JPS6343607A - 変形可能デスク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は１例えばパーソナルコンピュータやワードプロ
セッサ等の如きＯＡ機器の専用デスクとして使用できる
ばかりか、ＯＡ＠器の不使用時には、通常の事務机とし
ても兼用できる変形可能デスクに関するものである。

「従来の技術とその問題点」 現今におけるＯＡ機器の目覚ましい普及により、各種Ｏ
Ａ機器の専用デスクやラック類が数多く提供されている
。

これらのデスクやラック類は、いずれも常時ＯＡ機器を
構成する機器本体・デイスプレィ・プリンター及びキー
ボード等を予め決められた位置にセットしておき、斯る
セット状態のまま、いつでもその使用に供することがで
きる不変構造となっている。

従って、四六時中ＯＡ機器を使用する場合には、上記不
変式の専用デスクやラック類は極めて至便であるが、平
素は通常の事務机の元でデスクワークに従事し、偶にし
かＯＡ機器を使用しないような場合にまで、断るＯＡ機
器の専用デスクやラック類に床面に設置しておくことは
、事務机の他にも該専用デスクやラック類の設置スペー
スが必要となるので、床面積の有効利用ができないとい
う大きな問題点を有していた。

「問題点を解決するための手段」 而して、本発明は斯る問題点を有効に解決するために開
発されたもので、少なくとも両側板と背板と天板で本体
が構成されるデスクを前提として、上記天板を開閉天板
部と可動天板部と固定天板部とに分離し、デスク本体の
内部に上記可動天板部を収納できる昇降台を昇降動可能
に配設して、該昇降台の昇降と連動して上記開閉天板部
を本体に対して開閉する構成となすと共に、昇降台の上
昇時に該昇降台下方に上記可動天板部を収納する構成と
なし、更に昇降台の下部に昇降台と一緒に昇降し且つ昇
降台に対して進退動できるスライド台を付設して、昇降
台を上昇させて、可動天板部を収納すると同時に、スラ
イド台を前進させると、昇降台とスライド台の使用が可
能となり、昇降台から可動天板部を引き出しスライド台
を後退して、昇降台を降下させると、開閉天板部と可動
天板部と固定天板部からなる天板の使用が可能となる新
規変形可能デスクを提供せんとするものである。

「作用」 依って、本発明にあっては、予めデスク本体内部に昇降
動可能に配設された昇降台上に、ＯＡ機器の主装置例え
ば機器本体・デイスプレィ・プリンター等を載置すると
共に、該昇降台に対し進退動可能に付設されたスライド
台に、キーボードを載置する状態を得て、開閉天板部を
開放しながら、昇降台を上昇させると同時に、該昇降台
に可動天板部を収納して１代わりにスライド台を手前に
前進させると、ＯＡ機器の使用が即座に可能となり、逆
に上昇している昇降台から可動天板部を引き出し、スラ
イド台を昇降台の下方に後退させて、昇降台を本体内部
に降下すると、ＯＡ機器は全てデスク本体内に隠蔽され
て、通常の事務机としての使用が即座に可能となるので
、一台のデスクでＯＡ機器の専用デスクと通常の事務机
が兼用できることとなる。

「実施例」 以下、本発明を図示する実施例に基づいで詳述すれば、
第一実施例に係る変形可能デスクの基本構造は、第１図
乃至第６図に示す如く、両側板１・１と背板２及び該両
側板１と背板２上に架設され、る天板３でデスク本体を
構成するものであるが、特に天板３に関しては、図示す
る如く、デスク本体の後側に配される長寸法の開閉天板
部３ａと、前側に連続して配される短寸法の可動天板部
３ｂと固定天板部３ｃとに分離して、長寸法の開閉天板
部３ａは１両側板１・１の後端部に設けられた蝶番部を
支点として、上下方向に開閉回動できる構成となし、他
方可動天板部３ｂは、側板上側と該側板ｌと対向する固
定天板部３ｃ側に形成された各ガイド溝１４ａから、レ
ール機構を介して後述する昇降台４の下方に収納される
構成となっている。

斯る構成を前提として、本実施例にあっては、上記両側
板１・１と背板２と開閉天板部３ａで画成さ九るデスク
本体の内部に、特にＯＡ機器の機器本体・デイスプレィ
及びプリンターを載置する昇降台４を昇降動可能に配設
するものである。

該昇降台４は、具体的には第３図に示す如く、自身の両
側に両側板１・１に設けられているコ字形のガイドレー
ル５内を滑動するベアリング６を設けると共に、モータ
７に連結された駆動軸８から回転力が伝達される左右一
対のスプロケット９ａ・９ｂに掛装された各チェーン１
ｏに、固定具１１を介して固定されて、モータ７の正逆
回転に伴うチェーン１０の駆動により、ガイドレール５
とベアリング６の案内作用を受けて、水平状態を維持し
て本体内部を昇降動する構成となっている。

又、斯る構成の昇降台４の上面両側には、第１図にも示
す如く、上端部１２ａが円弧形状を呈し且つ後側縁に折
曲片部１２ｂを形成してなるガイド壁１２・１２を夫々
立設する一方、開閉天板部３ａの対応する裏面両側に、
上記折曲片部１２ｂと係合する係合部材１３を設けて、
昇降台４が上昇するに従い、上記各ガイド壁１２の円弧
状上端部１２ａで、開閉天板部３ａを自動的に上方に押
し上げると同時に、各ガイド壁１２の折曲片部１２ｂが
係合部材１３に係合して、確実な開放回動を保障しなが
ら、最終的には開閉天板部３ａの開放姿勢を保持できる
構成となす。

更に、昇降台４の下部には、上記可動天板部３ｂをデス
゛り本体の前側に形成されたガイド溝１４ａから、自身
の下方に移動させるためのレール機構１４ｂを設けると
共に、ＯＡ機器のキーボードを載置するスライド台１５
を付設するものとする。

尚、該スライド台１５は、同じく別の伸縮式のレール機
構１６により、昇降台４の下方とデスク本体の前側に進
退動できる構成となっている。

又、斯るスライド台１５は、特に第４図に示す如く、自
身の一側部に、前進時は固定天板部３ｃの下方に収納さ
れるハウジング１７を設け、該ハウジング１７内にモー
タ１８と、該モータ１８に連結された螺子軸１９と、該
螺子軸１９に螺合するナツト部２ｏを一体に有する連杆
２１とを夫々配設する一方、自身の下面を支える回動ア
ーム２２を、上記連杆２１の下部に固定された連結軸２
３に接続し、且つ側板１側とハウジング１７側に形成さ
れた各ガイド溝２４内を滑動するベアリング２５を設け
て、上記モータ１８を正逆回転させて、ナツト部２０の
螺子軸１９に対する螺合位置を変化させることにより、
上記ベアリング２５の各ガイド溝２４内に対する滑動を
得て、連杆２１で回動アーム２２を回動させて、該アー
ム２２の先端ローラ２２ａを上下動させれば、同図Ｂ−
Ｃに示す如く、自身の高低位置を自由に調整できる構成
となっている。

更に、既述した可動天板部３ｂは、昇降台４の下方にレ
ール機構１４ｂを介して収納されるものであるが、収納
が可能となるのは、あくまでも昇降台４が最上位まで上
昇した時点でなければならないので、第５図Ａ−Ｂに示
す如く、固定天板部３ｃの側面に、可動天板部３ｂの対
向側面に穿設された凹所２６内に係入するカム部２７ａ
付のロックパー２７を出没可能に設けると共に、該ロッ
クパー２７のカム部２７ａに螺合する湾曲レバー２８を
デスク本体の内側方向に突出させて、昇降台４が上昇し
た時点で、該湾曲レバー２８を押圧して１図中矢印方向
に回動させることにより、上記ロックパー２７を凹所２
６から後退させて、可動天板部３ｂの昇降台４下方に対
する移動を許容し、逆に昇降台４の降下により押圧状態
が解除されると、スプリング２９と共働して、ロックパ
ー２７を凹所２６に係入して、可動天板部３ｂをデスク
本体の前位置にロックできる構成となす。

尚、図中３０は、固定式天板部３Ｃの下部に設けられた
スイッチ操作部、３１は両側板１・２間に配設される目
隠板である。

依って、斯る構成の変形可能デスクを使用する場合には
、まず第６図Ａに示す如く、上記操作部３０のスイッチ
操作で、モータ７を所定方向に回転して、昇降台４を最
上位まで上昇させて、該昇降台４上に○Ａ機器の機器本
体３３・デイスプレィ３４及びプリンター３５を載置す
る。

そして、昇降台４が上昇した場合には、既述した如く、
ロックパー２７のロックが自動的に解除されるので、第
６図Ｂに示す如く、可動天板部３ｂをガイド溝１４ａ・
レール機構１４ｂを介して昇降台４の下方に収納すると
同時に、逆に昇降台４の下部に付設されているスライド
台１５をレール機構１６を介して手前に前進させて、該
スライド台１５上にキーボード３６を載置し、夫々を電
気的に接続すれば、デスクは第１図に示す状態となるの
で、この状態により○Ａ機器の使用が即座に可能となる
。

尚、斯る使用状態にあって、使用者の体格等に応じて、
キーボード３６の高低位置を変更した場合には、操作部
３０のスイッチ操作で、モータ１８を所定方向に回転し
て１回動アーム２２を回動させれば、スライド台１５を
可能な範囲内で自由に上下動できるので、使用者に応じ
た位置が容易に得られることとなる。

次に、ＯＡ機器を使用しない場合には、今度は前記とは
逆に、キーボード３６を載置するスライド台１５を、レ
ール機構１６を介して昇降台４の下方に収納すると同時
に、可動天板部３ｂをガイド溝１４ａ・レール機構１４
ｂを介して手前に引き出して、操作部３ｏのスイッチ操
作で、モータ７を所定方向に回転すれば、ＯＡ機器をｕ
、置したまま昇降台４がスライド台１５を伴って徐々に
降下する。

すると、第６図Ｃに示す如く、昇降台４の降下と連動し
て、開閉天板部３ａも各ガイド壁１２の円弧状上端部１
２ａの案内作用により、下方に回動しながら水平閉塞位
置まで回動するので、これにより該開閉天板部１３ａは
受は部（図示せず）に支持されて、第２図に示す如く、
開閉天板部３ａと可動天板部３ｂと固定天板部３ｃによ
りデスクの天板３が画成されて、通常の事務机としての
使用が即座に可能となる。

しかも、斯る状態にあっては、ＯＡ機器は、全てデスク
本体の内部に完全に収納されるので、事務机として使用
する上で、ＯＡ機器が邪魔となる心配が全くないばかり
か、ＯＡ機器は本体内部に隠蔽されているので、事務机
としての外観を損なう心配もない。尚、事務机としての
使用状態にあっては、スライド台１５を昇降台４の下部
に後退せずに、そのまま引き出された可動天板部３ｂの
下方に前進させて置いても、使用上何らの支承はないの
で、適宜変形状態を選択することができる。

又、この事務机としての使用状態から、ＯＡ機器を使用
する必要が生じた場合には、既述した如く、昇降台４を
上昇させれば、自動的に開閉天板部３ａが上方に開放回
動して、機器本体３３・デイスプレィ３４・プリンター
３５が出現するので。

後は可動天板部３ｂを収納して、スライド台１５を引き
出せば、第１図に示す如く、ＯＡ機器の使用が直ちに可
能となることは言うまでもない。

次に、第２実施例の変形可能デスクを説明すると、該実
施例は天板構造において前記第一実施例と多少異なる構
成を採用したものである。

即ち、第７図に示す如く、昇降台４の面側に横Ｕ字形の
枠体３２・３２を設けて、該各枠体３２上に上記長寸法
の開閉天板部３ａを固設して、該開閉天板部３ａを回動
させることなく、昇降台４と一体に昇降動させることに
より、開閉天板部３ａのデスク本体に対する開閉を可能
としたものである。その他の構成・作用効果は、前記第
一実施例と全く同様である。又、斯る実施例にあっては
、上記枠体３２・３２間にパネル類（図示せず）を張設
して、該パネル面を掲示面等として利用することも実施
に応じ任意である。

尚、いずれの実施例にあっても、昇降台４の最上昇位置
及び最降下位置の検知等は、一般に使用されるリミット
スイッチ等で電気的に検知することは言うまでもない。

「発明の効果」 以上の如く、本発明は、少なくとも両側板と背板と天板
で本体が構成されるデスクにおいて、天板を開閉天板部
と可動天板部と固定天板部とに分離し、デスク本体の内
部に可動天板部を収納できる昇降台を昇降動可能に配設
して、該昇降台の昇降と連動して開閉天板部を本体に対
して開閉する構成となすと共に、昇降台の上昇時に該昇
降台下方に可動天板部を収納する構成となし、更に昇降
台の下部に昇降台と一緒に昇降し且つ昇降台に対して進
退動できるスライド台を付設して、昇降台を上昇させて
、可動天板部を収納すると同時に、スライド台を前進さ
せると、昇降台とスライド台の使用が可能となり、逆に
昇降台から可動天板部を引き出しスライド台を後退して
、昇降台を降下させると、開閉天板部と可動天板部と固
定天板部からなる天板の使用が可能となるものであるか
ら、昇降台上にＯＡ機器の主装置を載置し、スライド台
にキーボードを載置する状態を得て、開閉天板部を開放
しながら昇降台を上昇させて、該昇降台に可動天板部を
収納し１代わりにスライド台を手前に前進させれば、Ｏ
Ａ機器の使用が即座に可能となり、逆に可動天板部を引
き出すと同時に、スライド台を後退させて、ＯＡ機器を
載置したまま昇降台をスライド台を伴って降下させれば
、ＯＡ機器は全てデスク本体内に隠蔽収納されて１通常
の事務机としての使用が可能となる。

従って１本発明に係る変形可能デスクは、デスク一台で
ＯＡ機器の専用デスクと通常の事務机が兼用できること
となるので、従来のＯＡ機器専用のデスク・ラックの不
利不便を一掃することが初めて可能となった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第一実施例に係る変形可能デスクをＯ
Ａ機器の使用状態をもって示す全体斜視図、第２図は同
デスクを事務机として使用状態をもって示す全体斜視図
、第３図は昇降台の昇降機構を示す要部説明図、第４図
Ａはスライド台のみを示す要部斜視図、同図Ｂ−Ｃはス
ライド台の高低調節機構を示す要部説明図、第５図Ａ−
Ｂは可動天板部のロック機構を示す要部説明図、第６図
Ａ乃至Ｃはデスクの変形状態を示す要部説明図、第７図
は第二実施例に係る変形可能デスクをＯＡ機器の使用状
態をもって示す全体斜視量である。 １・・・側板、２・・・背板、３・・・天板、３ａ・・
・開閉天板部、３ｂ・・・可動天板部、３ｃ・・・固定
天板部、４・・・昇降台、１５・・・スライド台、３３
・・・ＯＡ機器の本体、３４・・・デイスプレィ、３５
・・・プリンター、３６・・・キーボード。 特許出願人　　株式会社ニット−製作所′５麟ノ 第２図 第３図 第４図（Ａ） 第４図（Ｂ） 第４図（Ｃ） 第５図（Ａ） □ヒーーー 第５図（Ｂ） Ｃ 第６図（Ａ） ２ａ 第６図（Ｂ） 第６図（Ｃ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 少なくとも両側板と背板と天板で本体が構成されるデス
   クにおいて、上記天板を開閉天板部と可動天板部と固定
   天板部とに分離し、デスク本体の内部に上記可動天板部
   を収納できる昇降台を昇降動可能に配設して、該昇降台
   の昇降と連動して上記開閉天板部を本体に対して開閉す
   る構成となすと共に、昇降台の上昇時に該昇降台下方に
   上記可動天板部を収納する構成となし、更に昇降台の下
   部に昇降台と一緒に昇降し且つ昇降台に対して進退動で
   きるスライド台を付設して、昇降台を上昇させて、可動
   天板部を収納すると同時に、スライド台を前進させると
   、昇降台とスライド台の使用が可能となり、昇降台から
   可動天板部を引き出しスライド台を後退して、昇降台を
   降下させると、開閉天板部と可動天板部と固定天板部か
   らなる天板の使用が可能となる変形可能デスク。