JP2536204Y2 - 机の足載装置 - Google Patents

机の足載装置

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JP2536204Y2
JP2536204Y2 JP6219791U JP6219791U JP2536204Y2 JP 2536204 Y2 JP2536204 Y2 JP 2536204Y2 JP 6219791 U JP6219791 U JP 6219791U JP 6219791 U JP6219791 U JP 6219791U JP 2536204 Y2 JP2536204 Y2 JP 2536204Y2
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JP
Japan
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footrest
desk
plate
guide
footrest plate
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JP6219791U
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JPH057133U (ja
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正徳 桜井
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Sugatsune Kogyo Co Ltd
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Sugatsune Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、不要時に足載板を奥へ
後退させることのできる机の足載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の足載装置として、実開平
1−161636号公報に記載のものが知られている。
この足載装置は、図7に示すように、机1の足入れ空間
2に面する両側板3に回動支点4を設け、該回動支点4
に、足載板5の両側後部に下向きに突設した取付金具6
の下端部を上下方向回動自在に取り付けるとともに、該
回動支点4より前方かつ上方の側板3上の位置に、上記
足載板5を略水平に受け止める支持用ダボ7を設け、さ
らに側板3の適当箇所に、足載板5を所定角度上方へ回
動させた状態で後方への回動を阻止するストッパ8を設
けたものである。
【0003】この装置においては、図8に示すように、
椅子9を足入れ空間2内に押し込んだ際、椅子9に押さ
れて足載板5が上方に回動し、ストッパ8で受け止めら
れる位置まで後退する。したがって、足載板5が、椅子
9を収納する際の邪魔にならない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで 最近ではO
A機器(事務用電子機器)の普及に伴い、机のデッドス
ペースであった足入れ空間の奥方に、配線ボックス等を
配置したいという要求が出て来るようになり、足入れ空
間を広くとれない場合が多くなってきた。そうした傾向
に対し、上記従来の足載装置は、足載板をそのままの大
きさで上に持ち上げるので、上記の配線ボックス等と干
渉するおそれがあった。
【0005】本考案は、上記の事情を考慮し、収納時の
スペースをとらず、配線ボックス等を設けた際にも干渉
のおそれのない机の足載装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の机の足載装置
は、上記の目的を達成するため、図1に示すように、机
1の足入れ空間2内に配設された足載板10を前後方向
に分割して分割点11で折り畳み自在にヒンジ結合し、
足載板10の後端を机1に対し上下方向回動自在に取り
付けると共に、足載板10の前端の両側部にそれぞれガ
イド部12を設けて、各ガイド部12を、机1の足入れ
空間2の両側方に固定した水平なガイドレール13にそ
れぞれ前後方向スライド自在かつ上下方向回動自在に係
合させたことを特徴としている。なお、この場合足載板
10の分割数は特に限定されない。また必要に応じて、
使用時に足載板10の下方への移動を阻止して足載板1
0を略水平な状態に受け止める受台14を、机1の足入
れ空間2の両側方に設ける。
【0007】また、請求項2の足載装置では、図1に示
すように、机1の足入れ空間2内に配設された足載板1
0を前後方向に2分割して分割点11で折り畳み自在に
ヒンジ結合し、足載板10の後端を所定量の前後方向移
動を許す状態で机1に対し上下方向回動自在に取り付け
ると共に、足載板10の前端の両側部にそれぞれガイド
部12を設けて、各ガイド部12を、机1の足入れ空間
2の両側方に固定した水平なガイドレール13にそれぞ
れ前後方向スライド自在かつ上下方向回動自在に係合さ
せ、そしてさらに、足載板10が上記所定量だけ前から
後に変位させられたとき上記ヒンジ結合部15を上記ガ
イドレール13より上側に変位させる折り畳み案内機構
16を設けたことを特徴としている。
【0008】
【作用】上記構成の足載装置においては、使用時には、
図1に示すようにガイド部12がガイドレール13の前
方位置にスライドし、水平な状態になされる。したがっ
て、この状態で足載板10に足を載せることができる。
また、使用しないときには、分割点のヒンジ結合部11
を関節にして折り畳む。この際、足載板10の前端が前
後方向にスライド自在とされ、後端が上下方向回動自在
に支持されているので、足載板10を後方に水平にスラ
イドさせながら折り畳むことができる。したがって、収
納スペースをとらない。
【0009】また、請求項2の足載装置においては、図
2に示すように椅子9で足載板10を後方に押し移動す
ると、足載板10のヒンジ結合部15が案内機構16の
作用でガイドレール13の上側に持ち上がる。したがっ
て、さらに椅子9を押し込むことで足載板10を後方に
押し移動すると、ヒンジ結合部15を上に変位させなが
ら、足載板10が同図中二点鎖線で示すように折り畳ま
れる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図3〜図6を参照
して説明する。図3は実施例の足載装置の部分平面図で
ある。この図において、3は机の足入れ空間に面する側
板(ないしは側枠)、20は同足入れ空間内に配設され
た足載板、21は足載板20を支持する支持枠である。
この実施例の足載板20は、机の前後方向に2分割され
ている。分割された前側の板と後側の板はほぼ同じ大き
さの長方形をなし、分割点で蝶番22により互いに結合
されている。この場合の蝶番22は足載板20の下面側
に配されており、足載板20は、この蝶番22を支点に
して上に凸となるように折り畳まれる。
【0011】足載板20の後端の外側面及び前端の外側
面には、足載板20を支持枠21に取り付けるためのピ
ン23、24が設けられている。一方、支持枠21は、
図4に示すように、机の側板3に略水平にネジ固定され
ており、足入れ空間側の面に突設された水平な受台25
と、足入れ空間側の面に水平(机の前後方向)に穿設さ
れたガイド溝(ガイドレール)26とを有している。ガ
イド溝26は、前端及び後端が閉じた長孔状のものであ
り、受台25の上側に受台25と平行に形成されてい
る。そしてこのガイド溝26に、足載板20の後端及び
前端に設けたピン23、24が、前後方向スライド自在
かつ上下方向回動自在に係合されている。なお、これら
ピン23、24とガイド溝26との関係は、足載板20
が、図4に示すような平坦な姿勢になされたとき、所定
量だけ前後方向に移動できるように設定されている。
【0012】上記受台25は、足載板20を構成する後
側の板の略中間に相当する位置で一部途切れており、途
切れた部分の後側部分の前端部が前方に下り傾斜してい
る。そして、受台25は、この下り傾斜した斜面が斜め
ガイドレール31となっており、それ以外の部分で足載
板20の両側縁部を受け止めるようになっている。この
斜めガイドレール31の上には、足載板20の後側の板
の側縁部に設けたガイドピン32がスライド自在に載っ
ている。この場合、ガイドピン32と斜めガイドレール
31の位置関係は、足載板20がガイド溝26で制限さ
れる前方位置にあるときガイドピン32が斜めガイドレ
ール31の下部に載り、かつガイド溝26で制限される
後方位置にあるとき斜めガイドレール31の上部に載る
ように設定されている。なお、ガイドピン32は、足載
板20の後側の板の下面に取り付けられた金具33の外
側面に設けられている。また、足載板20の前端面は、
椅子に対する当たりを良くするため半円筒面状に丸めら
れている。
【0013】次に、このように構成された足載装置の作
用を説明する。足載板20に何も外力を加えないとき、
足載板20は、自重により図4に示すように水平に保持
される。即ち、足載板20の側縁部に配置したガイドピ
ン32が、足載板20の自重により斜めガイドレール3
1の下部に至り、同時に足載板20が、前端の回動ピン
24とガイド溝26の係合の許す範囲で前方位置にスラ
イドする。そして、足載板20は、その側縁部が受台2
5で受け止められることで、下方への移動を阻止され、
水平に保持される。足載板20を使用する場合はこの状
態で使用する。
【0014】次に椅子を収納する場合を説明する。椅子
を机の足入れ空間内に押し込むと、足載板20が、椅子
に押されて図5に示すように、上記ガイド溝26の許す
範囲で後方位置まで移動する。その際、ガイドピン32
が斜めガイドレール31上をスライドしてその上部に至
ることにより、足載板20の後側の板の前端が、後端の
ピン23を支点にしてやや持ち上がり、前上がりの姿勢
になる。これにより、蝶番22による結合部が上に持ち
上がって、足載板20が上方にやや凸状に折れ曲がる。
この姿勢の足載板20がさらに椅子で押されると、図6
に示すように足載板20の前端が水平後方にスライド
し、足載板20が小さく折り畳まれる。
【0015】上のように、斜めガイドレール31の働き
で足載板20を折り畳み方向に案内することができるの
で、容易かつ確実に足載板20を折り畳むことができ
る。したがって、収納スペースが小さくてすみ、配線ボ
ックス等設けた際にも干渉しなくなる。
【0016】なお、上記実施例においては、足載板を2
つに分割した場合を示したが、もっと多くに分割しても
よい。また、折り畳みを案内する機構として、斜めガイ
ドレール31とガイドピン32の組み合わせ機構を例示
したが、折り畳み方向に足載板を予備動作させるもので
あれば、それ以外の機構を用いてもよい。
【0017】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の机の足載
装置によれば、足載板を小さく折り畳むことができるの
で、収納スペースが小さくて済み、配線ボックス等を設
けた際にも干渉しなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の足載装置の構成を示す側面図である。
【図2】本考案の足載装置の作用の説明に供する側面図
である。
【図3】本考案の一実施例の一部構成を示す平面図であ
る。
【図4】同実施例の側面図である。
【図5】同実施例の作用の説明に供する図である。
【図6】同実施例の作用の説明に供する図である。
【図7】従来の足載装置の構成を示す側面図である。
【図8】同従来の足載装置の椅子収納時の状態を示す側
面図である。
【符号の説明】
1 … 机 2 … 足入れ空間 3 … 側板 9 … 椅子 10 … 足載板 11 … 分割点 12 … ガイドピン 13 … ガイドレール 14 … 受台 15 … ヒンジ結合部 16 … 折り畳み案内機構 20 … 足載板 21 … 支持枠 23 … ピン 24 … ピン 25 … 受台 26 … ガイド溝(ガイドレール) 31 … 斜めガイドレール 32 … ガイドピン

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 机の足入れ空間内に配設された足載板を
    前後方向に分割して分割点で折り畳み自在にヒンジ結合
    し、足載板の後端を机に対し上下方向回動自在に取り付
    けると共に、足載板の前端の両側部にそれぞれガイド部
    を設けて、各ガイド部を、机の足入れ空間の両側方に固
    定した水平なガイドレールにそれぞれ前後方向スライド
    自在かつ上下方向回動自在に係合させたことを特徴とす
    る机の足載装置。
  2. 【請求項2】 机の足入れ空間内に配設された足載板を
    前後方向に2分割して分割点で折り畳み自在にヒンジ結
    合し、足載板の後端を所定量の前後方向移動を許す状態
    で机に対し上下方向回動自在に取り付けると共に、足載
    板の前端の両側部にそれぞれガイド部を設けて、各ガイ
    ド部を、机の足入れ空間の両側方に固定した水平なガイ
    ドレールにそれぞれ前後方向スライド自在かつ上下方向
    回動自在に係合させ、そしてさらに、足載板が上記所定
    量だけ前から後に変位させられたとき上記ヒンジ結合部
    を上記ガイドレールより上側に変位させる折り畳み案内
    機構を設けたことを特徴とする机の足載装置。
JP6219791U 1991-07-12 1991-07-12 机の足載装置 Expired - Lifetime JP2536204Y2 (ja)

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JPH057133U JPH057133U (ja) 1993-02-02
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