよう形成されている。上記一対のガイドレール4、4
は、底壁4aの手前側を一段高くすることで、上記ステ
ップボード7を載置して、これを略水平に支持するため
の支持部8が形成されていると共に、底壁4aの奥側も
一段高く形成し、その上面に上記したラック5が前後方
向へ長く上向きにて刻設されている。
前後方向へ長く、かつ所要の肉厚を有して、机1の巾方
向に底壁4aと側壁4bとにより横断面が略L字状とな
るよう形成されている。上記一対のガイドレール4、4
は、底壁4aの手前側を一段高くすることで、上記ステ
ップボード7を載置して、これを略水平に支持するため
の支持部8が形成されていると共に、底壁4aの奥側も
一段高く形成し、その上面に上記したラック5が前後方
向へ長く上向きにて刻設されている。
【0014】また、上記側壁4bの奥側には、厚肉部4
cが形成され、該厚肉部4cには、後述するピニオン軸
14が係合されて、これを前後方向へ案内するためのガ
イド溝9が、上記ラック5と対応するように、当該ラッ
ク5側へ開口して前後方向へ長く凹設されている。
cが形成され、該厚肉部4cには、後述するピニオン軸
14が係合されて、これを前後方向へ案内するためのガ
イド溝9が、上記ラック5と対応するように、当該ラッ
ク5側へ開口して前後方向へ長く凹設されている。
【0015】一方、上記ステップボード7は、図1の
(B)に示した如く、机1における足入れ空間2の横幅
Aよりも、上記した一対のガイドレール4、4の側壁4
b、4bがもっている肉厚B、B分だけ小さい横幅cを
有する横長矩形状に形成され、その奥端の左右両側部
に、平面略L字形状とした板状のアーム10、10が、
止めビス11、11にて固定されて奥方へ水平に延出さ
れ、この両アーム10、10の奥端外側部に、前記した
ピニオン6、6が図1及び図2並びに図3に示す如く、
中心のピニオン軸12と、左右の止めビス13、13と
によって固定されている。
(B)に示した如く、机1における足入れ空間2の横幅
Aよりも、上記した一対のガイドレール4、4の側壁4
b、4bがもっている肉厚B、B分だけ小さい横幅cを
有する横長矩形状に形成され、その奥端の左右両側部
に、平面略L字形状とした板状のアーム10、10が、
止めビス11、11にて固定されて奥方へ水平に延出さ
れ、この両アーム10、10の奥端外側部に、前記した
ピニオン6、6が図1及び図2並びに図3に示す如く、
中心のピニオン軸12と、左右の止めビス13、13と
によって固定されている。
【0016】上記ピニオン軸12は、上記アーム10及
びピニオン6の中心を貫通してビス14によりアーム1
0に固定され、上記ピニオン6から外側へ延出させた端
部12aが、前記ガイドレール4のガイド溝9に回転可
能にして、かつ前後方向へスライド自在に係合され、こ
れによりピニオン6と上記ラック5との噛合状態を保持
している。
びピニオン6の中心を貫通してビス14によりアーム1
0に固定され、上記ピニオン6から外側へ延出させた端
部12aが、前記ガイドレール4のガイド溝9に回転可
能にして、かつ前後方向へスライド自在に係合され、こ
れによりピニオン6と上記ラック5との噛合状態を保持
している。
【0017】本案の足載装置3は、図1ないし図4に示
されているように、一対のガイドレール4、4を机1の
足入れ空間2に面した左右の側板15、15にあって、
前後方向へ長く、かつ略水平状態となるようにねじ16
‥‥‥により固定対設し、これにより、上記足入れ空間
2内に配設することとなる。また、当該足載装置3は、
図1の(A)に示した椅子17に掛けた状態で、ステッ
プボード7が足を載せるのに適するよう、その前後方向
の位置及び高さを予め設定して上記足入れ空間2内に配
設される。
されているように、一対のガイドレール4、4を机1の
足入れ空間2に面した左右の側板15、15にあって、
前後方向へ長く、かつ略水平状態となるようにねじ16
‥‥‥により固定対設し、これにより、上記足入れ空間
2内に配設することとなる。また、当該足載装置3は、
図1の(A)に示した椅子17に掛けた状態で、ステッ
プボード7が足を載せるのに適するよう、その前後方向
の位置及び高さを予め設定して上記足入れ空間2内に配
設される。
【0018】図1の(A)において、18は足入れ空間
2に面した側板15、15から突設したステップボード
7のストッパーを示している。このストッパー18は、
ステップボード7が椅子17の押し込みによって、上側
後方へ回転移動された、図中二点鎖線で示した移動限度
位置Pにおいて、当該ステップボード7が当接保持され
るよう設けられているが、上記ピニオン6は、ラック5
の後端部で、その回転が停止されるのであれば、ステッ
プボード7は上記の位置Pにて停止させることとなるか
ら、このような場合は、上記ストッパー18はなくとも
よい。
2に面した側板15、15から突設したステップボード
7のストッパーを示している。このストッパー18は、
ステップボード7が椅子17の押し込みによって、上側
後方へ回転移動された、図中二点鎖線で示した移動限度
位置Pにおいて、当該ステップボード7が当接保持され
るよう設けられているが、上記ピニオン6は、ラック5
の後端部で、その回転が停止されるのであれば、ステッ
プボード7は上記の位置Pにて停止させることとなるか
ら、このような場合は、上記ストッパー18はなくとも
よい。
【0019】また、上記ステップボード7の上側後方へ
の回転移動限度位置Pは、予め当該ステップボード7の
水平状態である使用位置に対して鋭角となるよう設定し
てあり、これによって、当該位置Pにおいてはステップ
ボード7の自重が手前側下方、つまり図1(A)におい
て矢印D方向へ作用するようにしてある。これにより椅
子17を前方へ引き出すことで当該ステップボード7が
自重で上記位置Pから矢印D方向へ回転移動して使用位
置まで復帰する。
の回転移動限度位置Pは、予め当該ステップボード7の
水平状態である使用位置に対して鋭角となるよう設定し
てあり、これによって、当該位置Pにおいてはステップ
ボード7の自重が手前側下方、つまり図1(A)におい
て矢印D方向へ作用するようにしてある。これにより椅
子17を前方へ引き出すことで当該ステップボード7が
自重で上記位置Pから矢印D方向へ回転移動して使用位
置まで復帰する。
【0020】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように構成され
ているので、机の足入れ空間内に椅子を押し込むこと
で、ステップボードが後方へ水平に押動され、これによ
り、ステップボードの後部に固定ピニオンが、ガイドレ
ールのラックとの噛み合わせにより奥方向へ回転移動す
ることとなり、これによってステップボードは後退しな
がら上側後方へ回転移動されるようになるので、椅子の
押し込み力をステップボードの回転移動に無理なく伝達
できるようになる。従って従来例の如くローラー等を設
ける必要がなく、しかも、椅子を足入れ空間内への押し
込み収納する操作も軽快にして円滑に行うことができ
る。また、従来例の如き取付金具を必要としないので、
上下方向に対して取り付けのためのスペースを必要とし
ないから、机の側板の下端部にも取付可能であり、従っ
て、各種の机に採択でき、しかも足を載せるのに高すぎ
てしまうといったことも無く、最適の高さに取りつける
ことができる。
ているので、机の足入れ空間内に椅子を押し込むこと
で、ステップボードが後方へ水平に押動され、これによ
り、ステップボードの後部に固定ピニオンが、ガイドレ
ールのラックとの噛み合わせにより奥方向へ回転移動す
ることとなり、これによってステップボードは後退しな
がら上側後方へ回転移動されるようになるので、椅子の
押し込み力をステップボードの回転移動に無理なく伝達
できるようになる。従って従来例の如くローラー等を設
ける必要がなく、しかも、椅子を足入れ空間内への押し
込み収納する操作も軽快にして円滑に行うことができ
る。また、従来例の如き取付金具を必要としないので、
上下方向に対して取り付けのためのスペースを必要とし
ないから、机の側板の下端部にも取付可能であり、従っ
て、各種の机に採択でき、しかも足を載せるのに高すぎ
てしまうといったことも無く、最適の高さに取りつける
ことができる。
【図1】(A)(B)は本考案に係る机の足載装置を示
す一実施例の夫々縦断面図と、(A)におけるA−A線
矢視断面図である。
す一実施例の夫々縦断面図と、(A)におけるA−A線
矢視断面図である。
【図2】同上実施例の主要部を示す拡大側面図である。
【図3】図2におけるB−B線矢視断面図である。
【図4】図2におけるC−C線矢視断面図である。
【図5】従来の机の足載装置を示した一部切欠の側面図
である。
である。
【図6】机の一例を示した斜視図である。
【図7】机の他例を示した斜視図である。
1 机 2 足入れ空間 4 ガイドレール 4a 側壁 5 ラック 6 ピニオン 7 ステップボード 8 支持部 9 ガイド溝 12 ピニオン軸 12a ピニオン軸の端部 15 側板 P 移動限度位置
Claims (1)
- 【請求項1】 机の足入れ空間に面した左右の側板に、
手前側にステップボードを略水平に載置する支持部を有
し、後部上面にラックを前後方向へ長く刻設したガイド
レールを略水平にして、かつ対向させて固設し、一方、
上記ステップボードの後端両側に、後方へ突出させてピ
ニオンを固設し、該各ピニオンを上記各ラックに噛合載
置させると共に、当該ピニオンにおけるピニオン軸を、
上記ガイドレール後部の側壁に前後方向へ長く凹設した
ガイド溝に回転、かつスライド自在なるよう係合させ、
ステップボードが椅子により押し込まれることでラック
と噛合の上記ピニオンが回転移動して、当該ステップボ
ードが自重により復動自在なる移動限度位置にて停止自
在とした机の足載装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6650691U JP2544735Y2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 机の足載装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6650691U JP2544735Y2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 机の足載装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0511836U JPH0511836U (ja) | 1993-02-19 |
JP2544735Y2 true JP2544735Y2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=13317788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6650691U Expired - Lifetime JP2544735Y2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 机の足載装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2544735Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-07-26 JP JP6650691U patent/JP2544735Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0511836U (ja) | 1993-02-19 |
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