JP2544611Y2 - ライン式キャッパ - Google Patents

ライン式キャッパ

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JP2544611Y2
JP2544611Y2 JP8484590U JP8484590U JP2544611Y2 JP 2544611 Y2 JP2544611 Y2 JP 2544611Y2 JP 8484590 U JP8484590 U JP 8484590U JP 8484590 U JP8484590 U JP 8484590U JP 2544611 Y2 JP2544611 Y2 JP 2544611Y2
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JP
Japan
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capping
cam
capping head
cap
container
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JP8484590U
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孝久 塚本
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Shibuya Corp
Original Assignee
Shibuya Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、キャッピングヘッドを備えるライン式キャ
ッパに関し、より詳しくは回転テーブル上のキャッピン
グヘッドを半径方向と円周方向に対して規制する規制部
材を設けたライン式キャッパに関する。
(従来の技術) 位置決めしながら直線搬送される容器に対して、チェ
ンに多数のキャッピングヘッドを設けたキャッパを同期
させた技術(特開平1−202326号公報参照)や、容器を
搬送する搬送コンベヤと、搬送コンベヤの上方に配設し
たキャッピングヘッドと、このキャッピングヘッドを上
記搬送コンベヤに沿って、かつそれに同期して進退動さ
せる往復駆動機構と、上記キャッピングヘッドを昇降さ
せてキャッピングヘッドと同期して搬送される容器にキ
ャップをキャッピングさせる昇降機構とを備えたライン
式キャッパ(特開昭62−193990号公報参照)が従来から
知られている。
(本考案が解決しようとする課題) しかしながら、前者の従来技術においては、チェンに
多数のキャッピングヘッドを設けているので構成が複雑
でチェンの伸びにより容器とキャッピングヘッドの位置
ずれが起こりキャッピング不良を起こす問題があり、ま
た、後者の従来技術においては、キャッピングヘッドを
進退動させる往復駆動機構を持つための装置が複雑で高
価になる問題があり、これに対する対策は十分ではなか
った。
本考案は、この点に鑑み簡単な構成により、シュート
から取り出されたキャップは、バキュウム方式などのチ
ャックでチャッキングされ、その後チャックはコンベヤ
上の容器と同期をとり、規制部材である内外のカム、あ
るいは揺動ネックガイドとネックガイドにより追従しな
がら、容器口とセンタリングされ、さらにチャックはア
ッパーカムにより下降し、どんな形式のキャップでもコ
ンベヤ上で容器口にキャッピングすることができるキャ
ッパを得ることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、前記の課題の解決を図るため、ライン式キ
ャッパにおいて、容器を位置決めして直線搬送する搬送
装置と、該搬送装置と同期して駆動される回転テーブル
と、該回転テーブルに設けられ水平方向に揺動可能なプ
レートと、該プレートに水平方向及び垂直方向に移動可
能に設けられたキャッピングヘッドと、回転テーブルの
一側に配設され、シュートからキャップを取り出すフィ
ーダディスクと、回転テーブルに回転可能に設けられ、
上記プレートに係合したレバーと、回転体外に固定して
設けられ、上記レバーの回転を規制する第1カムと、キ
ャッピングヘットに設けられたカムフォロアに当接し、
上記キャッピングヘッドの水平方向の移動を規制する第
2カムと、少なくともキャップ取り出し位置とキャッピ
ング位置で上記キャッピングヘッドを昇降させる昇降装
置とを備え、上記第1カム及び第2カムにより搬送装置
上を搬送される容器にキャッピングヘッドを追従させて
キャッピングを行うという構成を採用した。
(作用) 本考案は、以上の構成を採用することにより、簡単な
構成で、搬送チェンの伸びによるキャッピング不良が起
きない極めて安価なキャッパを得ることができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面で詳細に説明する。
先ず第1図〜第3図に基づき本考案の一実施例を説明
すると、シュート1から搬送されてくるキャップ2を引
掛けホィール3で取り出し、回転移送してキャッピング
ヘッド4の先端に設けられたバキュウム方式またはスナ
ップ方式のチャック5にチャッキングさせる、その後キ
ャップ2を把持したチャック5は回転移動してリフトリ
ンクコンベヤまたは普通のコンベヤ等の容器搬送装置11
で移送されてくる容器12と同期をとり、容器口とセンタ
リングさせながら、容器口へ打栓する。
次に本発明に係わるキャッパの構成を詳細に説明する
と、回転テーブル6に設けられた支軸20にプレート21が
円周方向に回転可能に取り付けられている。また、回転
テーブル6には軸22によりレバー23が回転可能に設けら
れており、レバー23の一端はプレート21に設けられたピ
ン24に係合し、他端には内カム用カムフォロアー15が取
り付けられ、図示しないスプリングにより内カム用カム
フォロアー15が常に固定して設けられた内カム14に向か
って付勢されている。従って回転テーブル6の回転に伴
って、内カム14によりレバー23を回転させることにより
プレート21を円周方向(左右方向)に規制することがで
きるようになっている。また、プレート21にはスライド
ベース25が半径方向に摺動可能に設けられており、スプ
リング30により半径方向に付勢されている。さらに、ス
ライドベース25にはボス28を介してロッド26が昇降可能
に設けられ、ロッド26の下端にはチャック5がバネ17を
介して取り付けられ、ロッド26、チャック5、バネ17に
よりキャッピングヘッド4が構成される。また、ロッド
26の上端にはカムフォロアー27が取り付けられ、バネ17
によりロッド26を上方に付勢している。従って回転テー
ブル6の回転に伴って、ボス28に取り付けられたカムフ
ォロアー29が外カム13に当接することによりキャッピン
グヘッド4を半径方向(前後方向)に規制できるように
なっている。また、ロッド26に取り付けられたカムフォ
ロアー27がアッパーカム10に当接することにより、キャ
ッピングヘッド4を上下方向に規制できるようになって
いる。
次にキャッピングヘッド4におけるキャッピングを詳
細に説明すると、シュート1から回転しながらキャップ
2を取り出す引掛けホィール3を持ったフィーダディス
ク7を設け、該フィーダディスク7から回転テーブル6
上の前後、左右、上下移動可能に設けたキャッピングヘ
ッド4の先端に設けたチャック5にキャップ2を受渡
し、該キャッピングヘッド4は回転テーブル6の半径方
向に規制する規制部材13(外カム)と、円周方向に規制
する規制部材14(内カム)と、キャップ取り出し位置8
とキャッピング位置9でキャッピングヘッド4を昇降さ
せる昇降装置10(アッパーカム)とを各関連させて設け
てある。
回転テーブル6の中心から放射状に複数個設けた各キ
ャッピングヘッド4は間歇的あるいは連続的に回転移動
して、リフトリンクチェンまたはコンベヤチェンとスク
リュー等の容器搬送装置11で移送されてくる容器12と追
従同期して上記容器搬送装置11上で打栓するものであ
る。
次に第1図、第2図によって作動を詳細に説明する
と、シュート1からキャップ2を受けるフィーダディス
ク7と、該フィーダディスク7はキャッピングヘッド4
を備えた回転テーブルと同期していて、キャップ2をキ
ャッピングヘッド4に引き渡す、このキャップ2を保持
したキャッピングヘッド4は、平面上において一定の円
形移動軌跡(基準ピッチ円)B上を移動するようにして
いる。上記円形移動軌跡(基準ピッチ円)B上を一定速
度で移動するキャッピングヘッド4と同期するように追
従打ち込みゾーンAの所定の範囲の直下位置で一致する
ように移動する容器搬送装置11と、この搬送装置11とキ
ャッピングヘッド4との同期は半径方向の規制を行う規
制部材14である内カムによって行われる。なお、打ち込
みチャック軌跡Cは規制部材14である内カムの軌跡と実
質的に一致していて、キャッピングヘッド4の一部に取
り付けた半径方向を規制する規制部材に対応する内カム
用カムフォロアー15と円周方向を規制する規制部材に対
応する外カム用カムフォロアー16とで規制部材14である
内カムと規制部材13である外カムに追従する。そして、
容器搬送装置11上でしかも、追従打ち込みゾーンAで確
実に一致するように案内して打栓を完了するものであ
る。
さらに、容器搬送装置としては、容器の位置規制を行
いながら追従打ち込みゾーンAに案内移送できるもので
あれば良く、例えば、先述したようにリフトリンクチェ
ン、または、普通のコンベヤチェンとスクリュー等が挙
げられる。
なお、チャック5の頭部分をバネ17を介してアッパー
カム10で上下動させて打栓することは、基本的には従来
公知のこの種のキャッパと異なるところはない。
次に、他の実施例について第4図で説明すると、規制
部材14,13である内カムと外カムの代わりに、容器の位
置決めを行う追従体と一緒に動く揺動ネックガイド14′
とネックガイド13′(例えばスクリュー)等をリフトリ
ンクチェン18と組み合わせることにより、先の実施例で
説明したと同一の機能を奏することができるもので、使
用する部材が一部かわっただけのものであるので詳細な
説明は省略する。
なお、必ずしも打ち込んでしまわず、比較的打ち込み
荷重が大きくなる時は、キャップを容器口に乗せるだけ
の仮打ち機として、後工程で打ち込み装置を設けてもよ
い。
(考案の効果) 本考案は以上の構成に基づき、次の効果を得ることが
できる。
(1)比較的打ち込み荷重の小さいインナーキャップの
打ち込みキャッパのうち、ロータリ方式のキャッパは装
置の構成上多数の容器移送用アタッチメントを要してい
たが、ライン式キャッパにすることによりアタッチメン
トを少なくし、しかも機械スペースも小さくすることが
できた。
(2)容器搬送装置上で打栓するので、ライン式充填装
置において、特に安価でアタッチメントの少ない小型の
インナーキャッパを提供できる。
(3)引掛け方式のキャッパでは容器口にて引掛けでき
ないキャップがあったが、どんな形状のキャップにも対
応できるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例であるライン式キャッパの
概略平面図、第2図は、本考案のライン式キャッパの縦
断面図、第3図は、本考案のキャッピングヘッドの上下
動をつかさどるアッパーカムの取付位置を示す概略説明
図、第4図は、本考案の他の実施例を示す概略説明図で
ある。 A……追従打ち込みゾーン B……円形移動軌跡(基準ピッチ円) C……打ち込みチャック軌跡 1……シュート 2……キャップ 3……引掛けホィール 4……キャッピングヘッド 5……チャック 6……回転テーブル 7……フィーダディスク 8……キャップ取り出し位置 9……キャッピング位置 10……アッパーカム 11……容器搬送装置 12……容器 13,14……規制部材 15,16……内外カム用カムフォロアー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器を位置決めして直線搬送する搬送装置
    と、該搬送装置と同期して駆動される回転テーブルと、
    該回転テーブルに設けられ水平方向に揺動可能なプレー
    トと、該プレートに水平方向及び垂直方向に移動可能に
    設けられたキャッピングヘッドと、回転テーブルの一側
    に配設され、シュートからキャップを取り出すフィーダ
    ディスクと、回転テーブルに回転可能に設けられ、上記
    プレートに係合したレバーと、回転体に固定して設けら
    れ、上記レバーの回転を規制する第1カムと、キャッピ
    ングヘットに設けられたカムフォロアに当接し、上記キ
    ャッピングヘッドの水平方向の移動を規制する第2カム
    と、少なくともキャップ取り出し位置とキャッピング位
    置で上記キャッピングヘッドを昇降させる昇降装置とを
    備え、上記第1カム及び第2カムにより搬送装置上を搬
    送される容器にキャッピングヘッドを追従させてキャッ
    ピングを行うことを特徴とするライン式キャッパ。
JP8484590U 1990-08-10 1990-08-10 ライン式キャッパ Expired - Lifetime JP2544611Y2 (ja)

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JP8484590U JP2544611Y2 (ja) 1990-08-10 1990-08-10 ライン式キャッパ

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JP8484590U JP2544611Y2 (ja) 1990-08-10 1990-08-10 ライン式キャッパ

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JPH0441897U JPH0441897U (ja) 1992-04-09
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JP5943563B2 (ja) * 2011-07-07 2016-07-05 三菱重工食品包装機械株式会社 キャップ割出し機構

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