JPS62193990A - ライン式キヤツパ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はキャッピングヘッドを備えるライン式キャッパ
に関し、より詳しくは搬送コンベヤによって搬送されて
きた容器に」二記キャッピングヘッドによってキャッピ
ングを施すライン式キャッパに関する。

「従来の技術」 従来のライン式キャッパとして、焦端状チェンを水平面
内で一方向に循環移動可能に配設するとともに、その無
端状チェノに下方に向けて一定間隔で多数のキャッピン
グヘッドを取付け、さらに各キャッピングヘッドを容器
を搬送する搬送コンベヤに沿ってその上方を移動可能と
するとともに昇降自在とし、上記搬送コンベヤによって
搬送される容器の直上位置でその容器と同期してキャッ
ピングヘッドを搬送するとともにこれを容器に向けて降
下させ、キャッピングヘッドに保持したキャップを容器
にキャッピングするようにしたものが知られている。

また、その他のライン式キャッパとして、無端状チェノ
を搬送コンベヤの上方の鉛直面内で一方向に循環移動可
能に配設するとともに、その無端状チェノに放射方向外
方に向けて一定間隔で、多数のキャッピングヘッドを取
付け、そのキャッピングヘッドが容器の直上位置でそれ
に向いた状態すなわち下方に向いた状態となった際にキ
ャッピングヘッドを容器に向けて降下させ、ギヤッピン
グヘッドに保持したキャップを容器にキャッピングする
ようにしたものが知られている。

「発明が解決しようとする問題点」 しかるに、上述した従来のライン式キャッパにおいては
、」−記無端状チエンに設けたキャッピングヘッドの全
てが実質的に同時にキャッピングを行なうのではなく、
一部のキャッピングヘッドつまり容器の直」二位置でそ
れに向いたキ？トビングヘッドのみがキャッピングを行
ない、その他のキャッピングヘッドは次のキャッピング
に向けて循環復帰動作を行なうようになる。

つまり従来のライン式キャッパでは、搬送コンベヤによ
って容器を連続的に前進させながら容器に連続的にキャ
ッピングを施すことができるという利点があるが、その
ためには上記無端状チェノに、実質的に同時にキャッピ
ング作動を行なうのに必要なキャッピングヘッドの数よ
りも多くのキャッピングヘッドを取付けなければならず
、それらキャッピングヘッドは比較的高価なので、多く
のキャッピングヘッドを設けることはコスト的には望ま
しくないという欠点がある。

「問題点を解決するための手段」 本発明はそのような事情に鑑み、キャッピングヘッドを
搬送コンベヤの上方に配設し、かつそのキャッピングヘ
ッドを往復駆動機構およびＡ降機構とによって作動させ
て容器にキャップをキャッピングさせるようにしたもの
である。

「作用」 そのような構成によれば、上記キャッピングヘッドは実
質的に同時にキャッピング作動を行なうのに必要なキャ
ッピングヘッドの数だけ準備すればよいので、ライン式
キャッパを安価に製造することが可能となり、しかもキ
ャッピングヘッドを搬送コンベヤの搬送方向に沿って往
復動させるようにしているので、搬送コンベヤによって
容器を連続的に前進させながら容器にキャッピングを施
すことが可能となる。

「実施例」 以下図示実施例について本発明を説明すると、第１図な
いし第３図において、容器ｌは相互に一定の間隔をあけ
た１列の状態で搬送コンベヤ２により連続して搬送され
るようになっており、その搬送コンベヤ２の上方に、連
続した６木の容器ｌのそれぞれに同時にスクリュウキャ
ップ３をキャッピングするキャッピングヘッド４を配設
している。

各キャッピングヘッド４は、搬送コンベヤ２によって搬
送される容器１と同一の間隔で移動枠５に昇降自在に設
けてあり、この移動枠５はｉＴｆ動機枠６に設けた案内
レール７に沿ってｉｌｌ送コンベヤ２と平行な方向に往
復動できるようになっている。

上記可動機枠６は固定機枠８の上方に配設してあり、こ
のｕ（動機枠６の下面両側に鉛直下方に向けて取付けた
一対のねじ軸９を上記固定機枠８に固定した筒状部材ｌ
Ｏ内にそれぞれ摺動自在に嵌合し、かつそのねじ軸９を
各筒、状部材ｌＯに回転可能に軸支したウオームホイー
ル１１に螺合させている。

そして上記固定機枠８に水平方向に軸支した一木の回転
軸１２に２つのウオーム１３を設け、各ウオーム１３を
上記ウオームホイール１１にそれぞれ１１合させること
により、上記回転軸１２を回転させた際にはねじ軸９を
介して可動機枠６を昇降させ、これにより容器ｌの高さ
に応じて搬送コンベヤ２とキャッピングヘッド４との高
さ方向の間隔を調整できるようにしている。

次に、上記移動枠５を案内レール７に沿って往復動させ
る往復駆動機構１Ｂは、搬送コンベヤ２と平行に配設し
て可動機枠６内に回転自在に軸支したカム軸１７と、こ
のカム軸１７に固定したドラム１８とを備え、このドラ
ム１８の外周面に形成した溝カム１９に移動枠５に設け
たカムフォロワ２０を係合させることにより、」−記ド
ラム１８を回転させた際に上記移動枠５を溝カム１８の
形状に応じて往復動させることができるようにしている
。

上記ドラム１８は、上記カム軸１７に取付けた傘歯車２
１およびこれに噛合する傘歯車２２を介して鉛直方向に
配設した回転軸２３に連動し２さらにこの回転軸２３に
スプライン嵌合した回転軸２４に連動している、この回
転軸２４はこれに取付けた傘歯車２５およびこれに噛合
する傘歯車２Ｂを介して水平方向の回転軸２７に連動し
、さらに減速機構２Ｂを介してモータ２９に連動してい
る。

そして上記鉛直方向の一対の回転軸２３．２４は上記ね
じ軸９および筒状部材ｌＯの＠１部に配設してあり、上
記スプライン嵌合によって固定機枠８に対する可動機枠
６の昇降を許容するようにしている。

然して、」二記各キャッピングヘッド４を昇降させる昇
降機構３５は、各キャッピングヘッド４を相互に連結す
るスピンドルヨーク３８を備えており、このスピンドル
ヨーク３６は各キャッピングヘッド４を構成する各回転
軸３７の回転を許容するが軸方向の相対的な昇降を阻止
すようになっており、このスピンドルヨーク３Ｂを昇降
させることで各キャッピングヘッド４の回転を許容しつ
つ一斉に昇降させることができるようにしている。

」−記スピンドルヨーク３８にはカムフォロワ３８を取
付けてあり、このカムフォロワ３Ｂを上記可動機枠６に
固定した固定カム３８上に転勤可能にａ置している。こ
の固定カム３９は容器１の搬送方向前方側が低くなった
傾斜カム面４０を備えており、上記移動枠５が容器ｌの
搬送方向前方側に移動された際にその傾斜カム面４０に
より各キャッピングヘッド４を一斉に降下させることが
できるようにしている。

また、上記固定カム３８の背面には、Ｌ記カムフォロワ
３８に係合してこれを昇降させる昇降カム４１を配設し
ている。この昇降カム４１は可動機枠６に設けた一対の
支柱４２に沿って昇降自在となっており、かつ可！Ｉｂ
機枠６に取付けた軸４３に軸支したベルクランク４４を
介して上記カム軸１７に固定した円板カム４５に連動し
ている。

上記円板カム４５は、移動枠５が容′Ａ１の搬送方向前
方側に移動される際に昇降カム４１を下降端位置に位置
させ、また移動枠５が前進端から後退端へ後退される際
に昇降カム４１を上昇端に位置させるようになっており
、移動枠５は各キャッピングヘッド４が上昇端に位置し
た状態で後退できるようになっている。

さらに上記各キャッピングヘッド４の回転軸３７は、そ
れぞれ移動枠５の上部に回転自在に軸支した歯車５０に
キー又はスプライン係合しており、その歯車５０と回転
方向には一体となっているが、軸方向には摺動できるよ
うになっている。そして上記各歯車５０はこれに噛合す
る歯車５１を介してクラッチおよびブレーキ内臓のモー
タ５２に連動し。

各キャッピングヘッド４は各モータ５２によってそれぞ
れスクリュウキャップ３のねじ締め方向に回転されるよ
うになっている。

また各キャッピングヘッド４にはフレキシブルポース５
３を介して圧縮空気が供給されるようになっており、圧
縮空気の供給時にスクリュウキャップ３を保持し、供給
停止時にスクリュウキャップ３の保持を解放できるよう
になっている。

次に、上記固定機枠８には、搬送コンベヤ２の下方位置
にその搬送コンベヤ２に沿って進退動自在にスライダ５
Ｂを設けてあり、上記移動枠５の両側部に下方に向けて
取付けた一対の連結杆５７を上記スライダ５６に昇降自
在に係合連結させることにより、移動枠５が往復動じた
際にはそれに伴なってスライダ５６を往復動させ、かつ
可動機枠６の昇降を許容させている。

そして上記スライダ５Ｂには、各キャッピングヘッド４
の直下位置においてそれぞれ搬送コンベヤ２によっそ搬
送される容器グリッパ５８を設けている。上記各容器グ
リッパ５Ｂは、第４図に示すように、上記スライダ５Ｂ
に回転自在に軸支した各一対のグリップアーム５９と、
各一対のグリップアーム５９に取付けられて相互に噛合
する歯車ＢＯと、両グリップアーム５８を容器ｌの保持
方向に引替するばね６１とを備えており、自然状態では
各一対のグリップアーム５９はばねθｌにより閉じられ
てそれぞれ容器１を保持するようになっている。

また、上記各一対のグリップアーム５Ｂのうち、一方の
グリップアーム５８にはカムフォロワ６２を設け、揺動
カム８３により各カムフォロワ６２を上記ばね６１に抗
して揺動させた際には、一対のグリップアーム５９を開
放させて容器１の保持を解放できるようにしている。こ
の揺動カム６３は固定機枠８に揺動自在に軸支してあり
、リンク機構６４を介して前記回転軸２７に取付けた円
板カムＢ５に連動させている。

さらに、上記各キャッピング−・ラド４にスクリュウギ
ャップ３を供給するスクリュウキャップ供給機構７０は
、可動機枠６の両側に設けた一対のスプロケットハと、
両スプロケット７１に掛渡した無端状チェ７７２と、−
・方のスプロケット７１を回転駆動するモータ７３とを
備えている。

そして上記チェノ７２には、第５図に示すように、各キ
ャッピングヘッド４と同一の間隔で多数のピッカアーム
７４をそれぞれ回転ａ（能に軸支してあり、各ピッカア
ーム７４を図示しないトルクスプリングにより楕円形状
に張設した無端状チェ７７２の内側に付勢し１通常はキ
ャッピングヘッド４の昇降を阻害することがない後退位
置に保持している。

、Ｌ記各ビッカアーム７４にはそれぞれカムフォロワ７
５を設けてあり、各カムフォロワ７５を揺動カム７６に
より上記トルクスプリングに抗して無端状チェ７７２の
外側に揺動させた際には、各ピッカアーム７４の先端に
支持したスクリュウキャップ３を、上昇端位ｌに位置し
ているキャッピングヘッド４の直下位置に位置させるこ
とができるようにしている。

このとき、上記チェノ７２は図示しないガイドレールに
より直線上を走行できるようにし、揺動カム７６よる各
カムフォロワ７５の押圧前進時にチェノ７２が逃げるこ
とがないようにしている。そして上記揺動カム７８は、
リンク機構７７を介して前記カム軸１７に取付けた円板
カム７８に連動させている。

さらに、上記各ピッカアーム７４を無端状チェ７７２の
内側すなわち後退位置に位置させた状態における各ピッ
カアーム７４の移動軌跡上にシュート７９を配置してあ
り、ソータ８０から供給されてシュート７９の先端部で
停止しているスクリュウキャップ３を順次界ビッカアー
ム７４で取出すことができるようにしている。

以上の構成において、移動枠５が後退端に位置した際に
は、各キャッピングヘッド４の回転は停止されており、
また昇降カム４１によって上Ａ端位置に位置されている
。さらに容器グリッパ５８のグリップアーム５８は揺動
カム６３の前進により開かれており、各ピッカアーム７
４はそれぞれスクリュウキャップ３を保持するとともに
、揺動カム７Ｂの前進により上昇端位置に位置している
キャッピングヘッド４の直下位置に位置している。

この状態において、ｉ！Ｉ！統した６木の容器ｌが各一
対のグリップアーム５９間に搬入されると、移動枠５お
よびグリップアーム５９が容器ｌと同一速度で前進され
るとともに、揺動カム６３が後退して各一対のグリップ
アーム５８間で各容器ｌをそれぞれ保持するようになる
。

上記移動枠５の前進が開始されると、それと同時にモー
タ７３が起動されて各ピッカアーム７４がキャッピング
ヘッド４に同期してその直下位置を維持した状態で前進
され１次に上記昇降カム４１が僅かに降下して各キャッ
ピングヘッド４内に相対的にスクリュウキャップ３を挿
入させる。すると、各キャッピングヘッド４にフレキシ
ブルホース５３を介して圧縮空気が供給され、各キャッ
ピングヘッド４はそれぞれスクリュウキャップ３を保持
するようになる。

そして各キャッピングヘッド４がスクリュウキャー２プ
３を保持すると、昇降カム４１が僅かに上昇して各ピッ
カアーム７４からスクリュウキャップ３を取出し、この
状態となると上記揺動カム７Ｂが後退して各ピッカアー
ム７４をキャッピングヘッド４の直下位置から後退させ
るとともに、モータ５２により各キャッピングヘッド４
の回転が開始される。

さらに、各ピッカアーム７４がキャッピングヘッド４の
直下位置から後退されると、昇降カム４１が下降端位置
まで降下し、これによってキャッピングヘッド４のカム
フォロワ３８が固定カム３９上に載置される。そして上
記移動枠５の前進によりカムフォロワ３８が傾斜カム面
４０に沿って降下すると、各キャッピングへ−Ｉド４の
スクリュウキャップ３が容器ｌに締付けられる。

スクリュウキャップ３の締付けが完了すると。

各キャッピングヘッド４への圧縮空気の供給が停止され
、それにより各キャッピングヘッド４はスクリュウキャ
ップ３の保持を解放する。そして各キャッピングヘッド
４は、スクリュウキャップ３の保持を解放するとシ１降
カム４１により」−昇されるとともに、モータ５２によ
る回転が停止され、さらに各一対のグリップアーム５９
は容器ｌの保持を解放する。そしてこの状態となると、
移動枠５は高速度で元の位置まで後退されるようになる
。

他力、上記各ピッカアーム７４がキャッピングヘッド４
の直下位置から後退されると、各ピッカアーム７４は移
動枠５の作動とは別個に一方向に６個分だけ循環移動し
、それにより既にスクリュウキャッピングヘッド４への
スクリュウキャップ３の供給位置に位置されるとともに
、空の６個分のピッカアーム７４はその走行の間にシュ
ート？９から順次スクリュウキャップ３を取出して保持
するようになる。

以後、同一の作動が繰返されて６本の容器毎に順次キャ
ッピングが施される。

なお、上記実施例はキャップとしてスクリュウキャップ
を用いた゛場合の実施例を示したものであるが、キャッ
プの種類に応じて種々の設計変更を施すことが可能であ
る０例えばキャップがインナーキャップの場合にはキャ
ッピングヘッド４を回転させる必要がなく、また容器ｌ
を把持する必要もないので、そのための機構であるモー
タ５２や容器グリッパ５８を省略することができる。ま
た、キャップがＰＰキャップの場合には、そのキャップ
を直接容器ｌに供給することができるので、スクリュウ
キャップ供給機構７０を省略することができ、また必要
に応じて容器ｌを把持する容器グリッパ５８を省略する
ことがｒｚｒ能である。

「発１４の効果」 以上のように、本発明によれば、搬送コンベヤによって
容器を連続的に前進させながら容器にキャッピングを施
すことができるとともに。

キャッピングヘッドは実質的に同時にキャッピング作動
を行なうのに必要なキャッピングヘッドの数だけ準備す
ればよいので、高速でキャッピングを施すことができる
ライン式キャッパを安価に製造することができるという
効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す正面図、第２図は縦°
断面図、第３図は第１図の背面図、第４図は容器グリッ
パ５Ｂの要部の斜視図、第５図はスクリュウキャップ供
給機構７０の要部の斜視図である。 １・・・容器　　　　　　　　２・・・搬送コンベヤ３
・・・スクリュウキャップ　５・・・移動枠４・・・キ
ャッピングヘッド　１８・・・ドラム１Ｂ・・・往復駆
動機構　　　　１８・・・溝カム２０．３８・・・カム
フォロワ　　３５・・・昇降機構２９、５２．７３・・
・モータ　　　３θ・・・固定カム４１・・・Ａ降カム
　　　　　　５８・・・容器グリッパ５８・・・グリッ
プアーム　　　７４・・・ピッカアーム７０・・・スク
リュウキャップ供給機構７９・・・シュート 第　　２　　図 第　　３　　図 第　　４　　図 第　　５　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 容器を搬送する搬送コンベヤと、搬送コンベヤの上方に
   配設したキャッピングヘッドと、このキャッピングヘッ
   ドを上記搬送コンベヤに沿って、かつそれに同期して進
   退動させる往復駆動機構と、上記キャッピングヘッドを
   昇降させて、キャッピングヘッドと同期して搬送される
   容器にキャップをキャッピングさせる昇降機構とを備え
   たことを特徴とするライン式キャッパ。